moon Gamer - ボードゲームブログ

テーブルゲーム(ボードゲームやカードゲームなど、電気を使わないタイプのゲーム)と、その周辺の話題を中心にした記事や写真を広く公開している個人ブログです。

カテゴリ: プレビュー・レビュー

前回の続きで、5月~8月分です。この時期はたくさんのゲームをプレイしました。
ところで、ピックアップしたタイトルの前にあるアイコンの意味は以下の通りです。

moon Gamer その月で最も印象に残ったゲーム(0~2点)
moon Gamer その月で印象に残ったゲーム(0点~4点)

相変わらず、記憶と印象を頼りにした感覚的なリストです。過去の自分のエントリーを読み直して、当時(というほど昔でもありませんけど)の楽しい雰囲気を思い出して、つい読み込んだりしています。ついでに誤字をなおしたりも…moon Gamer


5月
moon Gamer仔ぶた急便 / 創作ゲーム(チームきりたんぽ(仮))

http://moon.livedoor.biz/archives/52218640.html (5/13)
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効果の異なるタイルをボード上に配置しつつ、自分の3匹の仔ぶたで4つの拠点を回るパズルライクなボードゲームです。

この年のゲームマーケットで少数販売され、その完成度に誰もがうなりました。創作ゲームの枠を遙かに超え、世界レベルの域にまで達した逸品です。

moon Gamer水晶庭園 / 創作ゲーム(骨折ゲームズ)

http://moon.livedoor.biz/archives/52218640.html (5/13)
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創作ゲーム連発ですが気にしない。エリアマジョリティの変則系ゲームです。

あり物のコンポーネントを最大限利用し、それを優れたアイデアによってまとめ上げられた傑作です。

moon Gamerサムズテン / 学習研究社

http://moon.livedoor.biz/archives/52218643.html (5/20)
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コマを動かしてタイルを取り、同色タイルの合計値を10にするパズルライクなゲーム。

「テンプラス」に含まれるゲームはどれも面白い。そして僕としてはこれがもっとも印象に残りました。

moon Gamer18C2C (Coast to Coast) / Designs In Creative Entertainment(DICE)

http://moon.livedoor.biz/archives/52218638.html (5/4~5/5)
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「18xx」システムを全米規模の壮大なスケールで実現してしまった超弩級ゲーム。

大規模なゲームながら、精密なゲーム性をも併せ持っている良作です。「18xx」プレイヤーなら、一生に一度はプレイしてみたいあこがれのタイトルです。

追補:

この月は他にも以下のように印象に残るゲームが多く、充実していましたね。
 大量絶滅 mass extinction / 創作ゲーム(骨折ゲームズ)
 Wikinger (ヴァイキング) / Hans im Gluck
 Dragon Parade (ドラゴンパレード) / Z-Man Games
 Ponte del Diavolo (ディアボロの橋) / Hans im Gluck


6月
moon GamerTAMSK (タムスク) / Don & Co.

http://moon.livedoor.biz/archives/52218652.html (6/23)
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砂時計とリングを大量に使う2人用アクションゲームの傑作。

アブストラクトゲームとしても傑出した構造を持ち、購入してからずっとプレイしていなかったことを後悔したほどでした。

moon GamerLines of Action / Abacus

http://moon.livedoor.biz/archives/52218652.html (6/23)
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巨匠シド・サクソンの手による名作思考ゲーム。2人用。

こんなに簡単なルールなのに、まるで何世紀にも渡ってプレイされてきたかのような深みのあるシステムは人類の宝です。

moon GamerColosseum (コロッセウム) / Days of Wonder

http://moon.livedoor.biz/archives/52218647.html (6/9)
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ローマ帝国のイベントプロデューサーという視点が大変にユニークなボードゲーム。

長時間ゲームながら、戦略性と運がバランスよく調合されたゲーム性が素晴らしく、飽きさせません。アートワークも合格点。

moon GamerDie Baumeister von Arkadia (アルカディアの建設) / Ravensburger

http://moon.livedoor.biz/archives/52218651.html (6/17)
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このセッションの前年に発売されたゲームですけれども、改めてその魅力を感じたのでピックアップ。

立体感のあるコンポーネントや、複数の要素が混じり合ったゲーム性が好みです。

追補:

6月も超充実した月でした。他にも以下のゲームが良かったです。
 Zooloretto (ズーロレット) / Abacus
 YINSH (インシュ) / Don & Co.
 Chain Reaction / Abacus


7月
moon GamerAge of Empires III: The Age of Discovery / Tropical Games

http://moon.livedoor.biz/archives/52218658.html (7/22)
moon Gamer

2007年最大の収穫がこのゲーム。新世界(アメリカ大陸)の発見と他国との争いがテーマのボードゲームです。

深い戦略性と適度なランダム性が混じり合ったバランスが面白い。強力な特殊効果も、その争奪戦を競技性に取り入れたことでスマートにまとめ上げられています。

moon GamerJenseits von Theben (テーベの東) / Queen

http://moon.livedoor.biz/archives/52218655.html (7/1)
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前バージョンをブラッシュアップし、ファミリーゲームとして再構成した良作。

運の比重は高め。だからこそ遺跡発掘の雰囲気をそこはかとなく感じることが出来るのです。

追補:

バリアントルールの使用が前提ですが「Das glorreiche Manover (栄光ある演習) / Schmidt Spiele」も良いゲームでした。


8月
moon Gamer1846 / Deep Thought Games, LLC

http://moon.livedoor.biz/archives/52218662.html (8/4)
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そして史上最強の「18xx」登場。慣れると3時間で終わり、それでいて濃厚な「18xx」を堪能できます。

