魔ゲーム会です。20日(土)に、地元は千歳烏山のゲーム倉庫にて開きました。参加者は他に、かゆかゆさん・カワサキさんで、計3人の「さんま会」となっています。基本的には魔や未なゲームをプレイするためのゲーム会ですが、今回に限っては普通のゲームも数多くプレイされました。

Arktia (アークティア) / Murmel Spielwerkstatt und Verlag

まずは2人でアブストラクト。

moon Gamer

カワサキさんの到着が遅れていたので、まずはかゆかゆさんと2人で「アークティア」をプレイ。以前少しだけ4人でプレイした時はカオスな展開になったのですが、2人だと普通にライトな思考ゲームになる模様。途中で差がつくと逆転は困難です。
http://ejf.cside.ne.jp/review/arktia.html

Dominion (ドミニオン) / Rio Grande Games

続いて2人ドミニオン。

moon Gamer

まだカワサキさんが到着しないので、時間つぶしに「ドミニオン」。2人でも十分に面白いという話を聞いていたし、実際にプレイしたら確かにこれはアリだと実感。基本デッキの2人だと、片方だけが「Militia(民兵)」を持つと一方的にダメージを与えられるので強いとか、2人は2人プレイで別の味があって面白かったです。2戦して1勝1敗。2戦目の途中でカワサキさんが到着して、本日やっと3人体制になりました。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/36218

=マクロスフロンティア=〜君は誰とキスしたい!?抱きしめて銀河のはちぇまれ!〜 / 創作ゲーム(GOTTA2)

写真を撮るヒマもなく終わったゲーム。ゲーム?
http://gotta2.sakura.ne.jp/

イタサボテン札 / イタチョコシステム

イタチョコその1。

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先日のTGFで販売されていたイタチョコシステムのカードゲーム。花札のこいこいと水道管ゲームを融合したような感じ。そのどちらも完成された定番ゲームなわけですから、ゲームとしては破綻せずに機能しています。複雑な役と視認性の悪いカードイラストは、イタチョコらしいと感じるか、それともプレイアビリティが悪いと感じるかは、プレイヤーの思い入れの差で違ってくるでしょう。

Choco Force / イタチョコシステム

イタチョコその2。

moon Gamer

ゲーム中の写真を撮り忘れていたのでコマの写真のみ。カードを使った変則すごろくの一種で、資金を使ってカードを補充したり、その資金を相手から奪ったりします。メカニクスとしては破綻無く動いていますが、バランスは未調整気味。システムが動くだけでもめっけもんかも。未調整なのはルールだけではなく、例えばボードが2枚あっても実質的に1枚しか使わない(2枚目のボードはルールを考える前に作画したとしか思えない)等々、まぁこれもイタチョコらしいといえばらしいですね。

野犬ロデムボードゲーム / イタチョコシステム

イタチョコその3。

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本日登場したイタチョコゲームの中ではコンポーネントが最も良く出来ていた作品。が、肝心のゲームの方は考えオチの域を出ず、ひたすらかったるい展開になったので途中終了となりました。ちなみに写真に写っているビンはゲームには使いませんemoji。匂い袋とかもついているようなのですが、なんとそれも使わない。どうも、匂いを使ったゲームにしようとして途中で挫折したみたいですね…

レッドウォール カードゲーム / 創作ゲーム(キリバリゲームス)

「赤壁の戦い」をテーマにしたカードゲーム。

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3人専用カードゲーム。プレイヤーは「魏」「呉」「蜀」に分かれます。「呉」「蜀」両プレイヤーは協力してカードのやり取りをしながら、決められた順番にいくつかの条件をクリアしようとします。もちろん「魏」はそれを妨害するわけです。「偽手紙」が飛び交ったり、「東南の風」が吹いたり、「十万本の矢」を調達したりと、赤壁の戦いのエッセンスが散りばめられていて、三国志演義ファンなら楽しめるでしょう。
http://kiribarigames.sakura.tv/

