21日(日)は、地元は千歳烏山で行われたSGCの2月例会に参加してきました。ただし、プライベートな事情によって会場に入ったのは18時くらいで、正直なところ行くかどうかかなり迷いました。
しかも持ち込んだのは、ルールブックにプレイ時間120分と書かれた長時間ゲーム「Colonia (コロニア) / Queen」。ようするにいろいろな意味でギャンブルだったわけですけれども、なんとか運良くプレイすることが出来ました。
コンポーネントが重量級。3人。
幕の内弁当のように多くの要素が詰め込まれているマネージメントゲームです。1月末のメビウス便で届いたばかりのゲームで、箱のでかさとプレイエリアを広く取られるのが特徴。ルールもけっこう多いのですが、流れが素直でわかりやすいので、中級以上のゲーマーならルールブックを一読すればすっと頭に入る程度の難易度かと思います。
大まかな流れは「プレイ順確定」→「原料の取得」→「原料を商品に変換」→「商品をお金に変換」→「お金を勝利得点(聖遺物)に変換」です。「ファミリーコマ」という基本的なリソースがあって、勝利得点変換を除いた各処理にはそれも必要となります(勝利得点獲得時に間接的に使う場合もあり)。
乱数の要素があるとはいえ全体の見渡しはすこぶる良好で、最初のラウンドを通せばどういうゲームかすぐに理解できるの点が素晴らしいです。ただし、今回は最少人数の3人プレイであったことが、結果としてこのような好印象に傾いたという可能性は否定しません。
実はこのゲーム、最大で6人まで遊べます。6人!? 話のネタに一度くらいはその人数で遊んでもいいかなって気もしますけど、プレイヤー間の相互作用がそれなりに多いゲームですので、相当にカオティックな展開になることが容易に想像できます。個人的な好みから言えば、4人もいれば十分って感じはします。
これは皮肉ではありませんが、誤解を恐れずに書くと、このゲームのワーカープレースメントでないところがとても気に入りました。ワーカープレースメントが嫌いなわけではありません(むしろ好きな方です)けれども、このところこの規模のゲームはそのシステムがやたら多くて食傷気味なだけです。
勝敗の方は、議案(例外的な特殊ルール)の巡り合わせがよかったこともあって、終盤の不運を何とか乗り越えて僅差で勝利となりました。他のお二人の評価も上々でしたし、良いゲームだと思いますので、また違う人数でぜひ遊んでみたいです。
http://mobiusoyaji.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-df14.html
レポートは以上です。とにかく慌てて参加したわりには新作がじっくり遊べたことが嬉しかったですね。歩いて参加可能な地元にゲームサークルがあることのありがたさを痛感した1日でした。次回以降もぜひよろしくお願いいたします>関係者各位