moon Gamer - ボードゲームブログ

テーブルゲーム(ボードゲームやカードゲーム等々)と、その周辺の話題を中心にした個人ブログです。

タグ:和訳

武蔵小杉ゲーム会 / 2019-06-02

6/2(日)は、超高層マンションが林立する武蔵小杉にて開かれるゲーム会にお誘いいただきましたので、そこへ参加してきました。参加者は、主宰のPHYさんうがあさん一味さん 、そして僕の4人です。あまりにも楽しい時間を過ごせたこともあって、およそ2年半ぶりにこのブログへ記事を投稿しました。


Age of Steam Expansion: Kansas City Interurban / Strang Line Games

のんびりリハビリのつもりが、いきなりラスボス登場。

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「Kansas City Interurban」は、ワレスの名作「蒸気の時代」の拡張マップです。武蔵小杉に降り立ったのは12年ぶりくらいでしたが、「蒸気の時代」をプレイするのもそれと同じくらい久しぶりのことでした。

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Roads & Boats

Twitter では告知していましたが、ブログでそうするのを忘れていたので書き記しておきます。


BoardGameGeek に登録した日本語ルールブックへのリンクは以下になります。
http://www.boardgamegeek.com/filepage/90395/japanese-rulebook

このブログで「Roads & Boats」のプレイレポートは過去に2件あります。記事にタグを付けましたので、よろしければご覧ください。
http://moon.livedoor.biz/tag/Roads-and-Boats

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残念ながらゲーム本体は発売元でも在庫切れです。そしてオークションでは$200超の相場になっています (元々の価格もそれなりに高いゲームではありましたけれど)。過去に再販の情報は何度か流れてはいますが、どうやら未だ実現してはいないようです。

以下余談。実は僕の周囲ではこのゲームの所有者が意外と多く、上で書いた相場ほどにはレアアイテムという気がしません。あなたの知り合いの知り合いくらいまで探索範囲を広げたら、ひょっとして誰かひとりくらいは持っているかも…?
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/875/roads-boats

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Kemet

ケメトです。去る 5/19 (日) に SGC例会で Kemet / Asmodee をプレイしました。

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ルールには少しばかりクセがあったものの、シンプルで自分好みの濃密さを併せ持つこのゲームを楽しむことができました。

プレイレポートは後日に回すとして、プレイ当日にこちらで用意したカードリファレンスとプレイエイドを改訂して公開しましたので、その件と、その他本作の関連情報も含めてまとめます。

まず、Kemet の和訳ルールについてです。これは 2012 年の秋に、国内のボードゲーマーの大多数がお世話になっているであろう永峯浩さん (@shirohine) によって、すばらしい日本語ルールブックが公開されています。またご本人のブログにも、Kemet の詳細な内容が詳しく紹介されています。

[Japanese rulebook]
http://www.boardgamegeek.com/filepage/82692/japanese-rulebook

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今回、僕が手がけたのは、まず神性介入カード (Divine intervention card = DI card) とパワータイル (Power tile) の特殊効果が記述されたブックレットの和訳です。

これは、ゲームマーケットの GCCW1800 ブースでおなじみ Joe Yamasaki (@joeyama) さんが制作された翻訳文書 (非公開) が元になっています。それに幾つかの問題があることに僕が気がついたため、ご本人の許諾を得た上で作り直して公開したのが以下の文書です。

[Japanese DI Cards & Power Tiles Index]
http://www.boardgamegeek.com/filepage/91047/japanese-di-cards-power-tiles-index

上記で使用した文書内のゲーム用語は、日本語ルールブックの訳語に合わせています (合っていない語があればそれは僕のミスです)。英語の元文書は淡泊な表現でしたので、原文を尊重しつつも、できるだけわかりやすい文章になるよう心がけました。

次はプレイエイドです。これはこちらで公開されている英文書を元に翻訳し、若干の加筆修正をしました。
更新:2013-06-08 14:00
2 つ目は日本語のルールサマリー (プレエイド) です。先日まで翻訳した文書を公開していましたが、諸事情により、僕がほとんど作り直しました。完成したルールサマリーは、以前と同じライセンスで pgdb へ送信して登録申請しましたので、承認されたらそちらからダウンロードしてください。

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更新:2013-06-09 17:25
早くもルールサマリーのバージョンを上げました (Ver.2.1)。前と書式を大幅に変更し、見た目がかなり変わっています。またそれに合わせて内容も修正・変更等を行っています。

これは BGG と pgdb の両方に送信していますので、承認されましたら、どちらかからダウンロードしてください。

更新:2013-06-12 03:00
BoardGameGeek と pgdb のいずれも承認されました。いずれも同じ内容の PDF 形式のファイルですので、お好きな方からダウンロードしてください。
[BGG] http://www.boardgamegeek.com/filepage/91570/japanese-rule-summary-for-kemet
[pgdb] http://www.gamers-jp.com/playgame/db_filea.php?game_id=6103

なお上記の文章中で、解釈が分かれそうなルールの記述については、BGG のフォーラムに投稿されていた情報で裏を取っています。

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また、僕が制作した文書のプロトタイプを 5/19 (日) に実際のゲームで使用しまして、そこで気がついた誤りや同卓プレイヤーのご意見を参考に改訂を加えたものが公開された文書です。

