moon Gamer - ボードゲームブログ

テーブルゲーム(ボードゲームやカードゲームなど、電気を使わないタイプのゲーム)と、その周辺の話題を中心にした記事や写真を広く公開している個人ブログです。

タグ:マーティン・ワレス

28日(日)は、地元は千歳烏山のゲーム倉庫にて「Age of Steam (蒸気の時代)」をメインにしたゲーム会を開きました。シュウさんのご提案によってこのゲーム会は開催され、参加メンバーは他に、joeさんとみげーるさんの計4人でした。

ゲーム会のごく簡単な途中経過は Twitter で逐次書いてました。これは先日のSGC例会の時もちょこっとだけやってみたのですけど、ゲーム中にタイミングを見計らって字数制限内でつぶやくのは微妙に難しいですな。いずれレポートは日記じゃなくて Twitter で完結したいくらいには思っているのですけど、さてどうなることやら。

Age of Steam (蒸気の時代) / Eagle Games

未プレイの人がいたので基本マップで。

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joeさんが「蒸気の時代」未プレイでしたのでインストから入りました。ちなみに使い勝手を試したかったので Eagle Games 版を使ってみました。ただし(持っている人はわかると思いますけど)あのでかすぎるお札はないわ、ってことで韓国版のそれを使いました。またコマ袋が小さくて使いづらかったので、これもカップで代用しました。

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で、ゲームの方なんですけど… 実は「蒸気の時代」でよくあることなのですが、初心者が周囲のベテランたちから的確なアドバイスを受けることで序盤から最善手を連発し、結果として優勢になることがあります。このゲームでは joe さん以外の経験者3人がもつれ合ったこともあって、極端にそういう展開になってしまいまして、なーんと4ターン終了時に joe さんの圧倒的優勢のまま協議終了となりました。あははは…emoji

まぁ、初心者が手も足も出ずに数時間も地蔵になっているよりはマシですよね。

蒸気の時代・東京首都圏マップ / Hammer Works

これはなかなか良いマップ。

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気を取り直しましてemoji

続いて2ゲーム目には、先日のゲームマーケットで頒布された Hammer Works 謹製「東京首都圏マップ」をプレイしました。特殊ルールはそれほど多くなく、山の手エリアに関するアイデアと商品ディスプレイの処理が秀逸で、ルール文面から受ける印象以上にぴりっと効いていました。良作ですね。

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プレイ中に面白いなと思ったのは、4人プレイでは土地もタウンもわりとあって路線建設はそれほどきつくないに、どういうわけだか収益がカツカツになったあたり。これにはいろいろと理由があるのですが、最初のターンからプレイヤー間の絡みが発生するような仕掛けがさりげなく施されているのが最大の理由でしょう。路線建設の創造性と勝敗に関わる競技性がほどよくブレンドされたマップで、これは自分の好みのど真ん中です。

ゲームの方は、自分は結果的に3位に終わりました。トップはみげーるさんで圧勝。中盤からずっと厳しい展開になっていて、それでもなんとか動きまくったのですけど、20点近くも離されてどうにもなりませんでした。まぁ、ともかくもこれは再プレイ熱烈希望です!

Hochstapler (サギ師) / Kosmos (Franckh-Kosmos)

クニツィアのブラフ。

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メビウス便新作のひとつ。
ブラフ(ライアーズダイス)をカードゲームにしてくにちー風味にしてみましたという感じ。

…それだけですが、何か?

Islas Canarias (カナリア諸島) / Clementoni

「サギ師」で終わりたくなかったんだ…

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えー、ということで、〆が「サギ師」じゃアレだろうということで、再びメビウス便から「カナリア諸島」をチョイスしました。プレイヤーボードのある建設系ゲームで、カードによる歯がゆさと適度な戦略性がミックスされている良作です。

乱数が少なからず絡むので好みもあるでしょうが、考えどころはきちんと押さえてあって、それでいてガチでもない、このほどよいバランスが心地よかった。自分の島に建物が建設されていく過程はわくわくしますね。ゲームの方は、中盤から優勢となり、そのまま逃げ切って勝ちました!
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/40370

レポートは以上です。遅くまでお疲れさまでした>参加者各位
またぜひゲーム倉庫へおいでくださいませ−。

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19日(日)は、上北沢で開かれたSGCの10月例会に参加してきました。事前の準備時間があんまり取れなくて、持ち込みゲームは2つのみだったのですが、どちらもプレイ出来たので良かったです。参加者は15人くらい? 最大で3卓が立っていました。

朝からどんよりと曇り雲という、前日の予報がまる外れなお天気の日。

Galaxy Trucker (ギャラクシートラッカー) / Rio Grande Games

リアルタイム進行が売りの宇宙船交易&アドベンチャー。4人。

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持ち込みひとつ目は「ギャラクシートラッカー」。この前日にバネストで大量に売り出されましたが、あっという間に売り切れた人気ゲームです。この日プレイしたのは英語版で、カードはもちろん英語表記です(実質的に言語依存度はかなり低いのでドイツ語でも問題ないですけれども、ルール確認しやすさからドイツ語版よりずっと安心してプレイできます)。

ゲームは大別して2つの段階を経て、その結果として獲得するクレジット(現金資産=勝利得点)の獲得判定を行います。2つの段階とは、「宇宙船の建造」と「飛行」です。

宇宙船の建造は、リアルタイムで進行するアクションゲームのようです。まずテーブルの中央に多数の「部品」タイルが裏向きに積まれていて、各プレイヤーはそれを片方の手を使って自分の宇宙船タイル上に「持って」来ます。そしてそれをルールに沿って自分の宇宙船にセットするか、あるいはテーブルの中央に戻すかします(すべてのルールを採用するフルルールの場合、部品を一時的に保留する選択肢もあります/詳細略)。

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この後で、完成させた宇宙船を「飛行」させます。「飛行」中にはさまざまなことが起こりますが、これは「アドベンチャーカード」によって表現されています。例えば隕石群や敵からのキヤノン砲に襲われたり、良い方なら惑星上で商品を獲得したりします。宇宙船への損害は部品タイルの破損によって表され、それは宇宙船自体の機能低下だけではなく、フライト終了時のペナルティとしても扱われます。

フライト終了時には、現在の順位や獲得した商品を売却し、機体の構成によるボーナスを受け取り、そしてペナルティを支払います。それらの合計値が最も多いプレイヤーが勝利します。

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まず機体のコンストラクションを行い、それを使って戦闘を行うという構造は70年代からあるもので、それ自体のアイデアとしては使い古されたものではあります。しかしかつてのこれらジャンルのゲームは、そのほとんどがプレイヤー同士によって戦闘を行わせて勝利者を決めるゼロサムゲームとなっていました。

これに対して「ギャラクシートラッカー」は、プレイヤー全員に抗おうとする「共通の脅威」をいかにして乗り越えていくかに主眼が置かれています。プレイヤー間の直接攻撃を無くす代わりに、イベントの内容を濃く、そして多く用意することで、多彩なゲーム展開と幅広い戦略性を生み出すことがデザイナーの狙いであり、それはこの作品の中で十分に表現されています。素晴らしい。これは良いゲームです。そして抜群に面白い。宇宙船建造の試行錯誤は、時間にこだわらずずっとやっていたいくらいの楽しさでした。

単体のラウンド1ルールですと、ちょっとあっけなく(それでも相当に面白いのですけど)終わってしまいますが、フルゲームのルールではさらにプレイヤーの選択肢と駆け引き要素が増え、難易度も競技性も上昇します。今回はラウンド2で終了しましたが、個人的には3ラウンドまでじっくり腰を落ち着けて(いや落ち着けないゲームだけど)プレイしたかったところ。

これは単なる仮説ですが、ユーロスタイルを好むゲーマーは、プレイヤー全員(自分含む)が苦しみ、それを打開しようとするゲームを好むような気がしますね。「ギャラクシートラッカー」は、典型的なそういうタイプのゲームです。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/31481

Toledo (トレド) / Kosmos (Franckh-Kosmos)

なんだワレスだったのか。4人。

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複数コマを使ったレースゲームっぽい構造を持つワレスの新作。複雑で長時間なゲームをデザインすることを好むワレスですが、「トレド」は1時間ほどで終わるドイツゲームとしては標準的なボリュームの作品です。

ボード上には主に19のマスがあり、そのうち3つのマスにはすでに「酒場」「芸術家」が描かれています。つまり空いているマスは16マスです(これに加えて最終到達地点である『アルカサール城』の前に2マスあります)。プレイヤーの目的は「名誉ポイント(=勝利点)」を最多にすることです。これにはいくつかの方法があります。

ひとつは「剣」を作って、それを自分のコマに持たせて城へ持ち込むことです。「剣」は城に持ち込まなくても名誉ポイントになりますが、その価値は半分になります。また「芸術家」マスに止まって作品カードを得ることでも名誉になります。さらに、(わずかではありますが)手持ちの宝石も名誉ポイントに計上されます。

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さて、「剣」を作るためには「剣工房」にコマが止まる必要があります。剣を作るための原料を支払わなければなりません。剣の原料は「メタル」か、あるいは「メタル」と「宝石」です。そして、このメタルと宝石は「メタル商人」「宝石商人」のマスから購入するのです。

