前回の続きで、5月~8月分です。この時期はたくさんのゲームをプレイしました。
ところで、ピックアップしたタイトルの前にあるアイコンの意味は以下の通りです。
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その月で最も印象に残ったゲーム(0~2点) |
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その月で印象に残ったゲーム(0点~4点) |
相変わらず、記憶と印象を頼りにした感覚的なリストです。過去の自分のエントリーを読み直して、当時(というほど昔でもありませんけど)の楽しい雰囲気を思い出して、つい読み込んだりしています。ついでに誤字をなおしたりも…
5月

http://moon.livedoor.biz/archives/52218640.html (5/13)
効果の異なるタイルをボード上に配置しつつ、自分の3匹の仔ぶたで4つの拠点を回るパズルライクなボードゲームです。
この年のゲームマーケットで少数販売され、その完成度に誰もがうなりました。創作ゲームの枠を遙かに超え、世界レベルの域にまで達した逸品です。

http://moon.livedoor.biz/archives/52218640.html (5/13)
創作ゲーム連発ですが気にしない。エリアマジョリティの変則系ゲームです。
あり物のコンポーネントを最大限利用し、それを優れたアイデアによってまとめ上げられた傑作です。

http://moon.livedoor.biz/archives/52218643.html (5/20)
コマを動かしてタイルを取り、同色タイルの合計値を10にするパズルライクなゲーム。
「テンプラス」に含まれるゲームはどれも面白い。そして僕としてはこれがもっとも印象に残りました。

http://moon.livedoor.biz/archives/52218638.html (5/4~5/5)
「18xx」システムを全米規模の壮大なスケールで実現してしまった超弩級ゲーム。
大規模なゲームながら、精密なゲーム性をも併せ持っている良作です。「18xx」プレイヤーなら、一生に一度はプレイしてみたいあこがれのタイトルです。
この月は他にも以下のように印象に残るゲームが多く、充実していましたね。
大量絶滅 mass extinction / 創作ゲーム(骨折ゲームズ)
Wikinger (ヴァイキング) / Hans im Gluck
Dragon Parade (ドラゴンパレード) / Z-Man Games
Ponte del Diavolo (ディアボロの橋) / Hans im Gluck
6月

http://moon.livedoor.biz/archives/52218652.html (6/23)
砂時計とリングを大量に使う2人用アクションゲームの傑作。
アブストラクトゲームとしても傑出した構造を持ち、購入してからずっとプレイしていなかったことを後悔したほどでした。

http://moon.livedoor.biz/archives/52218652.html (6/23)
巨匠シド・サクソンの手による名作思考ゲーム。2人用。
こんなに簡単なルールなのに、まるで何世紀にも渡ってプレイされてきたかのような深みのあるシステムは人類の宝です。

http://moon.livedoor.biz/archives/52218647.html (6/9)
ローマ帝国のイベントプロデューサーという視点が大変にユニークなボードゲーム。
長時間ゲームながら、戦略性と運がバランスよく調合されたゲーム性が素晴らしく、飽きさせません。アートワークも合格点。

http://moon.livedoor.biz/archives/52218651.html (6/17)
このセッションの前年に発売されたゲームですけれども、改めてその魅力を感じたのでピックアップ。
立体感のあるコンポーネントや、複数の要素が混じり合ったゲーム性が好みです。
6月も超充実した月でした。他にも以下のゲームが良かったです。
Zooloretto (ズーロレット) / Abacus
YINSH (インシュ) / Don & Co.
Chain Reaction / Abacus
7月

http://moon.livedoor.biz/archives/52218658.html (7/22)
2007年最大の収穫がこのゲーム。新世界(アメリカ大陸)の発見と他国との争いがテーマのボードゲームです。
深い戦略性と適度なランダム性が混じり合ったバランスが面白い。強力な特殊効果も、その争奪戦を競技性に取り入れたことでスマートにまとめ上げられています。

http://moon.livedoor.biz/archives/52218655.html (7/1)
前バージョンをブラッシュアップし、ファミリーゲームとして再構成した良作。
運の比重は高め。だからこそ遺跡発掘の雰囲気をそこはかとなく感じることが出来るのです。
バリアントルールの使用が前提ですが「Das glorreiche Manover (栄光ある演習) / Schmidt Spiele」も良いゲームでした。
8月

http://moon.livedoor.biz/archives/52218662.html (8/4)
そして史上最強の「18xx」登場。慣れると3時間で終わり、それでいて濃厚な「18xx」を堪能できます。
ベテランプレイヤーによって現在でも研究も進んでおり、日々新たな発見があるそうです。

http://moon.livedoor.biz/archives/52218668.html (8/25)
シンプルなケイラス。ケイラスのエッセンスをうまく取りだして、誰でも手軽に楽しめるようにカードゲームとして再構成されています。
また、ケイラスの入門用としても使うことが出来るでしょう。
「Gangster / LudoArt」も、シンプルながらプレイしごたえのある良作でした。
続きはまた次のエントリーにて。
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