GW回想録の続きだったのですが、別のカテゴリにしました。
このところしばらく、ゲームに使用するコマやマーカーの代わりに使える素材を探し続けていました。これは、自作ゲームの素材や市販ゲームのコンポーネントの代用として使いたかったためです。一度に数十個以上使うので、単価あたりのコストが低いことを前提として、あれこれと探し回りました。この記事はその記録のメモです。
最初に探しまくったのは「ビーズ」です。実際にコンポーネントとして使用されている例としては、同人ゲームの「エルスミーアの魔女」 で使われていますし、市販ゲームでは「Wongar (ボンガル) / Goldsieber」でウッドビーズが使用されています。
ビーズは色や形のバリエーションが豊富にあり、単価もそれなりに安いので、大量に揃えるには適しています。反面、ゲームに向かない形が多く、特にサイズが小さいものが多いのが泣き所です。単価の安いショップもあったのですが、結果として購入は控えることにしました。
次に目を付けたのは「モザイクタイル」です。モザイクタイルには、その用途(本来の用途)ごとにいくつかもの種類があります(色・素材・大きさ・形・等々)。
写真のものはガラス製で、片面を塗料を塗ることで色が付けられています。大きさは 11mm に近い 10mm 角で、厚さは 3mm ほどです。形・厚さ・色合いは微妙にムラがありますが、気になるほどではありません。
ガラスタイプのモザイクは他にも複数のありましたが、ゲームに最も適していると思ったのはこれでした。小売りの単価はどの店でもあまり変わらず、1個8円くらいです。このタイルを購入したのは以下のサイトです。モザイクタイルは他にもたくさんの販売サイトがあります。
[モザイクタイルショップ]
http://www.mo319.com/
ガラスモザイクの利点は、色のバリエーションが豊富だということです。ビビッドな色からくすんだ色合いまで揃っているので、欲しい色で悩むことはないでしょう。見た目にもとてもキレイです。
また、単価は卸業者から箱単位(というか広さ単位)で大量に購入すればさらに下がるかもしれません。卸業者らしき会社もネット上で見つけましたが、個人で取引出来るかどうかは不明です。
この素材に問題があるとすれば、微妙に手で扱いずらいということです。3mm と薄くて少し重みもあり、塗装されている面があまり滑らないこともあって、重ねたりすき間無く広げて置くと取りづらいです。
また材質がガラスなので、万が一割れた時の危険度は木のキューブに比べたら段違いに上です。もっとも、元々が外装にも使われることもある素材ですし、触った感じも頑丈そうです。恐らく普通にゲームに使っている分には大丈夫だと思います。あとは自己責任で。
ちなみに写真のように「ガラスそのものが着色されているタイル」もありました。こちらはやや軽い素材で出来ているのと、全面ガラスなので、上記のタイルよりも格段に手で扱いやすいという大きな特徴があります。
ただ… コストは3倍以上です。僕が購入したショップでは1個あたり25円。個人的に使うのであれば問題ないレベルかもしれませんが、それならダイソーのガラスマーブル(単価2円ほど)で十分でしょう。このタイルは材質も見た目にも完璧なので、このコスト高はとても残念です。
次回は本命の木製キューブについて。
コメント
コメント一覧 (2)
こういったパーツの卸販売ですが、実際その会社まで行って、ある程度数がまとまった即時の現金取引なら、おそらくは可能かと思います。
あとモザイクタイルが割れることは、ほぼないと思います。
モザイクタイルでいろいろなものを作っている愛好者は多いようですので、業者の方も個人との大量取引には馴れているかもしれませんね。