moon Gamer - ボードゲームブログ

テーブルゲーム(ボードゲームやカードゲーム等々)と、その周辺の話題を中心にした個人ブログです。

タグ:ボードウォーク

9日(日)は、月島で開催されたボードウォーク・コミュニティの1月例会に参加して来ました。
相変わらず落ち着いた人の多いサークルですな。いや、どこと比べてというわけではありませんよmoon Gamer
寝不足の上に寝坊して会場には1時間遅れで到着。いつもより少し狭い会場でした。

Carcassonne die Stadt (カルカソンヌ:ディ・スタッド) / Hans im Glück

スタンダードなゲームならボードウォークに限ります。4人。

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熟練プレイヤーによる「カルカソンヌ」のしっかりとした打ち回しを堪能させていただきましたよ。勉強になるなぁ。

ただ、ゲーマーさんが集まると、「ディ・スタッド」は相当にきついゲームになることもわかりました。相手に得をさせないようお互いに牽制し合っていると、場が長時間に渡って膠着する状況が頻繁に現れるようになります。これはこれで緊張感があって悪くはないのですが、お手軽ゲームの代名詞でもあった「カルカソンヌ」の魅力の一端が失われてしまったような気もします。当然ながら、「カルカソンヌ」により戦略的な要素を求める方には、この「ディ・スタッド」は魅力的なアイテムになるでしょう。

ちなみに、僕が袋小路でやったように、あんまり細かいことを気にせずに、どんどん壁を作っていくようなプレイスタイルもまた楽しいので、それはそれでアリかと。

The Settlers of Zarahemla (ザラヘムラの開拓者たち) / Inspiration Games

カタンのバリエーション。4人。

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というかカタン+αですね。「羊」が「水」になっている以外はほぼ同じ。地形タイルの枚数構成も違っているみたいですが、そこまで詳しくないのでよくわかりません。発展カードも何種類か追加されています。

他に目立った追加要素として「寺院(Temple)」があります。土と鉄で寺院に自分のタイルを1個置くことが出来ます。これ自体は特に得点がありませんが、最もタイルを置いたプレイヤーは2点が入ります(騎士賞や道賞と同じ)。

カタンに詳しい人の意見を聞くと「オリジナルを元に細かい調整がされていて面白い」とのこと。ただ、カタンに代わりにこれをやるかというと微妙なようです。僕はといえば、何年かぶりにリアルでカタンをやって、なかなか新鮮でしたよ。負けたけど面白かったなぁ。
http://www.boardgamegeek.com/game/6778

HoneyBears (ハニーベアー) / Piatnik

まったく今年何回目だよmoon Gamer 3人。

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そんで勝ったよんmoon Gamer

3人でも4人でも5人でも普通に面白いって意味では貴重なゲームだと思いますね。遊んだ後に「とても面白かったです」と声をかけられて、もうそれだけで寝不足を押して月島に来た甲斐があったというものです。

Collide-O! / Playroom Entertainment
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ボードウォークではそれほどプレイされないアクションゲームがエントリーされました。5人。写真はインスト風景なので小さめに。

カードは3つの段になっていて、それぞれに色が描かれています。一つの段に複数の色が描かれていることもあります。場にこのカードを1枚だけ裏向きに置いて、残りの全てのカードを全プレイヤーに均等に配りきります(余りは使わない)。各プレイヤーはそれを自分のデッキにして、そこから5枚のカードを取って手札にします。場のカードをオープンしてゲーム開始。

手札にカードを場札にくっつけるように1枚置いて、左右に伸ばすようにカードを置いていきます。もちろんこれはリアルタイムで早い者勝ちです。

場札として出す際にはルールがあって、写真のように「2つの段」の色を合わせるようにして出さなければなりません。複数の色の段であれば、その一部が合っていれば問題ありません。場札は左右に伸びていますので、その両端のカードだけが手札から付ける対象となります。

1枚出したら自分のデッキから1枚引いて手札を5枚にします。いち早く手札を残り1枚にしたらそのプレイヤーの勝ちです。他にも間違った時にカードを出した時にクレームを付けるルールとかあります。

面白くて盛り上がりましたが、カードの色が極彩色なので目が疲れましたmoon Gamer

Apples to Apples (アップル・トゥ・アップル) / Out of the Box
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前のゲームにあまりに疲れたので、気分転換にと「アップル・トゥ・アップル」を遊ぶことに。もはや説明不要の定番ワードゲームですね。

