moon Gamer - ボードゲームブログ

テーブルゲーム(ボードゲームやカードゲームなど、電気を使わないタイプのゲーム)と、その周辺の話題を中心にした記事や写真を広く公開している個人ブログです。

タグ:チャレンジゲームの集い

25日(土)は、池袋で開かれた「チャレンジゲームの会」に行ってきました。

前回のレポートはこちらのエントリーをご覧ください。前回は、袋小路代表の娯楽堂さんが個人的に呼びかけたプライベートな会という位置付けでしたが、今回は袋小路の特別例会に準ずる扱いに昇格させたようです。

ただテーマがやや突飛ですし、初心者お断りとはっきり謳ったこともあり、今回も人の集まりもそれなりだったようです。とはいえ、会場では普通のゲームサークルではあまり見かけないようなゲームが次々と登場し、会場内は大盛況でした。

以下は、僕が持ち込んだり、プレイしたゲームのレポートになります。


Pusher / Peri Spiele

マイナーゲーム? いえいえ、93年の年間ゲーム大賞ノミネート作です。3人。

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たくさんのボールと浅いくぼみのついたボードで遊ぶアクションゲームです。目的は、自分の色のボールを誰よりも早くボード上にすべて置くことです。

手番では自分のストックからボード上の任意のくぼみにボールを置きます。ただし、ボールと同じ色のくぼみには置けません。これはゲームを通じて適用される制限で、もしそのような状態のボールがあれば、ボード上から取り除かれます。

2つのボールが接して置かれている状態を「ペア」と言います。ペアを作ることは義務ではありませんが、意図的に作ることは出来ます。手番でボード上に「ペア」があるプレイヤーは、「三角」に並ぶようにボールを置かなければなりません(手番はそれで終わり)。そしてその次のプレイヤーは、その「三角」の3つのボールの中心部分を押さなければなりません。

ボードのくぼみは浅いので、押されたボールはコロコロと転がります。その結果、ボールの色とくぼみの色が合ってしまったボールはボード上から除去します。もし、手番プレイヤーのボールが1つでも除去されてしまったら手番は終わりです。

運良く自分のボールが除去されなかった時、ボード上に「三角」に並んでいるボールがあれば、再びそれを「押す」ことが出来ます。「三画」が無い時には、自分のストックからボールをひとつボード上に置いて手番が終了です。

というようなシンプルなゲームで、家族でわいわい遊ぶタイプのファミリーゲームです。ルールもかなり曖昧で、例えば押す方法について細かく規定されておらず、単に「Push」と書かれているだけです。

ボールを転がさないようにそーっと押して、何度も手番を行うと一度にたくさん置けてしまうことがあるので、「それは何となくずるいから、もっとチカラを入れて押すようにしよう」とか、その場で適当に決めを作って遊びました。

意外と楽しめましたけど、箱が重くてでかいので持ち運びは不便だなぁ。moon Gamer
http://www.boardgamegeek.com/game/7065


スーパーティルト / エポック社

1977年発売の国産アクションゲーム。みずるさん持ち込み。4人。

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ダイスを併用する変形スゴロクです。各プレイヤーは4つのボールを持ち、これらをすべてゴールさせれば勝ちです。

手番ではダイスをふり、出た目だけ自分のボールひとつを動かします。ダイスによって移動するのは「横」方向にだけです。ボールを移動させることで、傾きによって溝をボールが転がり、「縦」方向に移動することもあります。もし、ボールが縦に触れてしまうようなことがあれば、下になったボールはふりだしに戻ってしまいます。

その後でボードの「ボタン」を押します。ボタンを押すことで、ボールの重みでボードの傾き方向が変わることもあります。また、それによってボールが溝に沿って移動したり、ふりだしに戻ってしまうような状態が発生することもあります。

スタートするにもダイス運が必要という、何だかものすごいゲーム。スゴロクだから当然(?)最後のゴールもダイス次第です。レガシーゲームはこうでなくてはなりませんね。ということで、このゲームは運だけで勝ってしまいました。moon Gamer


Ting Tong / Ravensburger

ベルの軽やかな音色がステキなメモリーゲーム。

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1973年製のレガシーゲーム。デザイナーは何とあのアレックス・ランドルフです。開始時にベルの下に「1」~「10」までのタイルを隠して、それを数字の順番に開けていくことを競うというだけの、元はシンプルなメモリーゲームです。「10」まで開けられたらその人の勝ち。そしてタイルの種類を変え、再びゲームを行います。

