moon Gamer - ボードゲームブログ

テーブルゲーム(ボードゲームやカードゲームなど、電気を使わないタイプのゲーム)と、その周辺の話題を中心にした記事や写真を広く公開している個人ブログです。

カテゴリ: クラフト・アート

木製キューブは自作ゲーマーには高い需要があり、かく言う僕も広範囲に渡って探索を続けました。東急ハンズや大きなホームセンター(ジョイフル本田など)では無塗装の小型木製キューブが販売されていることは早くからわかっていましたが、僕の狙いはあくまで「塗装済の木製キューブ」でした。

イメージ通りの市販品はどうも手の届くところにはなさそうだったので、考え方を変えて、木材加工や木工芸の業者に製造を委託する計画を立ててみました。これが2004年の秋口頃の話です。数ヶ月に渡って、あちこちの業者(個人業者も含む)に相談や見積もりを依頼してみたのですが、いずれもコスト的にまったくお話になりませんでした。10mm 角木製キューブだと、塗装込みで単価40~50円くらいかかる計算になるのです。

木製パーツの製造コストが高くなるという話については「実録:食卓遊戯密着大本営発表廿四時」のブログでも書かれています。僕の場合は会社通しでやったこともあって、各業者さんとも全体的にもう少しビジネスライクな対応でしたけれども、製造コストの壁にぶつかって悩んだあたりなどは、おおむね同じような道を歩んでおります(泣)。

こうなったら中国はどうだ(謎)ってことで、海外で製造することも視野に入れ、各種グッズの制作を請け負っている専門業者経由で見積もりを依頼してみたりしましたが、万の単位までロットを増やしても、思うように単価が下がりませんでした。

さて、大きさや形にこだわらなければ、実は木製キューブは木製専門玩具店で「おもちゃのビーズ」として簡単に手に入ります。もっともビーズですから、球形や平らなものも混ざっていることが多いですし、ヒモを通す穴も空いているということもあって、最初はあまり注目していませんでした。が、あるショップで販売されているビーズセットの商品写真をよーく見ると、パーツにクリアが入っていることに気が付きました。

「クリアが入っている」というのは、塗料に光沢があるということです。そのセットに入っているビーズの個数を売値で割ったら… 何と単価が24円くらいじゃありませんか。そのビーズセットには形状や色がランダムに混ざっていましたけれども、何にせよ、ショップでの売値がその程度で済むなら製造原価はもっと安くなるはずです。ということで、その商品の仕入れ先を調べ上げてみました。

と、ここまで盛り上げておいてアレですが、結局は最後まで調べませんでした… 子供向けウッドビーズを大量に扱っている団体はわかりましたので、以下にサイトのURLを書いておきます。

[ 和久洋三・童具館 ]
http://www.dougukan.com/

本当は上の業者さんに直接伺って(場所は蒲田)、そこで詳しいお話をお聞きするつもりでいまして、実はアポイントを取る寸前だったのですけれども、上記の「実録:食卓遊戯密着大本営発表廿四時」さんの記事中に素晴らしい情報があったので、そちらを優先した次第です。

これはもう話が超簡単で、つまり本場ドイツにあるショップに注文してしまえってことですね。注文を出したのは以下のサイトです。

http://www.spielmaterial.de/

いや、自作派なら欲しいパーツぱかりでヨダレが出ますな。どうも大量注文をかければ安くなるみたいだったので、とりあえず 8mm 角と 10mm 角のキューブを、各色 1000 個ずつ頼んでみたらいくらかかるだろうという実験をやってみましたよ(バカだねしかし)。

ちなみに上記サイトのリストに書かれている値段は、どちらのサイズのキューブも 0.08 ユーロ(11円くらい?)でした。そしてやって来た見積もりが以下の通り。

P0002a Holzwurfel blanko, 10 mm / Cube 10 mm350ユーロ
rot  1000 (赤)
gelb  1000 (黄)
gruen  1000 (緑)
blau  1000 (青)
schwarz  1000 (黒)
weiss  1000 (白)
natur  1000 (ナチュラル)
P0002e Holzwurfel blanko, 8 mm / Cube 8 mm240ユーロ
rot  1000 (赤)
gelb  1000 (黄)
gruen  1000 (緑)
blau  1000 (青)
schwarz  1000 (黒)
weiss  1000 (白)
送料 52ユーロ
合計 642ユーロ
合計(注文時の為替レート1ユーロ=139.75円)89,720円

