8日(土)は袋小路の1月例会に行ってきました。

参加者はなんと37名。そのうち初参加11名ですか。女性参加者も5名いらっしゃいました。広い会場に引っ越したばかりなのに、もう手狭になっている気が… どこまで膨張するんでしょうかここは。ちなみに今回で袋小路の例会はちょうど10回目となりました。

会場には1時間半ほど遅れて到着。相変わらず背筋の痛みがひどい状態でした。

Pyramidos (ピラミッド) / HABA

新年一発目がこれ。

moon Gamer

おなじみハバの立体アクションゲーム。丸いボールに穴だらけのボードに網をかけて… と、いったいどこがピラミッドなのか超不明(笑)。でもそこがいいんですよ(えー)。

ボードの下に手を入れて、ボールを指でつついて目的地まで穴から穴へと運びます。転がしやすいようにボード全体を斜めに傾けてもOK。途中でボールが落っこちてしまったら手番交代。穴には少し大きめのものもあるからご用心。

これが意外と難しいのですが、相性がいい人だとあっさりゴールまで到達してしまったりmoon Gamer

サガミ / 創作ゲーム

新井さん考案のブラフ+ゴーアウト系カードゲーム。5人。

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詳細は以下で。
http://www.rumic.gr.jp/~arai/game/sagami.html

カードは「1」~「6」まで6組。スートはなくてランクのみです。最初のプレイヤーは1枚以上のカードをまず表向きにして場に出します。複数枚を出す時には全て同ランクのカードでなければなりません。

次のプレイヤーは、同枚数でそれより上のランクのカードを出さなければなりません。ただし、出す時には「裏向き」にして出します。つまり、枚数さえ合っていれば正しいカードを出さなくても構わないのです。

その次のプレイヤーは、前の人が出したカードよりも上のランクのカードを同枚数出さなければなりませんが、「ダウト」を宣言することも出来ます。

「ダウト」が宣言されたら、前のプレイヤーのカードはオープンされます。もし、それが正しいのであれば、ダウトを宣言したプレイヤーが捨て札を全て引き取らなければなりません。正しくないカードであれば、カードを出したプレイヤーが捨て札を全て引き取ります。

他にもスコアリングに細かい工夫があって、ただ急いであがればいいというようにはなっていません。構造はシンプルですが、カウンティングは当然として、勝利にはさまざまなテクニックが必要とされるでしょう。面白いゲームでした。

Carcassonne die Stadt (カルカソンヌ:ディ・スタッド) / Hans im Glück

豪華版カルカソンヌ。3人。

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壁です。

タイルの山を3にわけ、2つめの山が使われるようになると、壁の配置が始まります。点数が発生した場合、そのプレイヤーから1個すつ(後半には2個ずつ)の壁を配置します。

壁そのものが得点源になりますし、自分の置いた壁の上には「監視人」を置くことが出来て、これはゲーム終了時の得点源となります。また壁を使うことで相手の邪魔もできます。壁のおかげでゲームの収束性が良くなり、作戦の幅や考える要素が広まって実に深いゲームとなっています。素晴らしい。

History's Mysteries Card Game (ヒストリーズ・ミステリーズ) / US games system

3人。あなたはネッシーを信じますか?

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というゲーム(違)。

世界の謎(しかもわりとトンデモ系)が書かれたカードを、3枚以上を一組(メルド)として場に出すことが基本。カードには「真実(Fact)」と「虚偽(Fiction)」と書かれており、それをどちらかの方向に向けて場に出します。ただし、初めて場にプレイするカードは「真実」としてプレイしなければなりません。

相手の「真実」のカードを、「虚偽」のカードをプレイすることで変えてしまうことも出来ます。一度「虚偽」にされたカードは二度と「真実」にはなりません。厳しいですな。

誰かの手札が無くなったらゲームは終了します。場に出したカード1枚につき2点、残った手札は-2点です(本日はちょっと間違えて-1点でプレイしました)。そしてそれぞれの謎について「真実」が多ければ「虚偽」を、「虚偽」が多ければ「真実」を除去して、場に残ったカード1枚につき2点ずつ獲得します。