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タイルの種類が写真のようにいろいろあって、一見しただけでは、それがいくつなのかわかりにくいデザインのタイルもあります。実はこれがこのゲームのキモなんですね。

数字なら覚えやすいのですが、そうでないものはなかなか記憶しづらいため、ベルの音色がヒントになるのです。つまりこのベルは、すべて音階が異なっています。

この日はルールを少しいじってアレンジしましたが、素直に元のルールで遊んでも十分に面白いと思います。箱には12個のベルが入っていて、2個は「ダミー」として使うことで難易度を上げることも出来ますし、数字タイルの枚数を減らせば簡単にすることも出来ます。記憶ゲームとして、他にいくらでも遊び方が考えられるでしょう。

お年寄りから子供まで、全年齢で楽しむことの出来る良いファミリーゲームでした。moon Gamer
http://www.spielarchiv.de/spiel/t/tingtong/tingtong.htm


Kameltreiber AG (キャメルドライバー) / Schmidt Spiele

スピーディなラクダレース。4人。

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レースの目的は最後まで生き残ることです。

まず大きめのタイルをルールにしたがって環状に並べます。続いて、裏と表で異なる数字の書いてあるチップを、ボードの輪の中に並べます。あとはスタートタイルを決め、そこに全プレイヤーのラクダコマと、「マーカーストーン」を置きます。

手番になったら、数字チップを1枚選んで裏返します。そこに書かれている数だけ、自分のラクダコマを時計回りに進めます。止まったタイルが「オアシス」タイルなら、もう一度手番を行えます。「ヘビ」タイルなら、最も後ろにあるタイルのさらに1マス後ろに戻らなければなりません。

最も後ろにあるラクダコマのタイルには「マーカーストーン」を置いておきます。マーカーストーンのあるタイルのラクダコマが移動したら、新たな最後尾のラクダコマがいるタイルへマーカーストーンを移動させます。

このマーカーストーンが乗っているマスにいるラクダコマが、後ろから別のラクダコマに追いつかれるか、あるいは抜かれるかすると、そのラクダコマはゲームから脱落します(!)。そして、脱落させたラクダコマのいるタイルにマーカーストーンが移動します(!!)。なんと、トップからいきなり最後尾になってしまうのです。こうして、最後まで生き残ったプレイヤーの勝利です。

記憶ゲーム的な要素が無きにしもありませんが、基本的にはパーティゲームっぽいノリで、ハラハラドキドキを楽しむのが本筋でしょう。プレイタイムがかなり短いので、何ゲームかやって勝敗を決めた方がいいかもしれません。moon Gamer
http://www.boardgamegeek.com/game/11854


ザ・タワー・オブ・ドルアーガ / ナムコ moon Gamer

懐かしの一品「ドルアーガの塔」ボードゲーム。4人。

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どういうわけだか本日最も食いつきの良かったゲームでした。僕自身も20年ぶりくらいに遊びました。元ルールの曖昧な点はアレンジしたり、その場で話し合いによって決めたりしました。

このゲームはタイトルの通り、ビデオゲーム創成期を代表する名作「ドルアーガの塔」をモチーフにしたボードゲームです。目的はもちろん、最上階に閉じこめられたヒロイン・カイを救い出すことにあります。

まず、各プレイヤーのプレイヤーキャラクターである「ギル」の能力値を決めます。能力値には「攻撃」「移動」「体力(HP)」があります。(2D6/2)+6が攻撃力で、16から攻撃力を引いた値が移動力です。体力は「14」で固定です。これらは専用のキャラシートに書き込んで記録します。

ボードを組み合わせてダンジョンを作ります。ダンジョンは1F~6Fまでの6層からなり、ボードを自由に組み合わせて作ることが出来ます(ボードは裏表で異なるデザインになっている)。6Fだけは専用ボードがあります(6Fも両面あって、そのどちらかを使う)。

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また、各フロアの4隅のいずれかに「IN」と「OUT」のマーカーを置きます。これは、そのフロアの入口と出口を表しています。さらに、フロアにはプレイヤー数と同じ数の「カギ」を適当にばらまいておきます。