ベテランプレイヤーによって現在でも研究も進んでおり、日々新たな発見があるそうです。

moon GamerCaylus Magna Carta (ケイラス・マグナカルタ) / Ystari Games

http://moon.livedoor.biz/archives/52218668.html (8/25)
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シンプルなケイラス。ケイラスのエッセンスをうまく取りだして、誰でも手軽に楽しめるようにカードゲームとして再構成されています。

また、ケイラスの入門用としても使うことが出来るでしょう。

追補:

「Gangster / LudoArt」も、シンプルながらプレイしごたえのある良作でした。


続きはまた次のエントリーにて。

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moon Gamer

「Elements (エレメンツ)」は、今から10年ほど前に Adlung-Spiele から発売されたカードゲームです。

当時、一部で好評を博したものの、特に国内ではそれほど大きな話題とはならず、多くのゲームと同様に、歴史の中に自然と消えていったゲームのひとつでした。

それが今年になって B2FGames LLC によって再販され、再び注目を集めようとしています。このエントリーでは、この「エレメンツ」についてレビューしてみましょう。


moon Gamer

カードは大別して2種類あります。
これは「元素(エレメント)」を模したカラーカード。場に常に置かれ、並んだ位置でランク(強さ)が決まります。

※このゲームには5つの元素が登場しますが、仏教や道教における五大元素とはあまり関係がないように思います。

moon Gamer

こちらはナンバーカード。
カラーカードと同じく5色あり、各色は「0」~「10」まで11段階のランクがあります。つまりナンバーカードは全部で55枚あります。

プレイヤーが扱うのはこのナンバーカードのみで、その他、特殊なカードは一切ありません。


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準備として、まず場にカラーカードをランダムに横に並べます。そしてカードの列の左端に「ゲームの箱」を置きます。この箱に近いカードほどランクが高い(強い)カラーとして扱われます。

5人でプレイする場合、ナンバーカードを11枚ずつ全員に配りきります。
※このエントリーでは5人プレイ時の例のみを書きます。3~4人でプレイする場合についてはルールブックを参照してください。

このゲームは2つの段階があります。
まず、カラーカードのランクを確定し、それと同時に、プレイヤーが獲得する目標となる得点カードを決定します。
続いて、その得点カードを変則的な競りによって1枚ずつ獲得します。


moon Gamer ◆最初の段階◆

スタートプレイヤーから順に、各プレイヤーは、手札から1枚ずつ、場のカラーカードの下にナンバーカードを裏返しにして出します。これによって、カラーカードとナンバーカードの「組(ペア)」を作ります。

すでにナンバーカードが置かれている(=ペアになっている)カラーカードに対しては、ナンバーカードを出すことは出来ません。空いているカラーカードの下にのみ出すことが出来ます。なお、プレイヤーが出すナンバーカードは、カラーカードと同じである必要はありません。

moon Gamer

全員がカードを1枚ずつ出し終わったら、場のナンバーカードを表に返します。

moon Gamer

この時、場のカラーカードとナンバーカードは、写真のように上下でペアになっているということに注意してください。

moon Gamer

そして、ナンバーカードの数値の大きい順に、各ペアのカードを並べなおします。

大きなナンバーカードを持つペアを箱に近い場所へ並べるようにします。同じ数値の場合は、並べ直す前に箱に近かったペアを優先して箱の近くになるよう並べます。

この処理により、カラーのランク(強さ)が変化します。箱に近いペアのカラーカードほど強いランクとなります。

moon Gamer

この後、「0」のナンバーカードは場から捨てます。そして、箱から最も遠いペアのナンバーカード(最も数値の低いカード)から競りを行います。


moon Gamer ◆競りの段階◆

この段階の目的は、場のナンバーカードを獲得することです。

これは、ランクの低いナンバーカードから順に1枚ずつ、競りによってカードの獲得者を決めます。この獲得したナンバーカードが得点となるのです。

競りの手順は以下の通りです。

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最初のプレイヤーから順に、手札から任意のカードを1枚ずつ表向きにプレイするか、あるいはパスをします。

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続いて、さらにもう1枚のカードを順にプレイするか、あるいはパスをします。

1巡目でパスをしたプレイヤーは、ここでカードをプレイすることは出来ません。

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最後に、2枚のカードをプレイするか、あるいはパスをします。

1巡目か2巡目でパスをしたプレイヤーは、ここでもカードをプレイすることは出来ません。

カードをプレイするのは任意で、パスすることも出来ます。途中でパスした場合、そのナンバーカードの競りでもう追加のカードをプレイすることは出来なくなります。

注:パスをした場合でも、追加のカードプレイが不可になるだけで、
  次の強弱判定には参加することが出来ます。
注:3回目のカードをプレイする際に、手札に1枚しかカードがない時には、
  追加でカードをプレイすることは出来ません(パスするしかありません)。

3回の手順で全員がカードをプレイするか、あるいは全員がパスをしたらこの競りは終了します。


moon Gamer

ここで、全員がプレイしたカードの強弱を比較します。原則として、同じ色か、同じ数字の枚数が多い方が勝ちます。

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枚数が同じ場合は、数字の方が強いと判定します。

moon Gamer

同色の枚数が同じ場合は、ランクの高い色の方が勝ちます。

この例では、赤よりも黄の方がランクが高いので、黄の組み合わせが勝ちます。

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枚数が同じ数字の組み合わせは、数値の大きい方が勝ちます。

moon Gamer

枚数が同じ色の組み合わせは、それぞれの組み合わせの中で最大の数値を比較して、それが大きい方が勝ちます。

右の例では、最大数値が「9」と「7」を比較するので、上の組み合わせが勝ちます。


moon Gamer

こうして、最も強い手をプレイしたプレイヤーが、対象となっている場のナンバーカードを獲得します。獲得したカードは裏返しにして保管します。

次のナンバーカードの競りは、前の競りでカードを獲得したプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。こうして、場のナンバーカードが無くなるまで、順番にこれを繰り返します。これで1ゲームが終了です。獲得したナンバーカードは得点として記録し、その後で捨てます。