「剣工房」「メタル商人」「宝石商人」などの「商店」は、ゲーム開始時にはボード上にまったく存在しません。これら商店はタイルとしてプレイヤーが所有し、手番を消費することで、任意の空いているマスに配置することが出来ます。コマが停止したマスの商店が自分のものであれば無料で使えますが、他人の商店を使う時にはコストとして「お金カード」を支払わなければなりません。

この「お金カード」は、自分のコマを進めるためのコストにも使われます(というか、ゲーム中はそっちの方がメインの使い方)。手番において手札から1枚のお金カードをプレイし、そこに書かれた金額と同じマスだけ、自分のコマのうち1個を進めます。ここで商店に止まれば、その商店の機能を使えます(他人の商店ならコストを支払う)。さらに、最初にプレイしたお金カードと同額カードをプレイすることによって、複数回のコマ移動を行うことが可能です。

ところで、商店には止まる場所が1つか2つあります(○によって表される)。もし他人のコマが占有して○が空いていない商店に自分のコマが移動した時は、○の占有権を争って「決闘」を行えます。決闘に勝てば○にコマを動かせますし、負ければスタート地点までコマを戻されます。

決闘に勝利するための確率を上げるために「傭兵」を雇い入れることも出来ます。これは商店のひとつである「傭兵ギルド」から購入可能です。傭兵には、移動に有利になる機能を持つものもいます。

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ワレスのデザインという先入観があったからかもしれませんが、ルールを読んだ直後の印象よりはずっと短距離走なゲームでした。終盤の速さはまるで川の水が滝を落ちるかのごとくで、あっという間に収束します。そして逃げ切り体制を作ったプレイヤーには追いつくことは(彼に計算ミスが無い限りは)不可能です。つまり、そうならないように全員がずっと気を配ってゲームメイクしていかなければならないということです。

誰かが剣をひとつでも城に持ち込んだら、もうそれは終盤に入ったことを意味します。ということは、誰かが剣を作ったら、もう警戒しなければならない段階であるということでもあります。ゲーム終了条件は緩く、そして恣意的であり、それを行おうとする人を妨害する手段はほとんどありません。あるとすれば、ゲームを終わらせようと虎視眈々と狙うトッププレイヤーに対して、それを行ったら誰かが得点的に捲れる状況を維持しておくくらいでしょうか。

運の比重がそれなりに高いし、プレイタイムも1時間ほどなので、そこまでしてガチガチにプレイしなくても楽しめるのかもしれません。とりあえず最初のゲームでは、ちょっと面食らったかな、という感触でした。このセッションはYOKさんが先行逃げ切りで大勝となりました。僕は15点の剣を作って城に持ち帰るのに精一杯でかろうじて2位。
http://www.boardgamegeek.com/game/34599

レポートは以上です。
この時点でまだ16時過ぎくらいでしたけど、用事があったので17時ごろに会場を後にしました。楽しい1日でした。また次回例会ではよろしくお願いいたします>関係者ご一同様

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27日(土)は、高円寺で開催された「高円寺盤遊会」に行ってきました。高円寺盤遊会の詳細は mixi コミュニティをご覧ください。

[高円寺盤遊会] ※要mixiアカウント

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1982220
※主催者である月斎さんは、高円寺盤遊会をサークル活動ではなく「ゲーム会」であるとアナウンスしています。このエントリを読んで高円寺盤遊会に興味を持った方は、その主旨を十分に理解した上で、上記コミュニティで雰囲気をつかんでから参加されるようお願いいたします。

朝の9時20分ごろに会場入りし、「Age of Steam (蒸気の時代)」の拡張マップ「America」と「Brass (ブラス) / Warfrog」を夕方くらいまで、深く長く堪能しました。

爽やかな初秋の一日。少し空気がひんやりしていて気持ち良い陽気でした。


Age of Steam Expansion - America / Bezier Games moon Gamer

拡張マップ「アメリカ」。5人。

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「アメリカ」は、「蒸気の時代」の拡張マップを次々に発表する Bezier Games 製の拡張です。この拡張マップは、特別ルールはそれほど多くありません。しかしながらとても変則的です。それらは「蒸気マニア」を楽しませるツボを的確に押さえ、さらに「蒸気の時代」の秘められたポテンシャルを引き出そうとする制作者の意気込みが強く感じられて、大変に好感が持てますね。

基本ルールとの相違は以下の通り。

1列の Goods Display:

通常、Goods Display の各列には、盤上のシティは3つ、ニューシティには2つの商品キューブを置くマスがあります。「アメリカ」では、この一番上のマスしか使いません。つまり、ひとつのシティには、すでに盤上に置かれているひとつに加えて、あとひとつずつの商品キューブしか Goods Growth(商品追加)フェイズでは出現しません(ニューシティタイルは Display 上の1個のみ)。また Production アクションでは、各列の一番上のマスにしか商品キューブを配置することができません。
※2008/09/28:補足:Puroduction アクションにおける制限については、このマップの所有者がそうインストしていたので、その場はそれにしたがいました。が、後で確認したところ、正式なルールではこの制限は無いようです。

6リンク:

各プレイヤーは最初から「6リンク」のエンジンパワーを保有しています。したがって線路タイルを建設するだけで、最大6リンクの商品輸送が可能です。しかも、この6リンクは維持費(1リンクにつき収益額-$1)を支払う必要がありません。

商品移動は1回/Locomotiveアクション変更:

Move Goods(商品輸送)フェイズにおいて、各プレイヤーは1回しか商品輸送を行えません。ただし、「Locomotive」アクションを選択した場合に限り(+1リンクではなくて)商品輸送を1回追加して(つまり2回の)商品輸送を行えます。

収益低下の軽減:

Income Reduction(収益低下)フェイズにおいて、低下する収益は通常の半分になります。例えば、収益が11~20の時の収益低下は(-2ではなく)-1で済みます。

1ターン短い:

人数に合わせたゲームターン数設定が、通常ルールより1ターン短いです。

とにかく商品キューブの少なさがこのマップの特徴です。エンジンパワーは全員が最初から十分にあるわけですから、商品の争奪戦と、それに伴う路線建設競争あたりに大きくクローズアップされていて、それによって、より濃密なプレイヤー間の駆け引きを強調することがデザインの狙いになっています。そしてそれは成功しているといえるでしょう。

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このセッションで僕は、最初のターンからやや多めの株式発行を行って競りで優位に立ち、盤上で早い段階に優位に立つことを目指す方針を立てました。まずはシアトルを起点にして、西海岸沿いに位置する路線建設を行い、競合相手の少ない場所をいち早く獲得できたのはかなりラッキーだったかも。

その後、商品追加のダイス目が良かったターンがあり、その直後にうまくセカンドムーブ(2回目の商品輸送が行える権利/『アメリカ』マップにおける Locomotive)アクションが取れたことで大幅な収益増となり、第3ターンには早くも経営黒字となりました。

順調かな、と思った直後にちょっと異変が。序盤に少しで出遅れていたと思っていた akiszさんが、他プレイヤーに路線を使わせてもらう形での副収入が、積もり積もって予想外の収益を叩き出し、ついには収入トラックで同点になってしまったのです。目算でこちらは路線数でわずかに下回っており、また株式発行数もこちらの方が多かったので、この瞬間だけを見れば、スコア的にはどうも逆転していたような気がします。

moon Gamer

ただこの時点でこちらが有利だったのは盤上に残っている商品キューブの数でした。僕は貴重な商品キューブをいくつか独占する形で西海岸沿いのシティに確保していました。一方、akiszさんの路線上にはほとんど有力な商品キューブがなく、あったとしても他社と競合していました。

akiszさんはこの状況を打開するため、3つの株式を発行(この時点で僕の株式発行額を超えた)、その資金力で競りに勝ち、そしてエンジニアアクションを取って一気に西海岸へ進出する準備を進めてきました。これを簡単に許していたら逆転されていたかもしれません。

そこで僕は、この動きに切り返す形で First Build(優先建設)アクションを取り、エンジニアを使っても1手番では西海岸に直接接続できないよう路線建設を行いました。これが決め手となり、この後のラウンドにもいろいろと動きはありましたが、最後はけっこうな差をつけてトップを勝ち取りました。個人的には「蒸気の時代」で3連勝です。moon Gamer

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/30930


Brass (ブラス) / Warfrog moon Gamermoon Gamer

なんか濃い人たち(ワレス的に)ばかりが同卓に。4人。

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そしてこのブログに何度も登場している「ブラス」をプレイ。同卓のメンバーは、このゲームをやり込んだ人が揃った感じ。ものすごくきつかった…

僕は相変わらずのブンケイメソッド(紡績と借金を利用した効率的な資金収集)の方針を採りました。それはそれでうまくいったのですが、このゲームはちょっと面白い流れに。まず技術革新が頻繁に行われてレベル2の産業が多く配置され、そのために運河期から石炭と鉄の需要が高まったのです。うーむ、ブラスっていつの間にそんなゲームに…

個人的に興味深かったのは、「炭坑で収益レベルを上昇させた後に借金」をくり返して現金を貯め込んだプレイを見られたことでしょうか。このために£5硬貨が無くなってしまうくらいでした。炭坑は勝利得点的にはあまり多くありませんが、収益レベルは大きく上昇するので、それを利用した戦略です。運河期の総得点に占める得点比率は微々たるものなので、ここの得点は二の次にして、レベル2以上の産業を配置と資金収集に集中するというわけです。

