moon Gamer - ボードゲームブログ

テーブルゲーム(ボードゲームやカードゲーム等々)と、その周辺の話題を中心にした個人ブログです。

タグ:ワイン商

9日(水)は、秋葉原イエローサブマリンにて行われた「水曜日の会」に3週間ぶりに参加しました。「水曜日の会」について詳細は、mixi のコミュニティでどうぞ。

[ コミュニティ:テーブルゲーム始めました。]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=223467
※mixi 内にジャンプします。mixi に参加されている方のみアクセス可能。

「水曜日の会」は、テーブルゲーム初心者・未経験者歓迎のオープンなゲーム会です。平日ですが、夜の9時までやっていますので、興味のある方はぜひどうぞ。今回もたくさんのゲームがプレイされていましたが、このエントリーでは僕の遊んだゲームについて簡単にレポートします。

Kardinal (カーディナル) / Holzinsel moon Gamermoon Gamer

アブストラクトな積み木ゲーム。4人。

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カラフルでパズルライクな思考ゲームです。まず場に大聖堂と枢機卿コマが置かれた状態でゲームは開始されます。

各プレイヤーは「家」「塔」「広場」の建物を2つずつ持っています。自分の手番では、この建物のうち1個を場の建物に隣接するように置きます。置いた状態によって得点が入り、最終的にそれが最も多いプレイヤーの勝利となります。

建物の配置にはたくさんの制限があります。「塔」「広場」は「家」に隣接していなければなりません。同じ種類や同じ色の建物と隣接してはなりません。直前のプレイヤーが配置した種類の建物も配置出来ません。

建物が配置可能な時には必ず配置しなければなりません(不可能であればパスします)。建物を配置したら枢機卿コマを移動させることが可能です。枢機卿は建物に隣接していればどこにでも再配置可能です。枢機卿はおじゃまコマで、これはいる位置には建物を配置出来ません。

がんじがらめにきつい制限の中で最善の一手を考え、次のプレイヤーを枢機卿で妨害することになります。シンプルなルールですが、なかなか良く考えられた佳作です。立体コマの見た目がとてもきれいなのもいいですね。
http://www.boardgamegeek.com/game/585
http://ejf.cside.ne.jp/review/kardinal.html

Yummy (ヤミー) / Ravensburger

「ぷよぷよに毛が生えたような」 by sirou。4人。

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どこまでもシンプルかつスピーディなカードゲーム。全てのカードを配りきって、それらを自分の山札として自分の前に置き、そこから3枚を取って手札にします。

自分の手番では、場にカードを1~3枚まで(ようするに手札の上限まで)プレイすることが出来ます。場にプレイしたカードは、同じ番号をまとめてそれぞれ列にします。プレイしたカードの列がプレイしたカードの番号と同じであれば、その列のカードを獲得することが出来ます。

1ゲーム遊んだ後に、お約束のミゼール(取ったカードが少ない方が勝ち)もやりました。
http://www.ps-hiroshima.com/board/yummy.htm

Delphi (デルファイ) / Nürnberger Spielkarten moon Gamer

ありゃ? しまったうっかり写真を撮り忘れました(汗)。

このところ僕の周囲で評価急上昇中のカードゲームです。ルールにしたがってカードをプレイし、出したカードの組み合わせを評価して順位を決定します。その順位によってポイントを獲得したり、減点されたりします。これを9回(3ゲーム×3セット)行ってポイントの多少を競います。

基本的にはカードマネージメントゲームで、かつかつな手札をやりくりしながら9回のゲームを凌ぎ切るような感じです。運の要素がやや大きめなので、そのあたりで評価が分かれるかもしれませんが、心理戦を楽しむには良いゲームだと思います。残念ながら国内ではもう販売されていませんが、海外ではまだ在庫があるようです。
http://www.ps-hiroshima.com/board/delphi.htm

Monopoly (モノポリー) / Parker Brothers moon Gamermoon Gamer

あのモノポリー。5人。

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10年以上ぶりになーんとモノポリーをプレイすることに。なぜ?(苦笑)。5人中2人がモノポリー初プレイというのも水曜日の会らしくていいですね。

