moon Gamer - ボードゲームブログ

テーブルゲーム(ボードゲームやカードゲーム等々)と、その周辺の話題を中心にした個人ブログです。

タグ:同人ゲーム

Game Market 2013 Spring

個人的には初ビッグサイトです。コミケは晴海の時代に卒業しているし、仕事関連のイベントは出不精なので他人任せだったもので。開催場所が変わったことによる影響はといえば、以前の浅草に比べて電車に揺られる時間が10分ほど延びたくらいでしょうか。

[Game Market 公式サイト]
http://gamemarket.jp/

今回は午前 10 時の開場前から並ぶつもりで早起きしたのですが…

このツイートを読んで早々に諦めて二度寝しましたw
結局、会場に入ったのは 11 時半くらいだったかと思います。以下、購入したものを淡々と。

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右の写真が今回のゲームマーケットで手に入れたもの全てです (ゲームではないものも混じってます)。

今回は事前の調査もあまりせず、予約もひとつだけだったのでこれだけでした。手提げのカバンに入れて持ち歩いていたので、それでも重かったですけれど。

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こちらは「波間のかけひき (卓番号:504)」で販売されていたフォント集です。会場に入って最初に向かったのがこのブースでした。さいころフォントに一目惚れしまして、これがどうしても欲しかったのです。

で、さっそく、この記事のタイトル画像にも使わせていただいております。"2013" のフォントは NKS17 D8 Faces: White という名前の 8 面体ダイスフォントを少しだけ加工したものです。思った通りの素晴らしいフォントですねえ。これからも活用させていただこうと思います。

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Twitter でも話題に上がっていた「New Games Order (卓番号:21)」の「ビッグ・チーズ (The Big Cheese)」日本語版です。

オリジナルのチーパス版を持っているので購入するつもりはなかったのですが、金属製のパッケージがあまりにもおいしそうなチーズだったので衝動買い。

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その「チーズ」は中身もぎっしり詰まっていました。これは詰める作業がけっこう大変だったんじゃないかなあ。

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ゲムマ常連のカワサキファクトリーは、ブースではなく「500円ゲームズ (卓番号:622)」へ委託販売する形で参加していました。その作品が「テトラコンボ」です。今回、僕が予約した唯一のゲームでもあります。

右の写真は、箱に入っていたカラフルなコンポーネント一覧です。写真には写っていませんが、この他にもちろんルールシートも入っていました。

余談ですが、このゲームは事前予約がかなり入っていたようで、ご本人も当日にこんなツイートをされていました。

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「OKAZU bland (卓番号:621)」の新作「ひもサバンナ」も買いました。もちろんひも入りw

英文ルールも同梱されており、最初から世界を見据えた作りになっているのですね。

すでに国内の一部ゲームショップでも委託販売されているようです。そして熊本の「ゲームフィールド」店長さんがこんなツイートをしていました。素晴らしいですね。

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会場から離脱する間際に購入したのが「すたぢお六角天秤 (卓場号:429)」の「世界で一番お姫様」と「トリック・オア・トリーターズ」の 2 点です。

右の写真はトリック・オア・トリーターズのコンポーネント一覧。イラストと色使いがとても気に入りました。近々、プレイする予定です。

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これは、主にウォーゲーム系のブースで、商品を購入した人に無料配布されていたガールズ&パンツァーの 1 ページゲームです。

ガルパンはウォーゲーム系サークル界隈でも地味に話題にはなっているようです。見逃していただけかもしれませんが、そちら方面ではガルパンの二次創作ゲームは思ったほど出ていなかったような。「ぐるぐるパンツァー (中村誠:304)」のような超話題作は別にして。

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「スモール出版 (卓番号:13)」で先行販売されていた「ボードゲームワールド」です。こちらも会場入りしてわりとすぐに購入しました。その後、会場では売り切れていたようです。

右の写真は、小野さん特製のおまけしおりと、その場でいただいたご本人のサインですww さすがに達筆でいらっしゃいますねえ。

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帰り際、初ビッグサイトということもあって、おのぼりさん気分でこんなものも買ってみましたww

会場にいたのは 2 時間ほどで、その後は早々に帰宅しました。会場でお目にかかったたくさんの顔馴染みの方々にご挨拶やらおしゃべりやら、心から楽しいひとときを過ごせたことを皆様に感謝いたします。ありがとうございました。また秋にビッグサイトでお会いしましょう。

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Ghooost!
UNGERADE

2013/3/16 のレポートの続きです。前回レポート : http://moon.livedoor.biz/archives/52310776.html

3/16のレポートがずいぶん長くなってしまいましたので、最後にプレイして2つのゲームのことを短く書いてまとめてしまいましょう。


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この日の3つめのゲームは Ghooost! / リチャード・ガーフィールドの「ゴォ〜スト!」日本語版 でした。リチャード・ガーフィールドのゴーアウト系カードゲームです。いたるさんの持ち込みで、僕は未所有です。

って、彼はだいぶ昔にも同じ系統のカードゲームを作っていたような気がしたので調べてみますと、1995年発売の「The Great Dalmuti(グレートダルムチ)」がそれでした。同年には国内でピラミッドゲーム(ピラミッド・カードゲーム)というタイトルで、似たようなカードゲームがアニメージュの付録になってたりしますが、その話はまた別の機会にでもw

インストの途中で魔ゲーム的な香りがぷんぷんと漂ってきたので思わずひっくり返りそうになりましたけれども、遊んでみたらそれほど悪くないじゃありませんか。気軽なパーティゲームとしても、カードの動きを考えながら上手にコントロールするゲーマー的思考を巡らせる素材としてもイケると思いました。

このセッションではかろくさんが勝利。彼はインスト中からこのゲームを楽しんでいましたし、僕も含めて他の人たちにも好感触でした。


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そしてラストは「UNGERADE(アンジェレイド)」。2011年にゲームマーケットで頒布されていたカードゲームです。僕としては2回目のプレイです(前回遊んだのはこのブログをお休みしていた時期だったのでレポートはありません)。

このときの面白かった印象がずっと頭に残っていまして、この日の〆で念願の再プレイにこぎ着けることが出来ました。

ルールの詳細はこちら。
『UNGERADE』: 青い街 [ Aoi Machi ]
http://aoimachi.sblo.jp/category/1280810-1.html

また、TGiW にプレイレポートがあります。
アンジェレイド(Ungerade) - Table Games in the World
http://www.tgiw.info/2011/12/ungerade.html