つまり運河期を鉄道期に向けた長いセットアップにしているというか。そんな感じでしょうか。「借金」は、アクションを消費するので必要最小限度に、と今までは考えていましたが、山と積まれた現金はいくらあっても困るわけではなく、鉄道期に借金でアクションを多く消費するよりは、先に運河期でやってしまおうということでもありますね。いろいろな作戦があるものだなぁ、と感心しきり。

moon Gamer moon Gamer

このセッションでは、運河期の終盤から鉄道期のはじめにかけてのプレイ順管理がどうもうまく行かず、自分の目標としていた3つのプレイが次々とすべて先に行われてしまったあたりで集中力が途切れ、終盤は雑なプレイになってしまいました。ということで、得点はかろうじて100点と3桁キープながら最下位に終わりました。が、1位は116点、2位は114点、3位はうろ覚えながら106~108点くらいで、実は僕が思ったより僅差だったのです。

ということは、アクションのコンバインを利用して無理やり造船所を作るとか、そういうことを目指してやっていれば、もうひとつくらい順位を上げられたかもしれません。途中で諦めたらダメってことですか。そのことについての深い自省と、上に書いたことやそれ以外の参考になるプレイを目の前で見られたことを次への糧としましょう。しかしなんて良いゲームなんでしょうか「ブラス」は。moon Gamer
http://www.boardgamegeek.com/game/28720


レポートは以上です。まだ夕方でしたが、主に体力的な問題でこの日は帰宅しました。良いゲームと良いメンバーに恵まれ、最良のゲーム会となりました。またこのような機会があることを切に祈ります。
みなさまお疲れさまでした。moon Gamer

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30日(土)は、高円寺で開催された「高円寺盤遊会」に行ってきました。高円寺盤遊会の詳細は mixi コミュニティをご覧ください。

[高円寺盤遊会] ※要mixiアカウント

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1982220
※主催者である月斎さんは、高円寺盤遊会をサークル活動ではなく「ゲーム会」であるとアナウンスしています。このエントリを読んで高円寺盤遊会に興味を持った方は、その主旨を十分に理解した上で、上記コミュニティで雰囲気をつかんでから参加されるようお願いいたします。

前回に引き続き今回も朝の9時半すぎくらいから会場に入り、朝から夕方まで「Age of Steam (蒸気の時代)」の拡張マップ2点をたっぷりとプレイしました。このところ「蒸気の時代」を精力的に広めているシュウさんのおかげで、自分の周囲にはこのゲームのプレイヤーが増加してきており、この日も初プレイの方(日本語の堪能なドイツ人でした)がおひとり同卓にいました。

この日の例会は、これまた前回同様に盛況でした。このところの不安定な天候と、一室に大人数が集まったために室内は湿度が極めて高く、小さなエアコンがフル稼働してもまるで効かない蒸し風呂状態でしたけれども、場内は最大で5卓のさまざまなゲームが精力的に遊ばれていて、とても楽しい雰囲気でした。


Age of Steam Expansion #1 - England / Warfrog moon Gamer

最初の拡張マップ。4人。

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初プレイの方がいらっしゃったので、特殊ルールの少ない「イングランド」マップをプレイしました。4人でプレイするのであれば、基本マップよりも優れた内容だと僕は思っています。

「イングランド」の最大の特徴は、「赤」のシティがただ1つロンドンにしかないことです。しかしロンドンの周囲には、すぐに多くの収益を生むような優良な都市があまりなく、必然的に周囲から線路を延ばしてロンドンを目指すような展開になることが多いです。

もっとも「赤」の商品キューブが無いのであれば、無理にロンドンを目指す必要もないというあたりがこのマップの面白いところ。マップ中央部には多くのタウンが点在し、このあたりをうまく都市化することで、自分で需要先となるシティ群を作り上げてゆく戦略もあります。取り得る選択肢は広く、プレイヤーの創造性がいたく刺激される優れた拡張マップと言えるでしょう。

moon Gamer moon Gamer

今回のセッションで僕は、南西の Bristol を起点として南側の土地の開発を中心に進めました。このマップは何度かプレイしていますが、このあたりを拠点にしたのは実は初めてです。最初の3ターンはこの周囲で何とか食いつないで、その後は東に見えるロンドンを目指す方針を採りました。このあたりには赤キューブが数個あって、後半はそれを有効活用できそうだったのです。

で、これが当たって、中盤から収益的にずっと優位に立つことになりました。終始2位のポジションに付けていたシュウさんとは路線が近かったのですけれども、商品キューブの需要がキレイに分離していて競合がほとんど起こらず、その点でもラッキーだったと思います。

最終的には、得点計算をするまでもないくらいの差を付けての圧勝となりました。初プレイだった方の「蒸気の時代」に対する評価も上々でよかったです。勝利という結果はもちろんですが、またひとり新たな「蒸気の時代」プレイヤーが生まれたことを素直に喜びたいと思います。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/6356


Age of Steam Expansion - Mars: Global Surveyor / AoS Team moon Gamer

「蒸気の時代」火星に行く。ひとり入れ替わって4人。

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SF的設定を持つ拡張マップ「全火星探索」です。火星ですから、当然「火星人」も登場します(!)。実はこのマップの裏は「月(The Moon)」マップで、そちらの方はルールを読んだ時点で「これは面白そうだ」というしっかりとした感触を得ていました。しかしもう一方の「火星」マップは、実際にプレイしてみないことには何だかいまひとつわからない要素が多くて、だったら「火星」の方をプレイするしかないだろう、という謎の理屈を並べ立てまして、これを全員に了解していただいたことで本日の立卓となりましたw

本マップは、ランディングスポットに到着した4つの勢力による火星の開発競争がテーマです。標準ルールとは、以下の点で異なっています。

実質的に4人専用マップである

物理的に5人以上は不可能で、バランス的には4人が最適です。

開始前に特別な競りがある

ゲーム開始前に$10を持った状態で、特別な競りを行います。競りのやり方はゲーム中のターンオーダーを決める方法と変わりません。この競りで決まった順番に、自分のコマの「色」を決めます。コマの色を決めるということは、最初のラウンド開始時の順番が決まるということです(セットアップでターンオーダートラックにはランダムにプレイヤーディスクが置かれているのですから)。
その後で、この特別な競りで決まった順とは逆順で、マップ上にある4つの「基地」のいずれかひとつを自分のスタート位置にするかを決め、そこに自分のプレイヤーディスクを置きます。

基地

ゲーム開始時の競りで、各プレイヤーのスタート位置(基地)が決まります。最初のラウンドでは、基地にはそこからスタートするプレイヤーのディスクが置かれ、そこはその色のシティとして扱われます。第1ラウンド終了後、基地上のプレイヤーディスクは除去され、全ての基地は無色のシティとなります。

「赤」がない

商品キューブ、マップ上のシティ・ニューシティタイル(A)のいずれも「赤」がありません。

エンジニア

「エンジニア」アクションは、タイル4枚ではなく、建設コストの総額を半分にします(端数切り上げ額がディスカウントされる)。

建設コスト

路線建設コストは$3です。タウンは、$2に線路数1本につき$1です。基本的に平地しかありません(唯一の山地は建設禁止エリア)。建設コストが高いので、資金コントロールが標準マップに比べて厳しいバランスになっています。

球状マップ

マップの上下左右にある同数値の辺はつながっています。

火星人(Martians)

「火星人」は緑のプレイヤーディスクで表されます。ゲーム開始時、マップ上の全てのシティには、商品キューブと共に火星人が1個ずつ配置されます。また、「都市化」アクションでニューシティタイルが配置されるたびに、そこに火星人を1個配置します。

火星人は商品キューブと同じように「運送」が行えます。目的地は、他の火星人が置かれているシティです。火星人を運送する場合、火星人がいる他のシティを通過することは出来ません。火星人を運送することで、通常通りに収入が得られます。また運送した火星人(緑のプレイヤーディスク)は、運送したプレイヤーの手元に置いておきます。これはゲーム終了時に2VPとして計上されます。

青のシティ(マップ中央に1ヶ所とニューシティタイルB)に「青」の商品キューブが運送されるたびに、そこに火星人マーカーが1個増加します。

moon Gamer moon Gamer

マップが球状であることは、事前に想像していたよりも遥かに大きなプレイ感覚の違いを感じました。意外な場所がつながっていたりして最初はやや混乱しましたけれども、慣れるとこれを利用して、通常マップではありえないルートの開発することが楽しくなってきました。この点だけを取ってみても、この拡張マップをプレイする価値は十分にあると言えます。

一方、ゲーム開始時の競りについてはやや拍子外れで、このままでは機能不全に陥っているような気さえします。セットアップ位置とプレイ順を天秤にかけさせるよりは、どちらも合わせて競りの対象にしてしまった方がまだ良かったのではないかと(例えば、競りで勝った順にセットアップ位置とゲーム開始時の順番を決めるとか)。

さてゲームの流れです。最初のラウンドに自分の基地を貫通する形で他プレイヤーの線路が引かれてしまい、いきなり激しい競合が発生するピンチな状況に。これは困ったぞと思いましたが、とりあえず落ち着いてマップを良く見て、青のニューシティタイルを利用(初手番で都市化アクションを選択していた)して火星人を運送するルートを作り上げることを目指すことにしました。