ところで久しぶりにやると相場観がわけわかりません。もうカンとフィーリングで景気よく交渉していましたが、気が付けばすっからかんで全然ダメでした。ええ、ひとりだけ壮絶に破産しましたとも。でも場が立てばまたやりますよ僕は。たまにやるならいいかもね(;゚-゚)
http://www.boardgamegeek.com/game/1406

Tsuro (通路) / WizKids

チクタクバンバン。6人。

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自分のコマの前にタイルを1枚配置して、コマの前に道が出来たら行き止まりになるまで進ませます。コマがボードの端から出てしまったら脱落します。最後まで脱落しなければ勝ち。

ルールを最初読んだ時にはなんだこりゃと思いましたが、思ったよりは遊べました。コミュニケーションゲームの一種と考えるとこの軽さはアリです。ただ、そのわりには箱のサイズが大きすぎで、持ち運ぶにはちょっと不便です。
http://ejf.cside.ne.jp/review/tsuro.html

Die Weinhändler (ワイン商) / AMIGO Spiel moon Gamer

久しぶりのプレイ。4人。

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最後はこのゲームで〆ました。
場のカードを手札を使った変則的な競りで獲得し、さらに手札で「ワインセラー」を作ります。ワインセラーの作り方でポイントを獲得し、それが多いプレイヤーの勝利です。

ひょっとして今年に入って初プレイだったかも。やっぱり自分と相性抜群のゲームで、面白いセッションを堪能しました。ゲームには負けてしまいましたが、たまに引っ張りだして遊んでみたいですね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/dieweinhandler-amigo.html

レポートは以上です。
僕は午後3時くらいから参加していましたが、6ゲームも遊べて大満足です。平日にこのような充実したゲーム会があることを幸せに思いますね。またぜひ参加させてください。よろしくお願いいたします。

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12日(日)は、ボードウォーク・コミュニティーの12月例会に参加してきました。そろそろいいかな? ということで、今回から撮影開始(でもカメラは不調…)。

Tripla (トリプラ) / Whowins

気に入ったゲームは何度でもやります。ということで今日もトリプラ。4人。

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というか、前2回のゲームではセットアップルールが間違っていまして、今回初めて正しいルールで遊びました。

正しい環境下では、序盤から$100以上のお金が飛び交う激しい展開になりますし、ビルも建っては消えて行きます。そうかー、これがトリプラ本来の姿だったのねーmoon Gamer

で、ダイスの目に恵まれず、他のプレイヤーのトリプラビルに貢ぎ続けたおかげで、3周を過ぎたあたりであえなく破産moon Gamer もちろんビリでした。

何となく思ったのですが、セットアップにトリプラビルを各プレイヤーごとに1個ずつ(計4個)建てるだけのゲーム(僕が間違っていたセットアップルール)の方が何となく自分に合っていたような気がします。負け惜しみにしか聞こえませんか。そうですか(笑)。まぁ、また別のゲーム会で遊んでみます。

マギ / グランペールプロジェクト

前日に購入したばかりの「マギ」をエントリー。5人。

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で、こりゃものすごい勢いで酷評されてしまいましたとさmoon Gamer ボードウォークは、「タキ」などの軽量ストップ系ゲームに馴れている人たちが多く、やや手順が煩雑で特殊効果の多い「マギ」を受け入れがたかったようです。1ディールやっただけでゲームに対するクレームの嵐が吹き荒れまして、しょうがなくそこで強制終了となりました。

決して複雑なゲームではありませんが、「マギ」をインストするのは何かと大変なんです。ウノやタキと似て非なる概念がいくつかあり、それをきちんと説明するには、ストップ系ゲームにはちょっと相性の悪い「フェイズ」という手順分解システムを利用しなければなりません。これが意外に手間がかかります。

フォローするわけではありませんが、僕は「マギ」はそんなに悪くないと思っています。ただ、結局のところストップ系ゲームに何を求めるかの差異で「マギ」の評価が決まってしまうことも多くあるでしょうね。少なくとも、「一度にたくさんカードを出して一発逆転する爽快感」や「1ディールだけで誰でも楽しめるお手軽感」を期待すると肩すかしを食らいます。

いずれにせよ、僕はまだこのゲームの魅力がよく理解しきれていないような気がしますので、また別のゲーム会に持ち込んで反応を見てみることにしましょう。
http://ejf.cside.ne.jp/review/magi.html