簡単に言うと、8mm 角キューブは 0.04 ユーロ、10mm 角キューブは 0.05 ユーロになったということです。万歳。こうして、総計1万3千個のキューブの注文を出しました(書き忘れましたが、注文は英語で出せます/とはいえ不安だったので、注文は詳しい人に依頼しました)。

ところで送料ですが、荷物の重さを基準にはじき出されました。全部で約 6.5 kg なのですが、10 kg までは送料は 52 ユーロ固定なんだそうです。

正式に発注したのは4/14(木)だったのですが、発送はなぜか4/25(月)までかかりました。そこから1週間後の5/2(月)には到着しましたので、発送されてしまえばドイツから1週間くらいで届くことになります。ドイツからは郵便局経由で送付されてきたようです。

そして届いたキューブこいつです。

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もちろん写真は一部だけで、注文した全色が無事届いております。品質も上等で、通常のドイツゲームに使用されている光沢が入った立派な木製キューブです。

さて、こいつをどうしよう(←考えてないのかよ)。1個10円とかバラ売りしても果たして売れるのかどうか。欲しい人なんているんでしょうか。ま、追加注文も含めて、後のことはゆっくり考えることにしましょう。

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GW回想録の続きだったのですが、別のカテゴリにしました。

このところしばらく、ゲームに使用するコマやマーカーの代わりに使える素材を探し続けていました。これは、自作ゲームの素材や市販ゲームのコンポーネントの代用として使いたかったためです。一度に数十個以上使うので、単価あたりのコストが低いことを前提として、あれこれと探し回りました。この記事はその記録のメモです。

最初に探しまくったのは「ビーズ」です。実際にコンポーネントとして使用されている例としては、同人ゲームの「エルスミーアの魔女」 で使われていますし、市販ゲームでは「Wongar (ボンガル) / Goldsieber」でウッドビーズが使用されています。

ビーズは色や形のバリエーションが豊富にあり、単価もそれなりに安いので、大量に揃えるには適しています。反面、ゲームに向かない形が多く、特にサイズが小さいものが多いのが泣き所です。単価の安いショップもあったのですが、結果として購入は控えることにしました。

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次に目を付けたのは「モザイクタイル」です。モザイクタイルには、その用途(本来の用途)ごとにいくつかもの種類があります(色・素材・大きさ・形・等々)。

写真のものはガラス製で、片面を塗料を塗ることで色が付けられています。大きさは 11mm に近い 10mm 角で、厚さは 3mm ほどです。形・厚さ・色合いは微妙にムラがありますが、気になるほどではありません。

ガラスタイプのモザイクは他にも複数のありましたが、ゲームに最も適していると思ったのはこれでした。小売りの単価はどの店でもあまり変わらず、1個8円くらいです。このタイルを購入したのは以下のサイトです。モザイクタイルは他にもたくさんの販売サイトがあります。

[モザイクタイルショップ]
http://www.mo319.com/

ガラスモザイクの利点は、色のバリエーションが豊富だということです。ビビッドな色からくすんだ色合いまで揃っているので、欲しい色で悩むことはないでしょう。見た目にもとてもキレイです。

また、単価は卸業者から箱単位(というか広さ単位)で大量に購入すればさらに下がるかもしれません。卸業者らしき会社もネット上で見つけましたが、個人で取引出来るかどうかは不明です。

この素材に問題があるとすれば、微妙に手で扱いずらいということです。3mm と薄くて少し重みもあり、塗装されている面があまり滑らないこともあって、重ねたりすき間無く広げて置くと取りづらいです。

また材質がガラスなので、万が一割れた時の危険度は木のキューブに比べたら段違いに上です。もっとも、元々が外装にも使われることもある素材ですし、触った感じも頑丈そうです。恐らく普通にゲームに使っている分には大丈夫だと思います。あとは自己責任で。