これがそれなりにうまくいって、序盤を乗り切りました。まさに火星人様々です。ただ、商品キューブの数が不足気味な状況は変わらず、中央の都市に活路を求め、そのままマップをナナメに縦断するような路線を作り上げました。ここからはもう乱戦模様で、ここでも2位のシュウさんと細かい駆け引きの応酬が続きました。

ゲーム終了時点はシュウさんよりも収益額が多かったものの路線数で負けており、火星人は1体だけこちらが多いのみ(3対2)。こりゃ捲られたかな、と思ったのですが… 最終得点ではわずかに2点だけこちらが多く、何とか逃げ切ることが出来ました。2点といえば火星人1個分で、そのわずかな差が勝敗を分けた形になったのでした。

これはテクニカルでかなり面白かったです。球状マップは思ったよりも広く、そのわりには競合が発生しやすいような都市配置となっており、「蒸気の時代」の競技性が凝縮されている感じです。事実上4人限定であることや開始前の競りの不具合など、気になる点を差し引いてもよく練り込まれた高グレードな拡張マップでした。
http://www.boardgamegeek.com/game/27040


レポートは以上です。なんと連勝という思ってもいなかった結果に恵まれ、また展開そのものも満足のいく充実したゲームとなりました。帰り道は疲労と脱水状態気味でもうフラフラ。無理をしたつもりはなかったのですが、体力を消耗し尽くしていたようです。

今回もありがとうございました&お疲れさまです>参加者各位
また参加する際にはよろしくお願いします。moon Gamer

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9日(土)は、、一之江ゲームクラブの例会に行ってきました。

このクラブに関する詳細は mixi コミュニティをどうぞ。

[一之江ゲームクラブ] ※要mixiアカウント

http://mixi.jp/view_community.pl?id=2303630
あるいは以下のブログでも案内されています。

[一之江ゲーム会]

http://atog2.cocolog-nifty.com/blog/

今回は「Age of Steam (蒸気の時代) / Warfrog」「Agricola (アグリコラ) / Lookout Games」のコンボ卓(?)目当てに参加しました。

moon Gamer

が、このところ人気急上昇中のアグリコラとお盆休みの初日が重なったこともあって参加希望者が殺到、テーブルが確保できるかどうかも危うい事態となりました(今回開催会場は5卓か無理すれば6卓くらいの広さ)。

ということもあって一時は参加見合わせの宣言までしたのですが、その後、一部の参加者が他のゲーム会へ流れたため、なんとか参加することが出来る状況になりました(まぁ、キャンセルは少し神経質だったかもしれません)。結局、会場では最大5卓が用意され、18系が3卓にアグリコラが2卓で開始されました。

相変わらず蒸し暑い1日。曇り空だったので気温はそこそこ。でも暑い。


Agricola (アグリコラ) / Lookout Games moon Gamer

明日もどこかでアグリコラ。4人。

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まずはアグリコラから。全員がプレイ経験者なので、インストなしでプレイ開始。

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ところで右の写真のようなタックルボックスに、「アグリコラ」の資源(6種)と家畜(3種)、それに家と畑タイル、食料等々を入れてみたのですけどどうでしょうか。特にタイルがピッタリなサイズでなかなかいい感じ。

上ぶたを取り外すことができるので、机が狭い時にはこのまま使うことも出来て、機能性も上々です。でもケースサイズが大きいために、箱に全コンポーネントを収めることは諦めなければならなくなりましたけど。

また今回も、「E」「I」「K」とデッキを分けて、好きな配分で初期手札を取ることが出来るようにしました。僕は相変わらず「K」を7枚ずつ(職業・小さな進歩共に)です。たださすがにこのパターンにもちょっと飽きてきたので、今度はまた別の配分を考えてみることにしましょうか。

moon Gamer

さて、初期手札に「曲芸師(追加で開墾可能)」「営農家(追加で種まき可能)」「耕運鋤(2回だけ開墾3つ)」「牛車(開墾最大3つ)」がありまして、今回はもう農耕しかありえない形に。

ということで、農耕にも酪農に使える「かまど」を確保しておいて、「畜殺人(他人が家畜を食料にすると+1食料)」もプレイし、これでメイン(農耕)とサブ(家畜)の両方で食料体制を整えました。

それは良かったのですが、場に「葦」が品薄気味(『かご製作所』を保有するプレイヤーがいたため)で、家の増築に手間取ってしまったため、子孫を増やすのに時間がかかったのが反省点。序盤で「かご製作所」を他人に取られ、葦が不足した時の対策をもうちょっと考えておく必要があるかも。

最終的にはマイナス点もなく、家族も5人まで増やしたおかげで点数は39点と自己最多。しかし順位的には2位で、なんと47点も叩き出したプレイヤー(カードボーナスだけで15点もあった)の圧倒的勝利でした。この人は「物乞い」1枚もらったのにこの点数なんですからすごいというか。
http://ejf.cside.ne.jp/review/agricola.html


Age of Steam (蒸気の時代) / Warfrog moon Gamer

基本マップで。4人。

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初プレイの方が2人いたので基本マップをプレイしました。まず2ターンの練習プレイのあと、本番ゲームに入りました、

しかし今回はまるでダメ。頭がすっかり「アグリコラ脳」になっていて「蒸気の時代」のことを忘れてしまったかのよう。序盤でひとつミスをやらかし、中盤でも判断ミス、終盤近くでも見込み違いがあって、このゲームで3回もミスをしたら勝てませんねぇ。惨敗でございました。まぁ、こういう時もあります。moon Gamer

moon Gamer moon Gamer

勝利したのは初プレイのShun.さん。中盤から大きく収益力で他を引き離して圧勝でした。自分の結果はともかく、これで「蒸気」プレイヤーが2人増えたことを喜びましょう。次はぜひ(未プレイが多くある)拡張マップをプレイして、「蒸気」の世界を広げていきましょう。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/4098


レポートは以上です。結局、例会の最後まで会場にいることになりました。いろいろありましたが、無事こうして例会に来た全員が希望のゲームをプレイ出来たのは僥倖であります。また次回以降もぜひよろしくお願いいたします。moon Gamer

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6日(水)は、千歳烏山のゲーム倉庫にて平日ゲーム会を開きました。参加者は、おのさん・康さん・ストーンRさん、そして僕の4人です。おのさんと康さんは、地元の茨城からの参加です。この暑い中、はるばるゲーム倉庫までようこそ。今回は、できるだけ参加者の方のリクエストに合わせてゲームを選びました。

温度はほどほどながら湿度の高い日。立っているだけで汗がダラダラ流れました。


Brass (ブラス) / Warfrog moon Gamer

おのさんのリクエスト。

moon Gamer

意外にもおのさんからのリクエストが入りまして、まずは「ブラス」をプレイしました。

運河期は可もなく不可も無しで得点は全員がダンゴ状態。個人的には技術レベル2の産業タイルを配置できなかったことが痛い感じですけど、手持ちの産業タイルの山はすべてレベル2にしてあったので、鉄道期を迎えての臨戦態勢は整っていました。特に「造船所」のレベル2(得点18)がすぐにでも配置可能な状態になっているのが頼もしい限り。

が、初期手札には「造船所」を建設可能なロケーションカードがありませんでした。造船所カードはありましましたが、それを使うにはどこからか鉄道を引いてこなければなりません。ということでマンチェスターに「製鉄所」を建設し、そこからリヴァプールまで鉄道2本を引きました。資金的にはまだ余裕がありましたので、これで次の手番に「造船所」をリヴァプールに置けるはずだったのですが…

moon Gamer moon Gamer

ここでストーンRさんが電撃的なアクションを行います。まず鉄道期の最初のラウンドで僕より後の手番でバーケンヘッドまで鉄道を引いた後、2ラウンド目では僕より先の手番となり、そのバーケンヘッドとリヴァプールの両方のロケーションカードをプレイし、そのどちらにもレベル2の「造船所」を建設したのです(!)。これだけで18×2=36点。前のラウンドでリヴァプールへ僕が線路を引いたことで石炭の輸送路が出来てしまい、この手がぴったりハマったわけです(バーケンヘッド-リヴァプール間は石炭を運べない)。

当然ながら僕が「造船所」を配置する機会も失われたわけで、正直言ってここで投了しようかとさえ真剣に思いました。が、ストーンRさんの資金が減ってしばらく動きがなさそうだったし、とにかく出来ることから順番にやろうということで、最重要方針を「鉄道」へ変更することにしました。資金の多くを鉄道建設に費やし、主な収益源を「炭坑」に求め、さらに「製鉄所」で得点を稼げれば、ひょっとして…

結果、ゲーム終了時には鉄道タイルが残り1枚になるまでばらまきまくりました。ただレベル4の「製鉄所」配置(9点)には失敗し、やっぱり得点的に追いつくのが難しいかなーと思っていたのですが… なーんと、ふたを開けてみればわずか1点差でトップ! 最後の最後でぎりぎり差すことに成功していました。諦めないで良かったー。

とはいえ、鉄道の重要性を知らなかった初プレイの方が2人いましたので、こんなにうまく行くことはこれが最初で最後でしょうね。後のことはまた後で考えるとして、今はこの勝利(実はブラス初勝利)の余韻にひたろうかと思います。moon Gamer
http://www.boardgamegeek.com/game/28720


