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29日(日)は、高円寺で開催された「高円寺盤遊会」に行ってきました。高円寺盤遊会は、今年の4月から不定期にゲーム会を開いていて、自分としては今回が初参加となります。会場は、JR高円寺駅から徒歩数分のところにある、杉並の閑静な住宅街の中にある小さな施設でした。

高円寺盤遊会の詳細は mixi コミュニティをご覧ください。

[高円寺盤遊会] ※要mixiアカウント

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1982220
※主催者である月斎さんは、高円寺盤遊会をサークル活動ではなく「ゲーム会」であるとアナウンスしています。このエントリを読んで高円寺盤遊会に興味を持った方は、その主旨を十分に理解した上で、上記コミュニティで雰囲気をつかんでください。

会場では朝の9時から夜の9時までゲームが行われていたのですが、僕はマイペースに午後1時から参加しました。初参加ということで最初はさすがに緊張しましたが、参加者の半数くらいは顔を知っている人だったので、まずはひと安心。で、マイペースついでに、今回は自分の時間の都合で「Age of Empires III: The Age of Discovery / Tropical Games」だけプレイしてきました。初参加だってのに、こんなことで良かったんでしょうかmoon Gamer

会場内では最大で6卓が同時に立っていてなかなか盛況でした。プレイされるゲームは「18xx」シリーズから軽いカードゲームまでさまざまでしたが、どちらかというとやや重ためのゲームを好む方が多いように思いました。

この日は朝から蒸し暑くて、空はどんより薄曇り、風は止まって空気は生暖かく、歩いているだけでも汗が噴き出してくるようなうんざりする陽気。おまけに昼過ぎからは、雷を伴った土砂降りが断続的に続き、1日中不安定な天気でした。


Age of Empires III: The Age of Discovery / Tropical Games moon Gamer

2回目のプレイ。3人。

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さて、前回のセッションは5人プレイで、その時には残念ながらゲームを心底楽しむには至りませんでした。なので、今回は大いに期待してプレイに臨みました。

「Age of Empires III」において、収益の基本となるのが「交易品(Trade Goods)」です。交易品タイルは、少なくとも3枚で1セットとして収益が発生します。また、交易品タイルは、品物そのものではなく、交易ルートの権益を表現しています。したがって、収益を得たとしてもプレイヤーの手元に残り、ゲーム中ずっと利益をもたらし続けます。

交易品タイルは、任意の種類の交易品3枚1セットで$1の収益があります(端数の2枚以下は無収益)。

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同種の交易品タイルを3枚1セットにすると、収益は$3となります。

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さらに、同種の交易品タイルを4枚1セットにすると、収益は$6となります。

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また、「商船(Merchant Ships)」はワイルドカードの交易品とみなされます。たとえば、交易品の魚2枚と商船1隻で同種3枚1セット(=$3)となります。

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この商船は、交易品の組み合わせに柔軟性を持たせ、その取得時に可能性を広げることが出来ます。交易品タイルの入手機会は限られていて、しかも出現がランダムで計画が立てづらいため、これは地味に効果があるのです。

またゲーム終了時には、交易品による収益額はそのままVPになりますし、商船に関連する重要建造物(Capital Buildings)である『Privateers(私略船)』や『Navy(海軍)』の効果も大きく、出来るだけ多く入手しておきたいところです。商船を効率的に手に入れるには「船長」「商人」の能力を利用するのはもちろん、さらにターンオーダーを出来るだけ早めにしておくようにしましょう。

「Age of Empires III」は、マネーコントロールが極めて重要で、資金があれば、VPは後からついてくると考えても良いくらいです。交易品による収益は、確実ながらそれほど大きくはなく、さらなる副収入を検討しなければなりません。手っ取り早く収入を得るには「商人」が良く、さらに重要建造物には、毎ターン少額の収益をもたらすものがありますので、これらもチェックしておきましょう。

ただし、このゲームの目的は「VP」であることを忘れてはなりません。資金はもちろん重要ですが、それを確実にVPに変換していくことをうっかり忘れてしまいがちなので注意しましょう。

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さてこのセッションで僕は、序盤の資金繰りは「商人」「交易品」「商船」で確保しました。Age IIで「Taxation(課税)」が購入出来たのも大きく、中盤すぎまでは潤沢な資金に恵まれました。一方、新大陸への入植者送り込みは、「Monastery(修道院)」+「Cathedral(大聖堂)」によって、宣教師(Missionary)が入植者を大量に引き連れて上陸するコンボ(?)が決まり、これで点数的にかなり大きなアドバンテージが得られました。

ただ、ゲーム後半になってVP重視の方針を取ったので資金がショートし始めました。他の2人は交易品タイルによって地道に交易ルートの開拓につとめ、その収益で得た重要建造物の効果を使ってインスタントにVPを獲得し、猛追を受けることになりました。しかし前半のリードは大きかったようで、なんとか逃げ切って勝利を収めることが出来ました。

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主観的には、5人よりは3人の方が面白いと思いました。交易品ボックスは4つしかない(1ターンで全プレイヤーが入手可能な交易品タイルは4枚のみ)ので、人数が多いと交易品タイルがプレイヤー間でバラけてしまい、あまり多くの収益を望めなくなってしまいます。他の手段も競争が激しくて、出遅れると後から追いかけるのが難しくなりがちでした。

一方、3人プレイですと、多少失敗しても軌道修正は可能ですし、前半は体制を整えて後半に勝負をかけることも十分に望めます。つまり作戦の幅が広くなるのです。前回、ちょっと気になった重要建造物の特殊効果も、3人プレイでは妥当なバランスに思えました。

そして何よりうれしかったのは、このセッションでプレイしたメンバーに「Age of Empires III」は好評だったということです。隠された情報がほとんどなく、それでいて適度な戦略性を併せ持たせた遊びやすい構造になっているのは、やはり大きな長所でありましょう。使い尽くされたメカニクスではありますが、だからこその安定感があります。

ところで、4人プレイではどうなるのか、こいつはとても興味があります。
次はぜひ4人プレイを熱望です。
http://www.boardgamegeek.com/game/22545


レポートは以上です。「Age of Empires III」を始めたころに外では激しい雷雨となりまして、雷鳴が轟く中でプレイが進みました。ゲームの後半にはその雨もすっかり上がって、日が差し込むくらいまで天候が回復していました(結局、この数時間後にはまた雷雨となるのですけれども…)。

初参加だった高円寺盤遊会ですが、長時間ゲームから気楽に幅広いタイプのゲームでも楽しむことの出来る、とても許容範囲の広そうなゲーム会でした。会場は駅から近い(←ゲームサプライヤーにはとても重要)し、気楽な雰囲気がとても気に入りました。今後も出来るだけ参加していきたいと考えております。

そういうや高円寺にはあの「すごろくや」もありますね。帰りにちょっと寄れば良かったなー。moon Gamer