で、わりとあっさり勝ってみたりmoon Gamer

Im 80 Tagen um die Welt (80日間世界一周) / Kosmos

本日最後のゲームをエントリー。5人。

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ボードウォークでは、ちょっと古めのシンプルなゲームが好まれる傾向にあって、実はそんなに新作は持ち込まれていません。でも僕は例会に参加するたびにこっそりと新しめのゲームを試しに持ち込んで、みなさんの反応をうかがって見てたりします。

で、こいつはビンゴ。「これは新作だからやりたい」というリクエストが入ったので遊んでみました。個人的には2回目のプレイになります。前回のレポートと簡単なルール紹介はこちらの記事にて。

どこかで見たようなアイデアを小ぎれいにまとめただけのような作品ではありますが、その集約方法がなかなかうまくて、遊んでいて小気味よく感じます。複雑にしようと思えばいくらでも出来そうな内容なのですが、そこらへんの折り合いをうまくつけて難易度の調整をしたデザイナーのセンスが光る佳作です。

革新的なアイデアを求める方には向きませんけれども、そうでなければ最後まで悩ましくて緊張感あふれるドラマチックな展開を楽しめることでしょう。同卓の方々には大変に好評でした。

レポートは以上です。
体調のこともあり、定刻より少し早めにあがりました。ようやくボードウォークの方々の嗜好がつかめてきたような気がしますね。

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12日(日)は、ボードウォーク・コミュニティーの12月例会に参加してきました。そろそろいいかな? ということで、今回から撮影開始(でもカメラは不調…)。

Tripla (トリプラ) / Whowins

気に入ったゲームは何度でもやります。ということで今日もトリプラ。4人。

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というか、前2回のゲームではセットアップルールが間違っていまして、今回初めて正しいルールで遊びました。

正しい環境下では、序盤から$100以上のお金が飛び交う激しい展開になりますし、ビルも建っては消えて行きます。そうかー、これがトリプラ本来の姿だったのねーmoon Gamer

で、ダイスの目に恵まれず、他のプレイヤーのトリプラビルに貢ぎ続けたおかげで、3周を過ぎたあたりであえなく破産moon Gamer もちろんビリでした。

何となく思ったのですが、セットアップにトリプラビルを各プレイヤーごとに1個ずつ(計4個)建てるだけのゲーム(僕が間違っていたセットアップルール)の方が何となく自分に合っていたような気がします。負け惜しみにしか聞こえませんか。そうですか(笑)。まぁ、また別のゲーム会で遊んでみます。

マギ / グランペールプロジェクト

前日に購入したばかりの「マギ」をエントリー。5人。

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で、こりゃものすごい勢いで酷評されてしまいましたとさmoon Gamer ボードウォークは、「タキ」などの軽量ストップ系ゲームに馴れている人たちが多く、やや手順が煩雑で特殊効果の多い「マギ」を受け入れがたかったようです。1ディールやっただけでゲームに対するクレームの嵐が吹き荒れまして、しょうがなくそこで強制終了となりました。

決して複雑なゲームではありませんが、「マギ」をインストするのは何かと大変なんです。ウノやタキと似て非なる概念がいくつかあり、それをきちんと説明するには、ストップ系ゲームにはちょっと相性の悪い「フェイズ」という手順分解システムを利用しなければなりません。これが意外に手間がかかります。

フォローするわけではありませんが、僕は「マギ」はそんなに悪くないと思っています。ただ、結局のところストップ系ゲームに何を求めるかの差異で「マギ」の評価が決まってしまうことも多くあるでしょうね。少なくとも、「一度にたくさんカードを出して一発逆転する爽快感」や「1ディールだけで誰でも楽しめるお手軽感」を期待すると肩すかしを食らいます。

いずれにせよ、僕はまだこのゲームの魅力がよく理解しきれていないような気がしますので、また別のゲーム会に持ち込んで反応を見てみることにしましょう。
http://ejf.cside.ne.jp/review/magi.html

妖精奇譚~FairyTales / 遊宝洞

思惑が錯綜する中、「妖精奇譚」をエントリー。4人。

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4人でしたが、いきなり上級ルールを導入。ゲーム馴れしている人たちだったので、ほとんど問題なかったです。