Pandemic (パンデミック) / Z-Man Games moon Gamer

おのさん+ストーンRさんのリクエスト。

moon Gamer

お二人からリクエストが入ったので「パンデミック」をプレイしました。個人的にはこのゲーム久しぶりです。

他の方は全員が初プレイ。僕がプレイ経験があるので大丈夫かな? と思いまして、Epidemic カードを5枚入れる標準ゲームでプレイしました。役割分担は、康さんが「Researcher」、ストーンRさんが「Scientist」、おのさんが「Medic」、僕が「Dispatcher」で、「Operations Expert」がいないという形。Medic(衛生兵)がいるので、とりあえずは一安心。

序盤はなかなか順調。青と黄の地域でアウトブレイクを未然に防いだりしつつ、その間に青病原体に対する特効薬が早くも開発成功。Medic がヨーロッパから中東方面で活躍して、ここでの感染はひとまず安心の状態となりました。

moon Gamer moon Gamer

が、序盤までは大したことがなくて放っておかれたアジアにて、赤の病原体がじわじわと増え続け、ついに上海でアウトブレイクが発生。その後、隣接している北京が Epidemic の対象になるなど不運な展開が続き、アジアに火がつきました。それも大火事です。

この時点で全員がアジアへ効率的に移動する手段に乏しく、準備を進めている段階で不幸にも上海が再びアウトブレイク。これで連鎖が重なってアウトブレイク回数が8回に達し、残念ながらここで敗北となってしまいました。

結果は結果として、このセッションは楽しかったですね。たまにやると良く出来たゲームだなぁと感心しきり。初プレイのお三方も、全員が「パンデミック」に満足していただけたようでなにより。
http://www.boardgamegeek.com/game/30549


Nefertiti (ネフェルティティ) / Rio Grande Games moon Gamer

康さんのご希望があったのでエントリー。

moon Gamer

以前のレポートで、康さんが「プレイしたい」というコメントがあったのでプレイすることになりました。今回、ストーンRさんがちょっと変わったことをやってびっくり。それによってこのゲームの印象がだいぶ変わってしまいました…

ストーンRさんが採用した作戦は、「お金を集めまくる」ということ。「ネフェルティティ」では、プレイヤーの所持金と場に合計40デベンあって、これはゲーム終了時まで変わることはありません。いわゆる「銀行」はなく、プレイヤーがお金を支払う時は対象となる市場に支払い、またお金を受け取る時も市場からもらいます。

したがって、あるプレイヤーに資金が集中すると他のプレイヤーが必然的にお金がなくなります。このため、市場閉鎖時に資金不足のままトップで落札しなければならない状況に陥り、これはルールによって手持ちのギフトカードが1枚失われてしまいます。僕がプレイした過去2回のゲームでは、このような状況はゲームの最終盤にしか起こらなかったのですが、このセッションでは中盤からこのような綱渡りの状況となりました。

moon Gamer moon Gamer

ストーンRさんは中盤過ぎには30デベン近くも集めていて、世の中の富の多くが1人に集中する形となり、他のプレイヤーは厳しい立場に置かれました。ただ、他のプレイヤーはカードを多く持っている(ストーンRさんは集金することに徹していたので保有カードは少なかった)ので得点的には優位にあったため、出来るだけ早くゲームを終わらせることが「貧乏」プレイヤーたちの至上命題になりました。

胃の痛くなるような展開の中、おのさんが人物カードの効果を有効に使って高得点を叩き出していきます。特に「筆記者(特定種類カードの決算を有利な条件で自分だけ行う)」の大量得点が圧巻で、これで得点が一気に3桁の大台に乗りました。これを終盤でストーンRさんが猛追しましたが、最後はわずかな差でおのさんの勝利に終わりました。

この「集金」戦法は確かに強力です。今後はこれが行われる可能性を常に考えなければならないでしょう(でもそれが楽しいかというと現時点ではちょっと微妙)。それと、「商人」「筆記者」は後半に使われるとえらく強力なので、早めに使ってしまうべきですね。システムは優れているのですが、全体的に得点計算が大ざっぱなのが惜しいという印象が残ったセッションでした。
http://www.boardgamegeek.com/game/35435


snip / M + A Spiele moon Gamer

僕が新たに購入したゲームで〆。

moon Gamer

ドイツからの共同輸入で購入したゲーム。おのさんに独語ルールを読んでいただいたのですぐにプレイできました。いやー、買っておいて言うのもアレですけど、まさかアクションゲームだったとはw しかもけっこう面白い。かなり盛り上がりましたよ。

手番では、手持ちの円柱棒を1本場に出して、それを指で弾きます。棒が自分から見て水平の溝に入ったら成功、そうでなければ失敗です(垂直方向の溝に入っても失敗)。成功したらその棒はボード上に置いたままに出来ますが、失敗したら手元に戻さなければなりません。

棒を指で弾く前に、左右にスライドさせることができます。弾いた結果、他人の棒に当たってそれを動かしてしまった時には、他人の棒を元の位置に戻した上で、自分の棒を手元に戻して手番が終了します(失敗扱い)。自分の棒をすべてボード上の溝に入れた状態で、そのうちの1本が、自分から見て最も遠い位置にある溝に入っていたら勝利です。

こういうゲームにレビューは野暮ってもんです。棒が気まぐれに溝にハマると「おおー」とか歓声が上がったりして、全員が夢中になって遊んでいました。最後は僕が力加減をミスった棒が、たまたま奥の溝の入って大勝利。思わず片手を上げてガッツポーズを取りましたよ。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/4422


レポートは以上です。お昼からノンストップで遊びまくり、充実したゲーム会となりました。ゲームに夢中になっていたので、つくばからいらっしゃったお二人は倉庫内の見学する時間が十分に取れなかったとおっしゃっておりました。

楽しい1日をありがとうございました>参加者各位
またぜひ遊びにおいでください。moon Gamer

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14日(土)は、、一之江ゲームクラブの例会に行ってきました。

このクラブに関する詳細は mixi コミュニティをどうぞ。

[一之江ゲームクラブ] ※要mixiアカウント

http://mixi.jp/view_community.pl?id=2303630

あるいは以下のブログでも案内されています。

[一之江ゲーム会]

http://atog2.cocolog-nifty.com/blog/

今回は久しぶりに「Age of Steam (蒸気の時代) / Warfrog」をプレイしました。このところ一之江に行くと「Brass (ブラス) / Warfrog」ばかりをプレイしていましたし、実は今回も他の卓で立っていました。しかし、やはり「蒸気の時代」の魅力あふれる空気は独特で、今回のセッションでその思いを改めて強くしました。

空一面に薄い雲が広がり、湿り気のある風の強かった日。そろそろ夏至ですね。


Age of Steam Expansion #4 - France and Italy / Winsome Games moon Gamer

「フランス」にて。3人。

moon Gamer

少人数マップの「フランス」をプレイしました。この拡張マップの特別ルールはだいたい以下のようになっています。

アクションの変更:

「Engineer(エンジニア)」は、4枚タイル配置の能力に代わって、「困難な地形」への鉄道敷設権を得る能力になります。「困難な地形」とは丘陵地や山地のことです。平地が少ないマップですので、特にゲーム後半は極めて重要なアクションとなります。
「Urbanization(都市化)」では、タウンをニューシティの替える能力は同じですが、追加して配置可能な鉄道タイルの枚数は2枚のみです。「エンジニア」と併せて、この拡張マップでは、1プレイヤーが1ターンに鉄道建設可能なタイル数は最大3枚ということになります。なお「都市化」は、最初のターンに限って2人のプレイヤーが選択可能です。
「Puroduction(商品生産)」は、通常ルールで行うか、あるいは1個のキューブをランダムに引いて、それを任意のシティに置くか、そのどちらかを選択することが出来ます。

パリ:

このゲームの「パリ」は特別なシティとして扱われます。まずパリは赤・青・紫・黄の4色を含むシティとして扱われます(黒の除く4色)。また Goods Display 上の「黒」側にある1~6に置かれた商品キューブが盤上に配置される場合、それらはすべてパリに置きます。

破産:

このマップでは Income(収入)が0未満になったとしてもゲームから脱落しません。

こんな感じです。言うまでもなく、強力な商品供給源でもあり、また消費地でもある「パリ」の存在の大きさに尽きる拡張マップです。また土地が狭く、しかも地形が険しいために、「エンジニア」を取らなければ後半は線路の敷設自体が難しくなるようになっています。たくさんの商品が出現する少人数マップながら、コクのある味わいが楽しめる良作です。

moon Gamer moon Gamer

このセッションの序盤では、当然のように3人ともパリから線路を延ばしていきました。僕はそのすぐ後のターンで、パリから伸ばした先からうまく南方のシティへいち早くつなげられたのが大きかったようで、あとは手なりで近場のシティを接続して回ることが出来ました。このため、中盤までは収益的にトップを走ることになります。

ただ狭い場所で全員が何らかの形で絡んだため、順番を決める競りの相場が高めにあって株式発行数も多めとなり、収益的にはともかくとして、点数的にはひょっとしたらそんなに伸びていない可能性もありました。また、商品運送が4リンクで止まり気味だったのも悩みどころ。5リンクのルートを建設するには、どうしてもエンジニアで山を掘るしかないみたいで、しかもそれは他の人たちも同じという…

