2007年10月24日

水曜日の会 (10/24)

24日(水)は、秋葉原のイエローサブマリンPRGショップにて行われた「水曜日の会」に行ってきました。6月以来の参加です。13時過ぎくらいから入ったのですが、15時くらいにはプレイスペース内の卓がほとんど埋まるくらいの人が集まっていました。僕は16時過ぎには帰ったのですが、夕方からさらに人が集まったのでは?
「水曜日の会」について詳細は、以下の mixi コミュニティでどうぞ。

[ コミュニティ:テーブルゲーム始めました。]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=223467
※mixi 内にジャンプします。要 mixi アカウント。
※プレイレポートのトピックもあります。


・Before the Wind (順風満帆) / Phalanx Games

久方ぶりのクリーンヒット。4人。

場に3つ置かれたアクションカードの山札を使って、「品物(リンゴ・スパイス・チーズ・シルク)」を手札に入れ、手札の品物を有料で自分の「商店」に置き、そしてその商店の品物を「船」に積み込んで勝利得点を獲得したり、あるいは収入を得たりします。

品物の仕入れから最終的な出荷まで、他プレイヤーの間接的な干渉や、自己資金、各自の商品在庫、場の船、そして運など、いくつもの要素がプレイヤーの行動を阻むハードルとして用意され、その道のりは絶対に平坦とはなり得ません。さらに時間との戦い(場の船が少なくなったターン終了時にはラウンドが強制終了し、手札や商店の品物カードが多数廃棄される)まで盛り込まれています。長期的展望に立った慎重かつ大胆な計画と、トラブルが発生した時は冷静で正確なリカバリーがプレイヤーに求められる重厚なゲームです。

「順風満帆」は、テーマとしては交易ゲームでありながら、このように構造としてはコンストラクション系の香りがするメカニクスを持つのが大きな特徴です。直接的に他プレイヤーを攻撃する手段がほとんどない(これは美点でもあります)のですが、アクションカードをオープンし、それを選択するフェイズにおいて、少し変わった駆け引き要素が組み込んであって、これをうまく利用することで他プレイヤーの動きを牽制することも可能です。

カードは言語に依存していないとはいえ、特殊効果を持つカードが何種類もあり、また緻密な計画性や濃密でやや泥臭い感じの他プレイヤーとの絡み合い等、典型的なゲーマーズゲーム的要素が多数詰め込まれています。もちろん軽くプレイすることが出来ないわけではありませんが、重めのゲームとして頭を悩ませながらプレイした方が断然面白いと思います。

ともかくも、このセッション中はあまりにも面白くて、恍惚にも似た充実感を味わったほどでした。プレイ時間がカードゲームとしては破格に長い(ボックス表記で75分。このセッションは90分。緊密な駆け引きを好むメンツなら2時間はかかるでしょう)ので、軽いゲームを好む方には全くおすすめ出来ませんのでご注意を。しかし、このタイプのゲームをお好みであれば、その長さを感じさせないほど夢中になれる素敵な時間を十分に満喫することが出来る逸品です。
http://ejf.cside.ne.jp/review/beforethewind.html


・Metromania (メトロマニア) / Spiel-ou-Face

地下鉄網の建設ゲーム。4人。

各プレイヤーが2つの線路を受け持ち、それを延ばして線路網を構築し、目的地を出来るだけ最短距離になるようにつなげていると得点がもらえます。狭いボード上での駆け引き要素の中に、協力ゲーム的な側面も盛り込んであるという、ちょっと不思議な感覚がユニークな鉄道建設ゲームです。
ただ、このセッションでは駅が盤面に次々と作られていき、終盤にはプレイヤーの制御不能な状態になりました。これは何か変だと、終わった後でルールを読み直してみたところ、「1手番では駅は1個だけ置く」というルールを適用し忘れていました。いや、申し訳ないです>プレイしたみなさん

ということで、レポートも評価も今回は保留。いずれにせよ、うまくプレイするにはなかなか難しいタイプのゲームであることには違いないようです。
http://www.ps-hiroshima.com/board/metromania.htm


レポートは以上です。時間があまり無かったこともあり、少し無理を言って自分が持ち込んだゲームだけをプレイさせていただきました。こちらの事情を汲んでもらってとても感謝しております。今後もたまに寄らせていただきますので、またその時にはどうぞよろしくお願いいたします。  

2007年06月13日

水曜日の会 (6/13)

13日(水)は、秋葉原で行われた「水曜日の会」に久しぶりに参加してきました。「水曜日の会」は今回でなんと99回目の開催だそうです。つまり次回は記念すべき100回目の偉業が達成されるということですね。残念ながら来週は参加することが出来そうもないので、本日は無理矢理に時間を割いてゲームを遊んできました。

「水曜日の会」について詳細は、以下の mixi コミュニティでどうぞ。

[ コミュニティ:テーブルゲーム始めました。]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=223467
※mixi 内にジャンプします。要 mixi アカウント。


・Bucket Brigade (バケツ消防士) / Face 2 Face Games

「ハニーベアー」のリメイク。5人。

「ハニーベアー」がかなり入手難でしたので、これは良いリメイクだと思います。ひょっとしたら細かい違いがあるのかもしれませんが、ほぼ旧作とコンパチブルなゲーム。したがってプレイの勘所も考え方も悩みどころも同じです。何回プレイしても良いゲームですね。

同卓にプレイ経験者が少なかったこともあり、その経験差のおかげで勝利となりました。前半に得点を伸ばしすぎてマークされ、後半は点数が伸び悩んだのですけれども、2位とは6点差でなんとか逃げ切りました。
http://ejf.cside.ne.jp/review/bucketbrigade.html


・SuDoku: The Card Game / Z-Man Games

「数独」ゲームのカード版。5人。

「数独」関係のゲームはすでにいろいろ出ていますが、これはそのカードゲームバージョンです。「黄」カードを中心とした周囲のエリアに「数独ルール」に沿ってカードを配置していきます。配置することが出来ない場合はペナルティを受けることとなります。

数独関係のゲームをプレイしたのはこれが初めてです。ということもあったのでしょうが、けっこう楽しめました。5人プレイでは1巡して自分の手番が回ってくるまでに場の様相がかなり変わってしまうので、もうちょっと少ない人数の方がより戦略的になるかも。ゲームの結果は同点2位だったかな?
http://www.boardgamegeek.com/game/24786