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ちなみに写真のように「ガラスそのものが着色されているタイル」もありました。こちらはやや軽い素材で出来ているのと、全面ガラスなので、上記のタイルよりも格段に手で扱いやすいという大きな特徴があります。

ただ… コストは3倍以上です。僕が購入したショップでは1個あたり25円。個人的に使うのであれば問題ないレベルかもしれませんが、それならダイソーのガラスマーブル(単価2円ほど)で十分でしょう。このタイルは材質も見た目にも完璧なので、このコスト高はとても残念です。

次回は本命の木製キューブについて。

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回想と言ってもまだ終わっていないし予定も入っているのですが、それはそれで。

スギ花粉飛散のシーズンはほぼ終息したはずなのですが、まだ鼻の後遺症がひどい状態です。ほんの少しのハウスダストでも簡単にダメージを食らってピヨります。ということで、今年のゴールデンウィークは意図的にあまりゲーム会の予定を入れずにグダグダと休んでいました。

とはいうものの、ゲームそのものから離れていたわけでもなく、また離れられるわけもなく、引きこもっていろいろなものを作ったり、考えたり、買ったりしていました。

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まずは「All Wound Up / Twilight Creations」のルール訳を作成しました。Atog 師匠のレポートに触発されて、先日のルイ14世会の時にイエローサブマリンで購入しました。ゼンマイ仕掛けのフィギュアがナイス。

ルールは平易なのですが、文中に使われている文字が全部「大文字」だったのでちょっと読みづらかったです。

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次は「Manifest Destiny / GMT Games」のコンポーネントの整理と日本語化作業。このゲームの和訳ルールはクロノノーツでダウンロードすることが出来ます。もちろん無料。

このルール訳がまたよく出来ていまして、ルールはもちろんのこと、カードやマットもレイアウトを変えずに訳されており、リファレンスマニュアルのリプレイまでもが全訳されている力作です。素晴らしすぎ。

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ところでこのゲームは付属の木製コマにシールを貼らなければならないのですが、これがまた大変な作業でした。8mm 角キューブにシールを貼るというのも珍しいのですが、これを1プレイヤーあたり25個×5人分=125個も貼ります。作業中の様子は写真の通り。あーこまかい。

ちなみにルールブックに書かれているコマの色と実際に入っているコマの色が一部異なっていましたが、種類ごとのコマの数は合っていたので支障はありませんでした。

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続いては、「Car Tricks」というウェブで無料配布されているレースゲームの自作をしました。配布されているサイトはこちらです。。ルールをざっと読んでいたらちょっと変わった構造だったので興味が出てきまして、後はその勢いだけで作ってしまいました。ちなみに写真のコマ(レーシングカー)は「ピッチカー・ミニ」のものを流用しています。

コースとなるゲームボードはラミネート加工しましたが、本当はぶ厚いマット紙を使いたかったところ。時間が無かったので仕方なくお手軽な方法を採りましたが、ラミネート加工した紙の上では小さいコマなどが微妙に扱いづらくなるので、ゲームボードの自作する時には最近あまりやらなくなりました。まぁ、これは好みというか感覚的な話なのですけれども。

感覚といえば、僕が自作カードの角を面倒でも丸くトリミングするのも、実用的なメリットよりも気持ちの問題で行うことが多いのです。角張ったカードを扱うと、尖った部分が手に当たってチクチクしますよね。特にカードスリーブの角は、刺激というより痛みに違い感覚を覚えることさえあります。これがどうもゲームの雰囲気を悪い流れにしてしまうような気がするのです。痛覚が常に刺激されていると気持ちもささくれ立ってくるもので、ゲームが無用に荒れる要因になるのではないかと… ま、きっとそれは僕の考えすぎだ思いますので、単なるおまじないだと思ってください(汗)。

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そんなことはどうでもよくて、完成した「Car Tricks」は、このとおり100円ショップで購入したケースに入れてできあがり。

計ったようにぴったり。このケースは、容量がたっぷりあって収納に便利なのでよく使います。

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そしてその収納のお話。6日(金)にゲーム倉庫に新しい棚(店舗什器)がドカンと入りました。これまで広々としていた空間は全て棚になりまして、見た目にも本当に倉庫みたいになってきました。

