moon Gamer - ボードゲームブログ

テーブルゲーム(ボードゲームやカードゲーム等々)と、その周辺の話題を中心にした個人ブログです。

タグ:mixi日記

11日(日)に、地元は千歳烏山で行われたアグリコラ会(プライベートゲーム会)で遊んできました。今回の参加者は前回と同じく5人(YOKさん・たまさん、N川さん、atogさん、それに僕)。今回は泥沼拡張入り。atogさんは泥沼拡張初プレイということで、そのインストから開始しました。

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結果はわずか1点差の2位(勝者はatogさん)。でもそれはもうどうでもよくて、最後まで集中力が途切れず、とにかく与えられた試練を打開することに長時間没頭することができましたし、そのことに大きな充足感が得られました。アグリコラ最高です。

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そしてゲームの後に行われたディスカッションも、今後も末長くアグリコラを楽しむための前向きな意見交換となったと思います。

参加されたみなさまは、お疲れさまでした。また次回以降もよろしくお願いいたします。

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※わけあって簡易レポート

やったゲームは、

 サマルカンド(恐らく2回目からが楽しい)
 テラフォーマー(とても面白かった)
 レインボー(これも面白かった)

の3つ。
同卓でおつきあいいただいたみなさま、ありがとうございました。

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6日(日)に、地元は千歳烏山で行われたアグリコラ会(プライベートゲーム会)で遊んできました。今回の参加者は5人で、YOKさん・たまさん、N川さん、初参加のatogさん、それに僕でした。 atogさんは意外なことにアグリコラ初プレイということで、今回は基本セットのインストから始まりました。

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最初の「アグリコラ」は、カードの引きも巡り合わせもまるで話にならない惨敗。かろうじて最下位は逃れたものの、最後の5ラウンドくらいは完全に形作りだけで流しました。このゲームは、どんなにがんばっても、そういう流れになってしまうことがたまにあります。そういうことも含めて好きなゲームなんですけれども。

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2つめのゲームは「倉庫の街(Die Speicherstadt) / Eggertspiele」。わりと昔からある枯れたいくつかシステムを軸にしてうまくまとめあげた佳作。「ありそうでなかった」タイプのゲームですね。面白かったです。

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簡単ではありますが、レポートは以上です。参加されたみなさまは、お疲れさまでした。また次回以降もよろしくお願いいたします。

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浅草で開催されたゲームマーケット2010に行ってきました。

前の日記で書いた一時的な荷物置き場の件が幾人かのご厚意で解決できそうだったので、早起きして行ってきました。この場を借りまして、tambourine_dcさんと、とある大型ブースの関係者の方々には、厚く御礼申し上げます。私は幸せ者です。

上記のおかげで、今年もたくさんの買い物ができました。買ったゲームを全部並べて撮影した写真は、ひとまず携帯で撮影してツイートしています(後日、この日記にはデジカメで撮影した写真を貼る予定です)。

この日、僕は午前中で切り上げて会場を後にしたのですけれども、その短い時間の間にもたくさんの方とご挨拶ができました。また、先日の日記に書いた急な体重下落の件で、お気遣いのお言葉を何人からかいただきまして、なんかほんとすいません。

ちなみに会場内の様子は、有志の方が Ustream で流していました(ほとんど宣伝のようでしたけど)。Twitter にはリアルタイムで大量のツイートがポストされていましたし、レポートは mixi 日記にもゲーム関係のブログにもいくつも書かれていますね。

ともあれ、参加したみなさま、お疲れさまでした。
また次回(秋?)にお会いしましょう。

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23日(日)は、上北沢で行われたSGCの5月例会に参加してきました。朝から雨模様だったこともあって、持ち込んだゲームは「洛陽の門にて」日本語版の1点だけでした。結果的にそれで十分でしたけど。