実はこれも、ゲーム慣れした人ほど「ゴォ〜スト!」と似たような誤解にさらされやすいタイプのゲームで、ルールを読んでも、レポートを読んでも、誰かがプレイしている卓をすぐそばで見ていたとしても、単なる神経衰弱のバリエーションにしか捉えられないでしょう。

実際にプレイしてみればわかるのですが、メモリーゲーム的な要素よりも、ブラフなどの心理戦的な要素や残りカードを類推する要素などがシンプルかつ濃縮的にコーディネイトされており、ミニマルなゲームデザインの優れたサンプルのような作品に仕上がっています。ただ、運の割合は決して少なくはないため、競技指向が強い人とは相性は良くないかもしれません。

残念ながら本作の頒布はもう終了してしまったようです。もしこのゲームをどこかで見かけたら是非ともお試しになってください。

体調が戻り、改めてこのすばらしいゲームを遊ぶ機会が得られ、そして以前と同じように「アンジェレイド」を心の底から楽しめたことに感謝したいと思います。このセッションでは僕が運良く勝利を収めました。


3/16(土)のゲーム会レポートはこれで終わりです。ふうかさん、かろくさん、いたるさん、お疲れさまでした。また是非とも千歳烏山にお立ち寄りくださいませ。

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GameMarkey2012A

行ってきました。ゲームマーケット 2012秋。会場はおなじみの浅草は東京都立産業貿易センター台東館。前回は身近でトラブルがあって行けなかったので参加は1年ぶり。午前中に会場入りしたのは1年半ぶり。

開催日の何週間か前から、多数のサークルで予約を受け付けてくれていたので、興味がわいたタイトルはだいたい予約を済ませていました。一部のショップでも予約が受け付けられていて、自分としてはテンデイズゲームズが取り扱っていた話題の新作テラミスティカの予約申し込みが無事に受理されたのが本当に助かりました。おかげさまで今回のゲームマーケットは、自分にとって予約したゲームを受け取りに行くイベントと相成りました… ってこれは冗談ですけどね。


会場に着いたのが10:40ごろ。7階の待機列ではなく、4・5階へ直接行けるようになる予定時間が10:30ということだったので、電車に乗る時間を調整してそのあたりを狙って現地到着。ここまでは計画通り。

会場1Fエレベータ前にいたスタッフに確認して、目当ての5階へ直接行ったのですが、そこで見たのは薄暗い空間に押し込められた大量の人人人。スタッフが何か大声で叫んでいるものの特に誘導するわけでもなく、こちらはエレベータから下りた後、どこに向かったらどうなるのかわからない。

目視してわかったのは以下のような感じ。

  1. エレベータを下りた人たちは、なぜか右方向にある階段へ流れて階下へ向かっている
  2. 階段の上の階(7階?)から降りてきた一列の人たちが次々と5階会場へカタログ見せて入ってる
  3. 階段には、それらとは別に階下から階上へ向かって一列に並んで待機している列がある
  4. 5階の会場入り口付近から女子トイレ方向にはカタログを購入する人たちの蛇行した列がある
  5. 上記各列の隙間には不規則な人の動きがあったりなかったり
  6. そして次々に到着するエレベータからは人があふれ出てくる

なんだろうこれ。この時間でも7階の待機列がまだ捌けてないってこと? どうなっているのやら。大きなカートを抱えて困り果てていると、ここで本当にたまたま TGiWのおのさんと久しぶりにお会いしました。彼は早い時間から会場入りしていたようで、そこで初めて現在のカオスな状況に至るまでの経緯を詳しく知ることができました。これには本当に助けられました。

ようやく気分的に落ち着いてきたので、さっきから大声でアナウンスしているスタッフの言葉をよく聞いてみると、カタログを持っている人はすぐに会場に入れるというようなことを言っています。なので、階上から階段を下って会場へ入っている人の列(上記2.の列)が途切れたところで、その後ろに入り、事前に購入済みのカタログを見せて入場しました。これが正しい手続きなのか未だにわかりませんけれど、特に注意もされなかったし、問題なかったんじゃないかな…


最初に入場した5階フロアはかなり混雑していましたが、それまでいた空間とは別世界なので平気。ゲームストア・バネストさん、テンデイズゲームズさん、GCCW1800さん等々、ひいきにしているお店のブースに立ち寄り、ご挨拶しつつ目当てのゲームをいくつか購入して初めて、ようやくゲームマーケット来たんだという実感がわいてきました。

5階フロアのブースを一通り眺めたところで4階へ移動。ここは5階に比べて人口密度が高い… まあこれは想像通りではあったのですけれど、カート引いての移動が不自由というか、他の人に迷惑かけてしまいそうでちょっと難儀しました。幸いにしてカワサキファクトリーのブースにカートを預けてもらえることになったのでよかったです。多謝>工場長

何時だったか忘れましたけど、一度だけ7階に上がって様子を見に行きました。床売りのバザーもフリープレイコーナーも、全体的に整然と落ち着いた雰囲気で、人の流れを気にせずゲームに集中するにはなかなか良い環境のように思えました(15時開始の公開オークションは、その前に会場を離れてしまったので見られませんでした)。

moon Gamer

体調を崩していたために、ゲームどころか外出さえままならなかった頃を思えば、ここはまるで天国のようです。たくさんの買い物をして、久しぶりに(一部の人には顔を忘れられてしまうくらいにw)お会いした方々とご挨拶やらおしゃべりやらでとても楽しかったです。今度はゲーム会でぜひご一緒しましょう!>みなさん


ということで、ゲームマーケットから持ち帰った(※買ったとは限らない)ものは以下の通り。

moon Gamer

体調は良くなっても体力的にはまだ問題があって、いくつかの大箱ゲームを買いたくても買えなかったのは残念無念。業者に配送してもらってもよかったのですが、ゲームマーケットで買ったものはどうしてもすぐに持ち帰りたいという気持ちがあるのです。

また後から思い返すと、いくつかのゲームを買い逃していたことにも気がつきました。これはまた次の機会があれば、ということで。

朝からいろんなことがありましたけれども、ともかくもこのイベントに再び参加することができて、この場で楽しい日曜日のひとときを無事に過ごすことができたことに深く感謝したいと思います。ありがとう。

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SoS640

※本記事は前の記事からの続きです。

「スクウェア・オン・セール」は、デザイナーである澤田大樹氏のブログで 2004年に初めて告知され、2005年のゲームマーケットで頒布された自費制作のボードゲームです。

