Borland C++ Compiler 5.5 を導入するのは今回が初めてではない。数年前、これが無料公開されてすぐにダウンロードしてしばらく使っていた。ただ、人に使ってもらうツールがいつまでもコマンドラインツールではさすがに申し訳なくなってきたので、C++Builder や Delphi に移行して現在に至るわけだ。

C++Builder も Delphi もどちらもボーランド製の開発環境だ。僕は Turbo-C の時代からボーランド製のCコンパイラは愛用し続けている。住まう世界が Windows になってからも、しばらくは Turbo C の Windows 版を使っていた気がする。

で、数年前にダウンロードした Borland C++ Compiler 5.5 のアーカイブはとっくに削除していたので、今回改めてDLしにボーランドサイトへアクセスする。
http://www.borland.co.jp/cppbuilder/freecompiler/

…あれ? DLの前に「ボーランドMy Page」に登録せよとか書いてある。以前は、コンパイラについてはこんな手続きなしに勝手にDLできたような気がしたんだけど…(Turbo Debugger だけは登録が必要だった)。というか、Borland のサイトに My Page って言われてもなー。でも登録しなければ使えないということなので、しかたなしに My Page を作る。まぁ、Borland のユーザ登録は80年代からしているので、今さら Borland に個人情報を隠してもしょうがないし。

ということで無事にDL成功。My Page は、予想通りただの宣伝ページだったので、もう2度とアクセスすることはなかろう。

喜々として Borland C++ Compiler 5.5 のインストールとセットアップを行う。セットアップと言ってもコンパイラ本体に Path を通すだけだが。Readme.txt には bcc32.cfg と ilink32.cfg を作れと書いてあるが、これはレスポンスファイル1個で事足りる(レスポンスファイルを -@ オプションで指定すればよい)。ということで "Hello World(えー)" とか表示するコードを書いてコンパイル。成功。

うわー、コマンドラインコンパイラってこんなにお手軽だったっけ?orz

しばらく RAD ツールばかり使っていたので、こういう世界をすっかり忘れていました。Borland C++ Compiler 5.5 をインストールするか、と決めてから "Hello World(えー)" の表示までわずか15分。なんだかなー。仕事に必要な使い捨てツールを4つほど書いて完了。やれやれ。