手番では、自分のギルを移動力を使って移動させることが出来ます。基本的に1マスで1移動力消費ですが、水・砂・闇のマスは2マス分と数えます。ナナメ移動も可能。移動が終わったら、そのフロア専用の「モンスターカード」の山札からカードを1枚引いて、そのモンスターと戦闘となります。

モンスターの攻撃力はギルのいる「地形」で決まり、モンスターカードに各地形ごとの攻撃力が書かれています。プレイヤーは2D6にギルの攻撃力を加算し、それがモンスターの攻撃力と同じか上回れば勝利です。

ここで、モンスターカードに書かれた条件に合っていれば、宝である「トレジャーカード」を引きます。宝の出現条件は戦闘での勝利が多いのですが、たまに負けなければならないとか、特定のアイテムを所持していなければならないなど、特殊な条件が課せられていることもあります。

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「トレジャーカード」には、ギルが装備する装備(ソード・アーマー・シールド・ガントレット・ヘルメット・ロッドなど)や、ポーション(体力回復/たまに毒薬も…)、アイテム(マトック・ブーツ・ネックレスなど)があります。同じ種類のトレジャーは1つしか持てず、最大でも7つまでしか持てません。トレジャーによって能力値が変化したら、すぐにシートを修正します。

戦闘に負けてしまうと「体力」が-1されます。もし、ギルの体力が0以下になったらゲームから脱落します。

5Fに到着すると「カイ・カード」を引きます。そこには勝利条件が書かれています。カイ・カードに書かれた条件をクリアした上で、6Fでカイが閉じこめられている部屋に入ったプレイヤーの勝利となります。

オリジナルのコンポーネントで使いづらかった「カギ」マーカーは、木製キューブに変えてみました。カードも薄くて使いづらかったのでスリーブに入れたかったのですが、サイズが小さすぎて合うものが見あたらなかったので、しょうがなくそのまま使いました。

ルールも少しいじりました。まず初期体力を「14」ではなく「16」にしました。移動に関しては、壁の端でもナナメ移動を可能とし、その代わりに1マスに1体しか入らない(越えることは可能)としました。それぞれの山札は捨て山を作らずに、捨てる時には山札の下に戻しました。

ゲーム途中で決まったこととして、落とし穴トラップは使い捨てとし、ポーションは飲まない限り山札に戻すようにしました(6Fに登場するイシターは常に山札に戻す)。体力が0になっても、ひとつ下のフロアの「IN」から、初期体力を半分にした上で再登場するようにしました(ただし1回のみ)。

久しぶりのプレイだったこともありますし、ノスタルジックな思い出のひいき目もあるでしょうが、またえらく面白いセッションでした。あまりスマートではない処理や不足しがちなカードなど、そんな細かいことはどうでもいいくらい熱中してゲームの世界に入っていました。

このセッションで僕は、カードによる不運が重なって4Fあたりからずるずると遅れ、他の3人が5Fに達しているにもかかわらず、1人だけ4Fのカギが取れていない状態で取り残されてしまいました。ところが、落とし穴にかかって他のギルが4Fに落ち、さらにそのプレイヤーがレッドネックレスを使って、6Fまで進んでいたギルを4Fまで呼び寄せたあたりからダンゴ状態となりました。

そして5Fで僕が引いたカイ・カードは「6Fのモンスターを2体倒すこと」。比較的優しい条件だったのでにんまりしつつ、5Fで強力なロッドやらシールドやらをゲットしていざ6Fへ。この時点で体力が2点しかなく、はっきり言ってこれは無謀に近かったのですが、5Fにはもはやほとんどトレジャーが残っていなかったので、イチかバチか先に進むしか選択肢が無かったのです。

6Fには戦闘に負けると体力を-2する強敵ドルアーガがいるので、ドキドキしながらモンスターカードを引くと… なんと、そこにはイシター(体力2点回復)が微笑んでいたのです。正直、これはかなり助かりました。さらにハイパーナイトを豊富なアイテムの修正値(ナイトにだけ効くアイテムを所有していた)で倒し、その後にも2枚目のイシターを引くという超幸運にも恵まれました。結局、2体目のハイパーナイトを倒して勝利条件を達成し、一番乗りでカイのいるスペースにたどり着いたのでした。

これでしばらくこのゲームをプレイする機会がないような気がしますが、たまに引っ張り出して遊ぶのもいいかもしれませんね。もし次の機会があるなら、カードを自作するなどして修正したいところではあります。いや、持ち込んで良かったなぁ。moon Gamer