ちなみに、つい最近に仕様が変わった mixi カレンダーを試しに使って例会告知を行ったのですが、すぐにメンバーが集まりました。予定ごとにに公開範囲も決められるしコメントも残せるので、うまく使えばとても便利な機能ですね。

洛陽の門にて / ホビージャパン

もちろん日本語版です。4人。

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誰が名付けたのか「収穫三部作」の最後を飾るゲーム「洛陽の門にて」です。例会の2日前にゲームが届いて、ルール読みは前日に行いました。

ルールブックは実質5〜6ページで難易度も中級クラス、1時間ちょっとで読了したのでこりゃ楽勝かと思いきや、見開きで2ページしかない「助手」の特殊効果で詰まってしまいました。いくつかの効果の解釈に悩み、定跡通りに BGG で情報収集をしてみたものの、自分の英語力では太刀打ちできず頓挫。

そこでダメ元で Twitter で不明点をツイートしたところ、親切にも何人かの方からリプライがあり、そのおかげでルールをすべて理解することができました。素晴らしい。リプライをいただいたおひとりであるかゆかゆさんには特に感謝です。プレイ前日の真夜中にこういうことができちゃう Twitter のありがたさよ。

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さて当日。インストはルールだけではなく、自分が解釈に難航した「助手」のカードについても、1枚1枚個別に説明することにしました。複数のカードを連携(コンボ)した場合にどのような効果があるのかなどの例外的な処理については多くのカードテキストに記述がないので、それを事前に説明することが必要だと思ったからです。

当然ながら、そうすることでインストにはかなりの時間がかかりましたが、おかげでプレイ中に特殊効果の確認で進行が遮断されるようなこともほとんどなく、スムーズに進行することができたのではないかと思います。

例会会場に入ったのが13時、インストとセットアップが終わってやっとゲームが始まったのが14時30分ごろです。そしてここからがまた長かった… 意外と長時間ゲームであるということは事前に何となく漏れ伝わっていたのでそれなりに覚悟はしていたのですが、ここまでだったとは。このゲームが終了したのは18時くらいだったので、プレイタイムはおよそ3時間半もかかったことになります。

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「洛陽の門にて」は多くの要素が絡み合ったゲームであり、ただ1回プレイしただけで安易にレビューするのはちょっと避けたいと思います(ひょっとしたらルール運用ミスがあったかもしれませんし)。ひとまずここでは「洛陽の門にて」が、何でなかったかについて3点を記すに留めます。

  1. 「洛陽の門にて」は「アグリコラ」ではない

    「洛陽の門にて」は「アグリコラ」に先だってデザインされたゲームであると言われており、畑に種をまいて作物を収穫するなど確かに似たような要素はあります。しかし、この両者は完全に別のゲームと言っていいでしょう。「アグリコラ」がいくつかの勝ち筋を探っていくタイプのゲームであるのに対して、「落葉の門にて」はただひとつの目標に向かっていかに早く走り抜けるかというタイプのゲームです。

  2. 「洛陽の門にて」は「ワーカープレースメント」ではない

    収穫三部作のうち、先に発売された2つのゲームにはワーカープレースメント的要素が盛り込まれています。しかし「洛陽のにて」にはそれがありません。このゲームは、選択可能なアクションを任意に組み合わせるシステムを中心にデザインされています。

  3. 「洛陽の門にて」は短時間で終わるゲームではない

    これも比較になりますが、「洛陽の門にて」は、収穫三部作でコンポーネントがもっとも少ないゲームです。ルールも、やはり前2作に比べて短い分量です。しかしプレイタイムは全2作と同じくらい長くなるでしょう。

現時点での簡単な印象は「大傑作とは言わないけどたぶん面白い」「とにかくリプレイ熱望」「世間の好みは分かれるだろうな」です。
http://www.hobbyjapan.co.jp/loyang/

拙いインストと長いゲームにお付き合いいただいた、atogさん、rkusabaさん、●山さんのお三方には深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。おかげで大変に充実したゲームを楽しむことが出来ました。なおこのゲームは、●山さんが19点で見事な勝利を収めました。

