忙しくてゲームを買うヒマもない(殴)。
とりあえず2点のみ購入メモ。
「Tal der Könige (王家の谷) / Kosmos」はピラミッド建設ゲーム。三角形の箱がマジでイカします。ルールはとても簡単。見た目にも良い感じです。
http://www.boardgamegeek.com/imagegallery.php3?gameid=4
「ヒストリー・オブ・サムライ (源平籐橘盛衰絵巻) / GameJournal 別冊」は、定番ゲームである「History of the World」の日本史版です。ドイツゲーム系のフリークにも注目されていますね。
http://www.gamejournal.net/bknmbr/HOS/Hos.html
仕事でゲームを作っているので、忙しいといっても渇望感はそれほど強くなかったりします。今週末からの連休も、あれこれと画策しているうちに予定がバタバタとつぶれて、テーブルゲームは遊べないことになりそう。2週続けて週末のゲーム予定が無しですが、ま、そういうこともあります。
で、本業の電源ありゲームの企画書の草案をいくつも書いてみて、そのうちひとつだけボードゲーム的な趣味に走った内容にしようかと考えていたのですけれども、いくら考えても電源ありゲーム的に面白くなりそうもなくて難航中。
例えばですね、「エリアに存在する総部隊数の過半数が自分の部隊であれば、そのエリアを自分が支配する」というありがちなルールを作ったとしましょう。ボードゲーム的には何の問題もありませんけれども、電源ありゲーム的には、これだけではあまりにも抽象的すぎてダメなのです。
電源ありゲームの世界では、メカニクスより表現方法が問われます。「過半数勢力で支配」というルールを、より視覚的に描写し、それをわかりやすく具体的に表現した上で、さらに商業的にもメリットのある方法を探すことになります。 …あるのかそんなの(汗)。
ということで悩みは続きます。週末はこっちの世界に没頭することにしましょうか。
コメント
コメント一覧 (8)
おひさしぶしです。電源アリとナシを行き来してると、なんだか楽しそうですね~。ゲームの酸いも甘いも、ピンからキリまで知ってる感じですな。うらまやしい。
たまーに寒い日とかあるので身体に気をつけて頑張ってくださいませ。
電源ありゲームでボードゲーム的なシステムを採用する
ということは、本当に難しいですよね。
俺もどうにかならないかと
常に考えております。
ボードゲームっていろんなお約束で
支えられてるんだなぁと実感するばかりですが。(笑)
俺も1本、ボードゲーム系で企画通せるように頑張ります。
お気遣いありがとうございます。
体調はおおむね大丈夫です。がんばります。
Re:ときわさん
市場でヒットしているボードゲーム的なゲームといえば、「桃鉄」「いたスト」くらいですし。「カルドセプト」もそうかな? ウォーゲーム系を含むならもう少しありますが、何にせよ実績が少なすぎですね。
正直、「カタン」の壮大な失敗が痛かったりします(^-^; あれがかなりのネガティブイメージになってしまっていて、ただでさえ難しい企画が、さらに難関になっちまいました。うーむ。とにかく、お互いがんばりましょう!
お忙しいようですが商売繁盛とお喜び申し上げた方がよろしいのでしょうか.
”「カタン」の壮大な失敗”とは,ネット対戦のシステムを含む一時の展開をさすのでしょうか?
ボードゲームの日本語版発売自体は,失敗ではなかったと思っていたのですが.
電源系ゲーム化,ネット展開としても,囲碁ソフト・将棋ソフト,ネット将棋,ネット囲碁なんかはそれなりに商売になっているように思いますから,やはりプレイヤーの絶対人数が少ないのが越えられないハードルだったのかなぁ,と外野では思っていました.
「壮大な失敗」ですが、アナログゲームのデジタル化に商業的に失敗したプロジェクト、という意味で書きました。僕の作っている企画もそのあたりを狙っているので、悪しき先例としてどうしても引き合いに出されてしまうのが痛いなぁと。
ボードゲームでの日本語版発売の展開は決して間違ってはいなかったと思いますし、少なくともカタンというゲームを世に知らしめた効果はありました。関係スタッフが必死でがんばっていたのも知っています。しかしそれが利益に還元されるには、もう少し長い道のりが必要だったようです。
このあたりの具体的な数字やこのプロジェクトに関わった方々の詳細な事情を僕は知っていますが、それはここではとても書けません(汗)。
というのは大きいですよね。
俺は詳細は知らないんですが、
人づてにどこそこが悪かった、とかいうのは聞きました。
もっともカタンに関しては問題があったと思います。
・グラフィック的なアプローチが足りない
・そもそもカタンのゲームテーマである『開拓』が
コンシューマユーザーには魅力的な題材ではない
以上の2点から、しっかりと受けるようなテーマと
グラフィックを用意できれば、ボードゲームでも
売れるとは思うんですけどね。
あ、そういえばボードゲーム的といえば
ドカポンは成功した方ですよね。
ところでドカポンですけれども… 自分の企画を作る前に、当然ながらこのゲームについても各種データを調べましたが、売上本数的にはやはり厳しいものがあります(採算分岐点的にどうだっかは知りません)。少なくとも、あの手の企画をクライアントにポジティブに思わせる材料にはなり得ないと考えました。
#ゲームとしては好きなんですけどね(^-^;
売上本数が厳しいんですね。
なかなか材料集めに苦労しますよね・・・。
やはりボードゲームというジャンルではなく、
部分的なモノを持ってくるのが
良いのかな、と考えています。