・Wayfinder (ウェイファインダー) / Allumbra

本日唯一の持ち込みゲーム。4人。

先日、ゲームストアバネストで購入したばかりのゲームです。でも誰もタイトルを知りませんでした…

盤上の「部族コマ」を使って「村」を完成させることが当面の目的になります。部族コマは「ウェイファインダー(水先案内人)コマ」を使って移動させます。まず、ウェイファインダーをルールに則った正当なマスに配置します。そして、移動開始マスにある部族コマをすべて取って手に持ち、ウェイファインダーをタテかヨコ方向にまっすぐ移動させます。ただし、1回だけ90度に曲がることが出来ます。

ウェイファインダーが新しいマスに入るたびに、取った部族コマをひとつずつそのマスに置きます。2色以上の部族コマがあるマスには、手持ちのどの部族コマでも置くことが出来ます。単色の部族コマしかないマスには、その色の部族コマしか配置することが出来ません(それが出来ない時には、そのマスには移動不可)。

空白のマスに移動した時には、手持ちの部族コマをすべてそのマスに置いて、ウェイファインダーの移動を停止することが出来ます。また、単色の部族コマしかないマスにウェイファインダーが移動した時、手持ちにすべての部族コマもその色で、なおかつマスと手持ちの部族コマの合計が5個以下であれば、やはり手持ちの部族コマをすべてそのマスに置いて、ウェイファインダーの移動を停止することが出来ます(特殊移動:里帰り)。

ウェイファインダーの移動終了後に、単色の部族コマが5個あるマスがあれば、そこに「村」が完成します。もし、自分の色の「村」を完成させたら25点、他人の色の村なら5点が入ります。これをくり返し、全員が有効な移動が行えなくなったらゲームは終了します。最終得点計算(詳細略)を行って、得点の多いプレイヤーの勝利です。

インストの前に「二次元マンカラ」という説明をしましたが、何となくそんな感じ。ただこちらは4人ゲームですし、コマの色が重要なこともあって、よりパズルっぽい複雑なゲームになっています。

また、前の人の手番が終わった後は5秒以内に自分のウェイファインダーコマを置かなければならないという、ちょっと変わったルールがあります。これがゲームのテンポを早めているのか、それとも逆に間延びさせているのかはよくわかりません。

いずれにせよ、手軽でありながら他にあまり類を見ないメカニクスなこともあって、最初はどうしたらいいのかよくわからず戸惑いました。このセッションでは、ゲーム途中で僕の帰宅時間に達してしまったために、残念ながら中断することとなってしまいました。申し訳ない。

思ったより時間がかかるようですが、いろいろな意味でユニークなゲームであることには違いありませんので、またぜひプレイしたいです。
http://ejf.cside.ne.jp/review/wayfinder.html


レポートは以上です。ブログのエントリを確認したら、前回参加は昨年11月でしたか。前回もそうだったのですけれども、久しぶりだというのにあんまり時間がなく、会場にいたのはわずか2時間足らず… それでも十分に楽しい時間だったとはいえ、次はもっと余裕を持って参加したいです。その時はまたよろしくお願いいたします。  

2006年11月08日

水曜日の会 (11/8)

8日(水)は、久方ぶりに秋葉原で行われた「水曜日の会」に参加してきました。前回の参加が今年の初めだったので、10ヶ月ぶりくらいということになります。ただ、今回はあまり時間がなかったので1ゲームだけしか遊べませんでした。それでも久しぶりにお会いしてご挨拶が出来た方がたくさんいらっしゃいましたし、ゲームそのものも大変に楽しめたので、とても充実したひとときを過ごすことが出来ました。「水曜日の会」について詳細は、mixi のコミュニティでどうぞ。

[ コミュニティ:テーブルゲーム始めました。]
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※mixi 内にジャンプします。mixi に参加されている方のみアクセス可能。

プレイしたゲームは以下です。


・Vegas Showdown (ベガス・ショウダウン) / Avalon Hill (Hasbro)

このゲーム自体も久々のプレイ。5人。

5人プレイは初めてだったかも。当然ながら、5人プレイは4人以下の環境よりもやや厳しめのバランスになります。久しぶりのプレイだったのでバイアスが入っているかと思いますが、すげー面白いセッションでした、資金ぎりぎりのところで欲しい建物を手に入れたりして、マネーコントロールがわりと上手いこといったのが爽快でした。あんまり他人を縛るようなプレイをしなかったので、ぬるいといえばぬるい打ち回しだったかもしれませんけれども。

ゲームはかなり早い段階で終了し、結果は2点差の2位。全体的にわりと接戦でした。新作に埋もれてすっかり忘れていたゲームでしたが、こんなに面白いならまた棚から引っ張り出して、たまには遊ぶ機会を作ってみるのも悪くないですね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/vegasshowdown.html


ゲームはここまでです。

この後、購入したばかりの「Piraten auf Schatzjagd (海賊船)」がなかなか衝撃的だったので持ち込みまして、とりあえずそのあたりにいる人たちにお披露目して見てもらったりしました。

このゲームは、写真のように大きな「海賊船」が入っています(船2隻に塔1個)。クリスマス商戦向けの商品だからかもしれませんが、その箱は超巨大なサイズで、中に入っているコンポーネントもビッグサイズです。箱が大きすぎて持ち運び出来なかったので、中身だけ取りだして持ってきました(重量は軽め)。

プレイシートがまた広大なもので、広げると子供用のベッドくらいの面積があります。会場にあったテーブルでは広さが全然足りませんでした。たいていの住環境では、床の上にシートを敷いて遊ぶことになるでしょう。子供向けということもあってルールはシンプルで、ルールをさっと一読すれば誰でもすぐに始めることが出来ます。

内容は一種のアクションゲームで、大砲の中に組み込まれたバネの反発力を利用して弾を目標に撃ち込みます。この大砲の飛び出す勢いがかなり激しく、人が集まる会場では危険と判断しまして、今回は実際にプレイしませんでした。でもこれはそのうちどこかでプレイすることになるでしょう。  

2006年01月05日

水曜日の会 (1/4)

4日(水)は、秋葉原イエローサブマリンにて行われた「水曜日の会」に参加してきました。「水曜日の会」について詳細は、mixi のコミュニティでどうぞ。

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※mixi 内にジャンプします。mixi に参加されている方のみアクセス可能。