妖精奇譚~FairyTales / 遊宝洞

思惑が錯綜する中、「妖精奇譚」をエントリー。4人。

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4人でしたが、いきなり上級ルールを導入。ゲーム馴れしている人たちだったので、ほとんど問題なかったです。

今回、とても印象的だったのは、初めて「妖精奇譚」をプレイしたお2人の方が、このゲームをいたく気に入ってもらえたことです。これまで、何だかはっきりしない評価が多かったので、ここまで明確に好意的な反応があると何だか嬉しいですね。

もっとも、もうひとりの方(妖精奇譚プレイ経験者)は、やっぱりいまひとつの反応でしたけれども。ここまで評価がはっきり割れるゲームというのも、ありそうでないものです。こいつもまだまだどっかに持ち込んでやってみます~

Domemo (ドメモ) / Ravensburger

時間つぶし的に「ドメモ」が立ちました。

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実は遊んだのが初めてmoon Gamer インディアンポーカー系というか推理系というか。検索したら、「ドメモ」の詳しいルールが書いてあるブログがあったのでトラックバックしておきます。

Spooks (スプークス) / Steve Jackson Games

スプークスの卓が立ちそうだったので入りました。5人。

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テーマはいちおう「幽霊屋敷からの脱出」ですが、ようするにこれもストップ系です。つまり、捨て山の一番上にカードを出して行き、手札を最初に無くしたプレイヤーの勝ちというカードゲームです。

最後にプレイされたカードによって次に出されるカードの条件が決まり、それを満たすカードが出せなければ、カードのスートごとに定められたペナルティが発生します。ペナルティは、単にプレイする機会を失うだけの軽いものから、他のプレイヤーからカードを1枚ずつもらうなど、重いものもあります。

以前、別のゲーム会で「スプークス」をプレイした時は、何だかよくわからない反応でした。今回は5ディールのゲームでしたが、同様に反応はばらばらでした。若干、スコアリングルールが大ざっぱ過ぎるような気がするのですが、どうでしょう? このゲームにハマっている人たちもおり、それはそれで何となくわかるような気がします。
http://ejf.cside.ne.jp/review/spooks.html

Razzia (ラッツィア) / Ravensburger

こちらは元祖(?)の「ラッツィア」。な~んと8人プレイ♪

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「ラッツィア」は人数が多いほど面白いです。今回は最大人数の8人でプレイする機会に恵まれました。

6ヶ所あるギャンブル場にお金がばらまかれます。そのどこか1ヶ所に対応したギャンブラーか警官を手札から1枚選び、全員一斉にオープン。

もしギャンブラーが1人だけなら、そのギャンブル場のお金は総取りです。複数のギャンブラーがいれば、相談して分け前を分割するか、あるいはサイコロ勝負で決着をつけます。

警官が踏み込んだ場合、そのギャンブル場にギャンブラーがいなければ何も起こりません。しかしギャンブラーが1人でもいれば、そのギャンブル場のお金は警官のものになります。複数の警官がいれば、交渉かダイス勝負で分け前を決めます。

このゲームは10年ぶりくらいに遊びました。ルールを忘れまくりでインストしてもらいながら思い出しましたよ。これはバッティング系ゲームとして最高に面白いゲームのひとつです。ただし8人限定ってことでひとつmoon Gamer
http://ejf.cside.ne.jp/review/razzia.html

Die Weinhändler (ワイン商) / AMIGO Spiel

本日の〆に「ワイン商」を遊びました。4人

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今回は競りの相場が低く、カードが回ってボーナス獲得合戦になりました。

僕はいつものように「着実に1点ボーナスを積み上げる」プレイをしていたのですが、ワインセラーに4点ボーナスが飛び交う展開に点数を引き離され、こりゃあかんということで、中盤過ぎから競りに積極的に介入してカードを収集し、高いボーナスを獲得することを目指します。

後半になってやっと相場が上がって、勝負は一気に細かくなりましたが、最後は2点差くらいで惜しくも2位に終わりました。

レポートは以上です。例会の終了時間には少しありましたが、早めに帰宅しました。

今回の例会には、初参加の女性会員がいたのが、ボードウォーク的にはちょっと珍しかったかも。でも何か、歌を歌いながら楽しそうにカタンを打っていましたけどmoon Gamer 今度、袋小路にスカウトしてみようかしら(笑)。

