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8日(土)は、千歳烏山のゲーム倉庫にて久しぶりにミニゲームの会を開きまして、夕方5時から深夜11時まで「Twilight Struggle / GMT」をプレイしました。お相手はいつものごとくSGCのたまさんです。

僕にとって Twilight Struggle は、ほぼ3週間ぶりのプレイです(たまさんは初プレイ)。第二次世界大戦直後からベルリンの壁崩壊までの冷戦時代をテーマにしたカードドリブンメカニクスな戦略ゲームです。

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余談。ダイスを頻繁に使うゲームなので、このブログでおなじみのダイスタワーを用意しました(ところでシミュレーションゲーム系サイトのレポートによく登場する頑丈な木製ダイスタワーが欲しくてしょうがないのですが、なかなか手に入りませんね)。

支配状態を表す木製キューブももちろん用意しました。8ミリ角のキューブがサイズ的にぴったりです。※つまり、レポートの写真に写っているキューブはコンポーネントに含まれていませんのでご注意をば。


Twilight Struggle / GMT Games moon Gamer

2ゲーム遊びました。

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まずは軽いインストから入って、さっそく対戦開始。ルールは同系統のゲームと比較すると大変にシンプルな部類に属し、シミュレーションゲームを1回でもプレイした経験があったり、あるいはドイツゲームでも複雑なゲームをプレイしたことのある方なら、その場で説明を受けるだけでルールを理解することが出来るでしょう。今回、たまさんはルールブックをざっと読んできたとのことでしたので、要点だけさらっと流してすぐに始めることが出来ました。

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さて、今回僕はソ連側でプレイしました。ソ連プレイヤーになったのは初めてです。担当してみて改めて実感したのですが、ソ連も決してラクじゃないですね。ただ、僕としては気分的にやや余裕を持ってプレイに臨めました。これはバランスの問題ということではなく、どんなカードがあるかを知識として事前にわかっていたからです。

この「Twilight Struggle」に限らず、GMT のカードドリブンシステムのゲームは、たいていどれもカードの効果が強めに設定されていますので、一度でもプレイ経験があった方が、少なくとも心理的な負担くらいは軽減されます。

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ということで、最初のセッションは、Mid War の最初のターン(4ターン)でソ連軍のVPによるサドンデス勝利にてあっさり終わりました。まぁこれは初プレイのアメリカ担当プレイヤーにとってはお約束みたいなものですから。moon Gamer

だいたいこれでゲームの流れをつかめたということで、陣営を変えずに2ゲーム目を開始しました。そしてこのセッションは社会主義陣営に取っては厄難の流れとなりました。とにかく入ってくるカードに自陣営のイベントカードが少ないのがきつかった…

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その上、スコアリングカードがやたら来るような流れにもなってしまいました。それでも何とかカードをさばいて、少しずつでもVPをかすめ取っていきます。盤面はもはや劣勢だったのですが、目の前の1点を入れるために後先考えずに突き進むことにしました。

そしてじりじりとターンは進み、ついに Late War にまで突入してしまいます。ここはアメリカに取って優位なカードの枚数が多く存在するので、いよいよ資本主義の巻き返しが始まるかと身構えていたのですが…

なんと、ここでソ連の補充で入って来たのカードが「War Game」(!)。相手に6点あげて強制終了(デフコン『2』が条件)という強烈な効果を持つカードが、ここしかないというタイミングで入ってきたのは幸運でした。ということで2ゲーム目もソ連の勝ちで終了し、世界は2度も共産主義の嵐が吹き荒れ、赤い旗に染まることとなったのでした。


レポートは以上です。

また後日に再戦することを約束して、長い1日は無事終わったのでした。
後でインストミスも発覚したので、この日は練習ってことで。moon Gamer>たまさん
長い時間どうもお疲れさまでした。また遊びましょう。moon Gamer