同ブログにて、コンポーネント制作途中の写真が掲載されている記事(http://toccobushi.exblog.jp/1745575/)や、制作時のエピソードなどを関係者の方々会話形式で語り合っている記事(http://toccobushi.exblog.jp/1830568/)を読むと、彼らの「スクウェア・オン・セール」に対する意気込みと自信が今でも生き生きと伝わってきます。

そして実際に本作は、ドイツのゲームサークル「ヒッポダイス」主催のデザイナーコンテストで2005年度の第1位に選ばれるという快挙をも成し遂げることになりました。

moon Gamer

僕が「スクウェア・オン・セール」を購入したのは 2005年のゲームマーケットで、これまで何度か遊んでいます。このブログでもいくつかの記事にレポートを書きました。

最後にプレイしてからもう年単位で時間が経過しており、どんな感触のゲームだったか忘れかけていたので、僕からリクエストする形でこの日(3/20)のゲーム会にエントリーしていただきました。僕以外の3人は初プレイとなります。

インストが必要なことはわかっていたので、僕は事前にルールを読み直していました。ところがゲーム会の2日前くらいになって、2009年にリメイクされた「スクウェア・オン・セール」(新版)のルールがネット上に公開されていることに気がつき、慌ててプリントアウトして新しいルールの確認を行いました。

2005年版(初版)との実質的な変更点は、コンポーネントの違いによる用語の変更と処理方法(ただし意味としては新旧で変わらない)、セットアップルールの変更、ハンデキャップルールの削除です。僕が誤読していなければ、ゲームの内容自体には変更はありませんでした。ですので、コンポーネントは初版のセットを流用することができました。

と、ここまで念入りに準備をしておきながら、この日のセッションは、数ターン進んだところでルールのインストミスが発覚し、最初からやり直したりしてましたけれども。

moon Gamer moon Gamer

2009年版のセットアップでは、「豆(初版では『ダイヤモンド』)」をいくつか、指定された場所に規定された個数を置きます。これは良い改訂だと思いました。初版にこのルールは無く、まっさらな状態でゲームを開始するため、序盤に何をよりどころにしてプレイしていいものか迷ったのを覚えています。

新しいセットアップルールは、漠然としていたゲーム序盤の道しるべとして機能しており、そのおかげもあって、この日このゲームを初めてプレイする他の3人の方々にも特に迷いはなく、すんなり入り込めたようです。なお、このセットアップルールによって作戦的にどのように変化しているのかまでは、1回のプレイだけでは把握しきれませんでした。

無理を言って遊んでもらった「スクウェア・オン・セール」は、初プレイの3人にも幸いにして好評だったようです。何年かぶりに遊んだ僕も、このゲームを大いに楽しみました。

ボードゲームの古典とも言えるありふれた枠組みをいくつか土台にしてミキシングビルドされた本作は、ロジックとカオスの狭間を大きく揺れ動くレトロな趣を残しつつ、現代的なボードゲームの感覚も凝縮されている独創的なボードゲームだと思います。またいつか、再プレイの機会が得られることを願っています。

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前述の通り、ヒッポダイスコンテストで1位を獲得するなど、本場ドイツでも通用する面白さを備えたゲームであることが実証された「スクウェア・オン・セール」は、そのうちどこかの会社から出版されるだろうと当時は言われていました。

しかし、その期待が果たされないまま何年も過ぎ去ったのは周知の通りです。その理由については部外者にはよくわかりませんし、事情を詮索することに意味があるとも思えません。

2009年になって、エッセン国際ゲーム祭でヤポンブランドのブースに本作が置かれたという短い情報が、B2FGamesサイト上で澤田さんによって伝えられました。しかし続報はここまでで、今は再び長い沈黙に入り込んでいます。

(続く)

2019年追記:その後、2019年5月に「スクエアオンセール」というタイトルで再販されました。

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ほんとすいません。ということで、ゲームマーケット2011秋に行って来ました。

Game Market 2011 -Autumn-
http://gamemarket.jp/index.php

…が、会場に出向いたのは15:30過ぎ。当日は昼過ぎまでどうしても外せない用事があったので、それを終えてからそそくさと浅草へ。こーんな遅い時間に行っても人もまばらで買うものなんて何も残って無いだろうとか思っていたのですが、が!

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いやこの写真じゃよくわからないですけど、フリープレイコーナーの机はびっしりと埋まってるし、ブースの周りにはゲームを求める人たちの流れが途切れることなく続いておりまして、会場内にはまだ呆れるほど多くの人で溢れかえっておりました。そりゃもう空気が悪くて小一時間も会場にいたら頭がくらくらするくらいに。

とにかく予約していたゲームの回収と、あちこちご挨拶して1時間半くらいで会場から離脱。買ったものはこんなところで。

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個人的にはミープルを大量に(スワンパナシアの売り子が絶句するくらいにw)買えたので満足です(もう少し買い足しても良かったかもしれない…)。

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29日(日)は、浅草で開催されたテーブルゲームフェスティバル2009 に一般参加者として行ってきました。

[TGF2009]

http://www.tgfhp.com/

この日もお仕事があった関係であまり時間が取れず、会場内にいたのは30分くらいだったような。朝10時半くらいに入場し、バネストとテンデイズのブースだけを回って買い物をして、あとは顔見知りに方々に軽くご挨拶しにあちこち回っていました。

購入したゲームは以下の通り。

Havana (ハバナ)

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/57925

Power Struggle (パワーストラグル権力闘争)

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/55697

Ystari Box (イスタリボックス)

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/47156

Caterpillar:Age of Tank (キャタピラー)

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/60218

Greed, Incorporated

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/55952

Day & Night

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/35935

ちなみに、Twitterで「購入したゲームは6点のみ」とツイートしたら、「6点しかですか…」という返信をいただきましたwww まー普通の人の感覚からすると、イベントとはいえ、一気にボドゲ6点も買うってのは信じられないことなのかもしれませんね。

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14日(土)は、カワサキさんの自宅にお呼ばれしまして、恒例の魔ゲーム会を行いました。参加者は、カワサキさん、かゆかゆさん、きっささん、そして僕の4人です。

魔ゲーム会とは、主に同人ゲームなど、あまり世間で評判の聞かないゲームを中心にプレイするゲーム会です。「魔ゲーム」というのは、どんなゲームが飛び出すのかわからない、という程度の意味です。念のため。

