moon Gamer

20日(日)の午前中は、テーブルゲームフェスティバル2005に行ってきました。テーブルゲームを扱っているメーカーやショップを始めとして、創作ゲームグループなども一緒になって出展しているイベントです。

僕は朝10時開場の時点で場内に入りまして、さっそく見つけたいくつかのゲームをそそくさと購入しました(何を買ったかは後日購入メモにて)。

その後に場内をゆっくり見回ったのですが、新作ゲームの体験テーブルがどこもわりと盛況で、たくさんの歓声が場内に響き渡っていました。

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時間がなかったので遊ぶ時間があまり取れなかったのですが、カワサキファクトリーの新作「ロボッツ(仮)」をカワサキさんとプレイする機会が得られましたので簡単にご紹介など。「ロボッツ(仮)」は2人用のアブストラクトゲームで、場のロボットを最終的に自分の陣地へ引き寄せていた方が勝ちというゲームです。

ロボットは場に配置されたエネルギーキューブを消費することによって移動可能となりますが、ロボットそのものは中立で、条件さえ揃えばどちらのプレイヤーでも移動させることが出来ます。ロボットには3種類あって、それぞれエネルギー消費ルールが異なります。

とてもシンプルなルールですが、細かいところに工夫がの跡があって実に繊細な調整が行われているのが見て取れました。思考ゲームとして高いレベルの作品です。次回ゲームマーケットで発売予定だそうですので、気になる人は要チェックです(あんまりにも気に入ったので、僕はその場で予約を入れましたmoon Gamer

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もうひとつ、実際にプレイしなかったのですが、見ていて面白かったのがHammer Worksの新作「ほんのきもちです」。何と、のし袋をプレイヤー間でやりとりして多くのお金を獲得するゲームです。

まず開始時に、初期資金として配布されたお札を自由に分配し、それを3つののし袋に入れます。お札は千点から一万点まであります。お札をのし袋に入れたらそれを場に置きます。つまり、ゲーム開始時にはプレイヤー数×3つののし袋が場に置かれていることになります。もちろん自分以外ののし袋にいくら入っているかはわかりません。

手番プレイヤー(親)は、のし袋をひとつ選択します。この時、のし袋の厚さを指で確かめたり透かしてみることは自由に行えます。選んだのし袋は隣のプレイヤーに「ほんのきもちです」と言って渡します。

受け取ったプレイヤーは、やはり指などで確かめた後に、それを自分のものにするか、あるいはさらに隣のプレイヤーに「ほんのきもちです」と言って渡すか、どちらかを行わなければなりません(ゲーム中も受け取れるのし袋は3つまで)。最終的にのし袋が親まで戻ってきてしまったら、親はそれを受け取らなければなりません。

これまた面白そうなパーティゲームで、プレイ中はずっと笑いが絶えませんでした。これも遠からず頒布されるようになるはずですから、興味のある方はぜひチェックしておきましょう。

その他、これまでさんざんお世話になっているゲームストア・バネストの中野さんとも、やっと直接ご挨拶を交わすことが出来たのがうれしかったです。お忙しいところお時間を割いていただきましてありがとうございました。風邪気味で調子が悪そうでしたが、体調の回復を心からお祈り申し上げます。

ということで、まだまだ楽しみたかったのですけれども、午後からのゲーム会のために午前中で早々に引き上げました。購入した新作ゲームを遊ぶのが今からとても楽しみです。