帰りの電車では、ご一緒した某氏とたくさんのゲーム談義やらなんやらで楽しい時間を過ごしました。

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14日(日)は、ボードウォーク・コミュニティーの11月例会に参加してきました。

※このゲーム会では撮影はしないことに決めました。用意できる外箱の写真だけ並べておきます。

プーさん ハニーコレクション / やのまん

家族で遊べるお手軽なバースト系カードゲーム。意外と楽しめました。
http://www.yanoman.co.jp/card_game/pooh/

Geschenkt (ゲシェンク) / AMIGO Spiel
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初めて勝ちましたmoon Gamer やっぱりこれはチップコントロールゲームですな。
http://ejf.cside.ne.jp/review/geschenkt.html

Viva Pamplona! (ビバ・パンプローナ!) / FX Schmid
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プレビューはこちら

あまり細かいことにこだわらず、ダイス運とカード運の波を楽しむのがよろしいゲームかと。ただ、スタートプレイヤーは毎ターンずらした方がいいんじゃないかという意見多数。

Taki (タキ) / Shafir

ボードウォーク・コミュニティーでは、特定ゲーム大会が2ヶ月ごとくらいに開催されます。今月は「タキ大会」でした。

「タキ」は「ウノ」のような、いわゆるストップ系のカードゲームです。「ウノ」をさらにスピーディにして、展開に流動性を持たせており、「ウノ」より面白いという人がたくさんいます(僕もそう思います)。

僕が参加した予選卓で順位は2位となりましたが、点数の関係で惜しくも決勝卓には進めませんでした(次点)。「タキ」はかなり久しぶりに遊んだこともあってルールも怪しかったのですが、最後は夢中になって遊んでいました。今度はきちんと練習してから参加したいですね(次大会は来年の5月だそうです)。
http://ejf.cside.ne.jp/review/taki.html

Cloud 9 (クラウドナイン) / Out of the Box
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変則バースト系ゲーム。6人で2ゲーム遊びました。
http://ejf.cside.ne.jp/review/cloud9.html

Die Weinhändler (ワイン商) / AMIGO Spiel
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またまた遊びました。今まで僕からインストを受けて遊んだ方、申し訳ない、ルールの一部が違っておりましたmoon Gamer 「カードをビッドしないでパス」した場合、2枚オープンして値段の安い方を手札に入れますが、高い方は山札の一番下に入れるのでした。

こうすると、値段の高いカードがどんどん下にたまって、後半戦でかなりワイン相場が高くなるのです。これによってますますこのゲームが好きになりました。本当によく出来た面白いゲームだと思いますね。
http://ejf.cside.ne.jp/review/dieweinhandler-amigo.html

Ave Caesar (アベ・カエサル) / Ravensburger
moon Gamer

最近リメイクが決まった「アベ・カエサル」を久しぶりに遊びました。

個人的にはかなり苦手なゲームで、今回は4レース中3レースが最下位というていたらくでした。もっとずーずーしくコース取りをしないととても勝てませんね。

ただ、最下位プレイヤーを、単に場を盛り上げるために叩きまくるってのはどうなんだろう… これはこのゲームに限ったことではなく、このサークルで何回か経験した不思議なノリですけど、どうもこれだけはちょっと馴染めないです。
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~hourei/game/report/020817.html#avecaesar

他にも僕が持ち込んだ「ブームタウン」や「パンゲア」も、他の会員さんたちに遊ばれていました。やりたかったなぁ。

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11/6(土)は袋小路の11月例会に参加してきました。ものすごい人でしたmoon Gamer

参加者の数が会議室の椅子の数より多かった(それもかなり)ので、レジャーシートを敷いて床でゲームが始まったり、椅子のない机で「ピット」が賑やかに遊ばれていました。みんなパワフルすぎだわ。こんな状態ですから、来月からは椅子が60脚以上ある場所に例会会場が変更されるとのことです。すげ。

とりあえず、僕が遊んだゲームについてだけレポートします。他にもたくさんの卓が立っていました。

ピーキーズ ジェンガ / トミー
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いきなりこんなのが始まりましたmoon Gamer