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9日(日)に、地元は千歳烏山で行われたアグリコラ会(プライベートなゲーム会です)で遊んできました。参加者は4人で、YOKさん・たまさん、N川さん、それに僕でした。

デジカメ忘れたので写真なしです(後でこっそり添付するかもしれませんけど)。
プレイ中に iPhone で撮影した写真は何枚かツイートしました。無加工で見苦しいですが、僕のタイムラインから見られますので、もし見たいという奇特な方がおられましたら、Twitter経由でどうぞ。


このゲーム会に初参加のN川さんが、アグリコラのプレイ経験がまだ1回のみということでしたので、最初のゲームは本体のみ使用しました。素のアグリコラは久しぶりでしたけど、「泥沼」の慣れた身としては勝手が違うので神経使いましたねー。

なかなか良い流れで終盤を迎えて、ひょっとしていけるかな、とか甘いことを考えていたら、最終ラウンドにYOKさんの好手が決まって、2点差の2位で終わりました。まあでもこれはしかたないかな。わりと納得のゲームだったのでこれはこれで。


2ゲーム目は拡張「泥沼からの出発」入りでプレイ。さーて、ここからがいよいよ本番… だったのですが、いやもうこのゲームはあんまり思い出したくないくらいのひどい出来でしたよ… 途中で方針が揺れてどっちつかずだったのが最後まで響いて、得点的に効率の悪い形になってしまいました。なんでこうなるかなー。

中盤すぎにいくつかの不運が重なり、さらにまた「馬」の確保を忘れていたということもあって、「泥沼」にしては話にならないロースコアの30点台で最下位に沈みました。


次のアグリコラ会は6月。
今度は参加者5人の予定です。さらに厳しい環境で果たしてどうなりますか。

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18日(日)は、地元・千歳烏山で行われたSGCの4月例会に参加してきました。この日、持ち込んだゲームは「シップヤード」「シーランド」「シェンシ」の3点で、偶然にも全部「シ」で始まる邦題でした。ついでに英題でも全部「S」で始まっていますね。

Die Werft (シップヤード) / Czech Games Edition

長時間インストゲーム。3人。

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先日、ゲームストアバネストで購入した造船ゲーム。部品や乗組員を、従業員の特殊効果や資金のやりくりなどで出来るだけ効率的に収集し、船を完成させてテスト航海させることでより多くのポイントを獲得することが目的です。

船はひとつの船首・ひとつ以上の胴体・ひとつの船尾で構成され、これを自分の造船所(プレイヤーボード)で作り上げます。完成した船には、部品や乗組員(実業家と兵士、それに船長)を乗船させたり、あるいはクレーンや砲台を装備させたり、あるいは速度を上げるためにスクリュー・煙突・帆を装備することが可能です。そして、プレイヤーがあらかじめ自分で配置しておいた運河タイル上を、速度と同じ距離を運行させるのです。

造船というテーマのゲームはそんなに珍しくはないのですが、それに関わる要素をここまで多く詰め込んだユーロゲームというのは珍しいと思います。ひょっとしたらこの「シップヤード」が初めてかもしれません。そのおかげでコマの数がやたら多くなっていて、僕はシミュレーションゲームでよく使われるユニットトレイを使って収納しました。

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多いのはコンポーネントだけではなくルールもけっこうな分量です。システム的には既存のシステムのごった煮で、変則的なアクション選択方式を軸に、複数の簡易なロンデル・並列のダッチオークション・タイル連結配置・条件秘匿型のボーナスシステム等々あって、この上さらに多数の特殊効果が加わるのです。思いついたアイデアを片っ端から入れたような、今どきのゲームにしては垢抜けしていないデザインという印象でした。