つまりこのマップは、少なくとも中盤過ぎにはエンジニアを競り落とすためにどうするかをプレイヤーに考えさせることがデザインコンセプトになっているようです。なるほど。

そのエンジニア争奪戦を何とか乗り切って、西方進出は止められたものの、南方~中央から再びパリ周辺のシティまで接続することに成功し、安定的にパリから大回りして再びパリの近くまで戻ってくるという「不効率&高収益路線」が完成し、最後まで高収益を維持することが出来ました。

ゲーム終了時点での株式発行数はやや多かったものの、結果として収益額の差が決め手となり、このゲームは勝利をもぎ取りました。しばらく「蒸気の時代」では勝利から遠ざかっていたので、これはうれしいですね。
http://www.boardgamegeek.com/game/13925


Age of Steam Expansion #1 - England & Ireland / Winsome Games moon Gamer

今度は3人で、やはり少人数マップの「アイルランド」をプレイ… だったのですけれども小一時間で協議終了。どうもキューブの配置が極端に悪い形が原因(と信じたい)で、1人だけ突出して有利になってしまい、他の2人が投了した形で終わりました… 唖然。写真を取るヒマもありませんでした…。
http://www.boardgamegeek.com/game/6356


Age of Steam Expansion #4 - France and Italy / Winsome Games moon Gamer

気を取り直して「フランス」を再プレイ。3人。

moon Gamer

次に何をプレイしようか悩んでいたところ「フランスマップをもう1回やりたい」という意見が出まして、話し合いの結果、再戦することになりました。うははw

このセッションで僕は、最初のターンに First Build を取ってパリから西へ向かう路線の建設を行いました。シュウさんは東から南下するルートを選択し、ここまでは常識的な展開。3手番目のケロさんはどうするのかな、と見ていたら、何とパリではなく南端のシティを先に取りに行きました。なるほどー。

南端には狭い範囲にシティが密集しており、「都市化」1回を組み合わせればわずか5枚のタイルで4リンクが完成します。さすがに商品キューブ数はパリに比べると少ないので、長丁場の3人プレイ(全10ターン)では、ここだけで勝ちきることは出来ませんが、少なくとも序盤は十分な収益力を期待できます。

この動きに焦ったのがシュウさんで、南下するルートを事実上絶たれたかに見えました。が、エンジニア(困難な地形の線路敷設権)を活用して山地を突っ切ることで代替ルートを見事に完成させ、パリを中核にした環状路線を作り上げました。お見事。

僕はといえば、パリ~西端から再びパリ近郊のシティに繋ぎ、さらにその後で今度は東端のタウンを都市化して繋ぐという、盤上に大きくSの字を描くような蛇行路線の建設を行いました。これにより、パリにあった多くの黄商品がほぼ独占状態だったこともあって、中盤過ぎまで資金的にかなり優位に立つことになります。

ゲームは終盤に突入し、数ターンを残してこれは勝ったかなー、と思っていたら、優良路線を完成させたシュウさんによって怒濤の追撃を受けることに…。パリに山と積まれた商品は2人の取り合いとなり、その結果、パリから商品がほとんど消え去る事態となりました。これはびっくり。

そこで盤上を改めて見回して、北端にあるタウンを繋いでいげば、パリにわずかに余っていた青商品を有効活用するルートが作れることを発見。そしてそれを実現したことで、ようやくこの長いゲームに決着をつけることが出来ました。本日2勝目です。
http://www.boardgamegeek.com/game/13925


三角貿易 / CORE HOUSE moon Gamer

そしてこのゲームで〆。3人。

moon Gamer

ヘビーローテの仲間に入ろうかという勢いになってきた良作。ルールは簡単で密度の濃い内容ながら、ほんとに30分で終わってしまうコンパクトさ。そして今回、初の3人プレイをしました。ちなみに3人プレイですと、インスト含めても30分くらいで終わります。すごい。

3人の場合、4人と感覚が異なるのはアフリカフェイズで、それは1ターンに9枚しかカードが配置されないためです。パターンとして最も多いのは、各王国に2/2/2/3枚と平均的にばらまかれるケースで、恐らくたいていはそうなります。

このフェイズの3順目で自分の手番が回ってきた時、ある王国に他のプレイヤーのカードが1枚しか置かれてない時、必然的にそこに自分のカードを置くことになるでしょう。これがなんとなく「仕事」をさせられたような気分になったのですけれども、実際にはそれで損をするケースは少なく、またこれが若干の駆け引き要素にもなっていることに気がつきました。なかなか面白いゲームです。

ゲームの結果はまた2位(…)。それはともかくとして、一緒にプレイした方々に好評だったのがうれしかったですね。また他にも持ち込む予定です。
mo-i(あっとまーく)jcom.home.ne.jp / CORE HOUSE 一瀬様


レポートは以上です。

フランスマップが白熱したこともあり、一之江では初めて例会の終わる時間までいました(が、アフターはお仕事のためにキャンセル)。やはり「蒸気の時代」は面白いです。希望者がいれば、次回の一之江でもまたプレイすることになるでしょう。

ということで、遅い時間までお付き合いいただきましてありがとうございました>参加者各位
楽しい1日でした。moon Gamer

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18日(日)は、地元千歳烏山にて行われたSGCの5月例会に行ってきました。この日は調布の国領町にて不発弾処理があり、それが終わるまで京王線のつつじヶ丘~調布間が不通になるというイベント発生。警戒区域には甲州街道も含まれていて、そちらも進入禁止になったようです。幸いにして新宿~千歳烏山間は通常運行をしていたので普通に例会を開くことが出来たのですが、参加者の中には影響のあった方もいらっしゃったようです。

朝からどんよりとした雲が空一面に広がる冴えないお天気でした。


Brass (ブラス) / Warfrog moon Gamer

4人。うち、初プレイ2人。

moon Gamer

前回のセッションではいまいちパっとしなかった「ブラス」。しかし今回は充実のゲームとなりました。

今回は最初のラウンドでいきなりミステイク。Liverpool に港を建設してしまいました… これをやるなら、2ラウンド目に最初の手番を取るか、あるいは他プレイヤーが Liverpool~Wigan 間に運河を引けないことを確認しなければなりません。先に Liverpool~Wigan の運河を建設されてしまうと、マージー川沿いに Warrington & Runcorn まで迂回を強いられるハメになります。そして実際そうなりました… これ、わかっていたのになぜ…

初手からこんな調子でがっかりでしたけど、そうなってしまったものはしょうがないということで、これを取り戻すために再び「ブンケイメソッド(紡績工場+港2セットを建設し、それを2回目の借金をした直後に綿売却アクションで売る)」を実行。ちなみに同卓の田中ブンケイさんの目の前でこれをやりましたw ただ、ブンケイさんにすぐに指摘されたのですが、これを行うために1ラウンド余計に消費しています。そうなった原因はもちろん初手のミスで、そのために利子を1回余分に支払い、さらに貴重なアクションの機会も失われたことになります。それでも一時的に資金を潤沢にした方がよいと僕は判断しました。

そのブンケイさんは序盤からこまめに収益を上げ、適度なタイミングで借金を行う、という方針でプレイを進めていました。恐らく、これが「ブラス」で最もオーソドックスなプレイングスタイルです。「ブラス」における借金には返済の義務はなく、金銭的には一時的に少し収入額が減るだけですので、適切な借金は勝利には欠かせない貴重な資金調達の手段なのです。したがっていつ何回の借金を行うかは、ゲームを通して重大な決断事項となります。ただし借金を選択するとアクションを行う機会も1回減るということを忘れてはなりません(というか、むしろそちらの方を重視したいくらい)。

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そんなわけで鉄道期に入ったのですけれども、ブンケイさんがレベル2造船所の建設に成功したことが決定打となり、そのまま勝利をつかみ取りました。僕も資金に物を言わせて線路を大量に敷設したのですけれども、点数的に今一歩及びませんでした。途中、僕が鉄工所を建てるべきところで炭坑を選択した悪手も相当に響いたような気がします。

反省点はあったものの、全体を通してとても楽しいセッションでした。初勝利にはまだ遠い道のりが待っています。その日を夢見てまたがんばります。
http://www.boardgamegeek.com/game/28720


Stone Age (ストーンエイジ) / Hans im Glück

ダイス運が… 4人。

moon Gamer

資源獲得にダイスを使うユニークな「大聖堂」型ゲーム。今回はダイス運にとことん見放されました… ダイス2個ふって出目が「3」というのを3回は見ました。あと、ダイス3個ふって出目「4」も… 特に序盤でこうなると正直かなり厳しいです。おかげで中盤過ぎまで自分のボード上に資源がほとんど乗らない状態が続きました。2D6で「12」を連発するプレイヤーを横で見ながら、とにかく最低限の資源で建物を建設し続けるしか勝ち筋はありません。

コマを増やし、麦畑も大きくなった後半には何とか盛り返したこともありましたけれども、終盤には再び息切れしてしまい、食糧不足のために何と「金(ゴールド)」を食わせてしのぐ苦しい展開にまでになってしまいました。最終ラウンドでやっとダイス運に恵まれたものの時すでに遅し、文明カードの入手機会がほとんど無かったためにボーナス点が低迷し、結果3位に終わりました。トップとは60点以上の差がつきました。

moon Gamer moon Gamer

今思い返してみると、ダイスの調子が悪いのであれば、無理して建物ではなく文明カードに走るべきだったのかもしれません。もう少し落ち着いて考えれば打開する手もあったのでしょう。もう1回くらいは再戦したい気持ちです。
http://www.boardgamegeek.com/game/34635