「水曜日の会」は、テーブルゲーム初心者・未経験者歓迎のオープンなゲーム会です。平日ですが、夜の9時までやっており、参加費も無料です(秋葉原YSのプレイスペースは平日の水曜日は無料開放されています)いますので、興味のある方はぜひどうぞ。

今回は夕方の5時前くらいから入り、終わりまで3時間くらい会場にいました。短い時間でしたが、結果的に5ゲームも遊ぶことが出来ました。このエントリーでは、僕の遊んだゲームについて簡単にレポートします。


・Yucata' (ユカタン) / Hans im Glück

悩ましげなレースゲーム。4人。
前回プレイのレポートはこちらのエントリーをどうぞ。シンプルで奥の深い思考ゲームです。

「直前のプレイヤーがプレイした同じカードをプレイすることは出来ない」というルールが、このゲームをプレイする上で大きな意識を持たなければならない大きなキモです。というのは、それによって次の手番のプレイヤーに間接的にせよ干渉することが出来ます。最適手を考えることまでしなくても大丈夫ですが、プレイしてはならないカードがどれであるかを考えるのは有意義な姿勢です。それを意識するだけでもゲームはずいぶんと締まった展開になるでしょう。

完全情報ゲームに近い構成になっているので、特に終盤は詰め将棋のようになります。この綱渡りのような緊迫感が僕はとても好きです。パズル的要素の強いゲームが好きな人なら、このゲームはきっと気に入るに違いありません。

今回は2回プレイしまして、1回目はプラスマイナスゼロで、2回目はトップで終了しました。相手のミスプレイに助けられたごっつぁん勝利とはいえ嬉しいです。次は石の配置が異なるシナリオをやってみたいです。
http://www.ps-hiroshima.com/board/yucata.htm


・Foppen (フォッペン) / 2F-Spiele

初プレイ。6人。

いきなり余談。「フォッペン」はこのブログで最初にレビューしたゲームだったりします。レビューして以来、ずっと気にはしていたのですけれども、やっと初プレイの機会に恵まれました。

種別としてはビーティングゲームに属するカードゲームです。ゲームはトリックテイクの構造をしていて、ノートランプ・マストフォローですが、ゲームの目的は手札を早く無くすことにあります。誰かが手札を無くした時点でゲームが終了して、その時に手札に残ったカードがマイナス点として計上されます。

初プレイで最初の2ゲームくらいは感覚がいまひとつ掴めなかったのですけれども、その後は何とかマイナス点を低くするように心がけつつ控えめなプレイ。でも序盤の大量失点が響いて最下位に終わりました。残念。でもとても面白いゲームであることははっきりわかりましたので、今度は自分の持っているセットをあちこち持ち込んでみることにしましょう。
http://ejf.cside.ne.jp/review/foppen.html


・Magellan (マジェラン) / Hans im Glück

探検家への投資。4人。
カツカツの資金をなんとかやりくりしつつ、最終的に勝利得点をより多く獲得することを目指すゲームです。途中で行われる競りはお金カードを使いますが、これがゲーム中に補充される機会は限定されているので、いつどこに資金を集中投入するかを見極めなければなりません。

しかし競りというのは相手あってのものですから、どちらも譲らないままうっかり入札額が高騰してしまうこともあります。今回のセッションでは、終盤になってこれに巻き込まれてしまいまして、勝利得点をあまり稼げませんでした。もっとも相手も点数的には沈んでしまっていましたが… トップは2位にダブルスコアくらい引き離しての勝利でした。
http://ejf.cside.ne.jp/review/magellan.html


・Shit! (シット!) / Adlung-Spiele

シャッフル後にどのゲームをやるかちょっともたついて、何とか決まったのがこれ。5人。

場に出された1枚のカードを見て、手札から1枚のカードを伏せて出します。全員が出したら一斉にオープン。最も「近い」数値のカードを出したプレイヤーが、場のカードと出したカードとの差をポイントとして獲得します。もし、「Shit!」カードを出したらこの判定には加われませんが、山札から1枚カードを受け取ります(そして Shit! カードは手札に戻ります)。

サクサクと進むシンプルなカードゲームです。1プレイごとにポイントの計算をしなければならないので得点記録用のチップがあると便利です。
http://ejf.cside.ne.jp/review/shit.html


・Bluff (ブラフ/ライアーズ・ダイス) / Ravensburger

久しぶりのプレイ。4人と6人。

その場では2年ぶりくらいとか言いましたが、よく思い出してみるともっと長くやっていなかったような… とにかく記憶が薄れるくらい昔にやりました。

今回は2回やりましたが、その2回とも最下位に近いボロ負けでした そういや昔やった時もそんな結果だったような… それでしばらくプレイしていなかったのでしょう。ということで、これでまた10年くらい遊ばなくなるかもしれませんね…
http://ejf.cside.ne.jp/review/bluff.html


レポートは以上です。
いろいろありましたが、ともかくも楽しくゲームを遊ぶことが出来ました。久々にお会いする方もいらっしゃいまして、新年のご挨拶をしたりされたり。平日の夕方から入っても普通にゲームが遊べるというのは実にいい環境だと思います。
今年もまたどうぞよろしくお願いいたします>関係者各位  

2005年11月17日

水曜日の会 (11/16)

16日(水)は、秋葉原イエローサブマリンにて行われた「水曜日の会」に参加してきました。「水曜日の会」について詳細は、mixi のコミュニティでどうぞ。

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http://mixi.jp/view_community.pl?id=223467
※mixi 内にジャンプします。mixi に参加されている方のみアクセス可能。

「水曜日の会」は、テーブルゲーム初心者・未経験者歓迎のオープンなゲーム会です。平日ですが、夜の9時までやっており、参加費も無料です(秋葉原YSのプレイスペースは平日の水曜日は無料開放されています)いますので、興味のある方はぜひどうぞ。

今回は午後3時半くらいから午後6時くらいまでの短い時間しか居られなかったのですが、都合4ゲームを遊びました。このエントリーでは僕の遊んだゲームについて簡単にレポートします。