この後、カードゲームなどの小箱を整理するための書庫を購入する予定で、そこでやっとゲーム収納計画は終了です。これであふれてきたら、今度は別の場所を探さないといかんかも… でもそれはさすがに避けたいな…

もうちょっとネタがあるのですが、本日はひとまず失礼をば。

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まずご報告から。書きかけだったた3/26(土)の袋小路特別例会のレポートをまとめました。

さて、本日もまた小ネタ。

今月の「月刊ログイン」(2005年4月号)に連載されているマンガ「始末書(金澤尚子さん著)」に、ちょっと面白い情報がありました。今回は国際宝飾展のレポートだったのですが、そこに「加工前の宝石は意外と安い」みたいな話が載っていたのです。

興味をそそられたので、さっそくネット上で情報を探してみたところ、確かに原石や裸石レベルの石だとかなり安いことがわかりました。1個あたりの単価だと数百円~数十円くらいで、見た目にもけっこうきれいな石が買えるんですね。なるほど、これは今まで知りませんでした。

※ちなみに、Yahoo オークションでも専門カテゴリがありました。

いろいろなサイトを見回っていると、安価でカラフルな貴石を量り売りしているお店がいくつもありましたので、そのうちの1店から5kgほど購入してみました。下の写真がそれです。お値段はこれで1万円。

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試しに石の数を数えてみました。大きさにばらつきがありましたが、それらを全部1個と数えて1416個ありました(誤差±50個)。まぁだいたい1400個としても、1個あたり7.1円。極端なサイズの石を除いたとしても1個10円未満で済みそうな感じです。

ダイソーで買えるガラスマーブルよりはずっと高いのですし、色も好きに選べない不自由さはありますが、自作ゲームコンポーネントの「もうひとつの選択肢」として、このような貴石を検討してみるというのはいかがでしょうか?

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何となく仕切りの多いトレーが欲しかったので、写真のようなものを購入してみました。いわゆるコレクションケースです。

とても頑丈な作りですが、購入してみたら思ったより重くて、持ち運びには向いていないようです。シミュレーションゲームでよく使われるユニットトレーのような軽い作りで、これくらいの仕切りがあると便利なんですが、あまり見かけたことはないですね。

ま、これはこれで使います。とりあえず、Betrayal at House on the Hill (丘の上の裏切り者の館) / AH のコマの整理用に考えています。あれは本当にコマの種類が多くて探すのに難儀しましたので…

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週末に向けて、いくつかのゲームのルールを熟読&インストの練習などしました。ちょっと難儀したのが Reef Encounter / R&D Games (写真) です。

このゲームは大まかに分類して3つの要素が相互に関連しています。あるルールの説明をする際に、別のまだ説明していないルールを前提に話をしなければならず、インストの難しいタイプのゲームです。

幸いにして言語依存度が低く、特殊効果もほとんどないので、未プレイゲームではありますが、何とかなりそうではあります。

それよりもスギ花粉の飛散量ですかね… 今年は連日のように記録的な飛散量となっていて、薬が効かない日がかなり多いです。毎年、薬の効かない日はシーズン中に4~5日はあるものですが、今年はこれまで、週に2~3日は薬が効かない日になっています。

ところが効能が無くなっても副作用だけはしっかり残るんですね。「花粉症の症状+薬の副作用」の2重のダメージは相当にきついです。ぐは。

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本日も多忙にて小ネタ。ゲームの小物に使いたくて、欧州各国の古いコインを大量に購入しました。

moon Gamer

ゲームスペース柏木の置いてある「プエルトリコ」で、お金にユーロコインが代用されていたのがヒントになっています。

ユーロコインは現行通貨なので、ゲームに使うくらい大量に入手するには、さすがにそれなりのコストがかかります(ユーロ高いし)。ということで、おもちゃのユーロコインなんてものを見つけました。

http://www.chocoa.jp/GC0011.shtml / ユーロコインセット
http://www.chocoa.jp/index.html / トップはこちら

ユーロコインを使うと雰囲気が出てなかなかいいのですが、色での識別性がいまひとつかなぁ、と思っています。そこで古コインを購入してみたのでした(日本のコインの種類による識別性の高さは特筆すべきものがあるかと思います)。