Handelsfürsten: Herren der Meere (交易王) / Pegasus Spiele

これはガチゲーなのか? 4人。

moon Gamer

念願の初プレイとなった「交易王」。自分の船に積まれた商品をうまく売却して利益を上げます。

場には6枚の商品カードがあります。各プレイヤーの手札もこの商品カードです。プレイヤーはこの他に2隻の商船を持ち、その上にはひとつの商品コマを積み込んでいます。

手番は2つのフェイズに分かれています。最初のフェイズでは、自分の1隻の船の商品コマをストックの商品コマと交換するか、あるいはスペシャルカードを購入することが出来ます。

2番目のフェイズでは、手札から1色の商品カードを何枚でも、場のカードの上に重ねて置くことが出来ます。そして今プレイした商品カード色の商品コマを持つプレイヤーは、「場に見えている商品カード×所有する賞品コマ」の収入を得ます。

このフェイズでは、これを行わずに手札2枚を山札から引いても構いません。いずれにせよ、これで手番終了です。そしてこれを山札が無くなるまでくり返し、手持ち現金の最も多いプレイヤーが勝利です。

微妙に既視感のあるメカニクスなんですが、こういう風に枝葉を取り除いてエレガントにまとめ上げてしまうのがクニツィアの手腕というものなんでしょう。多くの人に相乗りする形で一緒に儲けるのがコツなのはすぐにわかるとして、じゃあそれがどうやったら効率良くなるのかというと謎。クニツィアめ。

スペシャルカードを軸に考えるのがいいのか、それがナシでも勝てるのか、とか。とりあえず、このセッションで勝ったプレイヤーは「船2隻のみ」「直前に他人に10金を振り込んでいる」という状況だったことにちょっと驚きました…。ひょっとしてこれは恐ろしく深いゲームなのかもしれない…
http://www.boardgamegeek.com/game/34084


Wie verhext! (魔法にかかったみたい) / Alea moon Gamer

2回目にして面白さを満喫。4人。

moon Gamer

初プレイだった前回のセッションの経験を踏まえて、少し高めのテンションで臨んだら面白かったですよ。思うに、このゲームのメカニクスは「会話や雰囲気を楽しむ」ことにより適しているのではないかと。

それほど時間もかからないし箱も小さいので持ち運びに便利なのも美点です。これまで、ゲーム会で空いた時間には「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」をプレイしていたのですが、今後はこちらを選ぶかもしれません。

ということでゲームはYOKさんの勝利でした。
http://www.boardgamegeek.com/game/34084


熟語トランプ / ビバリー moon Gamer

時間つぶしのはずが… 4人。

moon Gamer

終了時間まで少し間があったので「熟語バスケット」をプレイしました。これが意外にもウケまして、6~7ゲームはやったような。そして1回だけ上がりました。これは面白いです。ただもう少し勝敗に絡みたい思いが強くなってきましたので、これから熟語の勉強をすることにしますよ…moon Gamer
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=807


レポートは以上です。心配だった雨は降らず、どうやら爆弾も爆発しなかったようですw 今回も楽しませていただいてとても感謝いたします。ありがとうございました。また次回もよろしくお願いいたします。moon Gamer

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3日(祝)は、地元は千歳烏山のゲーム倉庫にてゲーム会を開きました。参加していただいたのは、かゆかゆさん・つなきさん・タクヤさん、それに僕の4人でした。個人的には、実質的にゴールデンウィーク中で唯一のゲーム会です。最近はまとまった連休だからといって連日ゲームをすることが、すっかり少なくなってきました(主に体力的な理由で)。

昨晩から降り出した雨がお昼頃まで上がらず、あいにくのお天気でした。午後には雨も止み、気温もぐんぐん上昇して真夏日にまでなったようですね。


Brass (ブラス) / Warfrog

今回に限っては、ちょっとばかり単調にやりすぎたかも。

moon Gamer

自分以外の3人が初プレイという状況でのセッション。僕は3回目のプレイながらインストしたのは初めて。インストは40分ほどかかりました。ルールの分量はそれほど多くはないわりには、細かい規定が多くて説明に時間のかかるゲームだなぁ。

このセッションでは、借金1回の後に紡績工場+港で序盤から小銭を稼ぎつつ収益を少しずつ増加させる方針で行こうと計画。まず紡績工場を建設て運河を建設したら気がついてみたら港を建設可能なマスがもう無い… あ、あれ? うーむ。仕方ないので早くも方針変更。前回、田中ブンケイさんがやっていた「紡績工場+港2セットを建設し、それを2回目の借金をした直後に綿売却アクションで売る」というプレイを選択しました。

これは上手くいって手元に現金が多く残ったのはいいとして、この後の方針がフラフラと定まらず、炭坑・紡績工場・運河建設・造船所開発とあちこちに手を出しすぎたのはどうも失策でした。どこかにポイントを定めて、来るべき鉄道期への基本的なビジョンを固めるべきだったのでしょう。結局、運河期には大した点数は稼げず、場にも技術レベル2の産業を残すことも出来ず、ただ資金が多く手元にあるというだけで終わりました。

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鉄道期には線路と炭坑の建設を中心に回していたのですけれども、これも結果的に他人の後追いみたいなプレイになっていたような気がするなぁ… 適度な借金のおかげで資金的には常に余裕のある状態を保てましたが、それを場の建設物に変えて得点を吸い上げなければ当然ながら勝てないわけです。最後は何とか100点は超えたものの、トップのタクヤさんに15点差を付けられて同点最下位に終わりました。

深い考えなしでプレイしていたからでしょうけれども、自分がプレイした前2回のセッションに比べて、全体的に淡泊にプレイしすぎでしたね。いい加減にトップ争いに絡むくらいにはなりたいものです。
http://www.boardgamegeek.com/game/28720


Neuland (ノイラント) / Eggert-Spiele

今回は評価保留。何と協議終了。

moon Gamer

前回、草加ゲーム会でプレイした時には好感触だった「ノイラント」を投入。しかし、微妙なルール解釈のアヤでゲームが極端に収束しなくなる事態に陥ってしまいました。結論から書いておくと「アクションポイントを1点も消費しないで(ゼロアクションで)手番を終了するプレイ」は禁止した方が良いです(僕が読んだ限り、これはルールでは禁止されていませんでした)。

ゼロアクション終了が認められてしまうと、特定の建物を労働者で「ブロック」したままの状態で手番を終了し続けることが可能になります(そんなに難しくはないので、具体的な方法は持ち主の方々が考えてみてください)。他にもメリットがありますが、コレが最も大きな恩恵です。このために。残り資産建物の状況によってはゲームの収束性がこの上もなく悪化し、ただでさえ長いゲームがいつまでたっても終わらないゲームになってしまいます。
※2008/05/04:補足:ちょっと大げさに書きすぎたかも。たまたま今回そういう状況になっただけの可能性もあります。具体的状況についてはまた後日書くかもしれませんけれども、いずれにせよゼロアクションプレイを認めることはおすすめ出来ません。
※2008/05/05:補足:この件については国境を越えて確認中の模様。

moon Gamer moon Gamer

ということで、3時間ほどしても終わりそうもないため、このセッションは協議終了となりました。その後で長い話し合いが行われましたが、やはりゼロアクション終了プレイがすべての元凶であり、それを禁止することで、少なくとも現状よりは収束性が高まることがわかりました。次は問答無用でそのようにしたいと思います。
http://www.boardgamegeek.com/game/12681


お先に失礼しま~す / メビウスゲームズ moon Gamer

話題のゲームを投入してみました。

moon Gamer

「皿洗いゲーム」のリメイク「お先に失礼しま~す」です。実は「皿洗いゲーム」は未プレイでした。実際にプレイしてみたら… おーこれは面白い! なるほどこんな名作を歴史に埋もれさせてしまうのは確かに惜しい限りです。テーマ変更はちょっと残念ですけれども、リメイクされて多くの人にプレイされる機会が増えたことは喜ばしい限りですね。
http://mobiusoyaji.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_aa91.html


Big Points (ビッグポイント) / Schmidt Spiele

手軽で悩ましい好ゲーム。

moon Gamer

リクエストが入ったのでエントリー。これも自分以外は初プレイというシチュエーション。ルールは簡単なのでインストはラクだし、初心者からベテランまで幅広く遊べる良いゲームです。

このセッションでは終盤まですべてのコマが混戦になるような流れとなり、うまくトップ(4点)のコマを4枚取れたことが幸いしてめでたく勝利を収めました。
http://www.boardgamegeek.com/game/34004


ソラシス / グランペール

手軽ながらしっかりした作りのカードゲーム。

moon Gamer

太陽系の惑星を競りで入手して得点を競います。ラウンドの開始時に場へ山札からカードが並べられ、これを競りで入手します。

手持ちのカードでまず競り(スタートプレイヤーから順に値付け/現在のビッド値よりも高いビッド値を宣言するかパス抜け)を行います。落札者が出たら、今度は残ったプレイヤー全員が同時入札を行って順位を決めます。

ここまでやったら場のカードを入手する手続きに入ります。まず最初の落札者が場のカードを取り、続いて2回目の同時入札の結果順に場のカードを取ります。取ったカードは場に置いて点数にしてもいいですし、手札に入れて後の入札のために使用することも可能です。