詳しくレポートしたいところではありますが、相も変わらず多忙なのと、左腕を痛めて治療中のために簡易レポートにてお届けです。

ジャマイカ / 増田屋コーポレーション

アマゾンで売っていたので買った小品。

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まず掌でぐりぐり動かしてテーブルに置きます。白いダイスの目と任意の四則演算記号を組み合わせて、黒い目の合計値にするゲーム。細かいルールはみんなで決めましょう、というようなことがルール説明書に書いてありますw

Mangrove / 賽苑

何回も遊んでいるマングローブを投入。

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確か同点トップ。見た目が良いので飽きませんね。

HAU LA / 賽苑

初プレイがこんなゲーム会でさーせんw

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明らかに何か勘違いして初手をプレイしたものの、なんとその後で挽回に成功して勝利。

ネオス / 賽苑

典型的な多人数ソロプレイゲーム。

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なのに、なぜか面白い。でもその理由がうまく説明できない。なぜだ。

猫画伯 / 高天原

にゃんこあーてぃすとと読むらしい。

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1ゲーム目はかゆかゆさんが瞬殺ww
2ゲーム目はけっこう長引いて、負けたんだっけかな?

イチゴリラ / すごろくや

基本的には神経衰弱です。

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カードには「1」〜「5」まであって、カードに書かれた数だけ枚数があって(例えば3カードは3枚、4カードは4枚)、手番ではそれらのカードをすべてめくらなければなりません。意外と面白かったです。記憶ゲームは不得意ながら、このゲームとは相性がいいかも。

十二輪舞 / すたぢお六角天秤

猫カードは使いませんでした。

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場の動物カードよりも「順位のより上の」動物カードを手札から1枚ずつ出していって、手札が無くなれば勝ち。家族で子供と一緒に遊ぶタイプのゲームですね。

4X FORGIVE ME / 茶味書房

魔ゲーム会には常連の茶味書房。

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そして数分で協議終了w
コミュニケーション&記憶ゲームにしようとして大失敗の巻。

カードゲーム二郎 電源不要店 / サークル グラットンさん

テーマはもちろんラーメン二郎。

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注文されたラーメンをその通りに作るのが目的。もちろん他人のじゃまもできます。ゲーム的にはあんまりひねりもないので、結局、ラーメン二郎にどれだけ思い入れがあるかどうかで印象が決まるでしょう。僕はラーメン二郎に行ったことも行きたいとも思わないのでよくわかりませんでした。協議終了。

しろくまディナー / チームきりたんぽ(仮)

初ゲームですけど特殊カードを導入。

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いわゆる「はげたかのえじき」のバリエーション。魔ゲーム会には必ずいくつかの「はげたか」が混じることになっていたりする。

Profit / 北九州卓上遊戯研究会

競りとセットコレクション。

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どこか既視感のあるルールを組み合わせて、パラメータを調整しましたというゲーム。それ自体はいいのだけれど、カードの種類が多すぎてスピード感に欠け、どこかもっさりした印象。

Mine Out / 操られ人形館

世界レベルのゲームだと思う。

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だがしかしルールライティングだけは極東の同人レベル。この素晴らしいゲームを広く人に伝えたいと思う気持ちを挫くほど。とにかくも、インストしてくれたかゆかゆさんには超感謝。

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こういうゲームは初プレイ時に惨敗することがお約束なおいら。でも面白くて最後まで楽しめました。

堺の名商 / 高天原

協議終了。

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作戦の起点となる機会であるフェイズ1のキューブ交換が、手間がかかるわりにはゲーム的な面白さにつながっていません。オーダータイルの構成にも疑問があって、見るべき所があんまりない作品でございました。プレイ中の写真は携帯ではありますが、こちらをどうぞ

Locked Room, Locked Memory 七日間の忌憶 / (制作者不明)

ルールにも箱にも制作者名の記述なし。

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クトゥルフ神話をモチーフにした犯人捜しゲーム。といっても推理的要素はなくて、誰かにふっかけられた疑惑を振り払えないことが続くと犯人に仕立て上げられるというようなシステムです。その途中、イベント的に旧支配者が襲ってくるので、それをダイス判定で撃退したりする、そんな感じ。イラストの雰囲気もいいし、期待が高まったわりにはゲーム的にキレがなく、最後は協議終了となりました。これもデジカメで撮影し忘れたので、携帯写真でどうぞ

Cthulhu fhtagn / 電気通信大学非電源ゲーム研究会

これもクトゥルフ神話がモチーフ。写真は撮り忘れました…

自分の正体を隠蔽しつつ、こっそりと勝利条件を目指すゲーム。今回は1ゲームだけで終わりましたが、本当は何回かプレイして目標得点に達することを目指します。1ゲームはあっさり終わるので、もっと大人数でやった方がいいのかもしれませんね。

涼宮ハルヒの贈殖 / Duel Academy

…キャラゲーでこのイラストはないわ。

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もちろんハルヒがモチーフで、これも正体隠蔽ゲーム。プレイヤーは作品に登場するキャラのひとりとなり、場に1枚ずつ出される得点カードを、順番に手札からカードをプレイして争奪戦を行います。勝利条件はキャラごとに異なり、正体がバレるとペナルティがあったりします。
ゲームはともかくイラストが稚拙すぎてで激しく萎えました。ちなみにタイトルは誤変換ではありません。

生前葬 〜赤松健 VS 久米田康治〜 / Duel Academy

カードゲームな「オーガ」。

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売れっ子の赤松先生ひとりに、他の久米田先生たちがよってたかって果敢に挑む非対称なカードゲーム。5回プレイして1回でも久米田側が勝てば久米田先生の勝利。5連勝したら赤松先生の勝利です。ちなみにタイトルは、その久米田先生にちなんでいたりします(詳細はググってね)。
1:3だと赤松先生があまりにも強力すぎて、かすり傷ひとつ負わせられまいまま5連勝で終了。プレイヤー数に応じて調整した方が良かったかもしれません。ただし、僕は赤松先生担当だったのでよくわからなかったのですが、久米田先生担当の3人はなぜかかなり面白がっていました。勝ったのになんかちょっとくやしいw

掌タイム / 骨折ゲームズ

ここからまとめに入ります。ゲームマーケット2009にて、リターン・トゥ・サバンナのおまけに入っていた小品。1回しかやりませんでしたけど、腰砕け感(注:ほめ言葉)がたまらん一品です。写真を撮るヒマもなく終わりました。

リターン・トゥ・サバンナ / 骨折ゲームズ

そして良作な安全パイで〆ました。

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個人的には2回目。ただしちょっと間違ってルールを記憶していたので、序盤で点数が低いままに何回か決算を行ってしまい、それが後々まで尾を引いて最下位。とはいえトップと5点差くらいだったし、上位3人は1点差ずつのダンゴ状態な熱戦でした。とても面白いゲームなのでおすすめです。

レポートは以上です。

まずは場所を提供していただいたカワサキさん、ほとんどのゲームをインストしていただいたかゆかゆさんに感謝いたします。きっささんもお疲れさまでした。

魔ゲーム会は相変わらずものすごく楽しいです。今回、持ち込んだにも関わらず未プレイのゲームがまだ山のようにあったので、また次の機会にぜひ遊び倒しましょう。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとう!