ルールは普通のジェンガです。ブロックはダンボール製で、これがけっこう軽いので意外と崩れにくく、わりと高い段まで積まれていました。

Geschenkt (ゲシェンク) / AMIGO Spiel
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何度目かのプレイ。ルールの改訂案をつい出したくなる脇の甘さがあると思いきや、これはこれでいいんじゃないのかねぇ(©カワサキファクトリー)。

Cloud 9 (クラウドナイン) / Out of the Box
moon Gamer

変則バースト系ゲーム。コンポーネントがまたいい感じで、とても気に入りました。

Halli Galli (ハリガリ) / Amigo
moon Gamer

…に、早押し機を導入してみましたが、いかがだったでしょうかmoon Gamer

Circus Maximus (サーカスマキシマム) / GMT
moon Gamer

先日プレビューして、たくさんんのコメントをいただいたゲームをプレイ。やー、これは面白いレースゲームだったですよ。

基本的なジレンマの傾向は「アベ・カエサル」系統なんですが、このゲームの場合は、ほとんどの情報が公開されていますので、とてもテクニカルなプレイングを要求されますね。基本はもちろんコースのつぶし合いです。

今回は初プレイだったために勝手がよくわからず、先行していたプレイヤーを止められずに勝たせてしまいましたが、次回からはもっと違った展開になるでしょう。再戦希望~

Das Prestel Architekturspiel (建築物ゲーム) / Prestel Verlag
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アクションゲームな建築ゲーム。基本はとても単純な絵合わせゲームなのですが、デッキの構成を記憶することが重要だったり、リアルタイムに決める順番の妙などがあって、なかなか楽しいゲームです。

Wheedle(ウィードル) / Out of the Box
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やっとプレイする機会に恵まれました。結論から書くと、素のままで全然問題ないレベルの面白いゲームでした。場のカードとの交換は当然有効として、それを「ストップ」にどうやって最短距離でつなげてゆくかを考えるゲームだとすれば、実によく出来たゲームだと思います。

「ウィードル」は、いわばクニツィア版「ピット」ですが、「ピット」よりも早く静かに終わるので、僕の年代ではこっちの方が合っているような気もしていますmoon Gamer

Dots (ドット) / Adlung
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このゲームは少し前に購入していまして、ルールを読んだきりで奥にしまわれていました。今回、カワサキさんの持ち込みで初プレイ。

…で、すげー面白いんですけど。場のカードの「○」を数えるだけのアクションゲームなのに、これはいったい何事なんでしょうか。ゲームの内容が内容だけに万人にはとてもお勧めできませんけれども、アクションゲームが少しでも好きであれば、話のネタに一度はやってみましょう。

Campanile (カンパニーレ) / Blatz
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最も高い塔がどれになるかを賭けて、最終的にポイントを競うゲーム。これは気に入りました。

カードの補充と賭け方にシバリがあり、それがなかなか面白い味になっています。時間が意外にかからないわりには悩ましさは一級品ですので、何度も遊べそうなゲームだと思いました。

Die Weinhändler (ワイン商) / AMIGO Spiel
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これも何回目かのプレイ。このところ最もハマっているゲームです。

今回は、競りの相場が総じて高かったので、あまり無理して場札を取りにいかず、他のプレイヤーの動向を見ながら手札を調整することに終始しました。ボーナスも1点を確実に取りに行く堅実プレイをした結果、何とか勝利を収めました。

Falling (フォーリング) / Cheepass
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プレイヤーはなぜか高度何千メートルかから落っこちているところから始まります。出来るだけ地面に落ちるのを遅らせたプレイヤーの勝ちというアクションゲームです(勝っても結局は落っこちるわけですけどmoon Gamer)。

ゲームは半リアルタイムに進行します。ディーラーは各プレイヤーに1枚ずつ次々とカードを配布します。その一番上のカードは1枚だけ手札にすることが可能で、それを相手に押しつけたり、自分のために使ったりすることができます。これは任意のタイミングで行うことが可能です(ただし、ルール的な制限はいくつかあります)。

あまりにも不思議なゲームなので、最初はちょっと戸惑ってしまいましたが、馴れると面白そうな感じではあります。

BOOMTOWN (ブームタウン) / Face2Face Games
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先日プレビューしたゲームを期待に胸ふくらませて初プレイ。これはかなり面白いゲームでした。素晴らしい。ゲームは惨敗でしたけれどもmoon Gamer