それでもまだ何か問題があるかもしれません。何かお気づきの点がありましたらお気軽にご連絡ください。このエントリーのコメントでも、Twitter へのリプライでも構いません。よろしくお願いいたします。

なお、僕がこのゲームを知って興味を持ったのは、ラヂヲヘッドさん (@Radio_paranoia) による一連のツイートを読んでからでした 。有益な情報を発信していただいたラヂヲヘッドさんには深く感謝いたします。

[時系列に並べた関連ツイートへのリンク]
https://twitter.com/Radio_paranoia/status/333600955473997825
https://twitter.com/Radio_paranoia/status/333603774742528000
https://twitter.com/Radio_paranoia/status/333607075554926593
https://twitter.com/Radio_paranoia/status/333609588970647553
https://twitter.com/Radio_paranoia/status/333612111295037443

以上のように、Kemet の日本語情報や和訳文書は、はからずも多くの方々による関わり合いによって成り立っています。上のどれかひとつでも抜けていたら、僕はこのゲームをプレイすることはなかったでしょう。

こうしてひとつのエントリーに情報をまとめてみて、このような偉大なゲームを知ることができた喜びを改めて感じています。ただひとつ残念なのは、何らかの理由によって、本作は国内ショップでは現時点でもまだ取り扱われていないということです。

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Kemet は、ルールを一読したり、プレイ風景を写真で見たりしただけでは、まるで地政学マルチなウォーゲームのように見えますし、実際そのような要素も含まれています。しかしそれが全てではありません。

あなたの最終的な目的は、大戦力を率いて相手を戦いでねじ伏せることではなく、勝利得点を得ることにあります。あくまでもベースはユーロスタイルであり、そこにウォーゲーム的な要素を盛り込んだ現代的な戦略ゲームとして構成されているゲームです。

とはいえ、ルールは短めながら、プレイ感は重厚なゲーマーズゲームには違いありません。そういゲームに慣れているベテランプレイヤーであっても、最初に遊ぶ際には 3 人プレイを推奨します。そして恐らく、直接攻撃要素が苦手な人には向かないゲームでしょう。

何にせよ、あなたがこのエントリーを読んで Kemet に興味を持ち、そしてそれがプレイするきっかけとなったのであればうれしい限りです。願わくば、あなたとその友人たちにも Kemet を楽しんでもらえますように。

Kemet の事前情報を収集する際の手引きとして、このエントリーがお役に立つなら幸いです。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/127023/kemet

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Full Metal Planete

4/20 (土) に、いたるさん、ふうかさん、かろくさんと僕の4人で、 Full Metal Planete / Ludodelire をプレイしましたのでレポートをお届けします。

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この日、本作をプレイすることになったのは、今年 2 月に初めてお会いしたいたるさんが、ゲーム倉庫の棚に置いてあった Full Metal Planete の箱を見るなり「やりましょう (0.2秒)」と提案されたことが発端です。

ルールをまだ訳していないことを告げると、翻訳もいたるさん自身が請け負うと即座に宣言されました。こうして、彼の並々ならぬ意欲に押される形でこの日のセッションが実現することとなった次第です。

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kwywood

moon Gamer 先日、キーシリーズ筆頭の Keywood / R&D Games をプレイする機会に恵まれました。が、痛恨のインストミスでルールを間違ってしまいまして… いや申し訳ないです。そのためセッションレポートも書けなくなってしまいました。近日中に再戦する予定です。

ということでお知らせだけ。この Keywood の日本語ルールブック を BGG へ登録申請しまして、先日無事に承認されました。ファイル形式は PDF です。

承認後に訳語が統一されていないミスがいくつか発見されましたけれど、おおむね問題ないかと思います(とはいえ、後日に修正します)。その他、内容について何か気がついたことがありましたら、コメントや Twitter でご連絡いただければとてもありがたいです。よろしくお願いします。

[Keywood]
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/767/keywood
[Japanese rulebook]
http://www.boardgamegeek.com/filepage/87547/japanese-rulebook

なお和訳ルールのライセンスはクリエイティブコモンズ「表示 - 継承 2.1 日本 (CC BY-SA 2.1 JP)」を選択しましたので、その条件に従えば、商用も含めてどなたでもどのようにでも利用可能です(このライセンスは和訳ルールだけで、原著作者の諸権利は法律によって保護されています)。詳細は上記文書の末尾をご覧ください。

Keywood は少数の自費出版であったようで、ほとんど市場に出回ることなく絶版となり、現在のところリメイクの情報もありません。この作品はキーシリーズの源流であり、またボードゲーム史的にも興味深い存在なのですが、ゲーム本体は eBay でびっくりするような高い相場になっていて入手は困難です。

幸いにして全コンポーネントの写真が BGG へ Richard Breese 自身によって掲載されていますし、ボードの構成は僕のツイートからリンクされた画像でも把握できます。その上、和訳ルールもあるのです。あとはわかるな? ※って、別にオススメしているわけじゃないですよ、念のため。

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