レポートは以上です。

まだ夕方に近い時間で、ゲーム卓へのお誘いも受けたのですが、この翌日にもゲーム会の予定が入っていたので少し早めに帰宅させていただきました。持ち込んだ4つのゲームがすべてプレイ出来ましたし、他の卓で珍しいゲームを見ることも出来ました。本当に楽しい1日でした。また同じ企画が立ったら、ぜひ参加したいです。どうぞよろしくお願いいたします。moon Gamer

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28日(日)は、池袋で開かれた「チャレンジゲームの集い」に行ってきました。

これは、袋小路の代表である娯楽堂さんが、mixi を通じた呼びかけで実現したオンリーテーマなゲーム会です。上記ページは袋小路サイト内にありますが、トップページからはリンクされておらず、あくまで個人主催のゲーム会という位置付けです(でも来るもの拒まずっていう姿勢は娯楽堂さんらしいと言えばらしい)。

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「チャレンジゲーム」とは何かについては告知ページを読んでいただくとして、ようするに「魔ゲームの会」や「縁起物ゲーム会」に触発される形で、ちょっと毛色の変わったゲームを1日集中して遊びたいということですね。実際に会場へ持ち込まれたゲームを見ると、主だった傾向としては「日本製のややマイナーなゲーム」が多く見受けられ、実際にプレイされていました。

ところで今回の参加者は18名だったそうです。でも開始時間(13時)近くでは、写真のようにまったく人が集まらなかったため、今日はいったいどうなることかとヒヤヒヤものでしたけれども。moon Gamer


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最初に遊んだのは「ドッグアスレチックゲーム / クリエイティブヨーコ」という見慣れないゲームでした。これはペットショップなどで販売されていたゲームだそうです。内容はいたってシンプルで、つまりはスゴロクです。マスや障害物などはゲーム開始時に自由に配置します。

注目すべきはパーツが全て木製であるということで、外見に限って言えば作りがしっかりしています。特にイヌのコマは造形的にも機能的にも素晴らしいデザインでした。でもスゴロクはスゴロクなので、あんまり内容に期待してはダメです。はい。

この後はしばらく卓に入らずに見学していました。というのも、前日は完徹に近い状態(PC版プエルトリコの研究にハマってました~moon Gamer)だったので体力を回復する必要があったので… ということで、以下簡単に見学したゲームのレポートをします。


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まず奥で何やら広げられていたのが「町内会ゲーム / ヨネザワ」。平成元年に発売されたゲームで、プロデュースは高橋章子・イラストは原律子と、バブリーな香りがぷんぷんの作品です。お父さんは会社に、子供は学校に、お母さんは買い物に出かけ、それを無事帰宅させることが出来たら勝利というゲーム。

アイデアは独特で面白いのです。でも妨害系のカードが大量にあって、またそれを使いやすく助長するようなシステムなので収束性は今ひとつだったようです。このセッションは時間を決めて協議終了となっていました。

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普通のゲームが遊べるテーブル、通商「チキン卓」で行われていたのは「Miss Monster (ミス・モンスター) / TF1 Games」です。粘土をこねて、カードで指定された形の「頭」「手足」「胴体」「持ち物」を各自が作ります。各パーツの製作時完はわずか1分間。最後に自分の作った「モンスター」を場の中央に出して、他のプレイヤーがそれぞれのパーツの「形」を当てます(『形』の候補は一覧表になっています)。

これを持ち込んだのはマイミクのろしあ忍さんです。彼は、付属の粘土は使いづらいということで、わざわざ別の粘土を別途購入してこのセッションに臨んでいました。気合い入ってますねー。

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別卓では「リリパット王国 リリモニの大冒険ゲーム / エポック」というゲームが立っていました。似たようなGBAのソフトがありましたけど、それと何か関係あるのかな? 対象年齢5歳以上ということで、スゴロク+αなキャラクターゲームのようでした。

残念なことにこれも収束性にやや難があって、運が悪いと延々と続くみたいです。でも最終的にはちゃんと終わっていました。いやはや。

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この後で「ポケットモンスター・ボードゲーム / トミー」に入ってみました。その名の通りポケモンをテーマにしたゲームで、これもやっぱり基本はスゴロクです。ポケモンのいるマスに入ったらサイコロの判定でポケモンゲット出来たり、イベントマスではいろいろなことが起こったりします。最終的には、収集したポケモンの「点数」を20点以上にして、ライバルに挑戦し、そこで勝利することが目的です。

