23日(日)は、地元は千歳烏山で開かれたSGCの11月例会に行ってきました。久しぶりのゲーム会への参加です。が、事前の準備に時間があまり取れずに、前日の夜、ぎりぎになって持ち込みゲームのルールブックをあたふたと読み出すような始末で、もう何が何やら。

だがしかし! この例会では「Dominion」を心ゆくまで堪能することになるのでした。結局、あれほど苦労して準備したゲームは1つだけしかプレイしませんでした(それはそれで面白かったので無問題)。

Dominion (ドミニオン) / Rio Grande Games

たった1日で7ゲームもやったけど、ちっとも中毒じゃないよね?ね?

moon Gamer

↑いや立派に中毒です。というかですね、このゲームはマジでやばいです。なんか脳に直接響いてきます。今日の例会にはこのゲームを遊びに行ったようなもので、会場にいた多くの時間を「ドミニオン」に費やしました。

moon Gamer

プレイしたのは、「最初のゲーム」セットを4人で3ゲーム、その後に別のゲームを挟んで、さらに3人で3ゲーム、最後に「大金」セットを1回(3人)です。ここで会場の時間切れで終わりましたが、それが無ければ確実に次のゲームをプレイしていたことでしょう。

ゲームの結果は4人ゲームと3人ゲームでそれぞれ1回ずつ勝ちました。また、多くのゲームでトップ争いに絡めたので大満足です。自分にとっては RftG よりも相性の良いゲームみたい。

moon Gamer

ちょっと気になったのは、最後の「大金」セットが今ひとつだったことでしょうか。別のセットがどうなのか、試してみたいような、どうでもいいような、今はそんな感じ。

いずれにせよ、今後もしばらくは、自分の周囲で「ドミニオン」旋風が吹き荒れることは間違いないところ。すでに英語版は入手済みで、ドイツ語版もメビウス便で届く予定です。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/36218

I Say, Holmes! / Victory Point Games

小さな袋とじのパッケージで、主にシミュレーションゲームパブリッシャのイメージが強い Victory Point Games のファミリー向け小品。6人プレイ。基本的には手札を無くすことが目的のシンプルなストップ系のカードゲームです。プレイヤーのどこかにいる「犯人」(複数いることもある)を正確に指摘するか、あるいは「犯人」が(犯人カードを除いた)手札を無くせば勝利です。推理物かと思いきや、犯人カードの押し付け合いのような感じのゲームでした。
http://www.boardgamegeek.com/game/34653

Diamonds Club (ダイヤモンドクラブ) / Ravensburger

ライトな箱庭系。4人。

moon Gamer

手持ちのコインを使って設備(タイル)を購入し、それで宝石を入手します。設備には「鉱山」「採掘権」「船」の3種があり、それらを1セット揃えることで、どの宝石をいくつ入手出来るかが決まります。こうして入手した宝石を使って建物を購入し、それを自分の公園(プレイヤーボード)に配置することで得点を獲得します。

moon Gamer

箱庭系ゲームとしてはシンプルな構成ながら、意外にもプレイヤー間の絡み(ってプレイヤーインターアクション?)を深くするような軽い仕掛けがなされていて、なかなかの面白さ。同卓のメンバーにも好評でした。

他プレイヤーの動向のみが勝敗に関係する構造なので、ゲーム中の先読みとか戦略研究するようなゲームではありません。ゲームシステムではなく、プレイヤーとの対戦の方に重きを置いた箱庭系ゲームって実は珍しいような気もします。とはいえ、テイストは実に軽いので、目の肥えたフリークにウケるかどうかは微妙なところ。ボックスのアートワークが安っぽいのもマイナス点。

moon Gamer

このゲームは、ひとりだけ「樹木」を大量に建設したプレイヤーの圧勝に終わりました。他の3人は「樹木」をあまり重視せず、全く建設しないプレイヤーもいました。このため、建設コストが安い上に、1マスから得られる得点が他の建物よりも最大で1.5倍にもなる「樹木」の集中した方が効率的になるに決まっていますね。なるほどー。

ということは、樹木に走ったプレイヤーがいたなら、それを全力で止めに走らないとダメってことになります。結局、やっぱり樹木と4種の建物は出来るだけバランスよく建てた方がいいということなんでしょう。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/37907

レポートは以上です。
この日は、例会終了時間いっぱいまで会場にいました。主にドミニオンのために。月斎さんが大会を開くという話もあって、さらに盛り上がりそうな予感。ということで、今回はお疲れさまでしたー。また次回例会ではよろしくお願いいたします>関係者ご一同様