・Hexago Continuo (ヘキサゴ) / Schmidt

6角形タイル配置なパズルゲーム。4人。

タイルは6角形で、各辺には「1〜6までのダイスの目」と「色」の2つの属性があります。

手に4枚のタイルを持って、自分の手番で任意の1枚を場にプレイします。プレイするタイルは、場の任意のタイルの辺に接するように置きます。この時、目と色が出来るだけ一致するように置くとより多くの点数がもらえます。

とてもドライなアブストラクトゲームです。この手のパズルライクなゲームが好きな人ならきっと気に入るでしょう。場が大きくなると最善手が見つけにくいのでダウンタイムが長くなることと、スコア計算がちょっと面倒かなとは思いましたが、面白かったのでまたプレイしたいですね。

・Metallurgie (メタルルギー) / Argentum Verlag

パズルライクな鉱石掘り。4人。

4種類の鉱石カードを、ルールにしたがって配置し、条件が合致したら定められた枚数を場から取り、そのうち1枚を得点とし手元に置きます。

今年の4月にSGCでプレイした時には、運の要素が強いとはいえ、それなりに遊べたのですけれども、今回はカードが偏り過ぎてしまい、結果としてバランスの崩れたゲームになってしまいました。残念。
http://ejf.cside.ne.jp/review/metallurgie.html

・Cartagena (カルタヘナ) / Venice Connection

海賊の脱走がテーマ。4人。

定番ゲームのひとつなんですが、実は初プレイ。

長いトンネルには何種類かのシンボルが描かれています。これがコマの進むマスになります。コマを進ませるにはカードを使います。1枚のカードをプレイすることで、それに描かれているシンボルのマスまでコマを進ませることが出来ます。プレイヤーは複数のコマを扱いますが、1枚のカードで進ませることが出来るのは1個のコマだけです。

進ませようとするシンボルのマスに、すでに別にコマがあれば、さらに先の空いているシンボルのマスまで一気に進むことが出来ます。

コマは後退することも可能です。後退することでカードの補充が行えます。コマを後退させるには、直後の別のコマのいるマスまで戻らなければなりません。元々のマスにあったコマの数だけカードを山札から補充することが出来ます。なお、1マスに入れるコマの上限は3つまでです。

あるコマの前に、プレイしたカードのシンボルのマスがなければ脱出船にコマを進めて「上がり」となります。自分の全てのコマをいち早く脱出させれば勝ちとなります。

元のルールでは1手番で3回の行動が行えるようですが、このセッションは1手番で1回の行動のみというルールでプレイしました(持ち主の意向だと思います)。パズル的な要素と他のプレイヤーとの駆け引きの要素がうまく混じり合ったシンプルで面白いゲームですね。今度は正式ルールでプレイしたいところです。
ウィキペディア「カルタヘナ」

・Der Schatz des Käpt'n Flint / Piatnik

フリント船長の財宝。5人。

一部で盛り上がっていて、ちょっと気になっていたこのゲームをプレイすることが出来ました。

簡単に言うと、6つの島にそれぞれ3〜4個置いてある宝箱の争奪戦です。各プレイヤーは「1」〜「7」の数字カード1枚ずつと「大砲」カードを持ってゲームを開始します。

手番で出来ることは、手札から任意の1枚のカードを任意の島に置くことです。カードは裏返しにして置きます。この時、すでにその島に裏返しのカードがあれば、それを表向きにオープンします。

つまり、最後に置いたカード1枚だけが非公開となります。また、表にしたカードが「大砲」カードであれば、今置こうとしたカードと大砲カードは両方ともゲームから除外されます。

プレイされたカードは手元に戻りません。したがって全員が自分の手札8枚全てを使い切ったらゲームは終了します(終了条件は他にもあります/詳細以下)。

さて、島には2つのコマが存在します。ひとつは赤い「ペン・ガン」、もうひとつは黒い「フリント船長の亡霊」です。これらはそれぞれ反対方向にボードを周回します。これらのコマのいる島でカードが表向きになったら、それぞれのコマは決められた方向の島タイルへひとつ移動します。

赤い「ペン・ガン」は「10」の価値を持つ宝箱として扱われます。黒い「フリント船長の亡霊」がいる島では、宝物は分配されません。これらどちらかのコマが島タイルをぐるりと1周してしまうと、その時点でゲームは強制的に終了してしまいます。

ゲームが終了したら得点計算です。全ての島で得点計算を行いますが、黒い「フリント船長の亡霊」コマがいる島だけは行いません。

各島に置いたカードの合計値が最も大きかったプレイヤーから順に、その島にある最も大きな数値の宝箱をひとつずつ取って行きます。こうして、獲得した宝箱の価値の合計が最も大きかったプレイヤーの勝利です。

カウンティングとブラフによる不思議な感覚のゲームで、一種の陣取りとも言えます。なかなか面白かったのですが、1ゲームが思ったよりずっと短いわりには不確定要素が多いので、今ひとつ要領がよくつかめませんでした。時間があったら何回かプレイしてみたかったです。それと、赤いコマの「ペン・ガン」の10点がかなり強力なので、このバランスも確かめたいところです。
http://www.tgiw.info/report/050803.html#kaptnflint

レポートは以上です。
他にもたくさんの面白そうなゲームがプレイされていたのですけれども、後ろ髪引かれる思いで秋葉原を後にしました。夕方過ぎになるとかなり空気が冷たくて、これから体調管理が大変な季節になりますね。

ところで来週(23日)は、祝日ということもあって秋葉原YSが使えない(無料ではないということかな?)そうで、別の形での開催になるようです。詳しくは mixi のコミュニティにある専用トピックを参照してください。  

2005年11月10日

水曜日の会 (11/9)

9日(水)は、秋葉原イエローサブマリンにて行われた「水曜日の会」に3週間ぶりに参加しました。「水曜日の会」について詳細は、mixi のコミュニティでどうぞ。

[ コミュニティ:テーブルゲーム始めました。]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=223467
※mixi 内にジャンプします。mixi に参加されている方のみアクセス可能。

「水曜日の会」は、テーブルゲーム初心者・未経験者歓迎のオープンなゲーム会です。平日ですが、夜の9時までやっていますので、興味のある方はぜひどうぞ。今回もたくさんのゲームがプレイされていましたが、このエントリーでは僕の遊んだゲームについて簡単にレポートします。

