2004年11月17日

プレビュー「Condottiere (コンドッティエーレ)」

Condottiere (コンドッティエーレ) は、中世イタリアを舞台にしたお手軽な陣取りゲームです。ちなみに箱がとてもでかいです(^-^;

でかいのは箱だけではなく、カードもそうだったりします。「コンドッティエーレ」で使用するカードには大きく分けて2種類あります。

ひとつは「傭兵カード」。「1」〜「6」と「10」の数字が書かれています。この数字は傭兵の強さを表しており、数字が高いほど強いカードであるということになります。

デザインがタロット風でいい感じですね〜。

もうひとつは「特殊カード」です。

傭兵カードの数字を「1」にしたり(冬カード)、倍にしたり(太鼓カード)、誰かが出したカードを手札に取ったり(かかしカード)、戦闘を強制終了したり(降伏カード・司教カード)するカードなどがあります。

これらのカードを全部(96枚あります)よく混ぜて、各プレイヤーに10枚ずつ配布します。プレイヤーは自分の色のコマを全て受け取り、スタートプレイヤーである「策士」プレイヤーをランダムに選んだらゲームスタートです。

まず「策士」プレイヤーは、任意の町(エリア)をひとつ選択します。選択した町で戦闘が起こります。

選択する町は、まだ誰も支配していない町はもちろん、すでに誰かに支配されている町を選択することが可能です(支配については後述)。

全プレイヤーが、戦闘が発生した町の支配を争います。

各プレイヤーは手札からカードを1枚ずつプレイします。策士プレイヤーから時計回り順に、手札から1枚のカードを提示するか、あるいはパスします。

パスしたらもうカードを提示することは出来ませんが、自分の順が回ってくるたびにカードを1枚ずつ追加して提示することが出来ます。この際に、必ずしも他のプレイヤーが提示した傭兵カードの点数を上回る必要はありません(アンダービッド可能)。

こうして、全員がパスするか、あるいは戦闘を強制的に終了させるカードが出されるまで、これを続けます。

なお、現在戦闘が行われている町が誰にか支配されている場合、その町を支配しているプレイヤーだけは、自分が最初のカードを提示するまでは何回でもパスすることが出来るという特典があります(一度でもカードを出した後は、パスをしたらもうカードを出すことは出来なくなります)。つまり、他の相手の動向を見てから自分がカードを出せるのです。しかし、全員がパスしたり強制終了カードが出ると戦闘は終了してしまうので注意が必要です。

戦闘が終了したら、出された傭兵カードの点数を比較します。もちろん、複数の傭兵カードを出しているプレイヤーは、その全ての値を合計することが出来ます。また、特殊カードの効果も考慮して計算を行います。

そして、最も高い数値となったプレイヤーが勝利し、戦闘が行われている町を支配します。トップのプレイヤーが複数いた場合は、支配状態は変わりません。

勝利したプレイヤーは「策士」となり、次に戦闘を行う町を選択することが出来ます。

さて、手札の補充を行うタイミングがこのゲームの面白いポイントです。戦闘終了後、戦闘に使用されたカードは全て捨て札となりますが、その時点で手札は補充されないのです。

ゲームが進行し、手札が無くなったプレイヤーは戦闘に参加することが出来なくなります(容易に想像出来るでしょうが、これはとても危険な状態です)。

そして、1人のプレイヤーを除き、その他全員の手札がない状態となって、初めてラウンドが終了します。ラウンドが終了したら、手札を持っているプレイヤーは、それを全て策士に渡します。

策士プレイヤーは96枚全てのカードをよく混ぜて、各プレイヤーごとに10枚ずつと、支配している町ひとつにつき2枚を追加して配布します。これで次のラウンドが開始されます。

これをくり返し、隣接する4つの町をいち早く支配下に入れたプレイヤーの勝利となります(3人以下の時には、勝利条件の町の数が増加します)。

ルールは実にシンプルです。戦闘は、戦いというより競りですね。特殊カードの効果もわかりやすく、すぐに理解出来るかと思います。

いずれにせよ、手札のマネージメントと、特殊効果のあるカードの使い方が勝敗を決することになるのでしょう。コンポーネントが個人的に気に入っていることもあり、ぜひ一度はやってみたいゲームですね。

= DATA =
 ◆タイトル :Condottiere (コンドッティエーレ)
 ◆デザイナー:Duccio Vitale / Dominique Ehrhard
 ◆メーカー :Euro Games
 ◆2〜6人/12才以上/60分程度
 ◆参考サイト:
  http://ejf.cside.ne.jp/review/condottiere.html
  http://www.boardgamegeek.com/game/112


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ひさしぶりにアナログゲームのエントリ。 そこそこボードゲームを所有する数が増すに連れて 購入傾向が重厚、長時間によってしまってしたので ここでサックリものを購入しようということで買ってみた。 で、これがなかなか楽しかったのでちょい記事を。 ※3版ともな...
Condottiere(3版)【a(game(geek))log】at 2007年11月05日 21:43
この記事へのコメント
コンドッティエリは、1630やイントリーゲほどではなくとも、プレイ感覚はかなり重めという漠然とした記憶が残っています。先に動くと不利になる印象が強くにらみ合いになりやすかったような記憶も。
プレイされたら感想のアップを是非ともお待ちしています‥(^o^)
Posted by 紙 at 2004年11月17日 07:49
たしかに重めですが、プレイヤー同士の思惑が絡み合う良いゲームだったと思います。一人でも場を荒らしてくれる活発な方がいれば進行も早くなって楽だったはず。新作の「ワイン商」と同じアンダービット可能な競りゲームですから、きっと楽しめると思いますよ。
Posted by bisco at 2004年11月17日 07:57
あ、そうか、アンダービッド可能なんだこれ。ルール文面からは気が付かなかった(^-^;
ということで記事を少し修正しました。記事の後半がわかりにくいので、図か写真を後日差し込む予定です。
Posted by moon at 2004年11月17日 11:44
そうなんですよ。一見わかりにくいですけどね。
しかし、さすがmoonさん、仕事が細やかですね。
Posted by bisco at 2004年11月17日 21:47