10日(土)は、一之江で開かれた「レガシーゲーム会」に行ってきました。場所は、いつも一之江ゲームクラブで使用している会場を使い、しかも今回はその代表である atogさんの呼びかけで行われましたが、基本的には多くの知った顔ばかりで集まった気楽なプライベートゲーム会です。参加者は12名、うち3名が女性でした。

地元では朝から雨模様。一之江に到着した時にはまだ曇り空でしたけれども、夕方過ぎに帰る頃には本格的な雨が降っていました。


Zug Nach Westen / Mattel

とてもそうは見えませんけど、基本はスゴロクです。3人。1987年製。

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東端にある Chicago から出発し、西端にある Kansas City に自分の列車を到達させることが目的のゲーム。最初、すべてのヘクスタイルは裏返しに配置され、それを「技術者」コマを移動させてめくったり、方向転換したりすることが出来ます。この技術者コマはサイコロによって移動させます。技術者コマは6方向のいずれかにサイコロの目の数だけ移動させなければならず、1回の移動で1回しか曲がることが出来ません。

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技術者を移動させた後で、線路沿いに何マス先にでも自分の機関車を移動させることが出来ます。機関車は他のコマ(機関車や技術者)にいるマスに進入することは出来ません(技術者は他のコマを越えて移動可能)。不自由な移動しか出来ない技術者に翻弄されつつ、いち早くゴールを目指すこと

妨害要素や意外と複雑な線路の接続経路の設定など、テクニカルな要素がないわけではありませんが、サイコロ運とめくり運の比重はやっぱり大きくて、そのために収束性にもやや難があります。もっとも、テーマが鉄道路線建設ということもあり、不思議な味わいを持つゲームでもあります。少なくともスピードアップのアイデアは簡単に考えられるので、次にプレイする時までにはまとめておきましょうか。
http://www.boardgamegeek.com/game/1184


Hecht im Karpfenteich / sbv-Verlag moon Gamer

池の中で繰り広げられる食物連鎖。3人。1990年製。

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前回のレポートはこちらのエントリーをどうぞ。前回は4人でしたが今回は3人。3人ですとラウンドが3つになります。前回よりはずっと面白かったので、ひょっとしたらこれは良質な3人ゲームかもしれません(4人は4人で良いのですけれども、3人だと見通しが良くなって、そのためにガチ度が上昇するというか)。多人数アブストラクトとして、なかなかに良く出来たゲームです。

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今回は序盤(第1ラウンド)におけるコイの繁殖が極端に少なくなり(繁殖増加数は2~5匹でダイス判定)、さらに難易度が上昇してしまいました… あれこれ悩んでいるうちにひとり遅れを取ることとなり、まぁそれはしょうがないと後半に挽回を期しましたが、それにうまく乗じた他プレイヤーが効率的に自コマ(川マス)の繁殖を行って万事休す。あらら。
http://www.boardgamegeek.com/game/3198


Trade / FX Schmid moon Gamer

製造と配当と。3人。1974年製。

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これもまた久しぶりのプレイです。前回の簡素なレポートはここにあります。これもまた前回を遥かに上回る好印象なセッションでした。

製品を完成するには原料が必要で、それを市場から調達したり、あるいは完成した製品を売却するには、左となりのプレイヤーとカードによって「対決」する必要がある、という点が面白いところ。それによって、他人の手番で原料を購入可能になったりすることもあります。素朴なメカニクスではありますが、だからこそ駆け引きを熱くする要素にもなっているわけです。

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このセッションでは、ぎりぎりの初期資金で最大の製品を完成させて大商いを成功させたまでは良かったのですが、そこで得た資金の使い方がまずかった。また同じ方法で大きな製品を完成させようとして時間がかかり、しかも資金がショート気味になって自社株の売却で資金調達をした結果、他社に介入を許す展開になってしまいました。最終的には2位。でもとっても楽しいセッションだったので満足です。

昔のゲームなのでメカニクスの細かい部分に甘さが見えますけれども、経済ゲームとしてツボは押さえられており、そんなに古めかしさを感じさせないデザインがとても気に入りました。次は4人でプレイしたいような、でも3人で十分なような…
http://www.boardgamegeek.com/game/2319


レポートは以上です。まだ夕方でしたけれども、翌日もゲーム会の予定が入っているので早めに退散させていただきました。会場内ではatogさん卓でもさまざまなレガシーゲームがプレイされており、そのレポートはこちらのブログにまとめられています。

古いゲームには捨てがたい魅力を持つものが少なからずあり、そして独特の味もあります。それらを鑑賞し、そしてプレイする場を設けていただいたatogさんには心から感謝いたします。

また、持ち込んだゲームをプレイしていただいた方々にも感謝です。
そしてお疲れさまでした>参加者各位
また次の機会があることを心から祈っています。moon Gamer