29日(木)は、つなきさん宅で開かれた年末ゲーム会にお呼ばれして参加してきました。このゲーム会は2日間に渡って行われており、この日はその1日目でした。参加者は他に、puppiさん・ファラオさん・カエルさんなど僕を入れて総計8人でした。

Yummy (ヤミー) / Ravensburger
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まず到着して最初にこれをやりました。4人。つなきさんお気に入りのシンプルで楽しいカードゲームです。

そしてこれもお約束ですが、ノーマルルール(獲得カード1枚で1点)の後でミゼール(獲得カード1枚でマイナス1点)を遊びました。ちなみにミゼールでは大敗でした(;゚-゚)
http://www.ps-hiroshima.com/board/yummy.htm

Antiquity / Splotter Spellen moon Gamermoon Gamer

古代の都市運営。4人。

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このところ、僕の周囲のゲーマーたちが注目をしているオランダのメーカー Splotter Spellen の大作ゲームです。産物をうまく利用しながら都市の建設・運営を行って、勝利条件を目指します。

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ゲーム開始時に各プレイヤーには都市がひとつずつ与えられます。

都市の内部は7×7マスで表され、産物でコストを支払うことによって施設を建設することが出来ます(感覚的には『フィレンツェの匠』のような感じ)。もちろん各施設には特殊効果が備わっています。

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都市の外側に広がる世界はヘクスマップによって表されています。都市自体も大きなヘクス(メガヘクス)としてここへ配置されます。都市で作られた人マーカーを施設の能力を使ってヘクスマップに配置し、そこから産出される産物の獲得を試みることが出来ます。

例えば、森に人マーカーを配置して「木こり(Wood Cutter)」にしたり、平地に配置して「農夫(Farmer)」にしたり、あるいは山地に配置して「鉱夫(Miner)」にしたりします。

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産出した資源は限定的ながら収穫し、後で使うことが出来ます。なお、産物は資源の一種であり、よっていずれ枯渇します。その時にはまた別の地点で新たな産物を収穫するための拡張をしなければなりません。都市の支配圏を拡張するためには、「INN」という施設を建設するか、あるいは新たな都市を建造することになります。

大ざっぱな構造はこんな感じです。他にも、特殊な施設を作ることで勝利条件を選択することが出来るなど、面白そうなルールがいくつかあります。

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今回のセッションは、ルールを確認するという意味もあって、恐らくゲームの中盤あたりまでプレイしました。それでも3時間くらいはかかったと思います。もちろん慣れればもっとスピーディに進行することが出来るでしょう。

インストを受けた直後は、大河ドラマ的なゆったりした国家建設ゲームかと思ったのですが、実際にはかなりカツカツな厳しいバランスのゲームでした。特に序盤がソロプレイに近いにもかかわらず、いきなりシビアになっていますので注意が必要です。ランダム要素がほとんど介在せず、プレイヤーの思惑がダイレクトに盤面を支配する技巧的なゲームです。

ヘクスやコマが全体的に小さめで扱いづらかったり、アートワークも手描き風識別がしずらいなど、全体的にプレイアビリティが低いのは残念です。

ともあれ、今回のお試しプレイでいろいろわかったことも多くありますし、興味深いゲームであることは確かなので、ぜひとも再プレイを希望します。
http://www.boardgamegeek.com/game/13122

Wings of War - Famous Aces (ウィングス・オブ・ウォー) / Nexus moon Gamer
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お手軽空戦カードゲーム。4人。2人ずつ2陣営に分かれて戦いました。つなき-moonのドイツ軍と、puppi-カエルの連合軍の戦いです。

少し手こずりましたが、連合軍が2機とも撃墜され、ドイツ軍の勝利となりました。初プレイでしたが、ルールは簡単だし、それなりに雰囲気も出ていて面白いゲームですね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/wingsofwar.html

Sauerberm / Jumbo moon Gamer

酸性雨で身動き取れず。6人。

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各プレイヤーは互いに協力をしつつ、酸性雨に侵されていく木を救い出すことが目的のゲームです。手番では青いダイス1個(1D6)と、緑の3個(3D6)の計4個を振ります。青いダイスの目の数だけ、酸性雨マーカーを木に配置しなければなりません。

酸性雨マーカーは、木の上のマスから下のマスへと配置されていきます。これを全て取り除けばプレイヤーの勝利ですが、事はそう簡単には行きません。そして酸性雨が木の最下段を埋め尽くすと全プレイヤーの敗北となってしまうのです。

コマの移動には緑のダイスを使います。3個もとも使うことが出来ますが、コマの移動にはきつい制限があり、効率的に移動するにはパズルを解くような感覚が必要です。コマが酸性雨マーカーのあるマスでちょうど移動を終了することが出来たのであれば、それを獲得することが出来ます。

今回のセッションでは、木の上部にうっかり進みすぎて、気が付いたらコマの周囲を酸性雨に囲まれてしまい、身動きが取れなくなったプレイヤーが続出しました。こうなってしまうと、増殖する酸性雨マーカーの発生を止めるのは困難となります(除去する人が少なくなるので…)。ということで、酸性雨は木の根っこまで浸食し、全プレイヤーの敗北ということでゲームは終了しました。無念。
http://www.geocities.jp/atog2_435/kgc200408.htm#4

Saboteur(お邪魔者) / AMIGO
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秘密裏に「鉱夫」と「お邪魔者」に分かれ、金鉱を掘り当てるか、あるいはそれを妨害することが出来るかを競います。6人。

シンプルな「人浪」系ゲーム。早く正体がばれてしまうと、反対側の人からハザードとなるカードが飛んでくるかもしれません。「お邪魔者」側のプレイヤーは人数が少ないことが多いですし、妨害カードは除去するのが大変ですので、出来るだけ終盤まで正体を明かさないようにした方がいいでしょう。

このセッションでは、鉱夫側が見事に金を掘り当てて勝利。お邪魔者はちょっと早く正体がわかりすぎましたね。 http://ejf.cside.ne.jp/review/saboteur.html

Frantic Frankfurt (フランクフルト狂想曲) / Kronberger
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スピード系アクションカードゲーム。4人。

リアルタイムで場にカードを素早くプレイしていくゲームです。場にカードをプレイするルールは「数字が大きくて色の異なる」か、あるいは「偶数の上に同色の奇数カード」のどちらかです。ルール的に間違えやすいのが後者で、奇数の上に同色偶数は置けません。

反射神経だけのシンプルなゲームですけれども、けっこう面白かったです。アクションゲームなので当然向き不向きはありますのでご注意を。 http://ejf.cside.ne.jp/review/franticfrankfurt.html

レポートは以上です。

何とか1日目を終えることが出来ました。この日は朝の10時から行われていたようですが、僕が入ったのは午後1時過ぎくらいで、午後9時くらいまではいました。帰る直前になって phyさん・taroさん・yamatoさんらが加わっていましたが、そうすると延べで10人ですか(汗)。

ということで明日もよろしくお願いいたします>参加者各位