Das Prestel Nasenspiel / Prestel Verlag

「鼻のゲーム」。

moon Gamer

「鼻」です。なぜ「鼻」? それはともかくとして、タイル配置系ゲームとしてはシンプルなルールで、意外とあるようでないタイプの良作でした。でもやっぱりこのアートワークは無かろうと。せっかくの良作が、これのおかげでキワモノ扱いされてしまうのはもったいないかな。カワサキさんがしきりにほめていたのが印象に残っています。
http://www.boardgamegeek.com/game/14142

Wadi (ワジ) / Emma Games

個人的には2回目。

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ワジ(川)からシャドゥーフを使って水を汲み上げ、陸地を潤すことが目的。以前、4人でやった時には水コマの奪い合いになって、あっという間にワジから水が消え去りましたが、3人だと水コマに余裕があって、最後は余ったくらいです。ゲームの印象はさほど変わらず。変わったシステムだけど余韻も何もなくココロが動かない作品。
http://www.boardgamegeek.com/game/31803

YONMOKU(よんもく) / ギフトボックス

写真を忘れたということは負けたということですw 2戦2敗。「シンペイ」ほどではないにしろ、あまりに鋭すぎてすぐに解析されそうなゲームだと思いました。結果はともかく、面白いことは面白かったです。
http://www.gift-box.co.jp/logy/yonmoque.html

仮面舞踏会 / 遊宝洞

何年ぶりだろうか。

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発売直後から機会が無く、ずっとプレイしていませんでした。カワサキさん持ち込み。あれ? こんなにシンプルなゲームだったっけか? カードの情報量が圧倒的すぎて、それら全容を初回から把握するのが難しいのはさておいて、発売当時としては良く考えられたカードゲームだったと思います。しかし、ここ数年はカードゲームの良作が市場にあふれていて、ためにシステムの経年劣化は想像以上に激しく、結果としてまた棚の奥底にしまわれてしまうのでしょうきっと。ルールを忘れた頃にまたプレイしましょう。筋は良いゲームなんですから。
http://yuhodo.jp/masquerade/masqurade-top.htm

Wasabi! (ワサビ!) / Z-Man Games

「カルフォルニアロール」はまだ許すとして、「バーベキュースペシャル」って…

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場にネタタイルを置いていって、自分の持つレシピ(役)を作り上げるゲーム。コンポーネントは良いし、メカニクスもありがちの佳作レベルながら面白かったです。序盤に4個・5個のネタを狙っておかないと、終盤にきつくなるような気がしました。逆転要素が薄いので、点数が離されたら勝てません。
http://www.boardgamegeek.com/game/33154

プルリズム / カワサキファクトリー

カワサキさんの新作アクションゲーム。

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ってことで、カワサキファクトリー新作予定の「プルリズム」を見学しました。写真を見ただけで何となくわかってしまうほどシンプルかつスピーディなアクションゲームです。来年のゲームマーケットには頒布されるのでないかと思います。みなさん楽しみに待っていましょう。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-saki/

Diamonds Club (ダイヤモンドクラブ) / Ravensburger

最後は普通のゲームで〆

moon Gamer

最初はやるつもりは無かったのですけど、流れでうっかり「樹木」に走ったら、結果なんと圧勝。畏るべき「樹木」の威力。ってことで、発展チャートの「樹木」を延ばし始めたプレイヤーが出たら全力で介入し妨害しましょう。そうしないと普通の建物を建てていただけでは絶対に勝てません。「動物」もまた同じ。けっこう激しいバランスのゲームだなぁ。面白いのでそのうちまたプレイすることになるでしょう。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/37907

ということで時計は午後11時近くになり、「さんま会」は無事終了しました。プレイしたゲームは14個。セッションは16。コンポーネントの問題でインストだけで終わったゲームが1。ボリュームたっぷりのゲーム会になりました。お疲れさまでした>かゆかゆさん・カワサキさん
またぜひ魔ゲームしましょう。emoji