今回、とても印象的だったのは、初めて「妖精奇譚」をプレイしたお2人の方が、このゲームをいたく気に入ってもらえたことです。これまで、何だかはっきりしない評価が多かったので、ここまで明確に好意的な反応があると何だか嬉しいですね。

もっとも、もうひとりの方(妖精奇譚プレイ経験者)は、やっぱりいまひとつの反応でしたけれども。ここまで評価がはっきり割れるゲームというのも、ありそうでないものです。こいつもまだまだどっかに持ち込んでやってみます~

Domemo (ドメモ) / Ravensburger

時間つぶし的に「ドメモ」が立ちました。

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実は遊んだのが初めてmoon Gamer インディアンポーカー系というか推理系というか。検索したら、「ドメモ」の詳しいルールが書いてあるブログがあったのでトラックバックしておきます。

Spooks (スプークス) / Steve Jackson Games

スプークスの卓が立ちそうだったので入りました。5人。

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テーマはいちおう「幽霊屋敷からの脱出」ですが、ようするにこれもストップ系です。つまり、捨て山の一番上にカードを出して行き、手札を最初に無くしたプレイヤーの勝ちというカードゲームです。

最後にプレイされたカードによって次に出されるカードの条件が決まり、それを満たすカードが出せなければ、カードのスートごとに定められたペナルティが発生します。ペナルティは、単にプレイする機会を失うだけの軽いものから、他のプレイヤーからカードを1枚ずつもらうなど、重いものもあります。

以前、別のゲーム会で「スプークス」をプレイした時は、何だかよくわからない反応でした。今回は5ディールのゲームでしたが、同様に反応はばらばらでした。若干、スコアリングルールが大ざっぱ過ぎるような気がするのですが、どうでしょう? このゲームにハマっている人たちもおり、それはそれで何となくわかるような気がします。
http://ejf.cside.ne.jp/review/spooks.html

Razzia (ラッツィア) / Ravensburger

こちらは元祖(?)の「ラッツィア」。な~んと8人プレイ♪

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「ラッツィア」は人数が多いほど面白いです。今回は最大人数の8人でプレイする機会に恵まれました。

6ヶ所あるギャンブル場にお金がばらまかれます。そのどこか1ヶ所に対応したギャンブラーか警官を手札から1枚選び、全員一斉にオープン。

もしギャンブラーが1人だけなら、そのギャンブル場のお金は総取りです。複数のギャンブラーがいれば、相談して分け前を分割するか、あるいはサイコロ勝負で決着をつけます。

警官が踏み込んだ場合、そのギャンブル場にギャンブラーがいなければ何も起こりません。しかしギャンブラーが1人でもいれば、そのギャンブル場のお金は警官のものになります。複数の警官がいれば、交渉かダイス勝負で分け前を決めます。

このゲームは10年ぶりくらいに遊びました。ルールを忘れまくりでインストしてもらいながら思い出しましたよ。これはバッティング系ゲームとして最高に面白いゲームのひとつです。ただし8人限定ってことでひとつmoon Gamer
http://ejf.cside.ne.jp/review/razzia.html

Die Weinhändler (ワイン商) / AMIGO Spiel

本日の〆に「ワイン商」を遊びました。4人

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今回は競りの相場が低く、カードが回ってボーナス獲得合戦になりました。

僕はいつものように「着実に1点ボーナスを積み上げる」プレイをしていたのですが、ワインセラーに4点ボーナスが飛び交う展開に点数を引き離され、こりゃあかんということで、中盤過ぎから競りに積極的に介入してカードを収集し、高いボーナスを獲得することを目指します。

後半になってやっと相場が上がって、勝負は一気に細かくなりましたが、最後は2点差くらいで惜しくも2位に終わりました。

レポートは以上です。例会の終了時間には少しありましたが、早めに帰宅しました。

今回の例会には、初参加の女性会員がいたのが、ボードウォーク的にはちょっと珍しかったかも。でも何か、歌を歌いながら楽しそうにカタンを打っていましたけどmoon Gamer 今度、袋小路にスカウトしてみようかしら(笑)。

帰りの電車では、ご一緒した某氏とたくさんのゲーム談義やらなんやらで楽しい時間を過ごしました。

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14日(日)は、ボードウォーク・コミュニティーの11月例会に参加してきました。