ゲームの展開も大味な感は否めません。開始からわずか数ターン経過しただけで、各プレイヤーの造船所には多くのコマがうずたかく積み上げられる供給過多状態となります。最終ラウンドになると、装備や乗組員を積めるだけ積み込んだまるで難民船のような船が次々と造られては出港し、そのたびに数十点ずつを叩き出すような、そんな感じです。

とまあ、欠点をあげつらっていったら簡単にできてしまう内容ではあるし、しかもこのゲームは途中で脱落気味だったこともあって、プレイ直後の印象がだいぶ悪かったのですけれども、少し時間を置いて冷静に思い出して見ると、ゲーム中はけっこう楽しんで遊んでいたような気がしますね。少なくとも再プレイをしたいという気持ちは萎えておらず、ぜひまた遊びたいという意欲に満ちあふれております(惨敗したのがくやしいだけかもしれませんけど)。

ちなみにこのゲームでは、インストとプレイ準備にたっぷり1時間、プレイタイムが2時間半くらい。3人でもこれだけかかります。再プレイ意欲はあるとしても、正直なところ4人プレイはあんまり考えたくないかも。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/55600/shipyard

Seeland (シーランド) / Ravensburger

写真映えするゲームだこと。3人。

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前回のメビウス便で届いた新作。ボートタイルの美麗さに惹かれてプレイ意欲を刺激され、今回持ち込みました。

プレイヤーはまず、「市場」から「農地」か「風車」のタイルをルールにしたがって取りそれをボード上の空いているマスに配置します。「風車」タイルを配置した時には自分の「風車コマ」をそこに配置することが出来ます。風車コマが乗っているタイルの周囲がすべて別のタイルで埋まったら「収穫」となり、その風車タイルについて得点計算を行います。

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コンパクトなルールがうまく連携し、しかも密度が高くまとまっており、これぞドイツゲームといった風格が漂う作品。気楽に楽しむなら入門ゲームで十分でしょうし、それだと運の配分が高いと感じるのであれば戦略ゲームが用意されている(ルールだけではなくボードも)ので、そちらで遊ぶのがいいでしょう。いたれりつくせりですね。何だか隙のない優等生的なゲームでした。結果の方はいいところなく最下位でしたよ…
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/63759/seeland

ShenShi (シェンシ) / LudoArt

座布団は飛ぶ。坊さんを乗せて。2人。

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おのさんが企画した共同輸入経由で入手した LudoArt のアブストラクトゲーム。LudoArt らしく、木製の箱に金属のフィギュア、それに布製の「座布団」、雰囲気を盛り上げるための音楽CDにお香まで入っていました。素晴らしい。

各プレイヤーは大小2個の僧侶コマを持ち、これを4種のアクションから最大3回のアクションを選択して、取得可能な相手の僧侶を取ると2点が入ります。得点が8点に達したら勝利。なお、まだ図が入っていないようですが、おのさんが訳された暫定的な日本語ルールが pgdb に登録されていますので興味のある方はどうぞ。

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ルールの制約上、安易に相手のコマを取ることが出来る形で自分の手番を終えてしまうと、その直後の相手手番で逆に自分のコマが取られてしまう状況がほとんどです。なので、相手のコマだけを一方的にキャプチャ可能な形を作ればいいのですが、なかなかそう都合良く行かないようになっています。また仮にそういう形を作ったところで、もちろん相手にもそれがわかっていますので、簡単に逃げられてしまうでしょう。

なので、座布団(浮遊の障害物になる)を利用したり、自分のもうひとつの僧侶コマで守ったり、あるいは相手のミスに乗じて、相手のコマが「詰む」ようなアクションの組み合わせを何とかひねり出さなければなりません。これがなかなかに難しく、どうしても長考の連続になってしまいがちです(逆によく考えないとすぐに終わってしまうでしょう)。

4人までプレイ可能なルールではありますが、恐らくダウンタイムが長くなると思いますし、ルールの確認作業(簡単なようで細かいルールがわりとある)ので、まずは2人プレイから始めた方がよろしいかと思います。ちなみにこのゲームは最後の最後でミスして敗北しました。