Zendo (ゼンドー) / Looney lab

親が作ったルールを当てるゲーム。すいません、かつて「エリューシス」にハマった身としては、似て非なるこのゲームにやや違和感がありました(勝ち負けにこだわるゲームではないことは理解してはいるのですが…)。 ※だからというわけではないですが、写真はないです…

超リレー川柳でポン / 創作ゲーム

※このゲームも写真はありません。
基本的にワードゲームが苦手なこともあり、また「たほいや(ディクショナリ)」でも感じたシステム上の疑念が最初から最後まで頭を離れず、結局ルールはよく理解出来ませんでした(終了後に聞いたルールでやっといろいろとわかったのですけれども)。

ゲーム自体はとても楽しめました。こういうゲームは性善説に基づいて単純に楽しむべきで、あまり余計なことを考える僕の方がどうかしていると思います。

他にも24人の「6ニムト」とかあったような気がする(そして負けたような気がするmoon Gamer)。とりあえずレポートは以上です。

「川柳でポン」が終了後にもまだ1時間少しの時間が余っていましたが、すでに頭の中と体力が限界にあって、他のゲームには参加はしないでぼーっと見学していました(お誘いいただいた方にはお詫びいたします…)。

「プエルトリコ」を久しぶりにじっくり見学してまたやりたくなったり、「エルフェンランド」は相変わらずきっついゲームだなぁとか思ったり、思索にふけるだけでも楽しい時間を過ごせました。

※もちろん、思索にふけっている間はずっと、すぐ後ろで「ピット」が騒々しくプレイされていましたけれども(笑)。本当にこういう環境に馴らされたらしい>自分

ということで(何が?)またこれからもよろしくお願いいたします>関係者御一同様

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24日(日)は、SGC例会に行ってきました。前日もゲーム会で少し疲れていたので、1時間少しほど遅刻しての参加となりました。

Geschenkt (ゲシェンク) / AMIGO Spiel
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ゲームとゲームの合間の待ち時間を利用して、空いたメンバーを集めて軽く「ゲシェンク」をプレイ。馴れれば10分ほどで終わりますね。チップのコントロールに失敗して負けました…( ノД`)

Empire of the Ancient World (古代の帝国) / Worflog
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「古代の帝国」は、複雑系ゲームデザイナーであるワレスがデザインしたゲームです。地政学ゲームをワレス流に料理するとこうなるよ、というような作品。今回は5人でプレイしました。

ゲームで存在する戦闘部隊(カード)の数と種類は限られていて、それを取得することがまずは重要となります。部隊を獲得するだけならコストはかからないのですが、強力な部隊は維持のためのコストを勝利得点でターンごとに支払わなければなりません。

ただし、部隊カードは戦闘で負けない限りはずっと流用することができますので、手札が強力でありさえすればかなり有利です。今回勝利したプレイヤーは、まず序盤に中立の領土を確実に確保し、それを地盤に強力な部隊カードを次々に獲得して着々と戦力を拡充した後、中盤過ぎから怒濤のごとく侵攻を開始して連戦連勝を重ねる、という理想的な展開でゲームを支配することに成功していました。そのあまりの勢いに他のプレイヤーは太刀打ち不可能と判断し、3ターン終了時に、そのプレイヤーの判定勝ちということでこのゲームは終了しました(ちなみに全4ターンです)。終了までのプレイ時間は3時間ほどでした。

「古代の帝国」は、基本的には陣取り+カードバトルです。陸戦と海戦での処理が違っていたり、陸戦は通常戦闘と要塞戦闘で処理が分かれるなど、まるでシミュレーションゲームのようなルールが並んでいます。さらに部隊ごとの勝敗判定処理がやや煩雑でありながら、必要な情報がカードに全て記載されていないなど、やや荒削りな部分も多々見受けられました。このためか、BoardGameGeek には、このゲームのプレイエイドやレファレンスがいくつも登録されています。

ただ、この煩わしい例外処理の部分が「古代の帝国」の最も派手で魅力的な部分なのです。多彩で個性豊かな部隊カードの働きを表現する手段として、ワレスがこのシステムを採用したのもまた理解出来ます。このゲームは2000年に発売されたのですが、その後のワレスがデザインしたゲーム(例えば『ルネッサンスの王子』など)に見られる洗練されたシステムの原型があちこちに見受けられます。もし今、ワレスがこのゲームをリメイクしたら、もうちょっとスマートなゲームにするかもしれませんね。

