5日(土)は、ゲーム倉庫にて古い知り合いとゲーム会を行いました。同じメンバーが集まったのは夏のルーンバウンド会以来ですね。みんな忙しいので、なかなか機会に恵まれませんが、集まれば比較的重めのゲームをやることが多いので、毎回楽しみにしているんですよ。
Das Zepter von Zavandor (ツァバンドールの王笏) / Lookout Games
写真は puppi さん作の自作日本語化カード。4人

昨年末以来のプレイ。今回はルール運用はほぼ問題なかったと思います。
多くの要素が絡み合った精密ゲームであるという印象は前回とそれほど変わりません。やや多人数ソロプレイ的な要素が強いのですが、魔法の探求&研究というテーマのゲームですから、それほど違和感はありません。
今回は「エルフ」を担当しました。エネルギーフローの知識を序盤で最高レベルまで上昇させて、マジックダスト(魔法の粉)を毎ターン10受け取る体制を作ってから、宝石の知識・アーティファクトの知識・蓄積の知識と広く浅く知識を広げる作戦を取りました。
前回は炎の知識+宝石の知識という、わりとありがちな1点突破コンボで後半に勝負をかけて比較うまく行ったので、今回はそれとは違う考えを試してみたのです。
アーティファクトについては、魔法のベルトからエリクサーへと流れるダイアモンド量産体制を作り上げることを中盤までの第一目標として、それがうまく行かなかったらその場でいろいろ試してみよう、とか考えて対戦に臨みました。
今回のゲームでは、最終的に当初の目標を達成することは出来たのですけれども、途中であまり深く考えずに炎の知識に参入してしまうという失態を犯し、そのおかげで効率の良いエネルギー回収体制を整えるのにかなり時間がかかってしまいました。
そして、そのあたりからうまく回転し始めたトッププレイヤーが独走態勢をしっかり固めてしまいました。いろいろと手を尽くしましたが、結局はそのプレイヤーがそのまま逃げ切って勝利となりました。
ゲーム終了まで4時間近くかかり、濃密なゲームを十分に楽しみましたけれども、序盤の失敗がずっと尾を引いた展開に悔いが残っています。まぁ、トッププレイヤーの打ち回しがかなり参考になったので、それだけでもよしとしましょう。それを財産にして、次のゲームではもう少しうまく立ち回ろうと思います。
さっと楽しめる中量級ゲーム。4人。

プレビューはこちらをどうぞ。
「ツァバンドールの王笏」に比較すればこちらはずっと短い時間で終わりますし、それでいてかなり楽しめる良いゲームです。この手厚いメカニクスで、4人でかかっても90分ほどできちんと収束するゲームというのは、実はかなり貴重な存在ではないでしょうか。
ただ、わかってくると中盤過ぎからは一気に重苦しい展開になだれ込みます。今回も、勝利得点が7点のプレイヤーが出たあたりから慎重なプレイが続きました。が、恐らくはそれじゃ遅いのでしょうね。そうなる前に全員が注意深くアクションを選択していかないと、トップを止めるのは難しいのでしょう。
「ツァバンドール」が重かった反動もあってサクサクとゲームは進み、そして一気に勝負が付きました。時間は、先にも書いたように90分ほどで終了。だからというわけでもないでしょうが、ゲームはとても好評でした。
この時点でいい時間だったので、「Trendy (トレンディ)」と「Honeybears(ハニーベアー)」で軽く〆ました。


やー、疲れましたが、大変に充実した1日となりました。次がいつになるかわかりませんが、ネタはいくらでもありますので、ぜひまたよろしくお願いいたします>参加者各位
コメント