・Kardinal (カーディナル) / Holzinsel

アブストラクトな積み木ゲーム。4人。

カラフルでパズルライクな思考ゲームです。まず場に大聖堂と枢機卿コマが置かれた状態でゲームは開始されます。

各プレイヤーは「家」「塔」「広場」の建物を2つずつ持っています。自分の手番では、この建物のうち1個を場の建物に隣接するように置きます。置いた状態によって得点が入り、最終的にそれが最も多いプレイヤーの勝利となります。

建物の配置にはたくさんの制限があります。「塔」「広場」は「家」に隣接していなければなりません。同じ種類や同じ色の建物と隣接してはなりません。直前のプレイヤーが配置した種類の建物も配置出来ません。

建物が配置可能な時には必ず配置しなければなりません(不可能であればパスします)。建物を配置したら枢機卿コマを移動させることが可能です。枢機卿は建物に隣接していればどこにでも再配置可能です。枢機卿はおじゃまコマで、これはいる位置には建物を配置出来ません。

がんじがらめにきつい制限の中で最善の一手を考え、次のプレイヤーを枢機卿で妨害することになります。シンプルなルールですが、なかなか良く考えられた佳作です。立体コマの見た目がとてもきれいなのもいいですね。
http://www.boardgamegeek.com/game/585
http://ejf.cside.ne.jp/review/kardinal.html

・Yummy (ヤミー) / Ravensburger

「ぷよぷよに毛が生えたような」 by sirou。4人。

どこまでもシンプルかつスピーディなカードゲーム。全てのカードを配りきって、それらを自分の山札として自分の前に置き、そこから3枚を取って手札にします。

自分の手番では、場にカードを1〜3枚まで(ようするに手札の上限まで)プレイすることが出来ます。場にプレイしたカードは、同じ番号をまとめてそれぞれ列にします。プレイしたカードの列がプレイしたカードの番号と同じであれば、その列のカードを獲得することが出来ます。

1ゲーム遊んだ後に、お約束のミゼール(取ったカードが少ない方が勝ち)もやりました。
http://www.ps-hiroshima.com/board/yummy.htm

・Delphi (デルファイ) / Nürnberger Spielkarten

ありゃ? しまったうっかり写真を撮り忘れました(汗)。

このところ僕の周囲で評価急上昇中のカードゲームです。ルールにしたがってカードをプレイし、出したカードの組み合わせを評価して順位を決定します。その順位によってポイントを獲得したり、減点されたりします。これを9回(3ゲーム×3セット)行ってポイントの多少を競います。

基本的にはカードマネージメントゲームで、かつかつな手札をやりくりしながら9回のゲームを凌ぎ切るような感じです。運の要素がやや大きめなので、そのあたりで評価が分かれるかもしれませんが、心理戦を楽しむには良いゲームだと思います。残念ながら国内ではもう販売されていませんが、海外ではまだ在庫があるようです。
http://www.ps-hiroshima.com/board/delphi.htm

・Monopoly (モノポリー) / Parker Brothers

あのモノポリー。5人。

10年以上ぶりになーんとモノポリーをプレイすることに。なぜ?(苦笑)。5人中2人がモノポリー初プレイというのも水曜日の会らしくていいですね。

ところで久しぶりにやると相場観がわけわかりません。もうカンとフィーリングで景気よく交渉していましたが、気が付けばすっからかんで全然ダメでした。ええ、ひとりだけ壮絶に破産しましたとも。でも場が立てばまたやりますよ僕は。たまにやるならいいかもね(;゚-゚)
http://www.boardgamegeek.com/game/1406

・Tsuro (通路) / WizKids

チクタクバンバン。6人。

自分のコマの前にタイルを1枚配置して、コマの前に道が出来たら行き止まりになるまで進ませます。コマがボードの端から出てしまったら脱落します。最後まで脱落しなければ勝ち。

ルールを最初読んだ時にはなんだこりゃと思いましたが、思ったよりは遊べました。コミュニケーションゲームの一種と考えるとこの軽さはアリです。ただ、そのわりには箱のサイズが大きすぎで、持ち運ぶにはちょっと不便です。
http://ejf.cside.ne.jp/review/tsuro.html

・Die Weinhändler (ワイン商) / AMIGO Spiel

久しぶりのプレイ。4人。

最後はこのゲームで〆ました。
場のカードを手札を使った変則的な競りで獲得し、さらに手札で「ワインセラー」を作ります。ワインセラーの作り方でポイントを獲得し、それが多いプレイヤーの勝利です。

ひょっとして今年に入って初プレイだったかも。やっぱり自分と相性抜群のゲームで、面白いセッションを堪能しました。ゲームには負けてしまいましたが、たまに引っ張りだして遊んでみたいですね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/dieweinhandler-amigo.html

レポートは以上です。
僕は午後3時くらいから参加していましたが、6ゲームも遊べて大満足です。平日にこのような充実したゲーム会があることを幸せに思いますね。またぜひ参加させてください。よろしくお願いいたします。  

2005年10月20日

水曜日の会 (10/19)

19日(水)は、先週に引き続いて、秋葉原イエローサブマリンにて行われた「水曜日の会」に参加しました。
「水曜日の会」については、mixi のコミュニティでどうぞ。

[ コミュニティ:テーブルゲーム始めました。]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=223467
※mixi 内にジャンプします。mixi に参加されている方のみアクセス可能。

人数は確認しただけで25名ほど。途中入場・退場の方もいらっしゃったので、もっと多くの人がいたと思います。平日のゲーム会にしてはかなりの規模となっています。参加者は mixi のメンバーがほとんどなので、後で連絡が取りやすいというのも便利でいいですね(ちなみに『水曜日の会』はどなたでも参加可能です。初心者・ゲーム未経験者は特に歓迎されるでしょう)。

・Kendo / Ravensburger

どこがケンドー? 4人。

ということで、おのさんから譲っていただいた「Kendo」をさっそくプレイ。

ルールはシンプルで、手番に自分のコマを1つ動かすだけです。コマには3マス移動可能な「戦士」、2マス移動可能な「サムライ」、そして1マスだけ移動する「皇子」の3種があります。他のコマを飛び越えることは出来ず、ぴったり移動可能な距離だけ移動させなければなりません(例:サムライは2マス移動させなければならない)。

