26日(火)は、秋葉原にて開かれたゲーム会に参加してきました。参加者は僕の他に 留学を終えてインドから帰国したTable Games of the Worldのおのさん、アメリカから一時帰国中のplay:game のけがわさん、そしてかゆかゆさんという豪華メンバーが揃いました。
この日、東京は台風の影響で雨風が吹き荒れると思いきや、進路が東京から少しずれてくれたようで、そのおかげで何とか最後まで無事にゲームを楽しむことが出来ました。
Shadows over Camelot (キャメロットを覆う影) / Days of Wonder


4人で「裏切り者」を入れないでプレイしました。

おのさんを除く3人はプレイ経験者でした。4人と人数的に厳しかったのと初プレイの人がいたので、「裏切り者」は入れませんでした。が、それでもなかなか厳しい展開となりました。
とりあえず各自が黒カードを引いて、場の様子見をしつつ黒カードの流れを読み、各騎士は手札と相談しながらクエストの解決に向かいました。僕はアーサー王だったので、各クエストの解決に必要そうなカードをばらまきつつ、白カードの内容に無関係のエクスカリバーのクエストに着手しました。
エクスカリバーは一進一退でしたが、ランスロットのクエストに勝利して鎧をゲット。その後で、聖杯クエストから転進してきた騎士のおかげで、エクスカリバーも入手。この後で黒騎士のクエストにも勝利し、序盤は順調に乗り切ることが出来ました。
しかしこの時点で聖杯のクエストに勝利することはほぼ絶望になっていました。「Mists of Avalon」が出てしまったので、ここで負けると一気に致命傷になります。これを何とか食い止めつつ、サクソン・ピクト戦争へ着実な対応を取り、確実に白い剣を積み重ねます。
盤上には「Mists of Avalon」が残っていますし、投石機も徐々に増えつつあって油断は禁物なのですが、このあたりになると、「どのクエストを取って、どのクエストを捨てるか」ということを考える余裕が出てきました。
途中、何度も危ういシチュエーションがあったものの、最後は何とか剣1本差で辛勝を収めることが出来ました。万歳。
http://ejf.cside.ne.jp/review/shadowsovercamelot.html
http://www.boardgamegeek.com/imagegallery.php3?gameid=15062
クニツィアのアルハンブラ。

おのさんのリクエストでエントリー。個人的には2回目のプレイです。
1回目のプレイでは、手札にお金カードをたくさん収集してから次のことを考えていましたが、今回は出来るだけ早めに建物タイルを集めに行く方針で臨みました。こういう展開になると、全員の手持ち資金が少なめとなるため、競りが早く終わってスピーディに進行します。
全員がお金を収集しても、競りの相場が全体的に引き上げられるだけですので、こういう「速攻」もアリでしょう。実際、今回のゲームで序盤はうまく立ち回ることが出来ました。しかしそれで調子に乗って先走りすぎたらしく、中盤過ぎに資金不足に陥ってしまいました。このあたりのバランス感覚は難しいのですが、気づいた時には取り返しの付かない状況になっていました。
「III」のタイルがめくられ始めた終盤で僕の宮殿の数は2つ。いずれも同色4階建てで、このどちらかを同色5階建てにすれば、点数的にギリギリトップを狙えたと思うのですが、必要なタイルの引きに恵まれずに3位となりました。残念。
大筋の印象は1回目のプレイとはあまり変わりません。テクニカルな要素が今ひとつで、ラックに支配される比率が高いのがやや気になりますが、安心して手軽に楽しめるゲームではあります。フリーク向けブランドなのですから、繰り返し遊ばせるために、何かもう一工夫が欲しかったな、とも思いました。
http://ejf.cside.ne.jp/review/palazzo.html
http://www.boardgamegeek.com/game/15318

かゆかゆさん持ち込みのウボンゴ。

まさか持ち込む人がいるとは(汗)。前回の初プレイ時よりは宝石を取りましたが、どうもまだうまくエンジンがかかりませんね~ なぜか練習の時には快調に解けるのですけれども…
http://ejf.cside.ne.jp/review/ubongo.html
http://www.boardgamegeek.com/game/16986

息抜きに軽いゲームをエントリー。
バッティング系っぽい感じのパーティゲーム。ルールを読んだ限りは面白いかも、と思ったのですが、実際に遊んでみたら何やら微妙な反応
これは持ち込む場所を間違えたかも。別のところに再び持ち込み予定です。

いつ見ても写真映えのするゲームだなぁ。

これも、おのさんのリクエストで持ち込んでエントリー。
「クレタ」は、個人的にかなり気に入っている作品です。傑出した何かがあるわけではなく、ドイツゲームのメカニクスとしてはむしろ凡庸な部類に入りますが、プレイ中は間違いなく白熱した陣取り合戦となり、実に面白いのです。
今回は、序盤に中央付近で決算が起こり、その後でマップの両端で交互に決算となるような展開となりました。なかなか難しいバランスになりましたが、最初に点数的に飛び出したけがわさんが、そのまま最後まで逃げ切って勝利。おのさんとけがわさんが初プレイでしたが、お二人ともかなり好評でした。
ところでかゆかゆさんの指摘でわかりましたけれども、冒頭で「塔」が強すぎることがあるようです。このあたりはローカルルールでいくらでも対応出来そうですので、何とか考えてみることにしましょう。
http://ejf.cside.ne.jp/review/kreta.html
http://www.boardgamegeek.com/game/15600
このあたりでいい時間になったので、最後に2人用の軽いゲームを数ゲーム行って〆となりました。
テトラキューブ・プラス / 学研
木製キューブをルールにしたがって交互に配置し、最後に上から見て、自分の「色」の数が多い方が勝ち、というゲーム。
…どっかで見たことのあるようなルールですが、それは指摘しない方向で(汗)。

2枚の透明ケースの中に入れて、最初にケースからはみ出てしまった人の負け、というパズルゲーム。
…これもどっかで見たような(ry


ブロックス・デュオ / ビバリー


これは隣でおのさんとけがわさんがプレイしていました。
見ている限り、思っていたより面白そうなゲームですね。買おうかな?
レポートは以上です。
この後は、ごはんおかわり自由のお店に陣取って、食事会と果てしないおしゃべりタイム。
濃いめの話を2時間近くも続けて、楽しいひとときを過ごしました。帰りは22:40分ごろ。その頃にはすっかり雨は止んで、人気の少ない秋葉原を歩きながら、またいつか再会する日を心から願ったのでした。
コメント