プログラムのお仕事をやっていると、何かと小物ツールが必要となるケースに出くわす。

最近は、この手のツール類は Delphi で作ることにしている。Pascal ライクな教条的言語仕様には時々うんざりすることもあるけれども、外部ユニットの取り込みやすさは、一度経験してしまうと離れられないほど便利でお手軽だ。

何しろ、必要なファイルをコピーして、それを uses 節で宣言すればもう終わりなのだ。たったこれだけで外部ユニットにすべての機能が使えてしまう。Delphi のコンポーネントライブラリは世界中に無数にあり、それらがすべてこの方法で使用できる。素晴らしい。C/C++ 処理系だと、ヘッダファイル・makefile・ライブラリアン等々、煩わしい事前手続きが山のようにあるのとは対照的だ。

そんなこともあって Delphi を多用しているのだけれども、単にアルゴリズムのテストをしたい、というような使い捨てレベルのツールで試行錯誤するのは Delphi でも何かと面倒なことが多い。というか、数行のコードのためにわざわざ RAD ツールを使うのはどうなのかと。歩いて1分のコンビニへ車に乗って出かけるようなものだろう。

ということで、フリーのCコンパイラである Borland C++ Compiler 5.5 を導入することに決めた。

(続く)