20日(日)は、地元は千歳烏山のゲーム倉庫にて3人ゲーム会を開きました。参加者はかゆかゆさんとNAOさん、それに自分の3人です。お昼から集まって、新作ばかり4つほど遊びました。
例によって時間に追われているため簡易レポートです。
ひと味違ったワーカープレースメント。

まずはエッセン2009の話題作のひとつ「オペラ」から入りました。6つの都市にオペラハウスを建設し、そこで著名な作曲家たちの楽譜を使って公演を行い、収益と勝利点の獲得を目指します。17世紀からおよそ300年にわたって3つの時代(バロック・古典・ロマン)を駆け抜ける、壮大で豪華絢爛なテーマが個人的にはツボです。
「オペラ」は、いわゆるワーカープレースメントなメカニクスを軸に構成されています。しかし、そこに予算のプロットと同時入札、それに順番コントロールや他人の選択アクションに対して「便乗」することが可能などの要素を盛り込んで、凡百の類似システムとは違った味わいに仕上げられていました。ルールも中級レベルのプレイヤーなら問題なく受け入れられる程度の難易度でしょう。

今回は初プレイということもあって、3人ながらプレイタイムはたっぷり2時間を超えてしまいました。しかしゲームに心底集中することができたので冗長な印象はなく、次々と降りかかる難題に工面を続けていたら、いつの間にか時間が過ぎていたという感じです。全9ラウンドで、3ラウンドごとに得点計算が行われため、メリハリの効いた流れになっているのかも(とはいえ時間のかかるゲームであることには変わりないですけど)。
このゲームでは、得点的には常にトップ争いに加わっていましたが、最後のエピソード(最後の3ラウンド)でNAOさんが放った勝負手が功を奏して大量得点に結びつき、それが決め手になって彼の勝利となりました。僕は少し離されての2位。しかしこれは面白い! 間違いなく良作でしょう。またぜひプレイしたい好ゲームでしたよ。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/42743/opera
Trader がなぜ"使用人"?

これも今年発売の新作「ハンザ・テウトニカ」です。盤上には多くの都市とルートが存在します。隣接する都市間のルートを「開拓」すると都市へ商館(コントール)を設立したり、時には交易技能を上昇させることも出来ます。都市への商館配置と技能の向上をバランスよく行って、ライバルたちに打ち勝つことが目的になります。
で、このゲームでは、3人で遊ぶ時に4〜5人用のマップの方で遊んでしまいました(本当はボード裏の2〜3人マップを使う)。この間違いがあったからかもしれませんけれども、いまひとつ単調な内容に感じられてしまい、十分に楽しむことが出来ませんでした。ルール的には面白そうではありますし、BGG でも謎の高評価ですので、次にプレイするのであれば、その時は4〜5人で遊んでみたいと思っています。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/43015/hansa-teutonica
ママ大活躍。

お次は「ハバナ」です。資材・お金・労働者などのリソースを、手元のカードを使って上手に調達し、それらをコストとして支払うことで建物を購入すると勝利得点が入ります。勝利得点を一定以上にしたら勝ち。
各プレイヤーは共通のカードセット13枚を持ち、そのうち2つのカードを自分の前に並べます。これがそのプレイヤーがその手番で実施する2つのアクションとなります。またアクションカードには0〜9の数字ひとつが書かれていて、2枚のカードによって作られる2桁の数字の小さなプレイヤーから手番が実施されます。
自分の前に公開している2枚のアクションカードは、ラウンド終了時に1枚だけ置き換わります。この時、場の状況やアクションの内容、それに手番順等々、各プレイヤーの思惑が複雑に絡み合う読み合いが展開します。これが実に熱いです。このゲームの本質は、この瞬間にあると言っても過言ではありません。
プレイタイムは思ったよりは短くはないと思います(みんなそれなりに悩むので)。ただ一定のピークを過ぎると収束速度が早まるので、最後はわりとあっさり終わります。このゲームはかゆかゆさんの勝利で終了しました。僕はあと1手番あったら勝ちという状況にまで持って行きましたけど、序盤の遅れを取り戻すことは出来ませんでした。
アクションには他人からリソースを盗み取るような効果がいくつかあり、さらに場のリソースを獲得する手段がかなり限られているため、ルールを読んだ時点では少々ダーティなゲームかとも思っていたのですが、ゲームが進んで場にリソースが余るようになると、他人に構うよりはそれを取ることを考えた方が効率が良くなります。もっとも、プレイ人数がもうひとり増えるとまた違った展開になるような気もするので、人数変えて遊んでみたいですね。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/57925/havana
きっと開発名は「めいどみにおん(仮)」。

ドミニオンのようにプレイ中にデッキを構築していくタイプの非TCGなカードゲーム。テーマは二次元メイド。この日はこのゲームで〆ました。
もちろんドミニオンがベースになっているだろうということは容易に想像できましたが、ここまで同じとは思いませんでした。イラストはもちろん違いますが、カードの効果はまるまるコピーされたものがごろごろあります。ルール読んだ限り、特定プレイヤーへの攻撃や、場全体に影響を及ぼす効果が多く登場するので、ちょっとは違った感覚を楽しめるかと思っていたのですが…
正直なところ、これをやるくらいなら普通にドミニオンをやった方が楽しいです。イラストレーターに好みの人がいるとか、ゲーム以外で惹かれる要素があるなら、あるいは持っていて損はないかもしれません。
http://www.arclight.co.jp/tc/
レポートは以上です。この日、最大の収穫はもちろん「オペラ」。
次は4人でやってみたいです。
厳しい寒さの中、ゲーム倉庫までおいでいただき感謝です>かゆかゆさん、NAOさん
またこんな感じのゲーム会を企画したいと思ってますので、ぜひおいでください。
お疲れさまでした。

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