ちょっと厳しいことも書きましたが、こういうマルチプレイヤーゲームっぽい陣取りゲームをプレイしたのが久しぶりということもあって、ゲーム中はとても楽しくプレイ出来ました。ですから、全体的な印象としてはそう悪くないんです。慣れるまで時間がかかることもあって、1回のプレイだけではなかなか評価が難しい作品ですので、ルールの不明瞭な点を BoardGameGeek で確認することを前提として、今度は4人くらいで遊んでみようかなと思っています。

Die Weinhandler (ワイン商) / AMIGO Spiel
moon Gamer

あまり時間も余っていなかったので「ワイン商」をプレイ。

個人的には昨日に続いて2回目ですが、さらに場がよく見えて面白かったですね。僕と相性の良いゲームのようです。1手1手をよく考えて打たないと、勝てないどころかまともにゲームに関わることすら難しくなりかねないシビアなゲームですが、それがまた楽しいのですよ~

今例会は3ゲームだけでしたが、「古代の帝国」をたっぷり遊べたし、「ゲシェンク」も「ワイン商」も堪能したので無問題。楽しい1日となりました。
※ちなみに「ボードニムト」も他の卓でプレイされていましたが、おおむね好評のようでした。箱がむやみやたらとでかいのが玉にキズかも…

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23日は、play:game の puppi さん宅で開かれたゲーム会に行ってきました。他のメンバーは、田中ブンケイさんカワサキさんさと~さんで、総計5名でした。

Hijara / Games Above Board
moon Gamer

少し早めに着いたので、puppi さんと Hijara という思考型アブストラクトゲームを遊びました。交互に1手ずつ石を置き、同じ4つの数字(2-2-2-2など)か、連続した4つの数字(1-2-3-4)を直線状か正方形状に配置すると得点になります。石は「1」~「4」の書かれたブロックの中に置きますが、最初に置く時には「1」に、次に置く時には「2」に、というように順番に置いていかなければなりません。

決して難しいゲームではないのですが、得点パターンをチェックすることがやや面倒で、そのために見落としもよく起こります。思考型ゲームとしての水準は十分に満たしており、それなりに楽しめはしました。

Geschenkt (ゲシェンク) / AMIGO Spiel
moon Gamer

メビウス便新作のゲーム。「Mogul (ムガル) / Timbuktu)」というゲームがありますが、基本的なシステムはあれによく似ています。

まず山札からカードを1枚オープンします。カードには数字が書かれています。手番になったら、このカードを取るか、あるいはチップを1枚場に払って次のプレイヤーに手番を渡します。カードを取らないことは続くと、場にはどんどんチップが貯まります。カードを取る時には、その時点で場にあるチップも取ることが出来ます。

カードは全て「マイナス点」です。ただし、連続した組み合わせ(10-11-12など)は、その中から一番小さな数字がその組のマイナス点になります(どっちにしろマイナス点なんですがmoon Gamer)。シンプルなゲームですが、どのタイミングでカードを引き取るかを見定めるタイミングを読むのはとても悩ましく、またそれが楽しいゲームです。お手軽にたのしむにはおすすめです。

Die Weinhandler (ワイン商) / AMIGO Spiel
moon Gamer

これもメビウス便のゲーム。ワインボトルをピラミッド状に配置(これをワインセラーといいます)して、より高い得点を目指すゲームです。

ピラミッド状のワインセラーは手札からカードを出して作るのですが、その前に場札を競りによって獲得します。この競りが、アンダービッドも可能で、ビッド順位が2番目以降だとプレイヤー間でカードのやりとりをするようになっています。これがとても面白い仕掛けとなっていますね。小品ではありますが、よく考えられた作品だと思います。

Tanz der Hornochsen (ボードニムト) / AMIGO Spiel
moon Gamer

結論から書くと、このゲームは面白いです! 「6 nimmt! (6ニムト) / AMIGO Spiel」のルールをうまくアレンジして、さらに多種多様な要素を取り入れることによって、「6ニムト」システムの可能性を広げることに成功しています。