また、各プレイヤーは次のゲームを行う前に、手札のカードを好きなだけ捨てることが出来ます。このようにして捨てられたすべてのナンバーカードをよく混ぜ、各プレイヤーの手札が再び11枚になるように配ります。場のカラーカードはそのままの状態にしておきます。

これで次のゲームが始まります。プレイヤーの数と同じだけゲームを繰り返します。最終的に、獲得した得点累計の高いプレイヤーの勝利となります。


moon Gamer

お手軽なルールながら、悩ましくもコミカルなハンドマネージメントをわずかな時間で楽しめるカードゲームです。運の比重はやや高めですが、カウンティング等、ゲーム的なテクニックを駆使する場面も多々あります。3~4人プレイではダミープレイヤーが登場し、コミカル度はさらに上昇するのではないでしょうか。

= DATA =
 ◆タイトル :Elements (エレメンツ)
 ◆デザイナー:Marcel-André Casasola Merkle
 ◆メーカー :B2FGames LLC / Adlung-Spiele
 ◆3-5人/12歳以上/30分程度
 ◆関連サイト:
  http://www.b2fgames.com/
  http://www.boardgamegeek.com/game/1680

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これで最後です。9月~12月分となります。

写真はクリックすると大きな画像が表示されます。ちなみに、素材となる画像は、それよりもさらに4倍~6倍の面積があります。また、通常のエントリーでは、ほとんどトリミングしているのですが、ここではあえてほとんどやっていません。なので端の方にいろいろなものが写っていたりするものがあります。卓上やその周囲のリアルな雰囲気を感じていただければと。


9月
moon GamerHere I Stand GMT Games

http://moon.livedoor.biz/archives/52218573.html (9/16)
moon Gamer

中世末期、欧州に吹き荒れた宗教改革の時代をグローバルにシミュレートする大作。

プレイするには丸1日かかるが、この時代のヒストリカルゲーム自体の存在が珍しいので、それでもやる価値は十分にあると思う。

moon GamerDie verruckte Kette / Adlung-Spiele

http://moon.livedoor.biz/archives/52218575.html (9/25)
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プラスチックチェーンをつなげるパズルゲーム。

見た目の斬新さもそうだが、多様な遊び方が提供されている点が素晴らしい。

このゲームも絶版で未入手なので、どうにかして手に入れたいところ。

moon GamerKaivai (カイヴァイ) / Pfifficus Spiele

http://moon.livedoor.biz/archives/52218569.html (9/3)
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豊漁の神さまを奉りつつ、より高い名誉を目指すゲーム。

変則的ながら拡大再生産型のゲームとして、独自の面白さを表現することに成功した完成度の高い好ゲーム。


10月
moon GamerCanal Mania (カナルマニア) / Ragnar Brothers

http://moon.livedoor.biz/archives/52218579.html (10/9)
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英国の運河建造史をテーマにした建設発展系ゲーム。

手軽なルールと深い戦略性、何度でも遊びたくなる中毒性と、名作となる要素を併せ持った傑作。

再版の動きもあるので要チェックだ。

moon GamerTahuantinsuyu (タワンティンスーユ) / Hangman Games

http://moon.livedoor.biz/archives/52218583.html (10/22)
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インカ帝国の盛衰をテーマにしたクレヨン引きな戦略ゲーム。

ラウンドの構成が変わっていて、それが他に見られないユニークなゲーム性を生み出している。

カードの強さに問題はあるが、それでも十分に面白い。


11月
moon GamerRoads & Boats / Splotter Spellen

http://moon.livedoor.biz/archives/52218586.html (11/3)
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スプロッタの出世作となった精密系開拓ゲーム。「Antiquity」の前身だが、こちらの方がずっとプレイしやすい。もちろん勝利するには綿密な計画と大胆な作戦が必要なことは言うまでもない。

再版されたそうなので、入手するなら今がチャンス。

moon GamerSilk Road (シルクロード) / Z-Man Games

http://moon.livedoor.biz/archives/52218595.html (11/26)
moon Gamer

3人限定だが、これは面白かった。

特殊効果タイルの多さが、ゲーム性に直結しているのが素晴らしい。

プレイヤー間の駆け引きの濃密さも特筆すべき特徴だ。


12月
moon GamerDie Saulen der Erde (大聖堂) / Kosmos (Franckh-Kosmos)

http://moon.livedoor.biz/archives/52218597.html (12/9)
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気が早いかもしれないが、今年の年間ゲーム大賞の有力候補ではないかと。これを追い抜くゲームが今年中に果たして現れるのか、それはそれで楽しみでもある。

アートワークの美しさにも要注目。

moon GamerHermagor (ヘルマゴール) / Mind the Move

http://moon.livedoor.biz/archives/52218597.html (12/9)
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行商ゲームとして高いゲーム性を持つ逸品。

簡潔なルールの中にテクニカルな要素を濃縮したゲーマーズゲーム。新作だが、国内であまり扱われていないのが残念。

これを面白いと思ってくれる人がたくさんいることを切に願う。


以上です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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前回の続きで、5月~8月分です。やっぱり連日更新は無理でした。orz
ところで、タイトルの前にあるアイコンの意味は以下の通りです。

moon Gamer その月で最も印象に残ったゲーム(0~1点)
moon Gamer その月で印象に残ったゲーム(1点~2点)