今度はアジアやアメリカなど他の国のコインも買ってみようかと思っています。

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夜中に puppi さんのお宅へおじゃましまして、たくさんの自作ボード・コマ・カードなどをいただくことに。ありがとうございま~すmoon Gamerワーイ

写真は、「Kardinal & König (王と枢機卿)」のバリアント「バチカン宮殿」のボード・「Paris Paris (パリ・パリ)」のタイル・「Das Zepter von Zavandor (ツァバンドールの王笏)」のカード修正版の3点です。他にも「プエルトリコ」の日本語建物タイルとかもいただきました。

特に「ツァバンドール」のカードは、もうこれなしで遊ぶのは考えられないくらい便利に愛用させてもらっています。

moon Gamer

ついでに「micropul」という2人ゲームも遊びました。これは「カルカソンヌ」のようなタイル配置系アブストラクトゲームです。

本来は木のタイルで販売されているのですが、自作用のファイルも配布されていて、それを puppi さんがダウンロードしてタイルを制作したそうです。

で、ゲームの方はかなり面白い内容でした。最初ルールを聞いた時には、細かなシバリがいろいろあって面倒そうに思ったのですが、実際にやってみると、それらは全てゲーム的に意味のある連携となっているのですね。「もっといい手はないか」と悩むことの楽しさをじっくりと味わえる好ゲームだと思います。

※ちなみに写真は一部タイルの置き方が間違っていますmoon Gamer 不覚。

タイルも48枚だけだし、シンプルな奥の深い作品ですので、パズル的思考ゲームに興味のある方はぜひ自作にチャレンジして遊んでみてはいかがでしょうか。

http://www.boardgamegeek.com/game/10660
http://neutralbox.com/micropul/ (オフィシャルサイト)

それにしても、ゲームやったのは久しぶりだ…

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群馬JAGAの滝沢さんが考案したゲームです。拙作のアップリンクをベースにして作り上げたバリエーションです。アップリンクよりも、さらに戦術的に鋭いゲームになっていると思います。アップリンクと異なる点を中心にご紹介します。

◆シゲタキ・ルール Ver.1.0(2005/2/13公開)

 ルールデザイン:滝沢さん(群馬JAGA
 ルールライティング:moon

【 準備 】

カードの順位(強さ)はアップリンクと同じで、A→K→Q→J→10→9…3→2
カードのポイントは「A」が「マイナス1点」です。それ以外はアップリンクと同じです。

カード ポイント
「2」「3」 3ポイント
「4」「5」「6」 2ポイント
「7」「8」「9」 1ポイント
「10」 なし(0ポイント)
「K」「Q」「J」 マイナス2ポイント
「A」 マイナス1ポイント

チップをそれぞれ20ポイント分持ちます。

最初にカードを各プレイヤーに12枚ずつ配布します(3人でも4人でも)。
残ったカードから、人数分の枚数のカードを場に表向きにして公開します(3人なら3枚/4人なら4枚をオープン)。これが最初の場札になります。残ったカードはこのゲームには使用しません。
 ※アップリンクと異なり、最初の場札は山札からカードを取ってオープンします。

【 プレイ 】

基本的な進行方法はアップリンクと同様です。

任意の方法で最初にカードをプレイするプレイヤーを決め、そこから左回りに1枚ずつカードを表向きにプレイします。
自分の手番で手札から出すカードの種類には制限はなく、何をプレイしても構いません(メイフォロー)。全員がプレイしたら、最もランクの高いカードを出したプレイヤーが、このトリックに勝ちます。同じランクのカードが出されたら、後に出したプレイヤーのカードの方がランクが上と見なします。
 ※ここまでアップリンクと同じ。

トリックに勝ったプレイヤーは、場札のカードを>1枚を除いて取ります
 ※アップリンクと異なり、自分の出したカードは取りません。

そしてこのトリックでプレイされたカードが全て次のトリックの場札になります。
 ※アップリンクと異なり、トリックを取ったプレイヤーのカードも場札になります。
 ※このトリックで残したカードは捨て札となるようです。