コマが移動した先に相手のコマがあれば取ることが出来ます。取られたコマはゲームから取り除かれます(チェスと同じ)。皇子コマが取られたらゲームから脱落します。ゲームの目的は、ゲーム盤中央にある「宮殿」に皇子コマを移動させることです(そうすると天皇になるらしい(゚▽゚;)。

運の要素は皆無の、実に硬派なアブストラクトゲームです。こういうパズルライクな対戦ゲームはとにかく好きなので、夢中になって遊びました。最後にポカをして相手を勝たせてしまったのは大失敗(汗)。でもまた必ずやります。あと、千日手に関するルールが整備されていないので、そのあたりがちょっと心配ではあります。
http://www.boardgamegeek.com/game/2965

・Viva il Re! (王位継承) / daVinci games

実は初プレイ。5人。

自分の支援する王位継承者を出来るだけ身分の高い地位に置き、あわよくば次期国王の座に就かせることを目指します。

まず、王位継承者をルールにしたがって城に配置します。その後で、自分の手番では任意の王位継承者の階層を1段階上昇させます。ひとつの階層に配置可能な王位継承者の数には上限があります。

最上位階層の「国王」に王位継承者を移動させたらプレイヤー全員の投票を行います。投票はカードで行い、全員が一斉に信任か不信任のカードを出します。1人でも不信任カードを出していたら、その王位継承者はゲームから除去されてしまいます。信任カードは何回でも使用可能ですが、不信任カードは使い捨てです。不信任カードが手札になければ信任するしかありません。

全員一致で信任されたら得点計算となります。自分が支援する王位継承者(6人)の地位の応じてポイントを計上します。こうして、これを3回繰り返して最もポイントの高いプレイヤーの勝利です。

一部のフリークには今ひとつの評価しか与えられていない不幸なゲームですが、僕はこのセッションに限って言えば普通に楽しめました。一種のコミュニケーションゲームともいうべき構造なので、人や場を選ぶのは当然でしょうね。ポイントの計算がちょっと面倒なのは×ですけど。
http://ejf.cside.ne.jp/review/vivailre.html

・Akaba (アカバ) / HABA

前回のレポートとゲーム詳細はこちらの記事をどうぞ。4人。

4人プレイは初。想像通り、4人だと魔法のじゅうたんコマがあっちにこっちに飛び交ってプレイヤー間の絡みが多くなり、ずっと面白くなりました。ふいごでコマを吹くという1点だけにゲーム性の全てが集中したシンプルな作品です。2005年のドイツゲーム賞の子供賞が授与されました。
ルールがやや曖昧なところがありますが、そのあたりはゲーム中に話し合って適当に決めました。
http://ejf.cside.ne.jp/review/akaba.html

・Maulwurf Company (穴掘りモグラ) / Ravensburger

これも何と初プレイ。4人。

90年代中期に発売されたゲーム。ボックスを利用したギミックが素晴らしい。この購入して10年、やっとプレイする機会に恵まれました。

プレイヤーは6つ(4人プレイ時)のモグラコマを持ちます。これをまずボード上に1個ずつ全てを置きます。ボードにはたくさんのマスといくつかの穴が空いています。このボードは階層構造になっており、上のボードを取ると、下の一回り小さなボードが現れます。ボードは4層あって、その下にある「ゴールデンシャベル」をいち早く獲得したプレイヤーの勝ちです。

各プレイヤーは1〜4までの数字が書かれたタイルを6枚持っています(枚数は数字によって異なります)。自分の手番でランダムに1枚を表にして、その数だけ1個のモグラを進ませます。モグラコマは直進しか行えませんし、他のモグラを飛び越えることも出来ません。また、移動可能なマスがあれば必ず移動しなければなりません。このため、穴に入っているモグラを移動させなければならないこともあります。

そのボード上にある全ての穴にモグラが入ったら、そのボードは終了です。穴に入れなかったモグラコマは全てゲームから取り除きます。そしてそのままボードも除去し、下の階層でまた同じようにゲームを繰り返します。

ギミックが楽しい手軽なファミリーゲームと思いきや、なかなかどうして重層的なゲーム性を持っています。パズル的な思考・カウンティング・相手を止めるセーフティプレイなどのプレイングテクニックも豊富で、ドイツゲーム初心者・未経験者でも十分に楽しめる良作です。
http://ejf.cside.ne.jp/review/maulwurfcompany.html

・Wo ist die Kokosnuss (さがしものは何?) / AMIGO Spiel

シャッフルの合間にちょっとだけプレイ。

場に何枚かのカードを並べておき、それと同じ構成のカードを親が持っています。まず、親は手持ちのカードから1枚をランダムに抜き出します。子の目的は、それが何であるかを当てることです。

親は、残りのカードを1枚ずつめくっていきます。最後のカードがめくられたら、すばやく手で隠します。子は、めくられなかったカードが何であるかを手元の回答用カードで指さすことで当てます。これが見事に正解であれば1点をもらえます。

アクション要素のあるメモリー系カードゲームです。全然勝てる気がしませんけど、これは面白いなぁ。子供向けゲームには、こういうシンプルで大人でも盛り上がれるものがいくつかありますね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/woistdiekokosnuss.html

・Mark (マルク) / Franjos Spieleverlag

リサイクルと環境。4人。

驚愕のコンポーネントが特徴の「マルク(マーク)」。青いタイルはダンボール製だし、ビンはガラス製でカチャカチャいいます。これは「原材料」で、全部で5種類あります。5種の原材料はひとつの色に対応しています。

手番にカラーダイスを2個振ります。そのどちらかの目(色)をひとつ選び、それに対応した原材料について、3つの行動のうち1つを行います。

 1.ストックから自分の倉庫に原材料を回収
 2.自分の倉庫にある原材料を工場へ運ぶ
 3.工場にある原材料を市場で売却する

カラーダイスが2個とも同じ目であれば2回行動を行えます。ハンマーの目が出たら、指定された原材料についてプレイヤー全員で競りが行われることがあります。競りに勝つと自分の手番外で行動が行えます。

倉庫や工場には、それぞれ4つまでしか原材料を保管することが出来ません(合計8個)。また、倉庫や工場に3つ以上の原材料がある場合は、維持費を支払わなければなりません。

