ボードウォーク・コミュニティーの8月例会に行ってきました。ここは1986年に設立された歴史あるゲームサークルです。サークルの主催は、あの「たほいや」で有名な高橋浩徳さんです。高橋さんには、パソコン通信時代(今は亡き日経MIXやナツメネット上)からオンライン上でお世話になっていますが、ボードウォーク・コミュニティーに参加するのは今回が初めてです。オフラインで高橋さんにお会いするのも10年ぶりでした。
※初参加でしたので、みなさんに失礼が無いよう写真撮影は遠慮しました。

ミッキー&フレンズ 5リンクス(やのまん)

まずは軽いカードゲームから。ミッキーマウスなどディスニーキャラをうまく場に5種類出せたらミッキーコインをもらえます。シンプルなルールですが、パーティゲームとして家族で楽しむことも、勝敗にこだわったプレイも可能な良作です。

頭脳絶好調(Einfach Genial/Kosmos)

クニツィア節全開バリバリのアブストラクトゲーム。ゲームというよりパズルに近いですが、もちろん相手のことも考えてプレイしないとダメです。コツがつかめるようになると、細かな戦術の積み重ねが悩ましくも楽しくなります。いいゲームでした。
僕が他の卓にいる間にも他のメンバーで卓が立っていたようで、やはり新作はどこでも人気がありますねmoon Gamer

ゴールドディガー(Gold Digger/Out of the Box)

こちらもクニツィア作のカードゲーム。6つの鉱山から金を掘り出してその所有権を主張します。しかし権利トークンは3つしかないし、一度トークンを置くと動かせないのでタイミングがとても重要です。15分もあればサクサク終わる小品。ちょっと軽すぎかな?

アルハンブラ(Alhanbra/Queen)

もう何回目のプレイだか忘れたくらいやっているアルハンブラ。でも未だにうまくありませんmoon Gamer 今回もダントツの最下位に終わりました。う~ん…

Moods(日本語改造版/Hasbro)

場には「怒って」「子供っぽく」「笑いをこらえながら」「セクシーに」というような「雰囲気」を表すカードが何枚か置かれており、これがまず秘密裏にランダムに選ばれます。さらに別途ランダムに選ばれたセリフを、先ほど指定された雰囲気で読みます。恥ずかしがってはダメですmoon Gamer
他のプレイヤーは、それがどのような雰囲気だったかを予想して、それが当たったらポイントになります。つまりプレイヤーに演技力が必要になるのです(!)。パーティゲームの中でも異色のゲームでしょう。セリフ読みはさすがにちょっと恥ずかしいですけど、慣れるとクセになりますね(笑)。このゲームの愛好者がたくさんいるというのもうなずけます。

この窓どの窓?(Meister Schreiben Kleister/Amigo)

親が引いたカードに書かれた四角形と同じ大きさの四角形を探すゲーム。これはものすごく単純ながらめちゃめちゃ面白かったです。こういう意外な出会いがあるから僕はテーブルゲームをやめられないのですmoon Gamer
※8/10補足:やっとゲーム名がわかりました。

ゼロ(ZERO/Berliner)

手札のカードに書かれた数字の合計値をなるべく少なくすることを目指すゲーム。これもクニツィア作。手札を9枚ずつ配り、場に5枚表に並べます(残りのカードはこのラウンドには使いません)。自分の手番で、手札と場札を1枚交換できます。これをやりたくなければ机をノックしてパスします。2回目のノックがあったらもう1巡してラウンドは終了してスコアを計算します。同じ色のカードか同じ数字のカードが5枚以上があれば0点とカウントされます。シンプルなルールと適度な悩ましさはさすがクニツィア先生ですね。

ダンプフロス(Dampfross/Queen)

鉄道ゲームの古典的名作。実はこれまでプレイする機会に恵まれなかったゲームだったのですが、やっと遊ぶことができました。運の要素がかなり強めではありますが、線路引きとレースが渾然一体となって進行する独特の雰囲気がいいですね。レースのダイスふり合戦は燃えます。
ゲームの方は、序盤で線路引きをしくじったのですが、後半に何とか盛り返して2位に。

アップ・ザ・リバー(Up the river/Ravensburger)

空いた時間にちょこっとやったゲーム。実はこれも初プレイ。3人プレイでけっこう楽しめました。1隻沈んだけどmoon Gamer

ラッキーファイブ(Lucky Five/FX Schmid)

本日最後は、ダイス+カードゲームの「ラッキーファイブ」をやりました。ゲームとしてはそれほどの出来ではありませんが、ギャンブルゲームのですので、ノリよくプレイすればとっても楽しく遊べます。今回は一発勝負をダイス運だけで乗り切って大逆転勝ちを拾いましたmoon Gamer

ということで、楽しくてあっという間に時間が過ぎ去りました。参加者は一番多い時で18名前後だったと思います(最大4卓立っていました)。ボードウォーク・コミュニティーは、参加者の平均年齢がやや高めで、そのためか落ち着いた感じのゲームサークルです。また機会があったらぜひお邪魔しようかと思っています。