次のトリックでは、前のトリックで勝ったプレイヤーが最初にカードをプレイします(リード)。リードするカードは、前のトリックで「取らなかったカード」のスートと同じでなければなりません。
 ※例えば「ハートの5」を残したのであれば、「ハート」のカードを最初に出します。

もし、これが出来ない時や、したくない時には、そのプレイヤーは1枚のチップを銀行の支払わなければなりません。
 ※チップが足りない時にはマイナス点を記録します。
 ※意図的にチップを支払うようなカードの出し方も可能です。

この制限は、トリックの最初のカード(リード)だけです。それ以外のプレイヤーは何のカードを出しても構いません。

このようにして12回のトリックをくり返します。これで1ゲームです。

【 スコアリング 】

まず、トリックで取ったカードのポイントを合計します。

次に、4種類のスートについて、それぞれ獲得した枚数をカウントします。
あるスートのカードを最も多く取ったプレイヤーは、取った枚数だけマイナスポイントを計上しなければなりません。
例えば、4人プレイの時、スペードをプレイヤーA=5枚・プレイヤーB=3枚・プレイヤーC=3枚・プレイヤーD=2枚と取った場合、5枚とったプレイヤーAはマイナス5点を計上します(以下、他の3種類のスートについても同様に判定します)。

複数のプレイヤーが同点で最多枚数の場合は、その全てのプレイヤーがマイナス点を受ける対象となります。

ポイントがプラスになったプレイヤーは銀行からチップをもらいます。マイナスになった人は支払います(マイナス点は記録しておきます)。

何回か行って、最もチップの枚数が多いプレイヤーの勝利です。

ぜひお試しください。面白いと思います。滝沢さんは、すでにプレイした上で上記ルールを当方にお送りいただいております。このルールは、滝沢さんの記述されたルールを元に、私こと moon が再構成してまとめたものです。

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自作ゲーム「アップリンク(Uplink)」を公開します。トランプを使ったシンプルなトリックテイキングゲームです。

もともとはオリジナルカードを使ったゲームでしたが、作っている最中に夢が広がりすぎて収集付かなくなったので、余計なものは削って、誰でも遊びやすいようにカードをトランプにしてみました。よろしければご笑覧ください。

◆アップリンク(Uplink)・ルール Ver.1.1(2005/01/27)

 ・Ver 1.1 バリアントルール追加。

ルール1【用具】

標準のトランプ1組。ジョーカーを抜いた52枚。 得点計算を行うためのメモやチップなど。

ルール2【人数】

プレイヤー数は4人推奨。 ※たぶん3人でも大丈夫。2人や5人は不可。

ルール3【ランクとポイント】

カードの順位(強さ)は、Aが最強で、K→Q→J→10→9…3→2。
これとは別に、各カードにはポイントが割り振られています。

カード ポイント
「2」「3」 3ポイント
「4」「5」「6」 2ポイント
「7」「8」「9」 1ポイント
「10」 なし(0ポイント)
「K」「Q」「J」 マイナス2ポイント※
「A」 1ポイント

※ハートの絵札には特殊な効果があります。スコアリングルール参照。
※この表がまだ調整中…
※100円ショップで安いトランプを購入して、そこにあらかじめポイントを書いておくとプレイしやすくなります。

ルール4【準備(ディール)】

ディーラートランプ1組をよくシャッフルして、各プレイヤーに6枚ずつ配布します。
残りのカードは、このゲームでは使いません。

各プレイヤーは、自分の手札から1枚を選び、それを裏向きにして出します。
そして一斉に表向きにオープンします。出されたカードは表向きのまま、場の中央に置いておきます。

