27日(木)は、このところ年末恒例になっている社内ゲーム会を開きました。今年もチョイスするゲームにはだいぶ悩んだのですけれども、どれも好評で何よりでした。
Walk The Dogs (犬の散歩) / SimplyFun
つかみはコレで。3人。
何事においても見た目は重要です。それを満たしてくれて、そしてなおかつゲームとしてもそれなりに楽しめるタイトルを、という贅沢な悩みを解決してくれたのがこの「犬の散歩」です。
今年の1月にプレイした時には、ちょっとあっさりしすぎかなぁ、とも思ったのですが、ボードゲームをあまりしらない気の知れた仲間内で楽しむには十分な内容を持つゲームでした。あと、ルールは同じでいいから猫バージョンが欲しいなぁ。
http://ejf.cside.ne.jp/review/walkthedogs.html
Ricochet Robot (ハイパー・ロボット2) / Hans im Glück
ルールは初版のままで。4人。
おなじみの制限時間内にロボットを目的地まで移動させましょう、というリアルタイムなパズルゲーム。自分としてはそんなに得意なタイプのゲームじゃありません。ちょっと変わったタイプのゲームとしてエントリーしてみました。
そしたらこれと相性が良い人がお一人いまして、あっという間に5チップとって圧勝。というか瞬殺。いや、意外な才能を思わず発掘してしまったゲームとなりました。
http://ejf.cside.ne.jp/review/rasenderoboter.html
Iglu pop (イヌイット) / Zoch Verlag
お手軽アクションゲーム。4人。
音や重さだけを頼りにして、イグルーの中に入っている小さなビーズの個数を当てるゲームです。ライトなリアルタイムアクションとして、実によくできた秀作です。
がちゃがちゃとイグルーを振る行為そのものが楽しいゲームで、家族で楽しむお正月ゲームとしても十分に使えそうです。結果は勝利。
http://ejf.cside.ne.jp/review/iglupop.html
Coloretto (コロレット) / Abacus
ジレンマの基本。4人。
手番で場にカードを補充するか、それとも場のカードを取るかを選んで、できるだけ3色以内で多くのカードを取るカードゲーム。こういう場にはぴったりすぎ。ほれぼれするほど良いゲームだ。
当然のように大好評。リクエストがあったので2ゲーム遊びました。面白かった。なお、3枚のワイルドカードは入れませんでした。結果は1勝1負。
http://ejf.cside.ne.jp/review/coloretto.html
Flinke Pinke (フリンケ・ピンケ) / Amigo Spiele
軽いカードゲームが続きます。4人。
場の任意の列にカードを出して、場のチップを取ります。そして最後に、その列の最後に出されたカードが、取ったチップの価値となります。これもまた手軽に悩ましい定番ゲームのひとつです。これも2ゲーム遊びました。
今回は、出した列とは異なるチップを取るという、いわゆるメビウスルールでやりました。オリジナルルールでも面白いのですが、自分としてはメビウスルールの方が味があると思います。結果は1勝1負。
http://ejf.cside.ne.jp/review/flinkepinke.html
Giro Galoppo (レース・ギャロッポ) / Selecta Spiel
チキチキ障害レースゲーム。4人。
真に子供が楽しめるゲームというのは大人が遊んでも楽しいものです。この「レース・ギャロッポ」はまさしくそんな作品です。メカニクス上、どうやっても最後までダンゴレースになるので、途中経過はドタバタ感を楽しみましょう。
考えるのは最後の最後。そこで何のカードを残すのか、他の人は何が残っているのかもよく見極めることが勝利への近道です。まぁ、そんなに堅苦しく考えずにお気楽にわいわい楽しむのもまたよしです。
http://ejf.cside.ne.jp/review/girogaloppo.html
Vabanque (ババンク) / Winning Moves
ざわざわ… 4人。
というカイジごっこに最適なのが「ババンク」。いや、普通に遊んでも面白いブラフゲームです。心理戦が中心のゲームなので、ゲーム慣れしていないメンツにはどうかな、とも思いましたが、それは完全に杞憂でした。
個人的にも久しぶりのプレイでしたが、相変わらずの安定した面白さで感動ものでした。今後もビギナー向けのゲームとして覚えておくことにしましょう。
http://ejf.cside.ne.jp/review/vabanque.html
TransAmerica (トランスアメリカ) / Winning Moves
このゲームで〆です。4人。
手番で線路を1~2本ずつ引いていって、手札の5都市をつなげるのが目的のお手軽鉄道ゲームです。線路は全員共有なのが特徴。久しぶりにプレイしましたが、以前よりも淡泊な印象を持ちました。ちょっと単調だったかも。
このゲームは1人が3連続で5都市をつなげて、その時点でワンサイド気味となり、負けてる3人のダンゴレースとなって、ゲームが長引く展開となってしまいました。そういうこともあるんですねぇ。
http://ejf.cside.ne.jp/review/transamerica.html
レポートは以上です。
この時点で5時間弱くらいが経過していましたのでお開きとなりました。全部で8ゲーム10セッションにもおよび、けっこうなボリュームのゲーム会となりました。また自分自身にとっても再発見があった充実の内容となりました。毎年書いてますが、このような社内ゲーム会が定期的に開きたいと思ってはいるのですけどね。あと、子供のいる人に「ご家族でいかがですか?」みたいなことを一応言っておきました(けど、どれだけ効果があるものか)。