※このゲーム会では撮影はしないことに決めました。用意できる外箱の写真だけ並べておきます。

プーさん ハニーコレクション / やのまん

家族で遊べるお手軽なバースト系カードゲーム。意外と楽しめました。
http://www.yanoman.co.jp/card_game/pooh/

Geschenkt (ゲシェンク) / AMIGO Spiel
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初めて勝ちましたmoon Gamer やっぱりこれはチップコントロールゲームですな。
http://ejf.cside.ne.jp/review/geschenkt.html

Viva Pamplona! (ビバ・パンプローナ!) / FX Schmid
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プレビューはこちら

あまり細かいことにこだわらず、ダイス運とカード運の波を楽しむのがよろしいゲームかと。ただ、スタートプレイヤーは毎ターンずらした方がいいんじゃないかという意見多数。

Taki (タキ) / Shafir

ボードウォーク・コミュニティーでは、特定ゲーム大会が2ヶ月ごとくらいに開催されます。今月は「タキ大会」でした。

「タキ」は「ウノ」のような、いわゆるストップ系のカードゲームです。「ウノ」をさらにスピーディにして、展開に流動性を持たせており、「ウノ」より面白いという人がたくさんいます(僕もそう思います)。

僕が参加した予選卓で順位は2位となりましたが、点数の関係で惜しくも決勝卓には進めませんでした(次点)。「タキ」はかなり久しぶりに遊んだこともあってルールも怪しかったのですが、最後は夢中になって遊んでいました。今度はきちんと練習してから参加したいですね(次大会は来年の5月だそうです)。
http://ejf.cside.ne.jp/review/taki.html

Cloud 9 (クラウドナイン) / Out of the Box
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変則バースト系ゲーム。6人で2ゲーム遊びました。
http://ejf.cside.ne.jp/review/cloud9.html

Die Weinhändler (ワイン商) / AMIGO Spiel
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またまた遊びました。今まで僕からインストを受けて遊んだ方、申し訳ない、ルールの一部が違っておりましたmoon Gamer 「カードをビッドしないでパス」した場合、2枚オープンして値段の安い方を手札に入れますが、高い方は山札の一番下に入れるのでした。

こうすると、値段の高いカードがどんどん下にたまって、後半戦でかなりワイン相場が高くなるのです。これによってますますこのゲームが好きになりました。本当によく出来た面白いゲームだと思いますね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/dieweinhandler-amigo.html

Ave Caesar (アベ・カエサル) / Ravensburger
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最近リメイクが決まった「アベ・カエサル」を久しぶりに遊びました。

個人的にはかなり苦手なゲームで、今回は4レース中3レースが最下位というていたらくでした。もっとずーずーしくコース取りをしないととても勝てませんね。

ただ、最下位プレイヤーを、単に場を盛り上げるために叩きまくるってのはどうなんだろう… これはこのゲームに限ったことではなく、このサークルで何回か経験した不思議なノリですけど、どうもこれだけはちょっと馴染めないです。
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~hourei/game/report/020817.html#avecaesar

他にも僕が持ち込んだ「ブームタウン」や「パンゲア」も、他の会員さんたちに遊ばれていました。やりたかったなぁ。

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12日は、ボードウォーク・コミュニティの月例会に参加してきました。

で、いきなり余談ですがmoon Gamer

この日は何だか朝から体調が悪く、電車の中でずっと頭痛に悩まされました。おかげで電車の乗り換えは間違えるわ、精算で行き先駅を勘違いするわで、もう何が何やら…
ところが会場に着いてゲームを始めたら、すっきり治ってしまいまして… というか、帰り道まで頭痛だったことすら忘れていました。
何で帰り道にそれを思い出したかと言うと、また頭痛が始まったからなんですね(;゚-゚) うー。

※ボードウォーク・コミュニティではまだ新顔ですので、今回も写真撮影は遠慮しました。でも写真が無いと寂しいしわかりにくいので、ボックスの写真だけ掲載しました。
※会場には袋小路で一緒に遊んだふかいさんがいました。髪型が変わっているから最初はわかんなかったよmoon Gamer

ピラミッド・ピラミッド / ホビーベース
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会場に着くと、いきなり「ピラミッド・ピラミッド」の卓が立ちそうだったので混ぜてもらいました。

袋小路で遊んでナニだったので、今回はどうなることやらと思っていたのですが… あれ? 面白いじゃんこれ(殴)。

すいません、ちゃんと考えてやると、普通に楽しめるゲームでした。傑作とまでは言いませんが、よくまとまったゲームだと思います。

クク大会
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ボードウォーク・コミュニティは、2ヶ月に1回くらいの割合で、特定ゲームの全員参加大会が開催されます。今月は「クク大会」。1993年から毎年9月に開催されているそうです。

