
まずは最近になって「魔ゲーム」について知った衝撃の事実について。この言葉は仲間内で自然発生したスラングだとばっかり思っていたのですがさにあらず。
かゆかゆさん曰く、10年ほど前に「Mac Fun」誌に連載されていたマンガ「巨人のイタチョコの星のシステム」の中で登場したフレーズが元ネタとのこと。なにー、それは知らなかった… そう言われるとそれを読みたくなるのが人情でして、まだあちこちでこの本が販売されていたので買ってみました。

で、読んでみたら確かにあったー! こんなところに魔ゲームのルーツあったとは意外でした。あ、それを抜きにしてもこのマンガは抜群に面白いです。興味のある人は検索してみてくださいな。以下、関連リンク。
Wikipedia イタチョコシステム
[イタチョコシステム]
http://harp.ruru.ne.jp/difficult/rasho/

ドイツ製ゲームによく使われる小型サイズのカードが、どのゲームでもほぼ同サイズであることに着目した方がおりまして、なんと、その方はそのサイズに合わせてカードスリーブを特注で発注するという男気あふれる行動をお取りになりました。何というイカした行動力。先日その方からおすそわけする形で、この特注スリーブを購入するに至りました。右の写真がそれです。
自分が購入した枚数は5000枚。いや、安かったものでつい。到着して品を見たら、ハードタイプの立派なスリーブでした。元TCGプレイヤーの感覚として、スリーブはあくまで消耗品なので、使うのであれば手元に置いておく枚数は多いほどいいです。それに特注サイズですから、この機会を逃したらもう買えるかどうかわかりませんし。
余談。スリーブは100枚単位で輪ゴムで止められていましたが、これはすぐにはずして袋詰めしました。スリーブがカードを守る道具である以上、スリーブ自身もカードと同等の管理意識が必要です。輪ゴムは経年劣化すると溶けますし、そうでなくても跡が残ります。跡が残ったカードスリーブはマークドカードと同等の扱いとなり、ゲームで使えなくなります。
老婆心ながら、使っているとスリーブはけっこう簡単に破れたりします。なので、スリーブにカードを入れたゲームの箱の中には、予備のスリーブを数枚入れておいた方がいいです。スリーブが1枚破れただけでプレイ不可になったり、全部のスリーブからカードを取り出さなければならない事態は避けたいですから(経験あり)。

長らく品切れしていた Dice Boot が Funagain Games で販売されていたのでうっかり大人買いしてみた… してどうすんだ>自分 いかんなー、やっぱり最近、どうもぶっ壊れ気味。

懸案の「Star Trader」のルールリライトは、ひとまずテキスト部分は終わりました。いやー、やればできるもんだ。分量は右くらいの密度で今のところ54ページ。といっても、ボード上の全チャート類やら拡張ルールやらも含んでいるので実質40ページくらいでしょうか。
この後に細かいフローの図式化やら補足イラストやらを入れたりするので、ページ数的にはもうちょっと増えますけれども、原文よりはわかりやすくなるはず。そこまでやって何とかプレイにこぎつけたいところ。25年前のゲームについて急いでもしょうがないので、マイペースで確実に仕上げるつもりです。
最初にプレイした時の様子次第で、チットやボードのリメイクまでやるかもしれません。それこそ「アウトポスト」並みに。特にボードについてはやった方がいい気がするんですよ。アイデアもあるし。もっとも、そこまで手をかける価値があるゲームかどうかは現時点ではまだわかりませんけれども。
コメント
コメント一覧 (10)
ただし、それ以前の問題として「遊ぶ値打ちが今でもあるのか?」は人それぞれの価値観という気がしますね。四半世紀前のアメリカンゲームですから現在のユーロゲームと比べてサービス精神に欠けユーザーアンフレンドリーなのは否めませんから‥(^_^;
もちろん遊ぶ値打ちは間違いなくありますし、そういう価値観を持つ人たちが自分の周りにはいるので、そのあたりは心配していないです(またそういう人たちがいるからこそリライトしたわけで)。このエントリーの記事も、プレイ希望者の方々へのご報告も兼ねていたりします。
プレイアビリティの問題も、小物のコンポーネントのリメイクやフローの明確化をしたチャートを作成すれば、少なくともシミュレーションゲームをプレイした経験がある人たちなら問題ないレベルです(というか元ゲームのコンポーネントではあれこれ不足するので、そもそもまともにプレイするためには自作必須ですし)。
(文字数制限のため続く)
根本的なリメイクをするにあたっての判断材料は、これから何年も先までプレイし続けるゲームであるか、という点に尽きます。予定では、少なくとも2回のプレイは確定していますけれども、その先についてどうするかは、自分と他の人たちを含めて、初回プレイの印象次第でしょうね。
ダイスブーツいっぱいあるんですか?
余ってるようでしたら、1つ分けて欲しいんですが・・・
先日はどうもでした。康さんにはお世話になっているので、お分けいたしますよ。後日また mixi 経由でご連絡をさしあげますので、気長にお待ちくださいませ。
Funagain Games って良いですか? こないだ注文したところは$150ぐらいなのに関税掛かってしまって「ちょ~~、処理ヘター」と思ったので(;・∀・)
すでにマイミクに登録済みだと思ってましたが
まだだったので、その時はそちらもよろしくお願いします。
ダイスを使ったゲームをよくやるなら、まぁ1つくらいは手元に置いておいても損はないかと思います。パーツをバラバラにすると保管にも持ち運びにも便利なので邪魔になりませんし。あと Funagain Games は、自分の場合は注文を何度もして馴れているというだけですね。関税の件はよくわかりませんねぇ…
>>康さん
いえ、康さんはマイミクですよw
さっき確認しました。
ちょっと忙しくなりそうなので、もうちょっとお待ちくださいませ。
マジックはスリーブの扱いが特にデリケートですからねぇ…
僕もしばらくあの世界にいたので、その時の感覚は今でも体に染みついています。