記憶を頼りにした感覚的なリストです。こうしてまとめて振り返ってみると、手続きが複雑で手間のかかるゲームが僕は好きなんだなぁ、とか改めて思ってみたりして。


5月
moon GamerFury of Dracula (フューリー・オブ・ドラキュラ) Fantasy Flight Games

http://moon.livedoor.biz/archives/52218530.html (5/13)
moon Gamer

まさに吸血鬼のごとく21世紀に甦ったリメイク作品。

オリジナルの厳しいバランスを見事に修正し、歴史に残る壮大で独自のチェイスゲームとして新生させた。

ルールは多いが、読破する価値はある。

moon GamerStockmarket / Jordan Games

http://moon.livedoor.biz/archives/52218533.html (5/21)
moon Gamer

絶版ゲームがまさかのランクイン。

一部の理不尽なまでに強いカードを取り除くだけで、推理と権謀術数が渦巻く高度な心理戦をミックスしたような、独特な感覚を楽しめる株式ゲームとなった。

僕は未入手なので、ぜひ手に入れたい。


6月
moon GamerTwilight Struggle / GMT Games

http://moon.livedoor.biz/archives/52218544.html (6/17)
moon Gamer

冷戦時代をテーマにした2人用カードドリブン。2時間もあれば冷戦の流れを追体験することが出来る優れものなゲーム。

核戦争におびえながら危うい外交路線を突き進まなければならなかった当時の指導者たちの悲哀を感じることが出来るだろう。

近年まれにみるシミュレーションゲームの傑作。

moon GamerUr: 1830 BC (ウル1830BC) / Splotter Spellen

http://moon.livedoor.biz/archives/52218542.html (6/11)
moon Gamer

古代メソポタミアの開発ゲーム。18xx風のメカニクスを文明発展系統のゲームにアレンジし、ついには独自の面白さと競技性をも生み出した作品。

少数生産のスプロッタだが、まだ入手可能なゲームだ。

moon GamerSeerauber (海賊組合) / Queen

http://moon.livedoor.biz/archives/52218547.html (6/24)
moon Gamer

ドイツ年間ゲーム大賞候補作。僕はこのゲームが候補作の中ではイチオシだった。

シンプルさと高いゲーム性を両立させた優れたメカニクスで、子供からフリークたちまで、幅広い層に受け入れられる内容を持つ。


7月
moon GamerAge of Steam Expansion - North Eastern USA / Steam Brothers

http://moon.livedoor.biz/archives/52218551.html (7/2)
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「蒸気の時代」は外せない。

鉄道ゲームの頂点を極めた本作は拡張マップも秀作が多く、その中でも「North Eastern USA」は群を抜いた面白さを誇っている。

特殊ルールもマップの構成もよく練り上げられていて、実に見事な仕上がりだ。

moon GamerEkonos (エコノス) / Ludic

http://moon.livedoor.biz/archives/52218557.html (7/23)
moon Gamer

ルールの少なさに驚いた人も多いのでは?
たった2ページ足らずの文章で、これだけグレードの高い経済ゲームが作れるとは驚愕のひとこと。

デザイナーの優れた才能が感じられる作品。


8月
moon GamerDas glorreiche Manover (栄光ある演習) / Schmidt Spiele

http://moon.livedoor.biz/archives/52218563.html (8/12)
moon Gamer

ポジションコントロールが主眼の変速レースゲーム。べらぼうに高い競技性を持つ秀逸な作品。

写真を見てもらうと一目瞭然だが、コマがコースに広く散らばっているのがわかるだろう。前にも後ろにも、そこにいるコマには意味があるのだ。

バリアントによってスコアリングシステムを変えるだけでゲーム性も変わる。長く遊べそうな秀作。


つづく… 次で終わりです。

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あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ありがたいことに、昨年もたくさんのゲームをプレイすることが出来ました。一緒に卓を囲んでいただいた方々にはとても感謝しております。そしてゲームの制作者たちにも。そんな作品たちに心から敬意を表しつつ、昨年中にプレイしたゲームの中で、自分にとって特に印象に残ったものをセレクトし、月ごとに分ける形でリストアップしてみたいと思います。