市場には5つの列があります。市場に売却される原材料は、まず各列の左側のマスに置きます。そして売却したプレイヤーは、そのマスに書かれたお金をもらえます。

1つの列には1種類の原材料しか置くことは出来ません。ある列のマスが全て埋まってしまったら、以後、その列に置かれた原材料は売却することは出来なくなり、そのまま廃棄されてしまいます。こうして、4つの列が埋まるまでゲームを続け、最終的に所持金の多いプレイヤーの勝利です。

久しぶりにやったのですが、かなり面白かったです。市場のマス目が良く出来ていて、各列にはそれぞれ売却額の幅に特有の個性があります。早く売りすぎると利益は少ないし、後で売ろうとしても時間切れで倉庫で腐らせてしまうことになるかもしれません。サイコロを使いますが、運の要素はほどよくブレンドされており、少なくともゲーム中盤過ぎまではバランスのよい白熱したセッションとなりました。

終盤はどの列も売却額が高騰するので少し大味な展開になりますが、それを事前にプレイヤーが理解していれば問題ないでしょう。またぜひどこかで再戦したいゲームです。
http://www.boardgamegeek.com/game/500

・Choice / Hexagames

シド・サクソン作のダイスゲーム。6人くらい。

5個のダイスを振って、それをルールにしたがって組み合わせを考えつつ、高得点を狙うゲーム。「ヤッツィー」のバリエーションと思いきや、それなりに独自のジレンマ感のあるゲームに仕上がっています。…でもルールを聞き間違えてダメじゃん(汗)。

苦手なタイプのゲーム(多人数同時プレイなのでじっくり考えられない)なので、次があるかどうかは微妙ですけど、1回くらいはちゃんとしたルールでやりたいとは思っています。いやほんとに。
http://www.boardgamegeek.com/game/2371

・Cairo (カイロ) / Schmidt Spiele

プレビューはこちらの記事をどうぞ。4人。

そうは見えませんけど、簡単にいうと「陣取り」の構造を持ったゲームです。各建築現場に建築資材を送り込んで、それが最も多かったプレイヤーが、その建築現場に与えられている得点を得ます。2番目に多かったプレイヤーはその半分の得点を得ます。これに「コマを指ではじく」というアクション要素が加わっているわけです。

まぁこういうゲームなので、プレイヤーごとにちょっとした温度差がありましたけど、僕ともうひとりのプレイヤーはかなり楽しんでコマをはじいていました。まじめにやると、かなり奥の深いゲームだと思うのですが、もっと賛同者が多くなるといいなぁ。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Darts/6878/bgeme03/bgeme104.html

・Hollywood Players (ハリウッド・プレイヤーズ) / Van der Veer Games

最後に時間がちょっと余りまして。そこで OKAZU さんが「となり(ジョイフルハイパー)で買ってきた」というゲームを何点か片づけていた時にこれを発見。前回プレイ時に、あんまりにもあんまりなゲームだったので、それを確認するためにも半ば強引にプレイ開始。7人。

…で、結論はそう変わらず。うう。
プレイヤーに与えられた情報は少ない上に選択肢も少ないでは、フォローのしようがないです。
http://ejf.cside.ne.jp/review/hollywoodplayers.html

レポートは以上です。
今回は前回にも増して人数が多く、ここで書いたもの以外にもたくさんのゲームがプレイされていました。最大5卓ほどが同時に立っていましたが、現在の会場ではキャパシティ的にきつくなってきているようにも見えました。えらい規模のゲーム会になっていますね。今後が楽しみです。

ともあれ、とても充実した1日となりました。とても楽しかったです。今後もまたおじゃまさせていただくことになるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします>関係者各位  

2005年10月13日

水曜日の会 (10/12)

12日(水)は、秋葉原イエローサブマリンにて行われた「水曜日の会」に参加してきました。その名の通り、毎週水曜日に開かれている有志によるゲーム会で、テーブルゲーム初心者や未経験者を特に強く意識した運営方針が大きな特徴です。

「水曜日の会」は、ネット上では mixi のコミュニティで活発な意見交換が行われています。

[ コミュニティ:テーブルゲーム始めました。]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=223467
※mixi 内にジャンプします。mixi に参加されている方のみアクセス可能。

水曜日の会は今年の6月から毎週のように開かれており、12日はすでに15回目の開催となります。参加者もじわじわと増加しているようで、今回は総勢23人を数えたとのこと。今回、僕は初参加をさせていただきましたが、平日開催にも関わらず多くの人が賑やかにゲームを楽しんでおりました。

なお、主催者のおひとりは、もう何度も別のゲーム会などでご一緒したことのあるタナカマさんです。

・Pyramidos (ピラミッド) / HABA

またいきなりこんなのを。4人。

ということで、このところ各所で何だか話題になっている「ピラミッド」をプレイ。ハバお得意の立体アクションゲームです。穴だらけのボード上で、ボールをボードの下から指で突きながらうまく転がして、目的地まで運ぶのが目的です。簡単そうに見えますが、ボールのコントロールはちょっとした慣れが必要です。といっても少し遊べばすぐにコツがつかめます。

ところでゲームですが、終了時に4人中3人が同点トップという珍事発生(゚▽゚;)
http://www.ps-hiroshima.com/board/pyramidos.htm

・HoneyBears (ハニーベアー) / Piatnik

安心して遊べるレースゲーム。4人。

シャッフルの後に揃った4人でハニーベアー。クニツィアの小品で、手軽に「おのれクニツィアめー」が楽しめます。実に面白いゲームなのですが、残念ながら絶版ゲーム。個人的には復刻して欲しい作品のひとつです。

以前の記事と重複しますが、簡単にゲームの説明もしておきましょう。手番になったら手札からカードを1枚出して、カードと同じ色のクマを1〜2歩進ませます。4匹のクマのうち、いずれか1匹がゴールしたら1レースが終了し、その時点でのクマの位置と各プレイヤーの手札の状況に応じてポイントが与えられます。レース結果によってはポイントがマイナスになることもあります。

3レース行って、タナカマさんが手堅く勝利。
http://ejf.cside.ne.jp/review/honeybears.html

・Top Banana (トップ・バナナ) / Schmidt

最もさるの物まねがうまい人から。4人。

他の卓がまだ終わらないので、そのままのメンバーで「トップ・バナナ」に突入。

これもまた単純至極で悩ましいゲーム。まず各自「1」〜「5」までのカードを持っています。手番には1枚カードをプレイします。直前のプレイヤーがプレイしたカードと異なる数のカードをプレイしなければなりません。プレイしたカードの数だけサルを進ませるか、あるいは戻します。マスに沿ってサルを動かしますが、他のサルがいるマスは数えません(飛ばします)。最上段や最下段に達すると、そのまま折り返して進まなければなりません。