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これでゲーム開始準備は終了です。

場にはプレイヤーの数と同じ枚数のカードが置かれ、各プレイヤーの手札は5枚ずつあります。

ルール5【進行】
moon Gamer

ディーラーの左となりの人から、手札からカードを1枚だけ選んで、それを場に公開します。

続いて、左となりのプレイヤーが手札からカードを1枚だけ場に公開します。

これを順に繰り返し、最後の人がカードを公開したら、場に出されたカードの強さを比較します。

この一連の流れを「トリック」といいます。トリックはこのゲームの基本的な進行単位となります。

最もランクの高いカードを出したプレイヤーが、このトリックを取ります。同じランクのカードが出された場合、後に出したプレイヤーのカードの方がランクが上と見なします。

トリックを取ったプレイヤーは、次のことを行います。

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1.自分の出したカードを獲得します。

2.続いて、場に公開されているカードの中から、1枚だけ残して残りを全て獲得します。どのカードを取るかは任意ですが、取る枚数は変えられません。

獲得したカードは、手札とは別にして裏向きにして脇によけておきます。

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この時点で、場には1枚だけ表向きのカードが出ている状態になっています。

ここで、他のプレイヤーは、今出したカードを場の中央に置きます(表向きです)。

こうすることで、場には再びプレイヤーと同じ枚数のカードが表向きで公開されることになります。各自の手札は1枚ずつ減りました。

これで次のトリックを始めます。
全部で5トリック(手札が無くなるまで)を行います。

ルール6【スコアリング】

各プレイヤーごとに、獲得したカードの「ポイント」を計算します。

絵札は1枚つきマイナス2点です。
ただし、「ハート」の絵札は、同じランクの絵札があれば、その2枚の組み合わせごとに2ポイントとします。

たとえば、「ハートのQ」と「スペードのQ」を獲得していれば、この2枚1組で2ポイントと計算します。
もしここに「クラブのQ」があったとしても、これはマイナス2ポイントです。
なお、「ハートのQ」が1枚だけならマイナス2ポイントです。

獲得したポイントは記録しておきます。ゲームごとに獲得したポイントは累積します。ポイントがマイナスになったとしても、そのまま計算して記録します。

ルール7【次のゲーム】

前のゲームで、最後のトリック終了時に場に残って公開されているカードはそのままにしておきます。
また、前のゲームで各プレイヤーが獲得した全てのカードは次のゲームでは使いません。脇によけておきます。

未使用の山札から各プレイヤーに5枚ずつカードを配布し、次のゲームを開始します。次のゲームは、前のゲームの最後のトリックに勝利したプレイヤーからカードを出します。

2ゲーム終了時には、場に公開されているカードは残した状態で、それ以外のカードを全てシャッフルして新たに山札を作り、次のゲームを開始します。

こうして、4ゲーム終了時に最もポイントの高いプレイヤーの勝利となります。

バリアント

このゲームを遊んで、運の要素が強いと思われた方は以下のルールをお試しください。

各プレイヤーごとに、1種類のスートのカードだけをまず配布します。各プレイヤーごとに特定のスートだけの「A]~「K」まで13枚のカードが配布されることになります。これを「個人の山札」といいます。それぞれシャッフルして個々で管理してください。

最初のゲーム開始時には、それぞれのプレイヤーが自分の「個人の山札」から6枚を取ってゲームを行います。
2ゲーム目は、場のカードはそのままにして、その他の使ったカードをゲームから取りのぞきます。そして未使用の「個人の山札」から5枚を取ってゲームを行います。
3ゲーム目は、場のカードをそのままにして、その他の自分のスートのカードを集めて再び「個人の山札」を作り直した上でゲームを再開します。

このバリアントルールを採用する場合には、「ハートのQ」のスコアリングルールは採用しません。代わりに、同じランクの絵札を3枚集めたらその1組で2ポイントとして計算します。例えば、「スペードのQ」「クラブのQ」「ハートのQ」を取っていれば、この3枚1組で2ポイントです。

ただし、同ランクの絵札を4枚とも集めてしまうと、全て1枚ごとにマイナス2ポイントとして計算しなければなりません。上の例で、そこに「ダイアのQ」があれば、マイナス8ポイントになります。

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創作ゲーム「バインド(Bind)」を公開します。テスト用ミニバージョンです。このゲームの元ネタはなんと今年の初夢ですmoon Gamer 夢の中で遊んでいたゲームを思い出しながらなんとかまとめてみました。細かい調整は後回しで先に公表してみます。あ、必勝法とか見つけても、そこは笑うところですから。ええ。

◆バインド(ミニバージョン)ルール ルール1【用具】
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・黒コマ 12個
・白コマ 12個
・5x5マスのゲーム盤