最初はけっこうあっさり目のゲームかな? と思ったのですが、わかってくると相当に悩ましいゲームであることがわかって面白かったです。手札や場の「真実」「虚偽」の状況次第で点数が数十点も異なってくるので、慎重にプレイしないとあっという間に逆転を喰らいます。実際、喰らったしね(;゚-゚)

Dicke Luft in der Gruft (墓場の吸血鬼) / Zoch Verlag

ねずみとにんにく。

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メモリー系ゲーム。けっこう覚えられないものですな。

墓場のフタと同じ色の吸血鬼を墓穴に入れてあげるゲーム。ただし、すでに吸血鬼が埋められていたら杭を打ち込まれます。誰かが仕掛けたにんにくがあったら、その人から吸血鬼を1人もらわなければなりません。

最初は慎重に。でも最後はどたばたのうちに終了。もうちょっと人数を多くして遊びたいですね。

Cartel (カルテル) / Gamut of Games

つうこんのいちげき。

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何がまずかったってインストミスがありましてorz

袋小路というより、東京でこれだけのレベルのアクワイア・プレイヤーがメンツとして揃うことなんて千載一遇のチャンスだったのに。会の運営に支障を来してまで無理して遊んでもらったのに。

何でこんな時に限って、もう何回もやったゲームのルールを間違えるかなぁ…。

前日、この対戦がものすごく楽しみで寝不足になったくらいなのに、今日はくやしくて寝不足になりそう。

あまりにショックだったので、この後はしばらくあちこちを見学していました。
顔は笑っていたけどね。心で号泣ですよ moon Gamer

Ein solches Ding / Abacus

そしてこの卓に流れる。5人。パーティゲームっぽい言葉遊び。

moon Gamer

全部のカードに日本語シールが貼られていました。気合い入ってますな。

カードには「条件」が書かれています。「ワタシは固定されていることが多いです」「ワタシは女性に贈ると喜ばれます」「ワタシは紙やボール紙で出来ています」等々。それを1枚ずつ場に出していくのですが、その条件に合致しているものは何であるかは各自想像しておかなければなりません。

もし、自分の手番で、場に出ているカードの「条件」に合致したものがないと思えば「ダウト」を宣言することが出来ます。ダウトを宣言されたプレイヤーは、出されているカードに全て合うものが何であるかを説明しなければなりません。

この説明が終わった後に投票します。もし、全プレイヤーの半数の賛同を得られなければ、山札からカードを3枚取ります。逆に賛同を得られたら、ダウトをかけたプレイヤーが3枚カードを取ります

という感じのゲームで、システム自体はとても面白かったのですが、性善説に基づいたパーティゲームなので、ゲーマーが集まると終わらない気もしましたmoon Gamer

Kakerlaken-Poker (ゴキブリポーカー) / Drei Magier Spiele

ゴキポ。4人。

moon Gamer

ちなみに「プリポ」とも略す流派もある(笑)。

最後はもうやけっぱちで、頭のどこかでネジが外れたように「ゴキブリポーカー」を遊びまくりました。そしてやっと勝った~moon Gamerワーイ いつもの性格が違うとか言われましたけど、新年だから何だってアリ。楽しいゲームですわ、ほんとに。

ちなみにルールはお手軽バリアントバージョン。カードは山札に裏向きに積んで手番で上から1枚引き。カードを取った人から次の手番が開始。取ったカードは公開。正式ルールとあえて違えた部分もありますが、これはこれで盛り上がるので面白いですよ。

レポートは以上です。
人数が増えて、会の運営スタッフも何かと大変そうですが、楽しそうで何よりです。
これからもがんばってくださいませ>関係者一同様