23日(日)は、地元は千歳烏山で開かれたSGCの12月例会へ参加してきました。この日は朝は本降りの雨模様でしたが、昼前にはあがり青空が広がって冬晴れの日。窓から遠くを眺めると、澄んだ冷たい空気が街全体を包み込んで、クリスマス前の穏やかな雰囲気が広がっていました。
Im Jahr des Drachen (ドラゴンイヤー) / Alea
予定調和な厳しいイベントとその解決案について。4人。

辰年に起こるさまざまな出来事に翻弄されながら、それをうまく乗り越えて名声を高めるゲーム。
まず、場に9種類の人物タイルを配置します。プレイヤーは、その人物タイルに対応したカード(+ワイルドカード2枚)を持ちます。他に、イベントタイルをボードに配置します。
イベントタイルは12枚あってこれを一列に並べます。ただし最初の2枚は「平和」で、その他はランダムに並べます。ゲームは全部で12ラウンドあり、それは各イベントタイルに対応しています。つまり、1つのラウンドにごとに1つのイベントが発生します。
各ラウンドの開始時に、7枚のアクションタイルをプレイヤー数と同数のグループに分けます。例えば4人プレイなら、2・2・2・1枚のグループに分けます。その後、手番ポイントの大きい順に、任意のグループをひとつ選択し、そのグループに含まれるアクションをひとつ実行します。
手番ポイントとは、プレイヤーのプレイ順を決めるポイントで、これが大きい順にアクションが選択されます。これは、アクションや人物タイルの雇用(後述)によって増加します。
アクション選択時に他人が選んだグループを選択することも可能です。ただし、その場合は3元を支払わなければなりません。また、アクションを行わないことで持ち金を3元にすることができます(3元もらうのではなく所持金を3元にする)。
アクションは、資金の獲得・宮殿の増設・米チップや花火チップの獲得・手番ポイントの獲得・勝利ポイントの獲得・特権タイルの購入のいずれかです。
そして「雇用」を行います。新たな手番ポイント順に手札を1枚プレイし、それに対応した人物タイルを1枚、自分の「宮殿」に配置します。「宮殿」とは、人物タイルの置き場所であり、また得点源でもあります。各プレイヤーは自分の宮殿を持っています。
宮殿は最大で3階建てが可能で、階数と同枚数まで人物タイルを配置できます。なお、人物タイルを雇用すると、タイルに書かれた数値だけ行動ポイントも増加します。この行動ポイント争いも、このゲームの面白いシステムです。
そしてここでイベントが発生します。イベントには良いことも悪いこともありますが、それらは各プレイヤーの持つ人物タイルとその種類によって効果の大きさが決まります。この先、どのようなイベントが発生するかはボードに公開されていますので、それに応じて最適な人物タイルの雇用を計画的に行う必要があります。
しかしそれは他人もまた同じなわけです。他人に対してアドバンテージを取るために望むアクションを余分なコストを支払わずに行うには、手番が早い方が有利です。それには手番ポイントの争いにも勝たなければならないのです。このあたりの仕掛けはとても面白い要素です。
ですが、ちょっと長いかな… このセッションは90分ほどかかりました。ルールブックにも75~100分と書いてあるので、それでも短かった方かも知れません。いずれにせよ、得点計算方法に若干の間違いがあったので今回のインプレッションは保留します。メカニクスは好きなので、正しいルールでもう1回はプレイしたいです。
http://www.boardgamegeek.com/game/31594
Hamburgum (ハンブルグ) / Eggert-Spiele
早くも再プレイ。3人。

ひょっとして、最初の20分くらいで勝負が決まってしまう鋭いゲームのような気がしてきました。それが極論だとしても、序盤は相当に重要です。
28ある建物マスがほぼ埋まった時点で、各プレイヤーについて、だいたい得点配分の基礎点が決まります。建物自体は得点とはなりませんが、対応する寄付トークンを獲得することで、得点に変換することができるようになるわけです。
で、建物の建設は Official 以外は建築資材さえあれば1手番でいくつでも建設可能なために、意外と早く埋まります。埋まってしまったら、寄付の対象となる教会はだいたい決まり、そしてそれによって得られる得点も簡単に計算可能です。
つまり、マップ上に建物を配置する時(=序盤)から十分に考えておかないと、気がついた時にはまったく勝負にならない形になってしまうので十分な注意が必要です。偶然が絡まないゲームの恐ろしい点でもありますね。
さて、このゲームのルールですが、僕が購入したHJ訳ルールにはやや曖昧な箇所があります(よーく読むとわからないでもないのですけど)。特に以下の3点には要注意です。
-
Official(役人)の建物は、1手番に1つしか建設できません(他の建物は建築資材さえあればいくつでも建設可能)。他の建物と Official 建物を組み合わせて建設することは可能なようです
紫の大聖堂(土地がない教会だけのエリア)の寄付トークンで「市民×1」「建物×4」は、マップ上の全エリアにある自分の市民や建物が得点計算対象となります
- 1手番ではひとつの教会へしか寄付できません。ただし、ひとつの教会への寄付であれば、何回でも寄付することは可能です。
今回のセッションでは、これらのルールが正確に適用されていませんでした。よってこれもインプレッションは保留。ふー、次こそは正確なルールでプレイしたいものです(ちなみに独文ルールの allen が英文ルールで any と訳されていることが、いくつかの混乱を招いている模様。普通に all なら問題ないのに…)。
http://www.boardgamegeek.com/game/30381
Il Principe (君主論) / Amigo Spiele
久しぶり。でも途中終了。4人。

時間が微妙に余ったので、誰かが持ってきていて積まれていた「君主論」を、持ち主さんを同卓にてエントリー。Amigo 版は初めて見た。箱がコンパクトでいいな。
時間がなかったので最初の3ターンくらいしか遊べませんでしたが、各要素を絡ませ方に独特な味があり、たまにプレイするには良いゲームだと思います。
http://www.boardgamegeek.com/game/19650
レポートは以上です。
例会はいつもより早く切り上げられまして、例年通りに有志による忘年会となりました。2時間以上もたっぷりのおしゃべりをして、いろいろなものを食べて、大いに盛り上がりました。とても楽しかったです。あんまり楽しかったので、メイン料理の写真を撮り忘れたくらい(あー、でも下ネタ系は超苦手なので、その流れになったら逃げてました…)。右の写真は終わりの方に出てきた焼きおにぎりです。
今年も大変にお世話になりました>SGCのみなさま
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

コメント
コメント一覧 (2)
ひょっとしてウチは「日本一」(主催者が楽をしている)サークルなのではないかとたまに思ったりしていますが、なかなか直りそうにありません・・・
来年もおつきあい願えましたら、本当に嬉しいです。
例会&忘年会のセッティングはお疲れさまでした。
こんな素晴らしいサークルが地元にあることを幸せに思います。今後ともよろしくお願いいたします。