※後日、エントリーを分けて何回か続きます。


1月
moon GamerHeroscape (ヒーロースケープ) / Hasbro

http://moon.livedoor.biz/archives/52218485.html (1/3)
moon Gamer

圧倒的なボリュームのある豪華で美しいフィギュアとマップが特徴のライトなウォーゲーム。

用意されたシナリオはバランスが良く遊びやすい。すべて異なる特殊効果を持ったアーミーを、編成ポイントを使ってオリジナル軍団を作るのも楽しい。

どう遊んでも面白いってのはすごいです。

moon GamerAntiquity / Splotter Spellen

http://moon.livedoor.biz/archives/52218488.html (1/9)
moon Gamer

精密かつ過酷な古代都市文明発展ゲーム。

綿密な計画とそれを正確にトレースして実行することが、長時間にわたって常に求められる厳しいバランスの上に成り立つシビアさがたまらない。

ゲームといいうよりパズルっぽく、待ったなしのガチ勝負が楽しみたい。


2月
moon GamerHazienda (ハチエンダ) / Hans im Glück

http://moon.livedoor.biz/archives/52218500.html (2/18)
moon Gamer

名匠クラマーによってデザインされた名作。

戦略は多岐にわたり、卓を囲むメンバーによって大きく展開が異なるのが良い。また、マップのデザインを変えることで、テイストの異なったゲームを楽しむことも出来る。

このセッションでは2回目のプレイだが、印象に残っていたので選んだ。

moon GamerAntike (古代) / Eggert-Spiele

http://moon.livedoor.biz/archives/52218498.html (2/12)
moon Gamer

生産と戦闘を中心にしたゲルマンスタイルな地政学マルチプレイヤーズゲーム。

アクションの選択方法に特徴があり、綿密な計画性と大胆な軍略を求められる。

プレイ人数は出来るだけ多い方が楽しいと思う。


3月
moon GamerIndonesia (インドネシア) / Splotter Spellen

http://moon.livedoor.biz/archives/52218504.html (3/4)
moon Gamer

絶妙なバランスと斬新なメカニクスを兼ね備えた経済ゲームの快作。

選択肢と展開の多様さは、創造的な感覚を刺激されるほど。新世紀のピック&デリバリーはかくあるべし。

ルールブックやコンポーネントに若干の問題あり。なお、最初は3~4人プレイ推奨。

moon GamerHammer of the Scots (ハンマー・オブ・ザ・スコッツ) / Columbia Games

http://moon.livedoor.biz/archives/52218509.html (3/18)
moon Gamer

いわゆる「積み木システム」を使ったウォーシミュレーションゲーム。

この手のゲームとしてはルールはシンプルで少なめ。史実を反映して、陣営ごとに微妙にルールと戦略が異なっている点も良い。

思わず籠もって研究したくなる好作。


4月
moon GamerThurn und Taxis (郵便馬車) / Hans im Glück

http://moon.livedoor.biz/archives/50442953.html (4/29)
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年間ゲーム大賞受賞作。ルールは簡単でプレイしやすく、適度にテクニカルな要素も含んでいる。そのため、初心者からフリークまで幅広い層に受け入れられる内容を持っている。さすが。

実用性と美術的センスを兼ね備えたアートワークも秀逸。

moon Gamerトップカーリング / メガハウス

http://moon.livedoor.biz/archives/52218520.html (4/24)
moon Gamer

和製アクションゲームの傑作。

ストーンはボールベアリングで重量感があり、雰囲気だけでも抜群。

その気になればカーリングと同じルールで遊べる。しかも基本的なテクニックまで実際のカーリングと同じ考え方が通用するという素晴らしさ。


つづく… ただし翌日とは限らない… moon Gamer

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moon Gamer

12日(金)は、新宿でヤボ用をこなしてから西口のイエローサブマリンにちょっとだけ行ってきました。

特に何か買いたい物があったわけでもなく、何となく、ただふらりと。

moon Gamer

何点か購入したのですが、個人的な収穫は「Cthulhu 500 (クトゥルフ500) / Atlas Games」。あのクトゥルフ神話をベースにしたレースゲームという、もうそれだけで十分なキワモノ作品です。

実は先日、このゲームがヤフオクに出品されていたのですが、あっという間に万に近い値段まで上がってしまいました。ヤフオクではクトゥルフ関係のゲームがやたら相場が高くなる傾向にありますが、こんなパロディゲームまでもがその影響を受けています。

ちなみにイエローサブマリンでは3349円で普通に販売されていました。ということでゲット。和訳ルールは無かったので、気張って訳します。思ったよりルールが多くて大変そうだ…
http://ejf.cside.ne.jp/review/cthulhu500.html

moon Gamer

もうひとつピックアップ。「まじかるスクール / ロール」。偶然にも12日が発売日当日だったようです。

ゲームの方は、ダイスを使ったカード収集です。場にはまず3枚のカードが公開されます(課題の提示)。このうち任意の1枚だけは変更可能です。それぞれのカードには2~4個のシンボルが描かれています。

その後でダイスを振ります。ダイスにはこのゲーム独自のシンボルが描かれており、これらを4~5個振ります。その中のいくつかをキープ(振りなおしをしない)した上で、残りのダイスをもう一度振ります。

ダイスの目のシンボルと、公開されているカードに描かれたシンボルの組み合わせが同じであれば、そのカードを獲得することが出来ます(課題の達成)。獲得した課題のポイントが10点になったら勝利です。

課題には特殊効果があり、獲得するとそれを行使することが可能です。特殊効果はカードに使うタイミングや効果が記号的に記載されており、わかりやすく表現されています。

ちょっと気になったのはルールが印刷された紙。2枚あって両面印刷(つまり全4ページ)なのは良いとして、1枚目の両面でP1/P2、2枚目の両面でP3/P4というのは読む時に扱いづらいです。しかもノンブルが無いのでなおさら。週刊誌の2つ折りのような構成(メビウス訳のような中綴じ折り)にして欲しかったところです。
http://www.roll-soft.net/card/

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moon Gamer

トレーディングカードの始祖である「Magic the Gathering (マジック・ザ・ギャザリング)」。この第9版がタカラより発売されました。日本語版は第8版まではホビージャパンが販売を行っていたのですが、このバージョンから販売代理店がタカラに変更されました。

第9版の発売は先月の末で、販売代理店が変わった記念ということでもないのですが、久々に購入してみました。プレイしたのも久しぶりで、ルールを思い出すためにちょっと遊んでみたのですが、体が覚えていたようで特に問題ありませんでした。

スターターの方には入門者用のサンプルデッキが2つ入っています。ルール習得用なのでしょうがないとはいえ、これはあんまり面白くないので、すぐに構築済みのデッキに変えてプレイしました。で、2戦ほどやりましたが、これはこれでどうもあっさり気味。あれ? Magic はやっぱり自分でデッキを組んで遊ばないと魅力半減のようです。

