18日(土)は、play:game の puppi さん宅で開かれたゲーム会に参加してきました。参加者は最大時6人でした。

HeroScape (ヒーロースケープ) / Hasbro

いきなり本日のメインディッシュ! 3人。

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ライト感覚なファンタジー・ウォーゲーム。フィギュアがステキ。
今回は「マップは1セット分」+「フィギュアは2セット分」を持ち込んで遊びました。

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このゲームにはシナリオがいくつかあります。プレイするシナリオを決めて、その準備を行います。

準備のひとつはマップ作り。こんな感じでヘクスタイルを並べてマップを作ります。

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マップ完成間近図。

立体的な地形は、ヘクスタイルをいくつにも重ねて、段差によって表現します。

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そして自分の部隊を作ります。部隊は、与えられた範囲内で好きなフィギュアを集めて、自由に編成することが出来ます。写真は僕が編成した部隊。

各プレイヤーにはまず「総合ポイント」が与えられます。各フィギュアには、その能力に応じて「ポイント」が設定されており、部隊に編入するフィギュアのポイントを合計した値は、総合ポイント以下でなければなりません。

フィギュアには、それぞれ対応する情報カードがあります。そこに「ライフ」「移動力」「射程」「攻撃力」「防御力」「体長(高さ)」「特殊能力」などが記載されています。

シナリオには細かい設定があって、本当はそれに沿って準備を行うのですが、シナリオには「1対1」かチーム戦しかありません。プレイヤーは3人なので、今回は特別に3人対戦のバトルロイヤル形式でやりましたmoon Gamer これでも全然問題なかったです。

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最初のターンの様子。

やはり立体だと雰囲気抜群で、実に気分が盛り上がりますね。

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ドラゴンの特殊能力(6方向のどこかに火を吹きまくります)によって、写真上部にあった敵のフィギュア数体が一気に吹き飛んだ直後の様子。強い!

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そのドラゴンに、果敢にも近接攻撃を挑んだサムライたち(笑)。いや、何でもありですなー。

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この日は、「RAELIN THE KYLIE WARRIOR(周囲の味方は防御ダイス+2)」+「IZUMI SAMURAI(防御時にカウンター可能)」というコンボを発見した puppi さんの勝利となりました。

特殊能力があって複雑に見えるかもしれませんが、ルールはとても簡単です。防御より攻撃が、後攻より先攻が有利なシステムなので、どんどん前に出てバンバン撃ちましょう(笑)。でも、イニシアティブや行動の順番を考えることはとても重要なので、それだけは忘れずに。

とにかくとても面白いゲームでした。持ち運びはとても大変なのでもうしないと思いますが、今度はゲーム倉庫で広いマップを作って遊びたいなー、と。

Im 80 Tagen um die Welt (80日間世界一周) / Kosmos

続いてメビウス便新作をエントリー。5人。

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基本的にはスゴロクゲーム。周回10マスを出来るだけ短い日数でゴールすることが目的となります。

あるマスから次のマスに移動するには、船や汽車のカードを手札から出す必要になります。移動すると、カードに書かれた数字の分だけ日数が加算されます。

毎ターン、6枚のカードが公開されるのですが、これを1枚ずつスタートプレイヤーから取って行きます。で、取るカードの位置から、さまざまな追加アクションが行えたります。

カードの出し方によって、移動日数を減らすことが出来ます。「探偵コマ」というお邪魔コマをマスに配置することによって、他のプレイヤーに余計な日数をかけさせることも出来ます。イベントカードがあり、その効果によって、さまざまな恩恵を受けることがあります。

という感じの、わりと盛りだくさんのスゴロクですね。プレイ感覚は軽めですが、考える要素はそれなりにあります。カード運で方向が決まってしまうことも多いので、そういう状況を楽しめるかどうかでしょう。
http://www.boardgamegeek.com/game/12005

Oltremare - Merchants of Venice / Mind the Move

参加者が6人になって3人2卓に分かれました。なので3人。

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「オルトマーレ」は、地中海で交易商人となってお金を稼ぎ、名声を高めるゲーム。なんですが、システムが若干ひねってあって、効率的に勝ち切るにはなかなか一筋縄ではいかないようになっています。

基本的には、同じ商品のカードを自分の前に積んでいくと高い収益を得ることが出来ます。しかし、最後に出されたカードの内容によって、手札の上限・プレイするカード枚数が決まります。またプレイしたカードのよって、追加の収益・海賊に襲撃される数(!)・追加でカードを引く枚数・自分の船の移動数が決まります。

これらの情報はコンパクトにアイコンの形でカードにまとめられており、プレイはとてもしやすかったです。他のゲームから、少しずついろいろな要素をつまんできたような作品ではありますが、このゲームでしか感じられない独自の面白さも確かにありますね。
http://www.boardgamegeek.com/game/13551
http://www.gamers-jp.com/playgame/archives/000555.html

Submarine / Winning Moves

別卓の「カンダミール」が終わらないので、同じ3人のメンツで。

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誰かと思ったらコロヴィーニがデザイナーでした。だってもうカツカツだしmoon Gamer テーマは「潜水艦による宝探し」ですが、ゲームそのものはアブストラクトな感じです。

ゲーム開始時に、各プレイヤーに15枚のカードが裏向きに配布されます。これを個人のデッキとして、ここからカードを手札に取ります。この個人デッキが枯渇してしまうとゲームから抜けなければなりません(負けるわけではありません)。

ゲーム盤は上から5段・左右6マスあります。一番上の段は「母船」が移動するだけです。つまりここは「海上」です。母船は、左のマスから右方向へ移動させることが出来ます。各ターンに1マスは右に移動しなければなりません。移動するマスの数は任意です。

下の4段は「海中」で、ここに5隻の「潜水艦」が配置されます。この潜水艦によってお宝探しを行います。自分の手番に母船を移動し、そのマスの列(縦の列)にある潜水艦だけが行動を行えます。潜水艦の行動は、「宝を獲得」か「移動」です。

「宝を獲得」するためには、そこに自分の潜水艦が存在し、さらに手札から宝と同じ色のカードを出さなければなりません。

さらに、同じマスと、その列の上の段のマスに他のプレイヤーの潜水艦が存在すれば、潜水艦1隻について1枚のカードを、それら全てのプレイヤーに支払わなければなりません。カードの支払いは個人デッキから行います。

いや、これは大変に厳しいデッキコントロールを要求されるゲームです。苦しい時に無理に動いても、決してラクにはなりません。急がずあわてず、あくまでも慎重に、こつこつとお宝を収集して、その積み重ねで勝つゲームだと思います。
http://www.boardgamegeek.com/game/13375

Finstere Flure (暗闇のフロア) / 2F-Spiele

久しぶりのプレイ。5人。

moon Gamer

上級ルールのフロアタイルを入れて遊んだのは初めてです。

ということで、モンスターは序盤でいきなりワープタイルを利用して人の群れにつっこんできましたmoon Gamer もちろん首尾よくすり抜けた人もいて、早くも中盤でプレイヤー間でけっこうな差がついてしまいました。

やや大味な展開になってしまいましたが、やっぱり人数が多かったからかもしれませんmoon Gamer 4人くらいだとパズルを解くような展開になるので、個人的にはそっちの方が好きですね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/finstereflure.html

レポートは以上です。
今日は「ヒーロースケープ」をたっぷり遊べたし、それも期待以上の面白さだったので大満足です。でもまだ3セット分は楽しまなければmoon Gamer