17日(祝)は、高円寺で開催された「高円寺盤遊会」に行ってきました。高円寺盤遊会の詳細は mixi コミュニティをご覧ください。

[高円寺盤遊会] ※要mixiアカウント

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この日も午後1時くらいから参加しました。今回はほとんど「Phoenicia (フェニキア) / JKLM Games」を遊びたくて行ったようなもので、これが無事プレイ出来て大変に満足です。あと、久しぶりにお会いした方もちらほら。忙しくて早めに引き上げたのですが、時間があったらもうちょっと会場にいたかったなぁ。


Phoenicia (フェニキア) / JKLM Games moon Gamer

とにかく遊び倒すぜ。3人。

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ルールブックの出来はともかく、ルールはとてもシンプルな「フェニキア」。素晴らしいのは3人でも十分に楽しいということです。それに3人ならほぼ確実に1時間ほどで終わるでしょう。

産物カードは「4」「5」「6」のいずれかで、その数値がそのまま価値を表しています。これはランダムに配布されます。コインは産物カードの「おつり」として使われます。産物カードもコインも、プレイヤーが保有する生産施設タイルの「備蓄(Storage)」によって、手番やラウンドを超えて保有可能な上限が決まっています。

備蓄タイルの機能は、開発カードの「Granary(穀倉)」を落札して入手することで向上します。他の生産施設タイルの機能向上や新たな生産施設タイルの獲得もやはり獲得した開発カードと共にやってきます。開発カードを入手することで不利になるような要素は何もありません。プレイヤーは、自分の財産を自分のより有利になるように、勝利に向けての最短コースをひたすら探すことになります。

得点源は2つ。ひとつは競り落とした開発カードに書かれている場合はそれを。もうひとつは、生産施設タイルからです。生産施設タイル上に労働者を配置することで、生産力と勝利ポイントが得られます。労働者が未訓練であれば、わずかなコストを支払ってまず訓練しておかなければなりません。また、生産施設タイルによっては、勝利ポイントを資産で購入することが出来るものもあります。

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前日のプレイレポートにも書きましたが、このゲームのスパンは短く、セット1の開発カードが出尽くしたあたりで、この先に誰が何の開発カードを欲しがっているのかをよく見極めておくべきでしょう。これは別に難しいことではなく、各プレイヤーの持つ開発カードを見れば一目瞭然です。

それを必要とする人に開発カードを購入させないことは難しくても、少しでも高く買わせるようにする牽制は重要な戦術です。このあたりの感覚は、一般的な競りゲームにとても近いものがあります。そしてゲームが進行し、セット3が出現するとゲームの成長曲線は急激に上昇しはじめ、競りの相場も高くなり、いよいよクライマックスへと突入することになります。

このセッションで僕は、開発カードの「Dyer(染師)」→「Dye House(染色工場)」ルートとなり、「ClothMaking(布織)」タイルに熟練工を送り込むことで得点を重ねていました。中盤から労働者不足が顕著になってきたので、3セットの時代になんとか「Refugee Settlement(難民施設)」を競り落として熟練工を獲得したものの、どうもパンチ不足気味。おまけに競りで支出がかさんで資金ショートとなり、未訓練工3人が遊んでいる状態になりました。

それでも何とか誰よりも早く30点に到達したのですが、そこで力尽きました。ゲーム終了時点ではかろうじて32点は超えたものの、終盤にVPタイルで追撃してきたプレイヤーに差されてジ・エンド。今回は中盤にコインの使い方に細かいミスがあって、それが結局最後まで響いた形になりました。

競りに関しては、3人が緊張感のある読み合いをした結果、互いにしのぎ合って難しい局面を乗り切ったと思います。しかしきちんとソロプレイをしていれば何の問題もないはずの開発部分でのしょうもないミスが、勝敗に響いたのが痛すぎです。

あー、でもこれは面白いゲームです。少なくとも自分との相性はかなり高いレベルでシンクロしています。あまり何回も続けて遊ぶタイプのゲームではないような気がしますが、しばらくは楽しめそうです。
http://www.boardgamegeek.com/game/28620


Gangster / LudoArt moon Gamer

終盤はパズルのよう。4人。

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ヴァイスさん持ち込みの「Gangster」。アブストラクトっぽゲームなのに、テーマによくマッチした良いゲームです。

このゲームは、全員の弾丸が終盤まで温存される流れに。まぁ普通はそんな感じです。もう少し早めに使う選択肢も十分にあったかと思うのですが、ゲーマーが集まるとあまり早い段階で弾丸を有効に使わせない形を慎重に作ろうとしますので、タイミングをはかるのがどうしても難しくなります。

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難しいといえば、点の取り方が難しいのもこのゲームの特徴です。このゲームも中盤に大きく点を伸ばしたにも関わらず、終盤でタイル不足となって点数が伸びませんでした。最後の2巡くらいのうち回しがパズルのようでホントに難しい。

てことで勝負には負けたのですが、「Gangster」の深みを味わうことにもなったのでした。良作です。
http://www.boardgamegeek.com/game/25749


レポートは以上です。この日も用事があって早めに帰宅しました。時間的にはもう夕方でしたが、重いゲームから軽いゲームまで、会場内ではたくさんの卓が開かれていて大盛況でした。素晴らしい。次に参加する時にはもうちょっと時間を取ってゆったり遊べたらいいなぁ。moon Gamer