ククは久しぶりだったのですが、やっぱりこのゲームは楽しいですね~ 大会は2時間ほど行われ、僕の成績の方は真ん中くらいでした。

Fischers Fritz(漁師のフリッツ) / Amigo
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少しの時間つぶしに「漁師のフリッツ」をリクエスト。

最も単純な部類に属する記憶系ゲームなんですが、何でこんなに楽しいんでしょうかmoon Gamer これからもあちこちに持ち込むことにしましょう。みなさん、どうぞ遊んでください。

The Penguin Ultimatum(ペンギンだもの) / Eight Foot Llama
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先日プレビューした「ペンギンだもの」をさっそくプレイ。

で、見た目とは裏腹に何だかものすごくおもーいmoon Gamer 変化の筋が多く、得点の機会が限定されているので、少ないチャンスに大きく稼ぐにはどうしたらいいかをあれこれ悩むことになります。

今回のゲームは、いち早くこのゲームのシステムを理解したプレイヤーのぶっちぎり勝利。なるほどー、そういうふうにカードを捌くものなのかー、と感心することしきり。

Victory & Honor(勝利と名声と) / Jolly Roger Games
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これも先日プレビューしたカードゲーム。ルールを読んだだけでも、かなり変則的なゲームだとはわかっていたのですが、実際にやってみても馴れるまで相当に時間のかかりそうだなと思いました。

他のプレイヤーの方もそう思ったようで、今回はお試しに3ラウンドだけプレイして終わりにしました。手番があちこちに飛びますし、さらにいろいろな判定が入り組んでいるので、確かに何回かやらないと、単にカードの出し合いに終始してしまいますね。

でも、ゲーム自体のポテンシャルはとても高いということだけは、みなさんに理解していただけたようです。ぜひどこかで再戦したいですね。

Billabong(ビラボング) / Amigo
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これ、理詰めゲームの傑作じゃないでしょうか? エリック・ソロモンの美しい仕事のひとつだと思います。

ようするに古典的な伝統ゲーム「グラスホッパー」の変形なんですが、実によく考えられています。というか、考えさせられますmoon Gamer

Korsar(コルセア) / Heidelberger
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最後は、クニツィア先生の「コルセア」をプレイ。商戦を海賊船で討ち取って取り合うカードゲーム。

クニツィアお得意の「1枚引いて1枚出す」だけのゲームなのですが、手番開始時の判定に妙があって、最後まで決して楽にはならずに、結局はぎりぎりの攻防戦になるジレンマを強いられます。いや、楽しいゲームでした。

僕がプレイしたゲームレポートは以上です。おかげさまで本当に楽しい1日となりましたmoon Gamer

ところで、今回たくさんのゲームを持ち込んだのですが、それらのいくつかが他の会員の方に遊ばれていました。その中から、残念ながら僕が参加できなかったゲームについてちょっとコメントなど。

Mixx(ミックス) / Drei Magier
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このゲームは2回ほど立っていました。
ちょこっとだけ眺めていたのですが、やはり和気あいあいとしたプレイになっていたようです。

Fab Fib(ファブ・フィブ) / Kidult
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ブラフゲームの「ファブ・フィブ」も、かなりの大人数で立っていました。
楽しそうな笑い声が聞こえていましたので、たぶん大丈夫だったのかな? ククの後ではちょっと厳しかったかもしれませんねーmoon Gamer

Korsar(コルセア) / Heidelberger

僕が参加した以外でも1卓立っていました。

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ボードウォーク・コミュニティーの8月例会に行ってきました。ここは1986年に設立された歴史あるゲームサークルです。サークルの主催は、あの「たほいや」で有名な高橋浩徳さんです。高橋さんには、パソコン通信時代(今は亡き日経MIXやナツメネット上)からオンライン上でお世話になっていますが、ボードウォーク・コミュニティーに参加するのは今回が初めてです。オフラインで高橋さんにお会いするのも10年ぶりでした。
※初参加でしたので、みなさんに失礼が無いよう写真撮影は遠慮しました。

ミッキー&フレンズ 5リンクス(やのまん)

