2人用ゲーム専門のミニゲームの会をゲーム倉庫にて行いました。お相手はいつものごとくSGCのたまさんです。夜9時過ぎから0時近くまで4つのゲームを遊びました。
Warriors (ウォーリアーズ) / Face 2 Face Games
新作を2人でお試しです。

昨日プレビューを書いてみて、何となく2人でも大丈夫そうな気がしたのでエントリー。
典型的なファンタジーを背景とした作品で、ランダムに配布された種族カードで軍隊を編成し、それを率いて戦いを行うゲームです。戦いと言っても、古典的ウォーゲーム「リスク」に似た軽いノリです。そしてサイコロの出目しだいでどうにでも転ぶシビアさもまた「リスク」」譲りだったりします。
ゲームは3ラウンドしかないし、攻撃に必要な攻撃カードの枚数も案外と少ないので、攻撃の機会は貴重です。しかも攻撃自体が相当にリスキーなルールになっているのです。したがって、守るべきところはしっかりと守り、攻める時には明確なビジョン(勝利得点の計算等々)を持って決断するべきでしょう。
今回のゲームはサイコロの出目が悪すぎの僕がいいところなく惨敗。まぁ2人ゲームだと、こういう流れになってしまうとどうにもなりませんね(;゚-゚) 4人でやれば、もうちょっと複雑な力学が働いて違う展開に持って行くことは出来たでしょうね。
魔法使いカードを置く順番や石弓カードの使うタイミングなど、ルール的にややあいまいな点があるので、それは最初に決めておくべきですね。
1974年製アブストラクトゲーム。

基本的には4目並べです。場の中央のマス目に6個ずつの「ポーン」を配置し、自分の手番で任意の1個をタテヨコに移動させることが出来ます。
移動するマスの数は、進行方向にある「ピット(穴)」の中にある「ペベル(黄色いガラスコマ)」の数だけです。ピットは盤上をくるりと囲むように配置されており、その中にペベルを入れます(初期配置では、1つのピットには2個のペベルが入っています)。
ポーンの移動後に、任意のピットにあるペベルを取り、「マンカラ」のように近隣のピットに入れ直すことが出来ます。たとえばあるピットに入っている3個のペベルを取ったら、そこから3つ以内のピットにペベルを移動させることが出来ます。
「ポーンの移動」→「ペベルの移動」で手番は終了し、相手の手番になります。これを繰り返し、自分のポーンをタテ・ヨコ・ナナメに4つ並べたら勝利です。
ポーンの移動にきつい制約があり、しかも自分のポーンは6個しかありません。これで4個を並べなければならないのです。完全情報ゲームなので、相手の動きに対応して妨害するのはそれほど難しくありません。つまり、相手の動きを封じつつ、自分のポーンをベストなポジションに持って行く器用なプレイを要求されるわけですが、これを達成するのは相当に困難だと思いました。30分ほどプレイしましたが、どうにも終わる気配がないので、話し合いで終わりにしました。
局後にポーンのベストムーブについて検討が行われましたが、きれいに勝ち切るにはかなり難しいゲームですね。
磁極ゲーム「ポラリティ」をエントリー。

ゲーム倉庫の頑丈で重いテーブルで遊びたかったのでリクエストしました。
たまさんは、お仕事の関係で手先が相当に器用な方で、このゲームもすぐに慣れ親しんでもらえました。おかげでゲームは大苦戦でした)
場の状況は決して悪くはなく、むしろ良いポジションをしっかり押さえて優勢に進めているかな、と思っていました。初ゲームで慣れないたまさんは、コラム(配置に失敗してディスクを重ねてしまうこと。ペナルティとして、そのコラムは相手に取られてしまい、さらに相手のポイントにも計上されます)を何回か作ってしまい、ますます場の状況はこちらの有利に傾いているように思っていました。
しかしたまさんは諦めず、狭いエリアに密集してディスクを配置することで効率的に未プレイスタックを減らし続け、こちらがつまらないミスでディスクの配置に失敗するミスを続けたこともあり、最後のポイント計算で4点の差(わりと大差)がついて負けてしまいました。無念。
それにしても良くできた面白いゲームです。自分のテクニックがまだまだ未熟なことを痛感しましたので、これからも研究を続けていきたいです。
なんだシャハトだったのか。今気が付いたよ。

2人用お手軽系カードゲーム。カードには6~20までの数字が書かれていて、それは山札に各カードが含まれている枚数でもあります。他に特殊なカードは何もなし。カードを3枚ずつ配って、山札の山を2つ作ってゲーム開始。
自分の手番では、まず山札か捨て山からカードを2枚引きます。ひとつの山からは1枚のカードしか引けません。その後で、1種類の2枚以上のカードをセットで場に出します(それが出来ないか、したくなければ1枚捨てて手番終了)。
もし、同じ種類のカードセットを相手が出していれば、そのセットよりも多くの枚数を出さなければなりません。同種のカードで、より多くの枚数のカードが出されたら、少ない枚数のカードはセットで捨てられます。このルールがなかなか熱いんですよ
終了条件に合致した状況になればゲームは終了して得点計算を行います。そしてこれを4ラウンド行って、合計点数の高いプレイヤーの勝ちです。
実はあんまり期待しないで遊んだゲームだったのですが、テンポ良くサクサク遊べて、意外と面白かったですね。それほど奥の深いゲームではありませんが、適度な駆け引きや考えどころもあります。ルールも簡単だし、誰でも手軽に楽しめる佳作だと思います。
ということでお疲れさまでした>たまさん
コメント
コメント一覧 (1)
話題のポラリティ、やはりよく出来た面白いゲームでした。ルール説明をかねたお試しプレイでしたので厳しく攻め立てられることなく勝ちを譲っていただいた形です。やはり慣れと技量が大切ですが、多少不利な立場に追い詰められても(負けていても)最後まで楽しんでプレイできます。
テーブル周りのスペースにある程度余裕があり、頑丈でしっかりした広めのテーブルが必須というプレイ環境が必要ですね。SGC例会ではちょっときついかもしれませんね。