19日(土)は、一之江ゲームクラブに行ってきました。

このクラブに関する詳細は mixi コミュニティをどうぞ。

[一之江ゲームクラブ] ※要mixiアカウント

http://mixi.jp/view_community.pl?id=2303630

このところ参加者が増加している一之江ゲームクラブですが、今回も20名ほど集まったようです。最大で5卓。うち「18xx」が3卓、「蒸気の時代」が1卓、SFゲーム卓が1卓でした。このうち、僕が参加したのは「蒸気の時代」卓です。今後も僕がここに参加する時は「蒸気の時代」卓になるでしょう。

底冷えする真冬の寒さに震えた1日。


Age of Steam (蒸気の時代) / Warfrog moon Gamer

2ヶ月ぶり。5人。

moon Gamer

初プレイの方(女性ゲーマーでした)がいらっしゃったので基本マップで。結果的には惨敗。moon Gamer

このセッションは中央に3人が固まって、東西両端に1人ずつという展開となりました。こういう形の場合、当然ながら中盤以降に中央部の商品キューブが不足することになるのですけれども、僕はこれを少し軽視していたようです。初プレイヤーもいるし、線路タイルの建設を工夫して、後半に東西のどちらかへ足を伸ばすつもりでいました。

しかし終盤近くになって、デトロイトの東にあるタウンを都市化したのが悪手となりました。自分としてはこれを東部への最初の足がかりにするつもりが、それを他人に利用されてしまったのですから話になりません。結局、商機も路線数も不足した状態のまま中央部にすべての自路線が閉じこめられる形になり、まるでいいところがなく終了ということになりました。

moon Gamer moon Gamer

大敗という結果は情けない限りですが、今回は反省点がはっきりしているのでまだマシだったかもしれません。ともかくも、次はもうちょっとがんばります。あと、初プレイヤーの方には面白いゲームだと言ってもらえましたよ(インストもうまくいったみたいです)。それだけでも大きな収穫ですね。
http://www.boardgamegeek.com/game/4098


Age of Steam Expansion - 1830's Pennsylvania / Bezier Games

石炭パワー炸裂。5人。

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ペンシルバニアから西にそびえるアパラチア山脈を越えることがテーマのサードパーティ製拡張マップです。

ゲーム開始時、「灰色タウン」上に黒い商品キューブが1個ずつ配置されます。これが本マップのメインテーマとなる「石炭」キューブです。灰色タウンを都市化する場合には、黒でない新都市タイル(赤・青・黄・紫)を使用しなければなりません。灰色タウンが都市化すると、そこに追加して1個の石炭キューブが配置されます。

この拡張マップにおいて、石炭キューブはマップに直接配置され、生産によっては登場しません。したがって Goods Display には、黒いキューブを除いた色のキューブのみが配置されることになります。

石炭キューブにはボーナスがあります。これは2種類あって、1回の輸送においてそのどちらかのみを適用することが出来ます。

1つめのボーナスは、石炭キューブを輸送距離を2倍にするというものです。つまり、輸送プレイヤーのエンジントラック数(リンク数)の2倍の距離まで石炭キューブを運んで、通常通りに収益を得ます。

もうひとつは収益を2倍にするボーナスです。輸送プレイヤーのエンジントラック数以内の輸送距離であれば、使用したひとつのセグメントごとに2収益ずつが計上されます。いずれのボーナスで輸送した黒キューブはゲームから除外します。

灰色のタウンは、マップボードの中央より西側に散在しています。そのほとんどはアパラチア山脈の中にあり、山地の敷設コストは$5と通常より高めに設定されているため、簡単には石炭を獲得することはできません。

そこでプレイヤーは、東端にある通常の都市で収益を確保し、その利益で西進することになります。それ自体も大変な競争ですが、強力ながら限られた石炭キューブの獲得もまた激しい競合が繰り広げられることになるでしょう。

ところで今回のセッションですが、ルールを少しばかり勘違いしたプレイヤーが出て、途中で協議終了となってしまいました。このマップは強い指向性を持っていて、東の地域からから西方へ順序よく進行していかないと立ちゆかなくなってしまうのです。

中断したとはいえ、石炭キューブの壮絶な強力さはプレイした全員が感じました。かなりクセの強い常連者向けのマップです。次はぜひちゃんと最後までプレイしたいものです。
http://www.boardgamegeek.com/game/23189


レポートは以上です。

一之江ゲームクラブといえばやはり「18xx」で、実際、参加者の多くはそれらをプレイするために集まります。しかし主宰者の atogさんは、この「蒸気の時代」をもう一つの軸にしたいとチカラを入れていまして、今後の例会でも少なくとも1卓は立てようという方針を表明しています。

もちろん希望者数しだいではありますが、定期的に「蒸気の時代」を確実にプレイする希少な場の維持に、僕としては今後ともぜひ協力したいと考えております。

本日はお疲れさまでした>参加者各位
またぜひ参加させてください。moon Gamer