まずは軽いカードゲームから。ミッキーマウスなどディスニーキャラをうまく場に5種類出せたらミッキーコインをもらえます。シンプルなルールですが、パーティゲームとして家族で楽しむことも、勝敗にこだわったプレイも可能な良作です。

頭脳絶好調(Einfach Genial/Kosmos)

クニツィア節全開バリバリのアブストラクトゲーム。ゲームというよりパズルに近いですが、もちろん相手のことも考えてプレイしないとダメです。コツがつかめるようになると、細かな戦術の積み重ねが悩ましくも楽しくなります。いいゲームでした。
僕が他の卓にいる間にも他のメンバーで卓が立っていたようで、やはり新作はどこでも人気がありますねmoon Gamer

ゴールドディガー(Gold Digger/Out of the Box)

こちらもクニツィア作のカードゲーム。6つの鉱山から金を掘り出してその所有権を主張します。しかし権利トークンは3つしかないし、一度トークンを置くと動かせないのでタイミングがとても重要です。15分もあればサクサク終わる小品。ちょっと軽すぎかな?

アルハンブラ(Alhanbra/Queen)

もう何回目のプレイだか忘れたくらいやっているアルハンブラ。でも未だにうまくありませんmoon Gamer 今回もダントツの最下位に終わりました。う~ん…

Moods(日本語改造版/Hasbro)

場には「怒って」「子供っぽく」「笑いをこらえながら」「セクシーに」というような「雰囲気」を表すカードが何枚か置かれており、これがまず秘密裏にランダムに選ばれます。さらに別途ランダムに選ばれたセリフを、先ほど指定された雰囲気で読みます。恥ずかしがってはダメですmoon Gamer
他のプレイヤーは、それがどのような雰囲気だったかを予想して、それが当たったらポイントになります。つまりプレイヤーに演技力が必要になるのです(!)。パーティゲームの中でも異色のゲームでしょう。セリフ読みはさすがにちょっと恥ずかしいですけど、慣れるとクセになりますね(笑)。このゲームの愛好者がたくさんいるというのもうなずけます。

この窓どの窓?(Meister Schreiben Kleister/Amigo)

親が引いたカードに書かれた四角形と同じ大きさの四角形を探すゲーム。これはものすごく単純ながらめちゃめちゃ面白かったです。こういう意外な出会いがあるから僕はテーブルゲームをやめられないのですmoon Gamer
※8/10補足:やっとゲーム名がわかりました。

ゼロ(ZERO/Berliner)

手札のカードに書かれた数字の合計値をなるべく少なくすることを目指すゲーム。これもクニツィア作。手札を9枚ずつ配り、場に5枚表に並べます(残りのカードはこのラウンドには使いません)。自分の手番で、手札と場札を1枚交換できます。これをやりたくなければ机をノックしてパスします。2回目のノックがあったらもう1巡してラウンドは終了してスコアを計算します。同じ色のカードか同じ数字のカードが5枚以上があれば0点とカウントされます。シンプルなルールと適度な悩ましさはさすがクニツィア先生ですね。

ダンプフロス(Dampfross/Queen)

鉄道ゲームの古典的名作。実はこれまでプレイする機会に恵まれなかったゲームだったのですが、やっと遊ぶことができました。運の要素がかなり強めではありますが、線路引きとレースが渾然一体となって進行する独特の雰囲気がいいですね。レースのダイスふり合戦は燃えます。
ゲームの方は、序盤で線路引きをしくじったのですが、後半に何とか盛り返して2位に。

アップ・ザ・リバー(Up the river/Ravensburger)

空いた時間にちょこっとやったゲーム。実はこれも初プレイ。3人プレイでけっこう楽しめました。1隻沈んだけどmoon Gamer

ラッキーファイブ(Lucky Five/FX Schmid)

本日最後は、ダイス+カードゲームの「ラッキーファイブ」をやりました。ゲームとしてはそれほどの出来ではありませんが、ギャンブルゲームのですので、ノリよくプレイすればとっても楽しく遊べます。今回は一発勝負をダイス運だけで乗り切って大逆転勝ちを拾いましたmoon Gamer

ということで、楽しくてあっという間に時間が過ぎ去りました。参加者は一番多い時で18名前後だったと思います(最大4卓立っていました)。ボードウォーク・コミュニティーは、参加者の平均年齢がやや高めで、そのためか落ち着いた感じのゲームサークルです。また機会があったらぜひお邪魔しようかと思っています。

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