16日(水)は、秋葉原イエローサブマリンにて行われた「水曜日の会」に参加してきました。「水曜日の会」について詳細は、mixi のコミュニティでどうぞ。
[ コミュニティ:テーブルゲーム始めました。]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=223467
※mixi 内にジャンプします。mixi に参加されている方のみアクセス可能。
「水曜日の会」は、テーブルゲーム初心者・未経験者歓迎のオープンなゲーム会です。平日ですが、夜の9時までやっており、参加費も無料です(秋葉原YSのプレイスペースは平日の水曜日は無料開放されています)いますので、興味のある方はぜひどうぞ。
今回は午後3時半くらいから午後6時くらいまでの短い時間しか居られなかったのですが、都合4ゲームを遊びました。このエントリーでは僕の遊んだゲームについて簡単にレポートします。
Hexago Continuo (ヘキサゴ) / Schmidt
6角形タイル配置なパズルゲーム。4人。
タイルは6角形で、各辺には「1~6までのダイスの目」と「色」の2つの属性があります。
手に4枚のタイルを持って、自分の手番で任意の1枚を場にプレイします。プレイするタイルは、場の任意のタイルの辺に接するように置きます。この時、目と色が出来るだけ一致するように置くとより多くの点数がもらえます。
とてもドライなアブストラクトゲームです。この手のパズルライクなゲームが好きな人ならきっと気に入るでしょう。場が大きくなると最善手が見つけにくいのでダウンタイムが長くなることと、スコア計算がちょっと面倒かなとは思いましたが、面白かったのでまたプレイしたいですね。
パズルライクな鉱石掘り。4人。
4種類の鉱石カードを、ルールにしたがって配置し、条件が合致したら定められた枚数を場から取り、そのうち1枚を得点とし手元に置きます。
今年の4月にSGCでプレイした時には、運の要素が強いとはいえ、それなりに遊べたのですけれども、今回はカードが偏り過ぎてしまい、結果としてバランスの崩れたゲームになってしまいました。残念。
http://ejf.cside.ne.jp/review/metallurgie.html
海賊の脱走がテーマ。4人。
定番ゲームのひとつなんですが、実は初プレイ。
長いトンネルには何種類かのシンボルが描かれています。これがコマの進むマスになります。コマを進ませるにはカードを使います。1枚のカードをプレイすることで、それに描かれているシンボルのマスまでコマを進ませることが出来ます。プレイヤーは複数のコマを扱いますが、1枚のカードで進ませることが出来るのは1個のコマだけです。
進ませようとするシンボルのマスに、すでに別にコマがあれば、さらに先の空いているシンボルのマスまで一気に進むことが出来ます。
コマは後退することも可能です。後退することでカードの補充が行えます。コマを後退させるには、直後の別のコマのいるマスまで戻らなければなりません。元々のマスにあったコマの数だけカードを山札から補充することが出来ます。なお、1マスに入れるコマの上限は3つまでです。
あるコマの前に、プレイしたカードのシンボルのマスがなければ脱出船にコマを進めて「上がり」となります。自分の全てのコマをいち早く脱出させれば勝ちとなります。
元のルールでは1手番で3回の行動が行えるようですが、このセッションは1手番で1回の行動のみというルールでプレイしました(持ち主の意向だと思います)。パズル的な要素と他のプレイヤーとの駆け引きの要素がうまく混じり合ったシンプルで面白いゲームですね。今度は正式ルールでプレイしたいところです。
ウィキペディア「カルタヘナ」
フリント船長の財宝。5人。
一部で盛り上がっていて、ちょっと気になっていたこのゲームをプレイすることが出来ました。
簡単に言うと、6つの島にそれぞれ3~4個置いてある宝箱の争奪戦です。各プレイヤーは「1」~「7」の数字カード1枚ずつと「大砲」カードを持ってゲームを開始します。
手番で出来ることは、手札から任意の1枚のカードを任意の島に置くことです。カードは裏返しにして置きます。この時、すでにその島に裏返しのカードがあれば、それを表向きにオープンします。
つまり、最後に置いたカード1枚だけが非公開となります。また、表にしたカードが「大砲」カードであれば、今置こうとしたカードと大砲カードは両方ともゲームから除外されます。
プレイされたカードは手元に戻りません。したがって全員が自分の手札8枚全てを使い切ったらゲームは終了します(終了条件は他にもあります/詳細以下)。
さて、島には2つのコマが存在します。ひとつは赤い「ペン・ガン」、もうひとつは黒い「フリント船長の亡霊」です。これらはそれぞれ反対方向にボードを周回します。これらのコマのいる島でカードが表向きになったら、それぞれのコマは決められた方向の島タイルへひとつ移動します。
赤い「ペン・ガン」は「10」の価値を持つ宝箱として扱われます。黒い「フリント船長の亡霊」がいる島では、宝物は分配されません。これらどちらかのコマが島タイルをぐるりと1周してしまうと、その時点でゲームは強制的に終了してしまいます。
ゲームが終了したら得点計算です。全ての島で得点計算を行いますが、黒い「フリント船長の亡霊」コマがいる島だけは行いません。
各島に置いたカードの合計値が最も大きかったプレイヤーから順に、その島にある最も大きな数値の宝箱をひとつずつ取って行きます。こうして、獲得した宝箱の価値の合計が最も大きかったプレイヤーの勝利です。
カウンティングとブラフによる不思議な感覚のゲームで、一種の陣取りとも言えます。なかなか面白かったのですが、1ゲームが思ったよりずっと短いわりには不確定要素が多いので、今ひとつ要領がよくつかめませんでした。時間があったら何回かプレイしてみたかったです。それと、赤いコマの「ペン・ガン」の10点がかなり強力なので、このバランスも確かめたいところです。
レポートは以上です。
他にもたくさんの面白そうなゲームがプレイされていたのですけれども、後ろ髪引かれる思いで秋葉原を後にしました。夕方過ぎになるとかなり空気が冷たくて、これから体調管理が大変な季節になりますね。
ところで来週(23日)は、祝日ということもあって秋葉原YSが使えない(無料ではないということかな?)そうで、別の形での開催になるようです。詳しくは mixi のコミュニティにある専用トピックを参照してください。
コメント
コメント一覧 (3)
10点のベン・ガンはハッキリ言って強すぎます。彼を得れば勝てる、といっても過言ではありません。しかし、前回何度かプレイした際、何回かはベン・ガンを得ていないプレイヤが勝利したことがありました。キャプテン・フリントの行き先など、いくつかの勝ちスジが存在するのだと思われます。
プレイ時間は30分ほどと見ています。最適な人数は4人だと思われます。希望の島へ乗組員を送りつつ、ベン・ガンをうまく誘導するのがコツかと。不思議な感覚のゲームですが新しい感じがしますよ、またどこかに持っていくので何度かプレイしてたもう。
記事の中にも書いたように、何回もプレイしてみたいと思っていますので、ぜひまた遊びましょう。
今度、ぜひ遊ばせて下さい! とお願いしておきます。
よろしくお願いします。