ところでルールの不明点がひとつ。

オレンジ色の座布団で浮遊し、外枠を出て反対側のマスに入るためには、ルールにはそのマスが「空いて」いなければならないと書いてあります。しかしその一方で、オレンジ色の座布団は浮遊中に1枚だけ黄土色の座布団を押しやることが出来るとも書いてあります。
では、外周のいずれかのマスに、コマの乗っていない黄土色の座布団が置いてある時、その反対側からオレンジの座布団で浮遊して、この黄土色の座布団を押しやることは可能でしょうか?

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/63790/shenshi

#2011/12/27補足:mixi日記公開当時、上記の件についておのさんがデザイナーへ質問したところ、「できない」との回答を得ました(反対側の最初のマスに座布団があると、そこに移動することはできない)。


レポートは以上です。

インスト3連発でちょっときついものがありましたが、持ち込んだゲームが全部消化できましたし、いずれも水準以上の内容でしたので大満足です。これで結果が良ければ文句ないのですけど見事に3連敗で、まあそんなもんでしょう。ということで次回もまたよろしくお願いいたします>関係者各位

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3日(土)に、八幡山で行われた「日曜以外ゲーム会」に行ってきました(プライベートなゲーム会です)。先月に引き続きプレイしたゲームは「アグリコラ」+拡張「泥沼からの出発」です。今回の参加者は3人で、YOKさん・たまさん、それに僕でした。

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3人で時間がたっぷりあったので2連戦となりまして、結果は1ゲーム目はこてんぱんの最下位で、2ゲームは同点トップでした(そういえばこのゲームにはタイブレークルールってありましたっけ?)。

初戦は残念ながらだいぶまずい戦い方で負けましたけど、その反省を踏まえて考え方を切り換えた2戦目は、まあ少なくとも得点的には何とかなりました。カード運にもかなり恵まれましたし。

とはいえ反省点も多々あって、例えば僕は食料源をどうしても多く確保しすぎる傾向にある(ゲーム終了時に食料がたっぷりあっても何にもならない)とか、重要な得点源である「馬」の確保タイミングが悪いとか、まあそんなところです。

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来月もアグリコラ会が開かれるようなので、その時にはさらに高得点を目指したいと思っております。しかしまあなんて面白いゲームなんでしょうか。プレイするたびにそれを強く強く感じますね。

で、終了後に遊んだ軽いゲームは「レベルX」です。前日にメビウス便で届いたばかりの新作ほやほや。軽くてスピーディな佳作かと思います。

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ともかくも、今後しばらくは毎月のようにアグリコラを遊ぶ機会が出来そうな感じ。素晴らしい。

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21日(日)は、地元は千歳烏山で行われたSGCの3月例会に行ってきました。ピークは過ぎたとはいえ、スギ花粉シーズンまっ盛りで体調は万全にはほど遠い状況で、黄砂と強風に追い打ちをかけられた気分。ということでこの日、僕が遊んだゲームはひとつだけです。

Titania (ティタニア) / Hans im Glück

ヒトデがよいアクセント。4人。

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ドーンの新作「ティタニア」をプレイしました。3月上旬にメビウス便で届いた新作です。

手札のカードを使って船をボード上に配置し、リソース(貝・ヒトデ・カード・追加の船)や得点(即時加点や得点タイル)を獲得したり、あるいは所有する貝を使って塔の建設を行います。塔を建設すれば得点を獲得します。ヒトデを使っても塔から得点が可能で、さらに塔建設の得点も増加したりします。

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カードの巡り合わせによる運不運の大きさはそれなりにありますが、悩みどころもプレイテクニックもほどよく盛り込まれていて、全体的によくまとまった良作だと思いました。プレイ時間もそんなには長くないし、プレイするたびに展開が変わるようになっているのもいいですね。