もっとも僕の方も、ドイツゲームのやりすぎで、ジレンマが渦巻いて行動に制約の多いメカニクスに慣れてしまったのか、自由度が高くて殴り合うだけの Magic を大味に感じてしまっただけかもしれません。基本セットをやったくらいで何言ってんだって感じですが(゚-゚;)

その後、あちこちの Magic 関連サイトを回ってみましたが、知らないルールやカードが満載でした。同時に、かつて、自分の部屋にカードをうず高く積んでいた時代を懐かしく思い出しました。Magic にいくらくらいつぎ込みましたか? と、たまに聞かれることがありますが、そういう時はいつも「一番安いベンツを買えるくらい」と答えるようにしています。

※ちなみに今は、上記の第9版以外、Magic のカードは1枚も持っていません。

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moon Gamer

忙しくてゲームを買うヒマもない(殴)。
とりあえず2点のみ購入メモ。

Tal der Könige (王家の谷) / Kosmos」はピラミッド建設ゲーム。三角形の箱がマジでイカします。ルールはとても簡単。見た目にも良い感じです。
http://www.boardgamegeek.com/imagegallery.php3?gameid=4

ヒストリー・オブ・サムライ (源平籐橘盛衰絵巻) / GameJournal 別冊」は、定番ゲームである「History of the World」の日本史版です。ドイツゲーム系のフリークにも注目されていますね。
http://www.gamejournal.net/bknmbr/HOS/Hos.html

仕事でゲームを作っているので、忙しいといっても渇望感はそれほど強くなかったりします。今週末からの連休も、あれこれと画策しているうちに予定がバタバタとつぶれて、テーブルゲームは遊べないことになりそう。2週続けて週末のゲーム予定が無しですが、ま、そういうこともあります。

で、本業の電源ありゲームの企画書の草案をいくつも書いてみて、そのうちひとつだけボードゲーム的な趣味に走った内容にしようかと考えていたのですけれども、いくら考えても電源ありゲーム的に面白くなりそうもなくて難航中。

例えばですね、「エリアに存在する総部隊数の過半数が自分の部隊であれば、そのエリアを自分が支配する」というありがちなルールを作ったとしましょう。ボードゲーム的には何の問題もありませんけれども、電源ありゲーム的には、これだけではあまりにも抽象的すぎてダメなのです。

電源ありゲームの世界では、メカニクスより表現方法が問われます。「過半数勢力で支配」というルールを、より視覚的に描写し、それをわかりやすく具体的に表現した上で、さらに商業的にもメリットのある方法を探すことになります。 …あるのかそんなの(汗)。

ということで悩みは続きます。週末はこっちの世界に没頭することにしましょうか。

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moon Gamer

Flunkern (ほら吹き) は、ブラフ&ダウト系のお手軽カードゲームです。

この手のゲームとしては、「Kakerlaken-Poker (ゴキブリポーカー)」が最近ではダントツのヒット作ですが、「ほら吹き」は、さらに軽く、そしてもっと短い時間で楽しめるようになっています。

moon Gamer

これは「野菜カード」。「ナス」「トマト」「ニンジン」「パプリカ」「ジャガイモ」「キュウリ」の6種類あります。枚数は「ナス」が最も少なく(9枚)、「キュウリ」が最も多い(20枚)です。

また、野菜カードには「1」~「10」までの数字が書かれています。数字の分布も野菜カードの種類によって異なります。例えば「ナス」の数値は高め(6~10)で、「キュウリ」は低め(1~5)です。

moon Gamer

こちらは「アクションカード」。全部で4種類あります。

ゲーム中に特殊なプレイを行うためのカードです。

準備は簡単。まず野菜カードだけをシャッフルして、各プレイヤーに8枚ずつ配ります。残りの野菜カードは、山札として場に置きます。

アクションカードは4種類を1枚ずつ(4枚ずつ)を各プレイヤーに配布します。これも手札に入れます。余ったアクションカードは使用しませんので箱に戻します。

これで準備は完了。ゲームスタートです。

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ゲームの目的は「手札を早く無くすこと」です。

また、山札が2回なくなった時点でもゲームは終了します。この場合は、得点計算を行います(詳細詳述)。

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スタートプレイヤーからプレイします。手札から1枚のカードを1枚選び、野菜カードの名前を宣言した上で、そのカードを裏向きにして「場の中央」に出します。

この時、出したカードが宣言したカードでなくても構いません。

次のプレイヤーは選択肢が2つあります。

moon Gamer 1.カードをプレイする

前のプレイヤーが宣言した野菜カードと同じ名前を宣言して、場の中央に置かれているカードに重ねるように、やはり裏向きにして出します。

この時も、宣言したカードと異なる野菜カードをプレイしても構いません。カードをプレイしたら、次のプレイヤーの手番になります。

moon Gamer 2.疑う

前のプレイヤーが宣言したカードと出したカードが違うと思ったら(つまりウソをついていると思ったら)、「ウソつき」と宣言します。

「ウソつき」宣言が行われたら、場の中央に出されているカードのうち、一番上のカード(=直前のプレイヤーの出したカード)だけを1枚めくります。

めくったカードが、宣言したカードと異なる野菜カードであれば、ウソをついた直前のプレイヤーは、めくったカードに書かれた「数字」の数だけ、山札からカードを引いて手札に加えなければなりません。