※オセロや碁盤を流用しましょう。
※正式なフルバージョンでは、8×8マスでコマは30個ずつになります。

ルール2【手番】

2人でプレイします。各プレイヤーは、黒か白のコマ12個を全て自分の手元に持ってゲーム開始です。開始時にゲーム盤には何も置きません。

先手が「黒」を持ちます。手番では自分の手持ちのコマをマスの中に置きます。
コマは、マスの縦か横に一直線になるように置きます。

ルール3【コマの配置ルール1】
moon Gamer

コマは1手番で2個か3個を置きます。
原則としてパスは出来ません(ルール7参照)。
また、1個や4個以上のコマを一度に置くことも出来ません。

ルール4【コマの配置ルール2】

手番で自分のコマをゲーム盤に置く時には、まず相手のコマを1個だけ盤上から取り、そのマスに自分のコマを配置しなければなりません。

そして、そのマスから上下左右のどちらかの方向に向かって連続したマスに、自分のコマを1個か2個を置きます。つまり、合計で2個か3個のコマを1手番で置くことになります。

コマを置く際には、最初に置くコマを起点として一直線になるように置かなければなりません。また、最初にコマを置くマスを除いて、空いているマスにしか自分のコマを置くことはできません。

取ったコマは、相手の手持ちに戻します。なお、取れるのは相手のコマだけです。

自分のコマを配置する際は、可能であれば相手のコマを1個取ってから、上の手続きを処理しなければなりません。どうしてもこれが行えない時には「ルール5」の規定にしたがって別の手順を行わなければなりません。

≪例1≫

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黒のコマが3個置かれていた時に白の手番になったとしましょう。

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白プレイヤーが黒のコマを1個取って、そこに自分のコマを置きました(の位置です)。

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そしてそこから右方向の連続したマスに2個の白コマを配置しました(の位置です)。これで手番が終了します。

※ルール的には、のコマは1個だけでもOKです。

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相手のコマを取った位置から、上下左右の1方向にのみ自分のコマを置くことが出来ます。

図のように、相手のコマを取ったマスを「はさむ」ような置き方は出来ません。

ルール5【コマの配置ルール3】
moon Gamer

相手のコマを取った後に、盤上に残っている相手のすべてコマは、縦か横のマスに、そのコマとは別の相手のコマが存在しているようになっていなければなりません。また、この条件を満たさないようなコマの取り方は行えません。

自分の手番で、この条件を満たすようなコマの取り方が出来ない時は、自分のコマに隣接する任意の空いたマスに、手持ちの自分のコマを1個だけ配置して手番を終了します。

また、自分の手番にて、ルール4にもルール5にも合致するマスが存在しない場合は負けとなります。

≪例2≫

moon Gamer

このような状態の時、黒プレイヤーの手番では「2」か「3」のコマを取って配置することが出来ます。

「1」のコマを取ると、「2」と「3」が、他の白のコマに隣接していない状態となるので取ることは出来ません。

≪例3≫

moon Gamer

実戦例です。ここで白の手番となりました。しかし、黒のコマをいずれも取ることは出来ません。どの黒のコマを取ったとしても、残った黒のコマが他の黒のコマと隣接せずに単独で存在するような状況になってしまうからです。

したがって白プレイヤーはルール5に則り、「」の位置に白のコマを1個置きました。

ルール6【第1手目の例外】

両プレイヤーとも、自分の最初の1手だけは、必ず3個のコマを置かなければなりません。

また、黒(先手)プレイヤーの最初の手番だけは、3個のコマを単に盤上に配置するだけで手番を終了します(この配置も縦か横に直線上に3個配置します)。

ルール7【パス】

原則としてパスは出来ません。ルール4の配置を優先し、そうでなければルール5のコマの配置を行います。どちらも出来なければ負けとなります。

ただし例外として、もし自分の手番で手持ちのコマが1個だけになってしまっている場合にのみ、パスをしなければなりません。その場合は、単に相手に手番を渡します。

ルール8【勝利】

自分のコマを先に全て盤上のマスに置いたら、そのプレイヤーの勝利となります。

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