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5日(日)は、地元は千歳烏山のゲーム倉庫にて、このところ毎年梅雨時になると開催している2人用ゲーム会、通称「ふたげ会」を今年も行いました。参加者は、カワサキさん・かゆかゆさん・NAOさん、そして僕の4人です。

ふたげ会のフォーマットについては、旧ブログに書かれています。
http://moon.livedoor.biz/archives/52218652.html

毎年やっているからというのもありますけれども、今年は例年に比較して2人用ゲームのストックが少なく、そのために途中から普通のゲーム会に切り替わりました。それでもけっこうな数の2人用ゲームを消化できましたね。

ところで、今回も新しいゲームの開始や終わりに Twitter でつぶやいていました。それも当日だけではなく、前々日くらいからルールを読んで準備する過程をだらだらと適当に投げてました。たったこれだけでもそれなりに反応があったりするので楽しかったです。

実は今回、携帯カメラで撮影して MovaTwitter 経由ではてなフォトライフへ写真を公開することを考えていました。事前に携帯の料金プランを変更し、実験的に写真を送信も行ったりして準備は万端! しかしテンポの早い2人ゲーム中に撮影・送信作業を行うヒマなんて全然ありませんでした。それはまた次のチャレンジしすることにします。

それより、僕の N906i はカメラレンズの位置が悪くて撮影しずらい! ということで機種変更を考えています。カメラの性能が良くて撮影しやすい機種を探さなければ。

ゲーム数が多いので、以下のレポートはシンプルです。

すすめ!! 海賊さん / すごろくや
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かゆかゆさんが最初にゲーム倉庫に来ましたので、とりあえずこれで対戦。カワサキさんデザインの2人用カードゲームです。たったこれだけのコンポーネントで、こんなにも手軽できちんと面白いゲームに仕上げられているとは驚きです。良い仕事してますな。

Pulling Strings (プリング・ストリングス) / Blue Panther
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任意のボードの枠線を「引っぱって」、盤上のコマを自分のホームスペースに5個以上移動させることを目的にしたゲーム。テーマが変わってはいるものの、遊んだ感じはなんか今ひとつふたつみっついくつ? あと展開次第ではぐだぐだとやたら長引きます。

Mangrove / 賽苑
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NAOさんが来て3人に。カワサキさんが来るまでの間、先日のゲームマーケットにて、賽苑ブースで頒布されていた「Mangrove」をプレイしました。「スティッキー」をベースにしてはいますが、こちらはダイスを使わないし、何よりこの美しい外観、そして優雅ささえ感じられる独特の「動き」にはうっとり。

Triplexity (トリプレクシティ) / Family Games, Inc.
moon Gamer

カワサキさんが到着してこれより4人体制に。
トリプレクシティは、2色6個のコマを使うだけのシンプルゲーム。3つの列があり、そのいずれかに自分の色のコマを3つ積み重ねるか、すべての列の最上段に自分のコマを1個ずつ置くかしたら勝ち。たった6個のコマだけのゲームなのに、コクのある対戦が楽しめます。
ただですね、さすがにコマ6個なのですぐ定石ができそうな気がしますね。ともあれ、この日に限って言えば十分に面白かったです。

Jumpin' Java / Gigamic
moon Gamer

1列に連なるマス目の最も手前に自分のソーサーとカップ2個を置き、それを相手の最も奥のマスまで進めることが目的。簡単なので何回かやりましたが、結論としては恐らくは先手必勝です(まぁそれはルールを読んだ時点で何となくわかっていたことではあります)。なので、基本的にはコンポーネントを愛でるゲームかと。

Rome: Hannibal versus Rome (ハンニバル vs ローマ) / GMT Games
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クニツィアのアブストラクトかつライトなウォーゲーム。この日はトータルでこのゲームが4戦行われましたが、すべてローマ軍の勝利でした。というか、カルタゴ軍はハンニバルのさばき方が意外と難しく、かといって受け身になったら勝ち目はないので、少ない戦力でうまく攻め続けなければならないのですけれども…

Ombagi / Edition Perlhuhn
moon Gamer

自分の「塔」4つを相手の最前線へ作り上げるアブストラクトゲーム。ネット上で配布されている和訳が機械翻訳にも劣るシロモノだったのでプレイを諦めていたのですが、前日にかゆかゆさんが訳してくれました。ありがとう! で、やってみたら複雑そうに見えたゲームは意外とシンプルでスピーディに進行する佳作でした。遊べて良かった…

Logan Stones (ローガン・ストーンズ) / Gen Four Two
moon Gamer

グー・チョキ・パーのいずれかを連続4つ直線上に並べることが目的。勝利条件がうっかり達成しやすく、それが互いの牽制材料となり、結果として鋭いゲームになっています。そのドキドキの展開はいいとして、シンプルすぎて物足りなく感じました。

Los Banditos (ロス・バンディット) / Schmidt Spiele
moon Gamer

バトルライン風味のダイスゲーム。短時間で上質なジレンマが味わえる佳作。

Crash! / Franjos Spieleverlag
moon Gamer

互いに6台ずつのクルマを持って、自分のジャンクションに出来るだけ多くのクルマを誘導するゲーム。軽いのですぐ終わります。それ以外に取り柄があるかというと…

Fjords (フィヨルド) / Hans im Glück
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大地を作り上げ、家を建設し、多くの土地を確保するタイル配置ゲーム。数年ぶりにプレイしました。2人ゲームの中では鉄板の良作です。もうちょっとプレイ時間が短ければなぁ。ルール通りに3ラウンド(3ゲーム)やったら長時間ゲームになっちゃいますし。