逆に、めくったカードが宣言通りだった場合は、疑ったプレイヤーが、同様に「数字」の数だけ山札からカードを引いて手札に加えなければなりません。

「疑う」が行われたら、場の中央に積まれているカードは全て捨て札になります。そして手札にカードを加えたプレイヤーから、またカードの名前を1つ宣言して、野菜カードを1枚プレイすることになります。

さて、自分の手番で「1.カードをプレイする」を選択した時、野菜カードをプレイする代わりに、任意のアクションカードをプレイすることが出来ます。

moon Gamer 「爆弾」

この「爆弾」カードは、通常の野菜カードと同様に裏向きにプレイします。

もし、「疑う」を行ってカードをめくった時、それが「爆弾」カードだったら、「疑う」を行ったプレイヤーは、場の中央に置かれている全てのカードを手札に引き取らなければなりません。

moon Gamer 「野菜選択」

この「野菜選択」カードは、表向きにプレイします。

このカードをプレイしたら、任意の野菜を1つ宣言します。野菜カードはプレイしません。その後で「野菜選択」カードは捨て山に捨てます。

※ルールに明記されているわけではありませんが、「野菜選択」カードがプレイされた直後のプレイヤーは「疑う」がプレイ可能なようです。

moon Gamer 「方向転換」

この「方向転換」カードは、表向きにプレイします。

このカードがプレイされたら、プレイ順が逆になります。その後で「方向転換」カードは捨て山に捨てます。

※「方向転換」カードがプレイされた直後のプレイヤーは「疑う」ことが出来ません(ルールに明記されています)。

moon Gamer 「二重疑惑」

この「二重疑惑」カードは、表向きにプレイします。

「二重疑惑」カードは、直前のプレイヤーを「疑う」時にだけ使うことが出来ます。つまり、このカードを出したら自動的に「疑う」を選択したことになります。

「疑う」が成功するにしろ、失敗するにしろ、カードを山札から取る枚数が「2倍」に増加します。その後で「二重疑惑」カードは捨て山に捨てます。

誰かの手札が0枚となったら、そのプレイヤーの勝利です。ただし、最後にプレイした野菜カードが「疑う」によって手札を増やすことになったら、ゲームはまだ続行します。

山札が2回なくなった時点でもゲームは終了します。この場合は、手札に残っている野菜カードの点数を合計し、それが最も少なかったプレイヤーの勝利となります。なお、アクションカードは10点として計上します。

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読み合いに終始する「ゴキブリポーカー」とは異なり、イベントカードによる演出が盛り込まれた楽しそうなブラフゲームです。特殊効果のあるカードは、1度遊べばすぐに覚えられるでしょう。

「ほら吹き」は、4月のメビウス便で来た最新作なのですが、同じく届いた「マニラ」や「バベルの塔」に比較するとあまり話題になっていないような気がしましたので取り上げてみました。いや、マジで面白そうなんですよ。軽すぎて逆にメンツは選ぶかもしれませんけれども。

= DATA =
 ◆タイトル :Flunkern (ほら吹き)
 ◆デザイナー:Tobias Biedermann / Marcel-Andre Casasola Merkle
 ◆メーカー :Ravensburger
 ◆3-6人/8歳以上/30分程度
 ◆関連サイト:
  http://www.boardgamegeek.com/game/15196
  http://ejf.cside.ne.jp/review/flunkern.html

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Scottish Highland Whisky Race (ウィスキーレース) は、18世紀のイギリスを舞台にしたウィスキーの密輸レースがテーマのゲームです。

プレイヤーはスコットランド人となり、密輸先(これもスコットランド)へスコッチウィスキーを運びます。この密輸レースが歴史的な事実を元にしているのかどうかは僕の知識の範囲外でよくわかりません。ゲームの方は、そのような背景を知らなくても楽しめる少しばかり変わったレースゲームとして構成されています。

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ゲームボードです。スコットランドのハイランド地方を表しているそうです。

スゴロクのようなマス目があり、一部のマス目には小さな円が描かれています。この円には、特殊な効果を持つマーカーが配置されます。

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「モルトポイント」のマーカーです。キューブが「1モルトポイント」で、円形が「5モルトポイント」です。

モルトポイントは、コマを移動させる駆動源であり、このゲームの基本的なリソースとなっています。

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下の小さいコマはプレイヤーのコマです。6人までプレイ可能です。

上のひと回り大きなコマは(そうは見えないかもしれませんが)「イギリス人(イングランド人)」コマです。
イギリス人はウィスキーを所持しているスコットランド人(=プレイヤー)に税金をかけようとするお邪魔コマです。

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青とオレンジ色のタイルは、マスに配置される「サイトマーカー」です。

サイトマーカーが配置されたマスでは、さまざまなイベントや効果が発生します。

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背景が緑のタイルは「ウィスキーマーカー」です。

ウィスキーマーカーにはいくつかの種類があり、それぞれが異なる特殊効果を持ちます。

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各プレイヤーにはまず、「GlenMhor(赤)」と「Kinclaith(オレンジ)」と2本のウィスキーが与えられます。その他、規定量のモルトポイントと自分のコマも受け取ります。

ゲームボード上の指定された位置にマーカーを配置します。上級ルールを使うと、ランダムセットアップなどのバリエーションが楽しめます。

未使用のマーカーはストックとなります。残りモルトポイントを銀行にまとめます。イギリス人コマを指定位置に置き、自分のコマをスタートマスに置いて、これでいよいよゲームスタートです。

ゲームは3つのフェイズに分かれています。

1.計画フェイズ
2.プレイヤーフェイズ
  a.コマの移動
  b.マーカーの効果
3.ラウンド終了フェイズ

順に解説してみましょう。

moon Gamer 1.計画フェイズ:

各プレイヤーは、移動で使用したいモルトポイント秘密裏に選びます。選ぶのは自分の所有するモルトポイントからで、任意の数を選ぶことが出来ます(全部でも可)。

モルトポイントを1つ以上持つプレイヤーは、少なくとも1つは選ばなければなりません。全員が選んだら同時に公開します。

選んだモルトポイントの数が最も多かったプレイヤーから移動を行います。選んだモルトポイントは、移動を行う時に銀行に支払います。

もし、同数のモルトポイントを選んだプレイヤーが複数いるのであれば、プレイ順は当事者プレイヤーたち全員が協議して決めなければなりません。

協議してもプレイ順が決まらない時には、当事者プレイヤー全員が移動をする機会を失います。移動出来なかったとしてもモルトポイントを支払わなければなりません。意図的に合意を拒否して移動する機会を失わせるようし向けることも作戦のひとつです。

これらの協議やその他ゲーム中の交渉に、モルトポイント・サイトマーカー(茶のみ)・ウィスキーマーカーを取引材料に使用することが出来ます。

moon Gamer 2.プレイヤーフェイズ:

決められた順番にしたがって、各プレイヤーは自分のコマを移動させます。

移動は前進のみで、選んだモルトポイントは全て使い切らなければなりません。

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もし、他のプレイヤーのコマがいるマスから「出る」時には、他のコマ1つにつき余分に1モルトポイントが必要です。マスから出るのに必要なモルトポイントが不足している時には、そのマスで移動は終了します。

移動が終了したマスに何らかのマーカーがあれば、その効果を発動させることが出来ます。複数のマーカーがあれば、そのうちに1枚を選んで発動させます。

moon Gamer ☆ウィスキーマーカー

ウィスキーマーカーは、4モルトポイントを支払えば購入することが出来ます。購入は任意です。

ウィスキーマーカーには特殊な効果があり、以後、その効果を使用することが出来ます。「X1」と書かれたウィスキーマーカーは、ゲーム中1度しか使用することが出来ません。そのようなウィスキーマーカーを使用した場合は裏返します。

ウィスキーマーカーの特殊効果には以下のようなものがあります。

  • ウィスキーやサイトマーカーの特殊効果をキャンセルする
  • 手番が回って来ていないプレイヤーからモルトポイントを1個ずつ盗む
  • ラウンド終了時に(4個ではなく)5個のモルトポイントを補充する
  • 他のプレイヤー1人の所有するモルトポイント半分を盗む
  • 他のプレイヤーとウィスキーマーカーを交換する
  • 1枚のウィスキーマーカーを賭けて決闘する
  • 任意のコマを2マス、前か後ろに移動させる

特殊効果を使用するためには、定められた条件を満たさなければならないものもいくつかあります。

moon Gamer ☆茶色のサイトマーカー

茶色のサイトマーカーは、自動的にプレイヤーに利益をもたらします。

キューブと数字の書かれた「キャンプ」は、プレイヤーにモルトポイントを与えます。

ラッパと数字の「チェックポイント」は、勝利得点をプレイヤーに与えます。

moon Gamer ☆青いサイトマーカー

青いサイトマーカーには4種類あります。

  • ウィスキーマーカーを5勝利得点(VP)で売却可能な「バブ」
  • ゲームボード上にある任意の2つのマーカーを交換可能な「聖 Culaban の祝日」
  • イギリス人コマを3マスまで前後に移動させることが出来る「イギリス人」
  • 使用済みにウィスキーマーカーを再度使用可能とする「聖地」

止まったマスにある青いサイトマーカーの種類によって効果を適用します。

moon Gamer 3.ラウンド終了フェイズ

全てのプレイヤーの手番が終了したら、イギリス人コマが移動します。イギリス人コマは3マスだけ前進します。

この時、プレイヤーのあるマスは飛ばします。飛ばされたコマのプレイヤーは、所有しているウィスキーマーカー1個につきモルトポイント1個を税金として支払わなければなりません。支払えない時には、ウィスキーマーカーで支払います。

この後で、イギリス人のコマのあるマスに、ストックからランダムに引いたマーカーを配置します。

これを繰り返してゲームは進行します。
誰かのコマがゴールに入ったらゲームは終了し、勝利得点(VP)の計算を行います。

バブに売却したウィスキーマーカーは5VPです。所有しているウィスキーマーカーは1個につき2VPです。モルトポイントを最も多く所有しているプレイヤーには3VPが入ります。

その他、チェックポイントや順位(イギリス人コマがゴールしたかどうかで点数が異なる)によってVPを計算し、最も多くのVPを獲得したプレイヤーの勝利となります。


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特殊効果が派手に飛び交いそうなレースゲームです。とはいえ、ルールを読む限りでは、プレイヤー間の交渉に制限が少なく、「読み」が重要なので、実は意外とシビアな内容のゲームかもしれません。早くゴールすることで高い順位点を得られるようにはなっていますが、最終的にはその他のVPを総計して勝敗が決まりますので、そのあたりの駆け引きも面白そうです。

特殊効果はいくつかありますが、それほど難しいものではありません。また、特殊効果をゲームにもたらすマーカー類はプレイ中に公開された状態で場にあるので、わからなければその場でルールを確認することが可能になっています。

= DATA =
 ◆タイトル :Scottish Highland Whisky Race (ウイスキーレース)
 ◆デザイナー:Andreas Steding
 ◆メーカー :MoD Games / JKLM Games
 ◆3-6人/12歳以上/60分程度
 ◆関連サイト:
  http://www.boardgamegeek.com/game/12679
  http://ejf.cside.ne.jp/review/whiskeyrace.html

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