これを繰り返し、全員がカードをプレイし終わったら1ゲームが終了します。最も高い位置にいるサルプレイヤーにバナナチップ2枚、2番目のサルプレイヤーはバナナチップ1枚を獲得します。数ゲーム繰り返し、最も早く5枚のバナナチップを獲得したプレイヤーの勝利となります。

実はほとんど完全情報ゲームなのですが、読み切るのは難しいです。なかなか興味深いゲームで面白かったのですが、勝敗の方は全然ダメな結果に終わりました。くやしいなぁ。どこかで再戦しよう。
http://ejf.cside.ne.jp/review/topbanana.html

・Billabong(ビラボング) / Amigo

変形グラスホッパー。4人。

1人だけ入れ替わって、エリック・ソロモンの「ビラボング」。最近リメイクされて、現在でも簡単に入手可能です(ただしコンポーネントは写真のものとは異なります)。

カンガルーのコマをうまくジャンプさせながら、いち早く自分のコマを5個全てゴールさせたら勝ち。中盤過ぎになると、芸術的ジャンプがあちこちでピョンピョンと発生します。運の要素はまったくない思考ゲームですが、意外と重い展開にはならずにサクサクと進行します。このタイプのゲームにしては、この手軽さは特筆に値します。

今回のセッションでは、パズルマニアのKさんが1手差で華麗に勝利。お見事でした。
http://ejf.cside.ne.jp/review/billabong.html

・Ice Lake (アイスレイク) / Live Oak Games

2日前にやったばかり。4人。

ルール確認の意味を含めて再プレイ。他の3人の方は初プレイ。

中盤過ぎまではかなり面白い展開だったのですが、やはり終盤でスケーターが混み合ってきたり、盤上に複雑な形の亀裂が走ったりすると、とたんに判定がややこしくなります。うーむ。面白いゲームなのですが、勝敗を決める最後の部分がやや荒い仕上がりになっていて残念。
http://www.ps-hiroshima.com/board/icelake.htm

・Maskenball Venezia (ベネチアの仮面舞踏会) / Adlung-Spiele

写真が綺麗。6人。

カードで指定されたジェスチャーをそれとなく行って、それが何かを適度な人数にわかってもらえれば得点になりますが、あまり多くの人にバレてしまうと得点はもらえません。

変わったタイプのコミュニケーションゲームでした。今ひとつコツもノリもつかめずに最下位で撃沈。
http://ejf.cside.ne.jp/review/maskenballvenezia.html

・Razzia! (ラッツィア) / Amigo

「ラー」のリメイク。4人。

競りゲーの傑作「ラー」をリメイクした作品。実は「ラー」は未プレイだったりしますが(汗)。

自分の手番ではカードをめくるか競りを宣言することが出来ます(あるいは泥棒カードを使う/詳細略)。めくったカードは場に置きます。もしめくったカードが「警官」ならばただちに競りが開始されます。

競りは、手元にある小切手を入札することで進行します。各プレイヤーは3枚しか小切手を持っていません。落札したプレイヤーは小切手を場に置き、もともと場に置いてあった小切手を受け取り、それを裏返しにして自分の手元に置きます。そして場にあるカードも獲得します。

3枚の小切手を使い切ってしまうとラウンドから抜けます。全てのプレイヤーが小切手を使い果たすか、あるいは警官カードが7枚ひかれたらラウンドは終了します。そして、獲得したカードについて、ルールに規定された得点を獲得したり、失点したりします。

新しいラウンドは裏返しの小切手を表向きにして開始します。これを3ラウンド繰り返し、最終的にポイントの高いプレイヤーの勝利となります。

限られた機会で最大の効率を図ろうとするクニツィアらしい作品で、個人的にはかなり気に入りました。ゲームは惨敗でしたけれども。この勢いで「ラー」もプレイしたいですね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/razzia-amigo.html

・Ticket to Ride:Europe (乗車券・ヨーロッパ) / Days of Wonder

パリは燃えているか(違)。5人。

「乗車券」の欧州版。いくつかのルールは加わっていますが、基本的な面白さは引き継がれています。

個人的には3回目のプレイですが、初めて「展開が早ぇぇ」と思いました。慣れたプレイヤーが多かったせいでしょうか。主要なルートやカードを1手差で次々押さえられては勝てないです。ということで最下位で終了。ぐう。
http://ejf.cside.ne.jp/review/tickettoride-europe.html

・Trendy (トレンディ) / Spielspass

最後は軽めの定番カードゲームで〆。5人。

もうね、このゲームはしょーもないおしゃべりをしながらノリよく遊ぶのが一番だと思うのですよ。ということで、バカ騒ぎして(うるさくてすいません)ゲームを心底楽しませていただきまして、本日の「水曜日の会」は終了したのでした。
http://ejf.cside.ne.jp/review/trendy.html

レポートは以上です。
会場にいたのは6時間ほどでしたが、それ以上に充実したひとときを過ごすことが出来ました。本当に楽しかった。まだ参加者の顔とお名前が一致していないのですけれども、今回一緒に遊んでいただいた方々には心から感謝いたします。

初参加の「水曜日の会」でしたが、全体的な雰囲気が初期の袋小路に似ているなぁと思いました。袋小路は現在も「初心者に優しい」ことをモットーにしていますが、参加者のレベルアップや巨大化による嗜好の多様化によって、もはやそれが主軸とは言い難い活動内容になりつつあります(もちろん初心者が遊びやすい環境であることには違いありませんので誤解無きよう)。

「水曜日の会」の「初心者指向」は、ゲームという一点に集中している分だけ、現在のところ相当に徹底されています。持ち込まれていたゲームをざっと見ましたが、このポリシーを十分に考慮したものがほとんどで、つまりベテランも含めた参加者全体にも「初心者向けゲーム会」という意識が十分に浸透し、またそれがきっちり実践されているということなのだと思います。これは実に素晴らしいことではないでしょうか。

ということで、大変にお疲れさまでした。
またそのうち遊びに行きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします>参加者ご一同様