基本はパーティゲームですから、全体的にランダム性が強く、行き当たりばったりにいろいろなことが派手に起こります。計画性はあまり必要とされませんが、アイテムカードの戦闘修正がライバル打倒には必須なので、これだけはきっちり集めておく必要があります(どうかするとポケモンを集めるより重要)。

ということで、ポケモンボドゲが終わったところで、僕はまたしばらく休憩タイムへと。

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チキン卓を見てみると、そこでは「Fly me to the Moon / 創作ゲーム」が行われていました。50~60年代の米ソ宇宙開発競争をテーマにしたカードゲームです。以前プレイした時のレポートにも書きましたが、テーマ的に大好きなゲームです。体力があったらぜひやりたかったのですけれども、ここは見学に止めました。

別のテーブルでは、何かと話題の「キャッシュフローゲーム」が立っていました。このゲームはオークションではよく見かけますが、目の前で見るのは初めてでした。ボードがけっこうでかいのね。

他にもたくさんのゲームが行われていましたが、写真によるレポートはここまで。


Thurn und Taxis (郵便馬車) / Hans im Glück moon Gamer

やあ (´・ω・`) うん、「また」なんだ。済まない。4人。

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ということでなぜか持ってきた「郵便馬車」をチキン卓にて堂々プレイ。

このゲームの大きな流れは、メンツによってだいたい2つのタイプに分かれるのではないかと考えています。ひとつは、各自が自分の郵便網を最短で完成させることを優先する方針を採ることです。この場合、特に地域ボーナスタイルが多く出回り、最終的な得点も高くなります(25点前後)。

もうひとつは、各自が特に次の手番プレイヤーの意図を読み取って、それを出来るだけつぶす方針を採ることです。この場合は、重要な拠点となる都市カードの入手が困難となるため、地域ボーナスよりも長距離区間ボーナスや馬車カードのボーナスが主な得点源になります。また最終的な得点も低くなります(15点前後)。

このセッションは、郵便網の完成が主眼となったので、地域ボーナスが多く出回る展開となりました。個人的にはこの方が派手で好みです。途中、Litz ~ Innsbruck ~ Sigmaringen ~ Freiburg ~ Basel という効率的な郵便網(8都市!)が完成するなど、カード運にかなり恵まれたこともあり、トータル5ゲーム目にしてようやく初勝利をもぎ取りました! やった!moon Gamer
http://www.boardgamegeek.com/game/21790


Corda / Edition Perlhuhn

絵をつなげるパズルゲーム。3人。

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最初に全てのタイルをプレイヤーへ配りきります。

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最初のプレイヤーから場にタイルをプレイします。タイルは写真のように置かれます。タイルの置く場所を「A」「B」「C」とすると、その順番で置かなければなりません。例えば、前のプレイヤーが「B」の位置にタイルを置いたら、次のプレイヤーは「C」の位置にタイルを置きます。「C」の次は「A」です。タイルはどんどん上に重ねられていきます。

タイルを置く時には、直前に配置されたタイルの絵に書かれた「枝」と「ツル」がつながるようにしなければなりません。つなげる義務があるのはあくまで「直前のタイル」に対してのみです。直後のタイルの絵はつなげなくても構いません。つなげるタイルが無ければ「パス」します。

「直前のタイル」と「直後のタイル」の絵が両方ともつながったら、ボーナスとしてもう1枚のタイルをさらに配置することが出来ます。このように、前後の前後のタイルがつながっている限り、連続してタイルを配置することが出来ます。

こうして、最初に手持ちのタイルが無くなるか、全員がパスした時に手持ちのタイルが最も少ないプレイヤーの勝利です。

ひと言で言ってしまうと、自分の手持ちタイルから状況に合うタイルを探し出すだけのゲームです。それがつまらないかと言えば、実はそんなこともなかったりします。ピッタリ合うタイルは少ないですし、だからこそボーナス配置が発生した時のは嬉しさはひとしおです。その達成感を味わうことこそ「コーダ」を楽しむコツなのでしょう。moon Gamer
http://www.boardgamegeek.com/game/6661


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で、このあとで「チャレンジゲーム」の名にふさわしいゲーム2点を遊びました。90年代初頭に同人誌即売会で発売されていた(と思われる)18禁なカードゲームです。