山札が無くなったらゲーム終了。手元にあるカードの点数に手札ボーナスを加えた点数の最も高いプレイヤーの勝利です。

ものすごくまじめに作られた競りカードゲームでした。驚くような仕掛けがない代わりに、安心して遊べる内容になっていて好感触です。ちょっと疲れていたのでスコア的にはガタガタでした…
http://grimpeur.co.jp/


レポートは以上です。「ノイラント」の終わり方についてはさすがにがっかりでしたけれども、少なくとも前半は十分に楽しめたので、今日はそれを収穫ということにしましょうか。「ブラス」は、自分がもっと楽しめるよう、もう少し精進して研究をしたいと思います。
本日は天候の悪い中、おいでいただきありがとうございました>参加者各位
またぜひ一緒に遊びましょう。moon Gamer

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20日(日)は、上北沢で行われたSGCの4月例会に行ってきました。昨日に引き続き、マスクなしでのゲーム会参加です。まだ薬なしでは厳しいのですけれども、マスクはようやく手放せる時期になってきましたよ。長かった…


Tempus (テンパス) / Warfrog moon Gamer

複雑系ワレスのテンパス。4人。

moon Gamer

そういやすっかり存在すら忘れていた「テンパス」。mixi の長時間ボードゲームコミュで少し話題が出たので、久しぶりにプレイしてみました。前回プレイのレポート等はこちらをどうぞ。

そしてしばらくプレイしていて思い出してきました。このゲームは土地の争奪戦だということを。トークンの移動先は当然として、都市の建設予定地としても土地の確保は重要です。というのも、(自他を問わず)都市は隣接して建造することが出来ないためです。そして当然のように土地は狭く、計画的な都市建設の前に、競争相手との戦いに勝たなければならない状況もしばしば起こります。

「テンパス」における紛争は、人が生存するための土地確保がたいてい原因となります。山岳を除くあらゆる陸上の土地は得点源あり、さらに高得点となる都市の建設ともなるからです。このゲームにおける軍事力は、トークンと都市の価値、そして「発明カード」の存在です。発明カードはそれ自体に特殊効果がありますが、戦闘時には条件さえ揃えばそれで戦力を増加させることも可能なのです。

カードがなければ、単に自他のトークン数によって勝敗が決まります。手持ちのカードがない相手に対して戦闘を仕掛ける時には、単に多くのトークンによって攻め込むだけで確定した結果(=勝利)が得られます。したがって手札のカードが無くなると相手に対して大きなハンディになるということです。カードにはさらに時代の進歩時にも使用されるので、そのマネージメントは極めて重要です。

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「テンパス」は、ワレスがデザインしたシンプルな文明進化ゲームです。多くの競合要素が「土地」に集約されており、特定の種類の土地を適切なタイミングで多く持つことによって優劣が決まるというシンプルな判定を用いています。しかし進歩に関しては、ゲーム後半になるにつれて都市の比重が高くなり、最終的には大きな得点源になります。文明進化ゲームとして、このあたりの表現は実にスマートです。

ただ、都市も土地を基盤にしているわけで、結局は最後まで限られた土地を巡っての戦いが繰り広げられることになります。都市を建造可能な土地は終盤の入り口にさしかかる頃には枯渇するか、それに近い状態になりますので、その時点で負けているプレイヤーは、勝っているプレイヤーに対して争いを仕掛けない限りはどうにもなりません。このあたりのバランスとゲームの基本的構造は好みが分かれる点でしょう。

序盤からの計画性が極めて大事なゲームなのですが、それは最初のプレイ(あるいは久しぶりのプレイ)ではわかりにくく、このセッションでも中盤過ぎに都市の建設がままならなくなって愕然となった人が何人かいました。ルールによって都市は隣接して建造不可であり、また山地にも立てられないため、無計画に建造していると、ただでさえ狭い土地がさらに非効率に使われることになってしまうのです。

ルールの文面だけ見ると多くの要素がコンパクトに詰め込まれていて魅力的に見えるゲームではあります。しかし実際にプレイしてみると、勝ち筋のバリエーションが少なく、残念ながらデザイナーの狙いである「軽さ」は「薄さ」に感じられてしまいました。
http://ejf.cside.ne.jp/review/tempus.html


Winds Of Plunder (略奪の風) / GMT Games

海賊家業も大変だ。5人。

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ボードは大きく4つのエリアに分かれています。ひとつのエリアには3つの港があります。各プレイヤーは海賊船をひとつずつ持ち、それらいずれかの港に配置されます。プレイヤーの手番では、自分の海賊船を港から別の港へ必ず移動(航海)させなければなりません。どの港へ移動可能かは「風向き」によって決まります。

「風向き」は、プレイヤーの投票によって決まります(!)。各プレイヤーは保有している「風キューブ」を好きなだけ手の中で握り、全プレイヤーが一斉に公開します。そのラウンド中は、最も多くの風キューブを握っていたプレイヤーが希望する方向(東西南北)へ風が吹き、そして船の移動方向もそれで決まります(東西と南北の風では移動ルールが少し違うのですが略)。

海賊船を別の港へ移動させると、そこに配置してあるタイルに書かれた勝利得点(VP)とアイテムなどを獲得します。アイテムとは「武器」「乗組員」「食糧」の3種で、これらの個数はボード上で管理されます。それぞれのアイテムを最も多く保有していると特典となる能力を使えます(アドバンテージ)。

また「武器」を多く持っていると、他人の海賊船からアイテムやVPを奪うことが出来たり、あるいは寄港した港で「評判」を得ることが出来ます。「評判」を得た港には自分のキューブが置かれます。あるエリアにある3つの港すべてでに自分のキューブが配置されるとボーナス点が入ります。エリアごとに早く評判を得た方が、より高い得点が入ります。

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その他、手番ではアクションポイントを使ってカードを引いたり、あるいはそれを使ったり出来ます。GMTのゲームらしく、強力なカードをうまく使いこなすことも重要なテクニックです。アクションポイントは他に、風向きを決めるための風マーカーを補充したり、風向きの効果を一時的に変えてしまう「突風」などに使うことが出来ます。

ゲームは全部で9ラウンドです。最後に、未使用の風キューブやアイテムの保有量をVPに換算し、それをゲーム中に得たVPと合算して、その結果が最も多かったプレイヤーの勝利です。

「略奪の風」は、シミュレーションゲームを多数発売しているGMTが、2007年に発売したユーロスタイルな構造のゲームです。GMTが発売する軽いタイプのゲームには荒っぽい作りのものが少なからずありますけれども、「略奪の風」はよくまとまっています。全体的に競合要素が多く、そのおかげでゲーム終了まで緊張感が失われずに持続します。風向きを投票で決めることも含めて、それほど新しい要素はありませんけれども。

このセッションで僕は、序盤に他プレイヤーの多くが「武器」の収集に走ったこともあって、しばらく非武装に近い状態になっていました(海賊船なのに…)。しょうがないので他船を避けるように誰もいない港に寄港することで評判マーカーを効率的を配置する方針で進め、そのおかげで中盤過ぎまでVP的に優位に進めることが出来ました。

たださすがに終盤になって他プレイヤーから多くの干渉を被ることとなり、武装のない自分としてはかなり厳しい展開(抵抗する手段がない)になりましたが、VP的には全員がダンゴ状態となって接戦となってきました。最後は、OKさんが最終手番で高得点を獲得し、その結果2位をわずか3点差でまくり、トップで終了しました。僕は同点2位。トップと最下位は6点差くらいの僅差でした。

やや混沌として先が読みづらい内容が気になったものの、細かい点数を地道に積み重ねていき、最後に接戦になるあたりは僕の好みのゲームです。
http://www.boardgamegeek.com/game/7571


6-Tage Rennen / Holtmann VIP moon Gamer

ジャンピングチャ〜ンス(棒)。4人。

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これもまた久しぶりのプレイ。自転車レースがテーマのゲームです。前回のレポートはこちら。手番では手持ちのカード1枚で自転車を進め、進んだ先のマスに他の自転車がいれば、さらに前に進めます。

前回は8人プレイだったのでゲーム的にどうよ? という展開でしたが今回は4人。ちゃんと序盤から自転車レースっぽい駆け引きが繰り広げられて一安心。そしてちゃんと面白かったが素晴らしい。恐らく4~5人くらいが適正人数かと思います。

そして2ゲームやって連勝! 久々に気持ちのよい結果が出て大満足です。前回も8人プレイという点を除けば、どちらかと言えば印象が良かったので、僕と相性が良いゲームなんでしょう。
http://www.boardgamegeek.com/game/515


Race for the Galaxy (レース・フォー・ザ・ギャラクシー) / Rio Grande Games moon Gamer

ということでこのゲームで〆ました。例会の残り時間も少なく、急いでゲームをプレイしなければならなかったので撮影もしませんでした。あわてていたこともあってミスが多く、結果は当然のように最下位でした… 次でまたがんばればいいや。


レポートは以上です。1日楽しませていただきましたが、持ち込みゲーム数が2点だけだったので個人的には少し物足りなかったかも。次回はもうちょっと余裕をもって準備を行い、4~5点は持ち込むくらいの勢いで行きたいです。ということで、お疲れさまでした。また次回例会でもよろしくお願いいたします。moon Gamer

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