9日(水)は、秋葉原イエローサブマリンにて行われた「水曜日の会」に3週間ぶりに参加しました。「水曜日の会」について詳細は、mixi のコミュニティでどうぞ。
[ コミュニティ:テーブルゲーム始めました。]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=223467
※mixi 内にジャンプします。mixi に参加されている方のみアクセス可能。
「水曜日の会」は、テーブルゲーム初心者・未経験者歓迎のオープンなゲーム会です。平日ですが、夜の9時までやっていますので、興味のある方はぜひどうぞ。今回もたくさんのゲームがプレイされていましたが、このエントリーでは僕の遊んだゲームについて簡単にレポートします。
Kardinal (カーディナル) / Holzinsel
アブストラクトな積み木ゲーム。4人。
カラフルでパズルライクな思考ゲームです。まず場に大聖堂と枢機卿コマが置かれた状態でゲームは開始されます。
各プレイヤーは「家」「塔」「広場」の建物を2つずつ持っています。自分の手番では、この建物のうち1個を場の建物に隣接するように置きます。置いた状態によって得点が入り、最終的にそれが最も多いプレイヤーの勝利となります。
建物の配置にはたくさんの制限があります。「塔」「広場」は「家」に隣接していなければなりません。同じ種類や同じ色の建物と隣接してはなりません。直前のプレイヤーが配置した種類の建物も配置出来ません。
建物が配置可能な時には必ず配置しなければなりません(不可能であればパスします)。建物を配置したら枢機卿コマを移動させることが可能です。枢機卿は建物に隣接していればどこにでも再配置可能です。枢機卿はおじゃまコマで、これはいる位置には建物を配置出来ません。
がんじがらめにきつい制限の中で最善の一手を考え、次のプレイヤーを枢機卿で妨害することになります。シンプルなルールですが、なかなか良く考えられた佳作です。立体コマの見た目がとてもきれいなのもいいですね。
http://www.boardgamegeek.com/game/585
http://ejf.cside.ne.jp/review/kardinal.html
「ぷよぷよに毛が生えたような」 by sirou。4人。
どこまでもシンプルかつスピーディなカードゲーム。全てのカードを配りきって、それらを自分の山札として自分の前に置き、そこから3枚を取って手札にします。
自分の手番では、場にカードを1~3枚まで(ようするに手札の上限まで)プレイすることが出来ます。場にプレイしたカードは、同じ番号をまとめてそれぞれ列にします。プレイしたカードの列がプレイしたカードの番号と同じであれば、その列のカードを獲得することが出来ます。
1ゲーム遊んだ後に、お約束のミゼール(取ったカードが少ない方が勝ち)もやりました。
http://www.ps-hiroshima.com/board/yummy.htm
ありゃ? しまったうっかり写真を撮り忘れました(汗)。
このところ僕の周囲で評価急上昇中のカードゲームです。ルールにしたがってカードをプレイし、出したカードの組み合わせを評価して順位を決定します。その順位によってポイントを獲得したり、減点されたりします。これを9回(3ゲーム×3セット)行ってポイントの多少を競います。
基本的にはカードマネージメントゲームで、かつかつな手札をやりくりしながら9回のゲームを凌ぎ切るような感じです。運の要素がやや大きめなので、そのあたりで評価が分かれるかもしれませんが、心理戦を楽しむには良いゲームだと思います。残念ながら国内ではもう販売されていませんが、海外ではまだ在庫があるようです。
http://www.ps-hiroshima.com/board/delphi.htm
あのモノポリー。5人。
10年以上ぶりになーんとモノポリーをプレイすることに。なぜ?(苦笑)。5人中2人がモノポリー初プレイというのも水曜日の会らしくていいですね。
ところで久しぶりにやると相場観がわけわかりません。もうカンとフィーリングで景気よく交渉していましたが、気が付けばすっからかんで全然ダメでした。ええ、ひとりだけ壮絶に破産しましたとも。でも場が立てばまたやりますよ僕は。たまにやるならいいかもね(;゚-゚)
http://www.boardgamegeek.com/game/1406
チクタクバンバン。6人。
自分のコマの前にタイルを1枚配置して、コマの前に道が出来たら行き止まりになるまで進ませます。コマがボードの端から出てしまったら脱落します。最後まで脱落しなければ勝ち。
ルールを最初読んだ時にはなんだこりゃと思いましたが、思ったよりは遊べました。コミュニケーションゲームの一種と考えるとこの軽さはアリです。ただ、そのわりには箱のサイズが大きすぎで、持ち運ぶにはちょっと不便です。
http://ejf.cside.ne.jp/review/tsuro.html
久しぶりのプレイ。4人。
最後はこのゲームで〆ました。
場のカードを手札を使った変則的な競りで獲得し、さらに手札で「ワインセラー」を作ります。ワインセラーの作り方でポイントを獲得し、それが多いプレイヤーの勝利です。
ひょっとして今年に入って初プレイだったかも。やっぱり自分と相性抜群のゲームで、面白いセッションを堪能しました。ゲームには負けてしまいましたが、たまに引っ張りだして遊んでみたいですね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/dieweinhandler-amigo.html
レポートは以上です。
僕は午後3時くらいから参加していましたが、6ゲームも遊べて大満足です。平日にこのような充実したゲーム会があることを幸せに思いますね。またぜひ参加させてください。よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (6)
参加人数も増えてきて、希望するゲームができないこともしばしば・・・まぁしかたないんですかね~。それでも色んなゲームができるからウレシイですわ~。
名前を覚えるのが苦手でして、一緒にプレイした方や、帰り際にmoonさんからご紹介してくださった方とか、もう忘れちゃってます・・・後でこっそり教えてください。
見た目に非常にひかれます。
積み木でアブストラクトっぽいけど、
家とか塔とか、ちゃんとしたモチーフがあるのも素敵です。
欲しくなります(*´Д`*)
あと面白そうに撮影するのも、
技術の1つですよね。
さすがです。
帰り際にご紹介した方は yas-o さんです。
カワサキさんの日記によく登場していますよ。
>>ときわさん
写真写りが良いゲームは重宝します。Holzinsel のゲームはあまり国内に入ってこないのですが、海外の一部ショップでは扱われていますね。
撮影は、僕の技術というより、新しく購入した F11 のおかげでしょうね(;゚∇゚)
今回使ったのは、ショウ・クリエイションの「ポケッタブル版」です。他ゲームで使うマーカーやお金の「予備」になるかなぁと思って持って行きました。まさか遊べるとは思いませんでした(汗
モノポリーにはいくつかものバージョンがあります。現在、国内で普通に市販されている日本語のスタンダード版は、もっとちゃんとしていますので、ご安心を。ただ、スタンダード版を所有しているわけではないので、プレイヤー駒が金属かどうか、家やホテルが木製かどうかは確認しておりません。すみません。
突然出てきて、しかも長文で、失礼しました。
お答えいただきありがとうございました。