ゲーム倉庫を整理していたら見つかった懐かしい本。

1981年発行。本格的なテーブルゲーム紹介本としては、本邦初ではないかと思います。
紹介されているゲームは「マスター・マインド」「クルー」「モノポリー」「アクワイア」「ラタック」「タクティクスII」「シグマ・ファイル」「ディプロマシー」。
この他にも、コラムやQ&Aなどで軽く紹介されているだけのゲームがたくさんあります。
当時僕は、上で紹介されている有名なゲームについては何となく知っていたのですけれども、簡単に紹介されているだけのマイナーゲームについてはほとんど知識がありませんでした。
数行どころか1行にも満たないよう短い紹介文を読みふけりながら、それらはどんなゲームなんだろうと想像をふくらませたものです。

たとえば「Hare and Tortoise(ウサギとカメ)」。サイコロを使わないレースゲーム(すごろく)というのは、自分にとってかなり衝撃的でした。
このゲームの紹介文にはコマの位置関係が重要とは書いてありましたが、他に詳しいことは特に書かれておらず、いったいどうやったらサイコロを使わずにすごろくが出来るのか、気になってしかたありませんでした。
そして、そこにはまだ見ぬ世界が広がっていました。底知れぬ奥深さを持ち、創造性豊かな着想に基づいた無数のゲームを夢見て、この本を暗記するほど何度も何度も読んだことを今でも覚えています。
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僕も「あそびの本」シリーズは何冊か揃えたのですが、
コラム以外はあんまり読みませんでした(^-^;
内容的に最も面白くて影響を受けたのは
やはりこの「ボード・ゲーム」だと思っています。
この本は、私がボードゲームにハマるきっかけになった記念すべき本です。
当時の月刊ASCIIにフィールドアーミーというPC8001用の軍人将棋が掲載されていたのですが、打ち込み終わった後、その参考文献に推奨されていてそれを読んでこの本を知りました。
それでアクワイアもこの本で知りました。
懐かしい話です。
古くからテーブルゲームをやっている人と話すと、たいていはこの本を知っていますね。たくさんの人に影響を与えた本であるはずなのですが、ネット上ではほとんど情報を見かけなかったので、ここで軽く紹介してみた次第です。
あの、トランプゲーム\8500の本も持ってます。
あれはプレイシングスで買いました。
何で買ったかというと、1ページだけ落丁がありまして、「半額でいいわよ」とかいわれて買いました(笑)。
これまた懐かしい話です。
今週は実は新宿のホテルに泊まってたりします。
moonさんのコレクションを見ていると、私の欲しいゲームと似ているところが多かったりします。
来週は水道橋界隈のホテルに泊まる予定なので、どこかで場が立つなら、またゲームしたいですね。
世の中におもしろいゲームがあるんだなあ、と夢想していた覚えがあります(^^ゞ
なんだか、懐かしい本の表紙を見て思わず書いて
しまいました。
自分は、この本を持っていないのですが、中学生
のときに図書室に置いてあり、知らないゲームに
触れるきっかけになった思い出深い本です。
中に、ルールやゲームボードなどが詳しく書かれ
ているもの(シグマファイル)などは、自作して
休み時間にプレイした事もありました。
なんにせよ、今でも深く印象に残っている本です。