Hyle 7 (フュレセブン) / Franjos Spieleverlag
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回文のような配列を出来るだけ多く、そして出来るだけ長く作ることで得点を競う、エリックソロモンのアブストラクトゲーム。だいぶ前にプレビューを書きました(プレイは初)。計算は確かにやや面倒(少なくとも暗算は無理)なのは確か。しかし思ったほど手間ではなかったような。

Transfer / Ravensburger
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手番に列から列にコマを移動させ、できるだけ多くの同色5個となる列を作ることが目的のゲーム。賛否両論。僕がプレイした限りはそれなりに楽しめたのですが、何しろ古いゲームなので、システムが動いていたとしても、それが必ずしもゲーム性に直結しない状況が発生しうるかもしれないな、とは思いました(あるいは、単にこのゲームへの向き不向きだけの問題かもしれません)。

Vertigo / Parker Brothers
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上からコマを落として、それを自分の方へ多く引き寄せることを目指します。特徴的な外観に心引かれるものがありはしましたが、それ以上のチャームポイントをゲームそのものからは感じることはありませんでした…

バボーン / 創作ゲーム(ジョゼデザイン)
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これより魔ふたげの時間。
手番がない変則的なバースト系カードゲーム。より高い得点になるように場のカードを取ります。ただし「バボーン」カードを引いたらそれまで持っていたカードを捨ててリセットします。最終ラウンドの得点比重が高すぎるような気が。

忍者大戦 / 創作ゲーム(もみあゲームズ)
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一列に並べられたカードをコースに見立て、その端と端に自分のキャラクターカードを並べます。このキャラカードを相手の方へ移動させたり、相手のキャラカードを戦闘で除去することを目指します。
基本はシンプルなゲームのはずが、屋根の上に屋根を重ねるがごとく、後付けでルールを次々に付け加えていったような印象。プレイヤーに何を楽しませたいのか、もっと焦点を絞って枝葉のルールを刈り取ることはできなかったのかなぁ?


ふたげ会はこれにて終了−。
以下、少し時間が余っていたので2ゲームほど4人でプレイしました。


Finca (フィンカ) / Hans im Glück
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今年の年間ゲーム大賞の最有力候補だったにも関わらず、ドミニオンと同じ年に生まれたことが不幸だったとしか思えない良作。

Hochstapler (サギ師) / Kosmos (Franckh-Kosmos)
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ごめんよくにちー。面白かったよw
メンバーやプレイスタイルによってえらく変わるゲームですな。

レポートは以上です。
長時間にわたりお疲れさまでした>参加者のみなさま
さすがにだいぶ2人用ゲームのストックが減ってきたので、来年にまだネタが残っているか、あるいは新しいネタを仕入れたら、ぜひまたふたげ会をやりましょう。

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一年の計は魔ゲームにあり。ということで、2日(金)に、ファラオさん宅にて行われた自宅ゲーム会に行ってきました。参加者は他に、かゆかゆさん・K能さん・僕で、計4人です。

とりあえず久しぶりにお会いするファラオさんとK能さんには、ダイエットで体型がえらく変わったことを驚いていただきましたw ちなみに現在のところ73kg台です。三が日で働き詰めだったので体重は減ってます。

どこでもドラえもん 日本旅行ゲーム+2 お仕事編 / エポック社

前作の続編。

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新年1発目がドラえもんゲームでした! ゲーム的にはある意味まっとうかもしれませんが、これを大人だけでやるのはどうなのよemoji

で、前作はその大人がガチでやるとなかなか終わらないゲームになっていましたが、今作はプレイしやすく、また収束性も良好になるように調整されていました。気になったのはルーレットがなかなか止まらないくらい?(でもダイスで代用可能)。今までファラオさん宅で遊んだドラえもんゲームの中では、もっともまともな内容だったような。
http://epoch.jp/main/doraemon/

Chicago Express (シカゴエクスプレス) / Queen

結果的に魔ゲーム会にふさわしいゲームでしたよemoji

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18xxシリーズでおなじみの C&O だの PRR だのがもりもり登場して大きな期待を抱かせるゲーム。実際にはレースゲーム、それも「馬券を買って馬も動かす競馬タイプのゲーム」に近い感覚だと思いました。

株券が競りに出され、落札金が会社に入ることで運用資金になる、というあたりは面白いアイデアです。しかし今回、その運用部分(盤上のコマ配置=鉄道敷設)を淡白にプレイしてしまったばかりに、結果としてえらく鋭いバランスのセッションとなりました。ようするに、株券の配分枚数だけで、あっという間に勝負が決まってしまった感じです。

ゲーム後、4人プレイだとセットアップの株券4枚の配分状況だけで勝負が決まる可能性すらあるんじゃないかという話が出ました。6人プレイは無茶だろうとか、3人の方がバランスが良いのでは? とか、そんな話も。

プレイ当日は確かにそんな気がしていたのですけれども、一晩寝てからよく考えてみると、実は今回、盤上で4社の絡みがほとんどなかったからではないかと思い直してきました。

例えば、筆頭株主が他プレイヤーの会社の株券を持った時、わざと非効率な運用をすることでシカゴへの道を断念させるとか、そういうオプションもあったかもしれないなぁ、と。でもそれってただの「仕事」かも… うーむ、よくわからない。なのでもう1回くらいはプレイしてみよう。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/31730

Audition The Board Game / Playoff Games

なぜタイトルにボードゲーム?