自分のプレイ環境だと、例えばゲーム倉庫でゲーム会があって、メインのゲームが終わった後に1時間くらいでさっくり遊びたいような時にエントリーを勧めたいような、そんな位置づけになるでしょう。ちょっと時間が空いた時にとりあえず遊んでみよう的なシチュエーションでは、なかなか使い勝手が良さそうなゲームです。

蛇足ではありますが、気になったことをひとことだけ。ヒトデのルールがややトリッキーなことと、派手なイベント等が一切無く、終盤の逆転もなかなか難しいストイックなシステムなので、ルールが平易なわりには意外と初心者には向かないゲームのような気がしました。

ところでゲームの結果はトップから6点差の3位。見事トップになったのは、終始うまく立ち回っていたRaelさんでした。
http://mobiusoyaji.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-3524.html

レポートはこれだけです。この後、ちょっと体調が悪かったので早々に引き上げさせていただきました(が、その数時間後には所用でまた例会会場に戻ったりしていたのですけれども)。

プレイしたかった持ち込みゲームが出来なかったのが心残りではありましたが、この日の例会で初見の方お二人と卓を囲えましたし、ティタニアは面白かったし、おしゃべりがたくさん出来たし、他の卓でプレイされていたダンジョンロードを見学してルールがだいぶ把握できたしで、短い時間ながらもゲーマー的にはとても充実した1日でした。

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6日(土)に、八幡山で行われた「日曜以外ゲーム会」というプライベートゲーム会に誘われて行ってきました。プレイしたゲームは「アグリコラ」+拡張「泥沼からの出発」がメインです。参加者はすべてSGCのメンバーで、YOKさん・たまさん・セミちゃん、それに僕の4人でした。

個人的には「泥沼からの出発」は2回目のプレイですが、前回は職業カードを使いませんでした。今回はアグリコラに慣れたメンツ(泥沼のルール説明すらいらない人たちばかり)だったこともあってフルオプション採用となりました。

なお、デジカメを忘れたので iPhone で撮影しましたが、色かぶりが激しくて(これでも実は)かなり苦労して修正しました…

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今回のプレイで勝利したのはたまさんで、最終得点は57点でした。進歩カードからの得点がボーナスを含めて26点、これに馬が9点入って、これだけで35点もあります。

しかも畑はひとつも作っておらず、それどころか森林タイルが何枚も残っている状態でした(森林タイルが配置された農場スペースは使用済みと見なされてマイナス点にならない)。牧場も4スペース4区画のみでした。

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高得点を目指す方針として「最終的に石の家(6〜10点)にして家族を5人にすること(15点)」「ゲーム中は家族を飢えさせないこと」は当初からある考え方ですが、「進歩カードの得点を高くすること」の比重がひょっとしたら以前よりも高くなっていませんか?

現段階でのざっくりとした印象ではありますが、「アグリコラ」というゲーム名に反して、畑をちまちま耕して農作物を育てつつ家族を養うことが、得点的にどうも非効率に見えてしかたありません(以下は僕の最終状況)。

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それとは別にしても、特に序盤(最初の7ラウンド)の動きに関しては、カードの効果も含めて統括的に考えてみたいと真剣に思いました。

というのも、今の僕の考え方では、最後まで平穏無事に生き残ることは出来ても、勝つことまでは望めそうもないからです。もうワンステップ上を目指してがんばろうかと。

アグリコラ終了後に軽いカードゲーム「Mow / Asmodée」を遊びました。これは…www ものすごく面白かったです。10人まで出来ますし、そういう意味では「ニムト」の代わりとしても使えます。ちなみにぎりぎり勝ちましたww

簡単ではありますがレポートは以上です。改めて「アグリコラ」は深いゲームだと思いましたねー。10年20年という先までもずっと楽しめそうな、そんな勢いを感じました。またぜひお誘いくださいませ>お三方様

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