Cairo (カイロ)は、ピラミッド建設をテーマにしたアクションゲームです。
このところ、こういうアクションゲームに傾倒しまくってます
ゲーム開始時、各プレイヤーは、自分の色の「建築資材」を持ちます。建築資材には「小さなキューブ」と「大きなキューブ」それに「サイコロ」があります。サイコロも建築資材なんですよ。
ゲームボードには、ナイル川が縦断しており、その両岸に「建築現場」があります。ここに「キューブ(建築資材)」を運び込んでピラミッドを造るのです。
自分の船をスタート位置の置いてゲームスタートです。
自分の手番では共通のサイコロ(建築資材のサイコロとは別です)を1個ふって、出た目の数だけ自分の船を移動させます。船の移動は、川に描かれたマス目に沿って行います。
船が止まった場所から、キューブを指ではじいて「建築現場」まで運びます。
サイコロの目によって、親指から小指まで、どの指ではじくかも指定されます。たとえば「2」の目だと「人差し指」でキューブをはじかなければなりません。
右の写真は、キューブをはじいた後の図です。自分の手番では、小さなキューブを3つか、大きなキューブ1つか、あるいはサイコロ(=建築資材)1つをはじくことができます。
ちなみに、「建築現場」の中にキューブが入らなかった場合は、そのままにしておきます。後でそういうキューブを回収することもできます。
では、ゲームボードの外にキューブが行ってしまったら? その場合、そのキューブはゲームから失われてしまうのです。同様に、ナイル川にキューブが落ちてしまっても失われます。厳しいですね
キューブをはじいた結果、ゲームボード上にある他のキューブに当たって、その位置関係が変わることもあります。それはOK ガンガン他のキューブに当てて、ボード上から追い出してやりましょう(笑)。大きなキューブやサイコロは強力な武器(?)になります。
小さなキューブが、ある「建築現場」に3~14個たまったら、それを利用して「ピラミッド」を建設することができます。ピラミッドを建設するには小さなキューブだけが利用できます。建設時に、他のプレイヤーのキューブを利用することもできます。
ピラミッドは「2段」「3段」「4段」のいずれかで、積み上げる形はルールによって決められています。そして、より高い段にあるキューブは、ゲーム終了時に高い点数となります。
ちなみに、積み上げられたピラミッドを船からはじいたキューブで崩してもOK(笑)。何だかここらへんで、これはいったい何のゲームなんだかよくわからなくなっている気もしますが
あとの細かいルールは省略。最終的にポイントの高いプレイヤーの勝ちとなります。
記事作成のためにちょっとソロプレイをしてみたのですが、これが本当に楽しい。アナクロなアクションゲームをたっぷり堪能することが出来ます。
こういうゲームですから、どうしても判定の難しい微妙なケースが発生してしまうこともあるでしょうが、それをあーでもない、こーでもないとみんなで話し合いながら決めていくものまた楽しいものです。
アクションゲームなので好き嫌いは当然あるとは思いますし、その場の雰囲気にも左右されるでしょうが、軽くみんなでわいわい楽しむには面白いゲームだと思いました。
= DATA =
◆タイトル :Cairo (カイロ)
◆デザイナー:Günter Burkhardt
◆メーカー :Schmidt Spiele
◆2~5人/8才以上/30~45分程度
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