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アクションカードゲームです。お題のカードをめくり、その通りにカードを並べればOK。カードは↑↓←→の4種が2枚ずつ。シンプルなパーティゲームでした。アフタースキーとか、あるいは女性が同卓とか、そういう場所でなら盛り上がるでしょうね。

バクダンゲーム 〜ハード編〜 / 創作ゲーム(ORK工房)

これは居酒屋系。

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手元の石を握ってオープン。それを順にひとつひとつカウントアップし、場のカードと同じ数のカウントをしてしまった人がカードを取らされるというのが基本システム。カードの数値にカウントが達していなかったら、カウントはそのままで握りなおします。それで、取らされたカードに罰ゲームが書いてあるとか、そんな感じのパーティゲームでした。

通貨危機 Monetary Crisis / 創作ゲーム(芸無工房LOSERDOGS)

ジンバブエ並みにインフレします。

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最初はただのバースト系ゲームかと思いきや、無茶なインフレルール(バーストするたびに自国内の$1あたりの相場が10倍以上になる/10倍→100倍→1000倍…)もアンバランスな紙幣の枚数も、すべてがデザイナーの意図であり、わりときちんと機能しています。その結果として、あまり類を見ないメカニクスに仕上がっており、面白いアイデアのゲームだと思いました。

惜しむらくは、ゲームが間延び気味で終盤は長く感じたこと、数値の大きなカードを巡り合わせで取れたプレイヤーが結局のところ有利なことなど、細部に詰めの甘さが目立ったことでしょうか。
http://www.tanisan.com/ld/

Conflict! (コンフリクト) / 創作ゲーム(Blue Screen Laboratory)

ファンタジーバトルゲーム。

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盤上にカードを並べて、そこをキャラクターが移動し、アイテムを装備しつつ強化して、モンスターと戦ったり、建物を占領したりして点数を競うヒロイックファンタジー風ゲーム。ダイス判定を中核にしたシステムがベースになっていて、感触としては70〜80年代のテイストです。さすがにこれは古風すぎでしょう。カードのクオリティは高かったのですけど、見るべき点はそこだけだったかな…
http://sites.google.com/site/bluescreenlaboratory/

先生、2次会ですよ! / 創作ゲーム(あ・らいと・すたっふ)

100円ゲーム第6弾だそうです。

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ダイスで決められた難易度設定にしたがって、「議員」先生のチップを「新米」秘書のチップを使って「座布団」まで運ぶアクションゲーム。写真は最も難易度が低い設定。高い難易度になると、議員の間に入るチップの枚数が2枚になったり、議員チップ上にダイスが乗っかったりします。お気楽で楽しゅうございました。
http://alightdoor.web.fc2.com/

白紅の王国と異世界の魔力 / 創作ゲーム(大賀涼 with 書を守る者)

本日最長時間ゲーム。

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説明が面倒なゲームなので詳細はおおざっぱに。各自のプレイヤーマット(聖域)にカードをセットし、そのカードに他人や自分が魔力によってコストを入札することで支払ってくれれば、そのカードに書かれた報酬(魔力か特殊効果)を受け取れます。

カードには、自分が受け取る報酬と他人が受け取る報酬の2つが書かれていること、そして自分の聖域へのコスト支払いは自分のプレイヤーカラーに絡む色の魔力を使えないあたりがゲーム的な仕掛けのポイント。

システムは動いてはいますし、他にもさまざまな仕掛けが用意されていて興味深い点は多々あります。しかし結局のところ勝ち筋は「(得点計算時にマイナスにならないよう)魔力をたくさん集める」という点のみに集約されていて、つまりそれができなかったプレイヤーは負けます。

また勝利への道が一本道なのにもかかわらず、その魔力を入手する重要な過程にダイス目の乱数を絡ませてしまっていて、そのあたりもうちょっとスマートに処理できなかったのかなぁ、と。

根本となる基本的なアイデアは筋がよく、ならばアイデアを重ねるのではなく、もっと煮詰めてブラッシュアップしていたのであれば良いゲームになったと思わせる惜しい作品でした。
http://www.tanisan.com/ld/tsukakiki.html

Middle Kingdom (ミドルキングダム:中国) / Z-Man Games

個人的にはこれで〆

moon Gamer

このところヘビーゲーマー御用達のトム・レーマンがデザインした、比較的ライトなカードゲーム。基本はバッティングゲームで、トム・レーマンらしく特殊効果カードがばんばん飛び交う派手なゲームです。

この特殊効果カードはゲームの戦略にも織り込まれていて、単に強力なカードとしてだけではなく、それをうまく運用することが求められます。良いカードゲームだと思いました。

気になった点。まず「ドラゴン」の入手判定が面倒だったこと。ようするに最下位の救済カードなのですが、毎ラウンド行われる判定がゲームのテンポを乱していました(特にカードが増加する後半)。

それと大問題のルールブック。トム・レーマンにはよくあることですけど、原文からして特殊効果絡みの細部処理等々に記載不足がいくつもあって、解釈にだいぶ悩みました。カードイラストも識別しずらかったなぁ(それはアートワークの問題ですけど)。

まぁ、今回のプレイでルールは自分の中でだいぶ整理できたし、面白かったのでまたプレイしたいとは思っています。その時には、特殊カードはスリーブ入れた上で訳文を付けた方がいいかな。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/33159

この時点で午後9時ちょっと前。いつもの魔ゲーム会ならこれからが本番なわけですが、残念ながら僕はタイムリミット。ここで帰宅することにしました。魔ゲーム会自体はこの後まで続いていたようです。僕はこの日、帰ってからも翌午前4時まで仕事してました…。

新年早々、自宅を提供していただいたファラオさんには感謝いたします。また、たくさんのゲームを持ち込んでいただいたかゆかゆさん、同卓となったK能さんにも御礼申し上げます。また今年も、たくさんのゲームをしましょう。どうぞよろしくお願いいたします。emoji

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魔ゲーム会です。20日(土)に、地元は千歳烏山のゲーム倉庫にて開きました。参加者は他に、かゆかゆさん・カワサキさんで、計3人の「さんま会」となっています。基本的には魔や未なゲームをプレイするためのゲーム会ですが、今回に限っては普通のゲームも数多くプレイされました。

Arktia (アークティア) / Murmel Spielwerkstatt und Verlag

まずは2人でアブストラクト。

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カワサキさんの到着が遅れていたので、まずはかゆかゆさんと2人で「アークティア」をプレイ。以前少しだけ4人でプレイした時はカオスな展開になったのですが、2人だと普通にライトな思考ゲームになる模様。途中で差がつくと逆転は困難です。
http://ejf.cside.ne.jp/review/arktia.html

Dominion (ドミニオン) / Rio Grande Games

続いて2人ドミニオン。

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まだカワサキさんが到着しないので、時間つぶしに「ドミニオン」。2人でも十分に面白いという話を聞いていたし、実際にプレイしたら確かにこれはアリだと実感。基本デッキの2人だと、片方だけが「Militia(民兵)」を持つと一方的にダメージを与えられるので強いとか、2人は2人プレイで別の味があって面白かったです。2戦して1勝1敗。2戦目の途中でカワサキさんが到着して、本日やっと3人体制になりました。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/36218

