TerraMystica

12/16(日)に、地元で開かれたSGCの12月例会に参加してきまして、今年のエッセンシュピール(SPIEL '12)において、旋風を巻き起こした Terra Mystica (テラ・ミスティカ / Feuerland Spiele)をプレイすることができました。3人。

moon Gamer

既にネット上には大量の(しかも日本語で良質な)紹介記事がありますので、詳細はググってねと。それらのおかげもあってルール読み自体はさほど苦労しなかったのですが、担当することになったインストを正確に行えるかどうか、実はあんまり自信が持てませんでした。ゲーム中に扱われる要素は多く、それらには冗長だったりあまり整理されていない処理が随所に見受けられ、なんというか、美しくない。

また、それら要素の関連や相互作用のルールについて、そのバックグラウンドとなるイメージが提示されておらず、単にすべて暗記するしかありません。テラ・ミスティカの背景世界についての情報は、ルールブック冒頭の(はっきりいって意味不明な)短いストーリーと、同じくルールブックのあちこちに分散して記述されている各勢力の特徴が書かれた囲み記事だけです。プレイヤーが各勢力のどんな立場で何を行っているのかは不明なままです。

例えばアグリコラなら家族による農場経営、プエルトリコならプランテーション運営とそれを取り巻く都市の発展等々、まず導入となる背景設定をプレイヤーへ提示し、ゲームはその設定に基づいて(たとえこじつけであったとしても)何となく連想できるような内容となっていた方が、特にルールの複雑なゲームについてはより修得しやすくなると思います(少なくとも僕は)。

moon Gamer moon Gamer

テラ・ミスティカの世界は実に奇妙です。なぜ勢力ごとに居住可能な地形が異なっているのでしょうか? なぜ砦は、勢力の隠された力を解放するのでしょうか? なぜ建物は他の勢力の隣接した建物を触媒にして勝利得点と引き替えにパワーを生み出すのでしょうか? そもそもパワーって何でしょうか? モダンユーロにはそんなもの必要ないだろうと切り捨てられたのかもしれませんけれど、ルールブックを読み終えた後に僕がこのゲームに抱いた印象は、抽象的なシステムを寄せ集めて何とかバランスを整えただけの素っ気ない内容だということでした。

とはいえ、そんな個人的な感傷がインストを疎かにしてよいという口実になるわけもなく、ともかく卓を囲んだメンツ全員が正確な情報を等しく得られるよう、ルールブック末尾のリファレンスや図を大量にスキャン&カラーコピーして例会に持ち込み、細かいところは各自でそれらを読みましょうというやり方で当日は乗り切りました(不手際はありましたが最低限の責任は果たしたかと思います)。助かったのは、同卓のYOKさんがプレイ済みだったこと。そのおかげで、1カ所だけあったルールの解釈ミスをその場で是正することができました。ありがとうございます。

さて、インストがうまくいったことで油断したのか、肝心のゲーム開始後は何も頭が働かず、3ラウンド開始時のワーカー確保が1個のみとかわけのわからないことをやってしまって自滅&詰みました。得点要素を少しずつ積み上げていくタイプのゲームですから、序盤の失策はそのままゲームを失うことに直結します。後半に入って、それぞれの要素同士の関連が体感できたものの、他の2人にはとても追いつけるような状況ではなく、残念無念の最下位に終わりました。せっかくのゲームを台無しにしてしまって申し訳ないです>同卓のおふたり様

moon Gamer moon Gamer

なんだかんだと書いてますけど、このまま棚の奥で眠らせるにはもったいないゲームであることは確かですので、もう何回か遊びたいとは思っています。最初のラウンドで砦を建てない理由が見つからなかったことが気になっていますし(そういう種族もあるのかな…)。ところで当日の例会会場では、他の参加者のテラ・ミスティカに対するざっくりした印象や評価等々をいくつか耳にしまして、それはそれでとても面白かったです(オンラインでは具体的に書きませんけれど)。

※ところでそのSGCですが、来年から少し運営方針が変わるようです。
http://sgc-call-board.blogspot.jp/2012/12/blog-post.html