18日は、千歳烏山のゲーム倉庫にてゲーム会を開きました。集まったのは10~20年来のゲーム仲間で、前回は2/5のゲーム会で集まりました。いつもこんな感じに数ヶ月に1回くらいのペースで集まってゲームをやります。参加者は僕を入れて4人です。
本日は袋小路の例会でしたが、このゲーム会のためにお休みしました。袋小路の例会は第一回から参加し続けてきましたが、今回で皆勤賞が途切れてしまいました。まぁ、古いつきあいの方が優先ってことでひとつ。
Louis XIV (ルイ14世) / Alea
お試し2ラウンドのみ。

事前にリクエストが入ったのでエントリーしました。個人的には4回目のプレイです。
インストは比較的順調に終わり、さて始めましょうか、となったところで、「人物の背景を知りたい」という話が出まして、この時代に詳しい人の解説が始まりました(説明時にはゲームにも添付されている資料を参考にもしています)。おかげでいろいろと興味深い話を聞くことが出来まして、なかなか有意義な時間を過ごすことが出来ました。
解説された「人物」とは、12枚の人物タイルに描かれた肖像画のことです。僕も含めて、このゲーム会の参加者はシミュレーションゲーム世代ということもあり、ゲームの歴史的背景について知っていおきたいと思うのは自然な流れだったりします。もちろんゲームプレイそのものにはまったく影響がありませんが、歴史的背景を持つゲームにはそういう楽しみ方もあるのです。
さてゲームの方ですが、、最初の2ラウンドでひとまず終了となりました。今回のゲームは僕以外が初プレイということもあり、どんなゲームなのか感触を確かめることが目的だったために早めに切り上げられました。幸いにしてゲームの方はかなり好評だった模様です。
株は3銘柄だけです。

全員が初プレイの株式売買ゲームです。3種類の株を売買を行ったり、カードで相場や配当を操作しながら、お金を稼ぐゲームです。
ゲームの進行はとてもシンプルです。自分の手番では、3銘柄の株を1つずつ売買するか、あるいは1銘柄の株を2つ売買することが出来ます。
ボード上の株価チャート上にある最も価格の安い株(コマ)を取り、その下に書かれている数字の分だけお金を支払えば株を購入することが出来ます。また、株価チャートの最も高い数字の上に株を置けば売却したこととなり、その数字だけお金をもらいます。株は売却すれば価格が下がりますし、購入すれば上がります。
その後でカードを1枚プレイします。プレイしたカードはボード上の指定された位置に置きます。カードには株価を上下させたり、配当のカードがあります。ただし、ほとんどはすぐには効果を適用しません(出費カードだけが例外)。
こうして、場にカードが13枚(プレイヤー数によってはもっと少ない)置かれたところで「1営業年」が終了します。場に並べられた「配当」カードの枚数と各プレイヤーの持ち株数に応じて配当金が支払われます。また、株価を上下させるカードがあれば、株価をその分だけ調整します。
これを3営業年行います。3営業年終了後(つまりゲーム終了後)に、現在の株価で持ち株を売却して現金化します。こうして、最も多くのお金を持っているプレイヤーの勝利となります。
ルールを読んだ時点では、「Börsenspiel (ベーゼンシュピール)」のような大ざっぱなゲームかな? とも思ったのですが、実際にはもうちょっと繊細なゲームでした。徐々に明らかになっていく市場の様子や各プレイヤーの思惑が絡むので、心理的な要素の強い経済ゲームでもあります。
ゲームの結果はひとり惨敗。うー。
カネの絡むゲームは、この人たちに勝てる気がしない…orz

謎の最大ヒットゲーム。

ゲーム倉庫の棚から引っ張りだされてきたのでエントリー。
パーティゲームっぽいので、このメンバーではどうかなぁ? と思っていたのですが、何と本日のゲームで最も盛り上がったゲームとなってしまいました。ゲーム中はずっと笑いが絶えず。というか爆笑の渦。
いやまさかこんなにウケるとは
あらゆる意味でシャハトらしいゲーム。

購入してからあちこちのゲーム会に持ち込みまくっているのに、なぜかこれまでプレイする機会がなかったのでリクエストしてみました。
ゲームは実にパズルライクです。盤上には「船」がひとつだけあり、これを都市から都市に移動させることでプレイヤーはアクションを行います。アクションには、「商品の購入」「販売所の設立」「商品の売却」の3種です。
ひとつの都市ではひとつのアクションだけが行えます。ある都市でアクションを1回行ったら、1ターラー(お金の単位)を支払って、航路に沿ってとなりの都市に船を移動させた後でなければ、次のアクションを行えません。逆に言えば、お金さえあって船を移動させることが可能であれば、何回でもアクションを行うことが可能です。
船のいる都市に「商品」マーカーが置かれていれば、それを1ターラー支払って購入可能です。その都市に販売所があれば、最も大きな販売所を持つプレイヤーに1ターラーを支払います。そうでなけれがコストは銀行に支払います。最も大きな販売所を持つプレイヤーが自分であれば、無料で商品マーカーを購入出来ます。
その販売所は、購入した商品マーカーを使うことで設立可能です。支払った商品マーカーに書かれている「樽」の数だけ、船のいる都市に販売所マーカーを配置します。コスト支払いに使った商品マーカーはゲームから除去されます。
商品を売却するには、船のいる都市に自分の販売所が設立されていなければなりません。また、同色の商品マーカーを2個以上所有していなければなりません。売却した商品マーカーは裏返しにして取っておきます(ゲーム終了時に得点になります)。そしてその都市の販売所を1つ除去します。また、売却した商品マーカーの色と同色の商品マーカーを所有している他のプレイヤーは、そのうち1つをゲームから除外しなければなりません。
という感じの、パズルライクな交易ゲームです。少ないお金をやりくりしながら、当面の運転資金と勝利得点獲得のバランスを取りながら細かい調整を繰り返してプレイすることになります。
個人的には好きなタイプのゲームですが、他人のプレイ中には特にすることもなく、ダウンタイムが長くなるのが欠点です。かなりドライなシステムだったことと、中盤過ぎに独走したプレイヤーが出てしまったこともあり、今回のゲームでは終盤にややだれてしまいました。残念です。
気になるゲームであることには違いないので、別の場所に持ち込んでまたプレイしたいですね。

旧題「くそったれ!」。

あまり時間が無かったこともあり、軽く遊べるゲームをエントリーしてみました。
4人だったので1人3コマ持ちました。僕はこのゲームは2回目ですが、前回は5人だったので2コマずつでした。やってみてわかったのですが、2コマと3コマではプレイ感がかなり違います。個人的には、この「4人3コマ」が「5人2コマ」より好きかも。
ゲームの方はかなり白熱しまして、変形スゴロクにしてはなかなか好評でした。サイコロを使う以上、確かに偶然の要素は大きいのですが、プレイヤー間の駆け引き要素も多くあり、良くできたゲームだと思います。
レポートは以上です。
少し早めに切り上げて解散。思った以上に軽めのゲームがウケたので、次はそういうゲームを中心にやりましょう。
ともあれ、どうもお疲れさまでした>参加者各位
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