=マクロスフロンティア=〜君は誰とキスしたい!?抱きしめて銀河のはちぇまれ!〜 / 創作ゲーム(GOTTA2)

写真を撮るヒマもなく終わったゲーム。ゲーム?
http://gotta2.sakura.ne.jp/

イタサボテン札 / イタチョコシステム

イタチョコその1。

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先日のTGFで販売されていたイタチョコシステムのカードゲーム。花札のこいこいと水道管ゲームを融合したような感じ。そのどちらも完成された定番ゲームなわけですから、ゲームとしては破綻せずに機能しています。複雑な役と視認性の悪いカードイラストは、イタチョコらしいと感じるか、それともプレイアビリティが悪いと感じるかは、プレイヤーの思い入れの差で違ってくるでしょう。

Choco Force / イタチョコシステム

イタチョコその2。

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ゲーム中の写真を撮り忘れていたのでコマの写真のみ。カードを使った変則すごろくの一種で、資金を使ってカードを補充したり、その資金を相手から奪ったりします。メカニクスとしては破綻無く動いていますが、バランスは未調整気味。システムが動くだけでもめっけもんかも。未調整なのはルールだけではなく、例えばボードが2枚あっても実質的に1枚しか使わない(2枚目のボードはルールを考える前に作画したとしか思えない)等々、まぁこれもイタチョコらしいといえばらしいですね。

野犬ロデムボードゲーム / イタチョコシステム

イタチョコその3。

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本日登場したイタチョコゲームの中ではコンポーネントが最も良く出来ていた作品。が、肝心のゲームの方は考えオチの域を出ず、ひたすらかったるい展開になったので途中終了となりました。ちなみに写真に写っているビンはゲームには使いませんemoji。匂い袋とかもついているようなのですが、なんとそれも使わない。どうも、匂いを使ったゲームにしようとして途中で挫折したみたいですね…

レッドウォール カードゲーム / 創作ゲーム(キリバリゲームス)

「赤壁の戦い」をテーマにしたカードゲーム。

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3人専用カードゲーム。プレイヤーは「魏」「呉」「蜀」に分かれます。「呉」「蜀」両プレイヤーは協力してカードのやり取りをしながら、決められた順番にいくつかの条件をクリアしようとします。もちろん「魏」はそれを妨害するわけです。「偽手紙」が飛び交ったり、「東南の風」が吹いたり、「十万本の矢」を調達したりと、赤壁の戦いのエッセンスが散りばめられていて、三国志演義ファンなら楽しめるでしょう。
http://kiribarigames.sakura.tv/

Das Prestel Nasenspiel / Prestel Verlag

「鼻のゲーム」。

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「鼻」です。なぜ「鼻」? それはともかくとして、タイル配置系ゲームとしてはシンプルなルールで、意外とあるようでないタイプの良作でした。でもやっぱりこのアートワークは無かろうと。せっかくの良作が、これのおかげでキワモノ扱いされてしまうのはもったいないかな。カワサキさんがしきりにほめていたのが印象に残っています。
http://www.boardgamegeek.com/game/14142

Wadi (ワジ) / Emma Games

個人的には2回目。

moon Gamer

ワジ(川)からシャドゥーフを使って水を汲み上げ、陸地を潤すことが目的。以前、4人でやった時には水コマの奪い合いになって、あっという間にワジから水が消え去りましたが、3人だと水コマに余裕があって、最後は余ったくらいです。ゲームの印象はさほど変わらず。変わったシステムだけど余韻も何もなくココロが動かない作品。
http://www.boardgamegeek.com/game/31803

YONMOKU(よんもく) / ギフトボックス

写真を忘れたということは負けたということですw 2戦2敗。「シンペイ」ほどではないにしろ、あまりに鋭すぎてすぐに解析されそうなゲームだと思いました。結果はともかく、面白いことは面白かったです。
http://www.gift-box.co.jp/logy/yonmoque.html

仮面舞踏会 / 遊宝洞

何年ぶりだろうか。

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発売直後から機会が無く、ずっとプレイしていませんでした。カワサキさん持ち込み。あれ? こんなにシンプルなゲームだったっけか? カードの情報量が圧倒的すぎて、それら全容を初回から把握するのが難しいのはさておいて、発売当時としては良く考えられたカードゲームだったと思います。しかし、ここ数年はカードゲームの良作が市場にあふれていて、ためにシステムの経年劣化は想像以上に激しく、結果としてまた棚の奥底にしまわれてしまうのでしょうきっと。ルールを忘れた頃にまたプレイしましょう。筋は良いゲームなんですから。
http://yuhodo.jp/masquerade/masqurade-top.htm

Wasabi! (ワサビ!) / Z-Man Games

「カルフォルニアロール」はまだ許すとして、「バーベキュースペシャル」って…

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場にネタタイルを置いていって、自分の持つレシピ(役)を作り上げるゲーム。コンポーネントは良いし、メカニクスもありがちの佳作レベルながら面白かったです。序盤に4個・5個のネタを狙っておかないと、終盤にきつくなるような気がしました。逆転要素が薄いので、点数が離されたら勝てません。
http://www.boardgamegeek.com/game/33154

プルリズム / カワサキファクトリー

カワサキさんの新作アクションゲーム。

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ってことで、カワサキファクトリー新作予定の「プルリズム」を見学しました。写真を見ただけで何となくわかってしまうほどシンプルかつスピーディなアクションゲームです。来年のゲームマーケットには頒布されるのでないかと思います。みなさん楽しみに待っていましょう。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-saki/

Diamonds Club (ダイヤモンドクラブ) / Ravensburger

最後は普通のゲームで〆

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最初はやるつもりは無かったのですけど、流れでうっかり「樹木」に走ったら、結果なんと圧勝。畏るべき「樹木」の威力。ってことで、発展チャートの「樹木」を延ばし始めたプレイヤーが出たら全力で介入し妨害しましょう。そうしないと普通の建物を建てていただけでは絶対に勝てません。「動物」もまた同じ。けっこう激しいバランスのゲームだなぁ。面白いのでそのうちまたプレイすることになるでしょう。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/37907

ということで時計は午後11時近くになり、「さんま会」は無事終了しました。プレイしたゲームは14個。セッションは16。コンポーネントの問題でインストだけで終わったゲームが1。ボリュームたっぷりのゲーム会になりました。お疲れさまでした>かゆかゆさん・カワサキさん
またぜひ魔ゲームしましょう。emoji

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