「6ニムト」がそうであるように、「ボードニムト」は勝敗に厳しくこだわるようなゲームではなく、主に場の雰囲気を楽しむゲームだと思います。とにかく悩ましくて楽しいです。「6ニムト」が好きな方は、ぜひ遊んでみてください。

今回は参加メンバーに大いにウケたこともあって、このゲームは2回も遊ばれました。

Der Untergang von Pompeji (ポンペイ) / AMIGO Spiel
moon Gamer

本日最後のメビウス便新作ゲーム「ポンペイ」。えーと、何というか「魔ゲーム」でした。

前半はカードによってボード状にコマを配置します。後半は火山が噴火するので、溶岩を避けつつ、前半で配置したコマをポンペイの街から逃がします。より多くのコマを逃がしたプレイヤーの勝ちです。

ゲームとしてはそれなりにまとまっていますし、楽しかったことには違いないのですけれども、どうもテーマがテーマだけに少しだけ後ろめたくて気が重い気がしました。23日は現実の世界でも地震が何回も起きたりしていますので、そこらへんが影響しているかもしれません。もう1回くらい場とメンバーを変えてプレイしてみたいと思っています。

Laguna (ラグナ / ラグーン) / Queen
moon Gamer

カワサキさん持ち込みのアクションゲーム。ゲームボード周囲にある島から真珠(ビー玉ですmoon Gamer)を「いかだ」に乗せて、それをゲームボード中央にある火山に放り込むことが目的です。真珠には色があり、自分の色のついた真珠を4個火山へ放り込めば勝ちです。

特徴として面白いのは「いかだ」の操作方法です。「いかだ」には6個の穴が空いており、そこに2~4個の真珠を積むことが出来ます。真珠を積んでいない穴はゲームボードに描かれた海のマスが見えています。ここがポイント。海のマスには岩礁や矢印が書かれているマスがあります。

自分の手番では「30秒」の時間が与えられています。手番の最中に、「いかだ」上の真珠は自由に配置を変更することが出来ます。そして移動も上下左右のマスに自由に移動出来るのです(!)。しかし、「いかだ」が移動した先で、その穴から岩礁のマスが見えてしまったら座礁してしまい、手番は強制的に終了してしまいます。

つまり、岩礁のマスが「いかだ」から見えないように真珠の位置を変更しながら移動することになります。簡単なようで、これは本当に難しいんですよmoon Gamer 他にも細かいルールがありますが、主眼となるのはどう考えてもこのリアルタイム移動ルールにあります。

アクションゲームなので、もちろん人を選びます。僕はもう面白くてしかたがありませんでしたmoon Gamer 残念ながらもう入手難となってしまっているゲームのようですが、ぜひ手に入れたいです。

Santiago (サンチアゴ) / AMIGO Spiel
moon Gamer

ご存じプランテーション開発ゲーム。発売から1年ほどたちますが、僕はこのゲームのインストをしたことはありますが、実際にプレイするのは今回が初めてです。

こういうテクニカルなゲームの場合、僕は初プレイでボロ負けすることになっていますmoon Gamer 案の定、ぶっちぎりでビリでした。でもこのゲームの面白さもかなり理解できました。次はがんばるぞっ。

ランドウンタラー / カワサキファクトリー
moon Gamer

カワサキさんの自作ゲーム♪ テストプレイに参加しました。現在の時点ではまだルールに荒削りな部分が感じられましたが、ブラッシュアップすればかなり有望なゲームになるポテンシャルを持っていると思いました。カワサキさんの手腕に期待します。

Crokinole (クロノキール / 闘球盤)
moon Gamer

本日の〆に「クロノキール」を遊びました。これは伝統的なゲームの一種です。日本では古くから「闘球盤」の名前で楽しまれています。ルールのバリエーションにはいろいろあるようですが、今回は puppi さんが購入したメーカーのルールで遊びました。個人的にはとても楽しいゲームだと思うのですが、あの専用盤をもっと手軽に扱えるようになればなー、と。

以上です~ 朝から晩までたっぷり遊びました。夕食代わりのピザを食べながら、いろんなことをおしゃべりしたのがまた楽しかったですね(微妙な話題もありましたけどmoon Gamer)。ゲーム中に何回も地震に見舞われたのはちょっとビビりました…

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