これは市販ゲームではないため、イラストにはぼかしもモザイクもなく完全に無修正です。moon Gamer アンダーグランドなゲームの一形態とも言えますが、そのわりにはシステムはいずれも荒削りながら無難にまとまっており、イラストを気にしさえしなければ普通に遊べるゲームでした。

例えば写真上のゲームは、花札のこいこいをベースにしたカード収集が目的になっています。特殊効果のあるカードを盛り込んだり、手札のマネージメントが重要です。

写真下は、中央のカードを獲得するためにシークレットビッドを行う競りゲームです。面白いのは、競りの対象となるカードを一定の条件を満たせば誰でも「壊す(自分も含めて誰も獲得不能とする)」ことが出来るというルールで、一風変わった心理戦が楽しめます。

実はこの日、このゲームの他にも2点、合計4点のアダルトなカードゲームを持ち込みました。これらも含めて、この謎のカードゲームについてはまた後日ご紹介することにしましょう。


Wie Hund und Katz ! (わんニャン物語) / GOLD SIEBER

これにて〆のゲームとなりました。5人。

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場には動物カード(猫カードか犬カード)をプレイヤー数×2枚をめくって場に置きます。残りの動物カードはこのゲームでは使いません。各プレイヤーは自分の色のコマを6個と、ランダムに配布されたアクションカードを3枚持ちます。エサカードの山札をシャッフルしてゲームスタートです。

自分の手番では、コマが手元にあって、なおかつ場にそれを配置可能な動物カードがある限り、どこかに配置しなければなりません。「満腹」状態(後述)の動物カードや、コマの配置ボックスが全てふさがっている動物カードへはコマを配置することは出来ません。

続いてカードアクションを行います。エサカードの山札から1枚を取って、それを任意の動物カードへ付けることが出来ます。エサカードには「骨」と「魚」がありますが、その種類とは無関係にどの動物カードにも付けられます。

ただし1枚の動物カードへ付けることが出来るエサカードは5枚まです。エサカードを5枚付けられた動物カードは「満腹」状態となり、それ以上何をすることも出来なくなります。

カードアクションでは、エサカードを引く代わりに手札のアクションカードを使うことも出来ます。その場合は、そのアクションカードの特殊効果を適用します。アクションカードは使い捨てで補充はしません。アクションカードの効果の対象に「満腹」状態の動物は選ぶことが出来ません。

最後から2番目の動物が満腹になったらゲームは終了です。各動物カードについて得点計算を行います。これはそこに配置されたエサカードを計算します。犬カードはエサカードの「骨」がプラスとして、「魚」がマイナスとして計算します(トータルでマイナス点になることもあります)。同様に猫カードはエサカードの「魚」がプラスとして、「骨」がマイナスとして計算します。

動物カードの得点や失点は、そこにコマを配置したプレイヤーが獲得します。コマを複数置いているプレイヤーは、コマの数だけ得点や失点が倍増します。こうして、全ての動物カードの得点を計算して最も得点の高いプレイヤーの勝利です。

アクションカードの効果はかなり強力です。例えば、動物カードに付けられた全てのエサカードを全て交換するというような効果もあります。これがゲームの重要なポイントになることは言うまでもありません。それを避けるためには早めに満腹にするしかありません。多少のマイナス点があったとしても、特殊効果で大打撃を受けるよりは確定させてしまった方が良いこともあります。

このセッションでは、僕がコマを2個置いた猫カードに大量点が入り、他もほぼ堅調に得点を重ねて得点的には圧勝となりました。moon Gamer
http://ejf.cside.ne.jp/review/wiehundundkatz.html


レポートは以上です。
ということで、この時点で予定時間より少し早めでしたが上がらせてもらいました。

「チャレンジゲーム会」はトータルで見れば成功だったのではないでしょうか。事前に考えていたほど極端な状態にはならなかったような気がしますが、プレイされたゲームは確かに袋小路の例会ででもあまり見ないものが多かったですし、集まった人たちが袋小路関係者の濃いメンツばかりだったので、大騒ぎ系のゲーム(?)も見ていて楽しかったです。その一方で、普通のゲームを遊ぶ環境も整っていたこともあり、バランスは取れていました。

楽しい1日でした。お疲れさまでした>参加者のみなさま
またどうぞよろしくお願いいたします。moon Gamer

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